お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン25話 ちょっとした感想

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メシ食ってる場合じゃない笹川さんのお店

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

タイムサービスだ!ドンドン ドンブラーザーズ!ドンドン ドンブラゴーイング!今回は、前回の次回予告通り、つよしのメイン回。しかし、タロウの聞き間違いが事件をさらにななめ上の方向に展開させるキッカケを作っており、タロウがミスを犯すという珍しいさまも描かれていました。

 

つよしのクビが回避され、そもそもの原因となった笹川さんの店も売上がV字回復、つよしと課長の仲も戻り、完全にめでたしめでたしという感じに落ち着くのも、『ドンブラザーズ』ではあまりない展開。今回は全体的に、今までのお話と少し毛並みが違うように感じられましたね。いや待てよ、本当にめでたしめでたしという終わり方と言えるのか、今回は…(自問自答)?

 

なお、前回(ドン24話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

コンサル業をやっていたにもかかわらず、土建屋を始めることになったつよし。その理由は、担当店の業績悪化により、課長からクビを宣告されたことにありました。誰にも言い出せず、土建屋稼業も空回りなつよしは、疲労のあまり、大鬼が登場した際もまともに戦えずじまい。心配したタロウにとうとう悩みを打ち明けることになりますが、それを聞き間違えたタロウ、そして彼の行動に触発されるはるか・真一と、どんどん事態はおかしな方向へと向かっていきます。今回は、いきなりつよしが土建屋稼業を始めるところからアバンタイトルが始まり、OPを挟んでAパートに突入してから、その経緯を語る構成に。こうしたドラマ作りに寄り、視聴者の興味を強く引き付けることに成功します。そりゃ、いきなりクビを宣告されて、その後(シーンの順序は前後しますが)本当は労基法違反の損害賠償請求されるんじゃあ、さすがにまいっちゃうよね。でもさ、クビになる前にいきなり土建屋稼業始めたら、今度はそれが副業扱いになって、別の意味でややこしいことになるんじゃあ…。このように精神と肉体をすり減らしていたつよしは、疲労困憊のあまり出現した大鬼相手にも空回り。とうとうタロウに悩みを打ち明けますが、タロウはタロウで致命的な聞き間違いを犯します。今回登場の大鬼は、『ゴーグルファイブ』モチーフ。そのベースとなった人間は、なんとつよしの上司である科長でした。ヒトツ鬼になった人間が2人もいて(つよし含む)、しかもアノーニまで紛れ込んでるだなんて、つよしの会社はろくな会社じゃないな!

 

断続的に大鬼の被害が拡大する中、存在しない「知り合いのお母さんの手術費用のため」に、必死で働き続けるタロウたち。彼らが苦しみ、バイトを転々とした末たどり着いたのは、なんとつよしのクビの原因になった、担当店である笹川さんの店でした。これを機にタロウの勘違いが発覚したものの、どちらにせよこの店を立て直す必要があると考えたタロウたちは、偶然そこで密かにバイトをしていた翼とも協力し、ドンブラザーズの力を存分に使って見事業績を立て直すのでした。タロウが、つよしの「懐具合」を「おふくろの具合」と聞き間違えたことで、存在しない人物に対して必死に働き稼いでいくタロウたち。誰に頼まれたわけでもなく、皆自発的に働いている(働こうとしている)さまは、今までにないくらいの強い彼らの結束を感じました。前にも触れたけど、彼ら、心まで一丸にはなっていないけど、なんだかんだでお互いを思う気持ちはあるんですよね。奇妙な関係性ですが、きちんと戦隊のフォーマットを無理なく維持しているのが秀逸です。そんな彼らは、バイトを転々とした末、つよしがクビになる原因となった笹川さんのお店へ。そこで翼と出会い、つよしの発言にかかる勘違いを解いたタロウたちは、ドンブラザーズの力で店の業績をV字回復してしまいます。業績が悪化しているにもかかわらず、なぜかバイトを5人(タロウたち含む)雇う余裕があるらしい笹川さんのお店。そこでタロウたちは、ドンブラザーズに変身して積極的な客の取り込みを行います。御輿を担ぎ出し、いつも周りで舞っている天女たちにまでしっかりと仕事をさせるドンモモタロウ/タロウ。構図があまりにもトンチキすぎて笑っちゃいましたが、こんな騒がしい状態で、落ち着いてご飯食べれないよねぇ。でも、もし実際にこうしたお店が存在したら、特撮ファン的には行ってみたい…かも?

 

大鬼が三度出現。これには、タロウたちの奮闘を知っていたジロウが単独で挑みますが、脳人たちの介入によりピンチに陥ります。しかし、ドンモモタロウが加勢したことで形勢逆転。半ば勢いで大鬼を倒し、巨大化した大鬼ングは、トラドラゴンジンの手に寄り倒されます。こうして課長のヒトツ鬼は倒され、全ての原因だった笹川さんの店の業績も回復したことで、つよしのクビも取り消し。元の生活が戻るのでした。終盤で、またまた大鬼が出現。リアルタイム時この時点で9時52分だったので、「もしかして、初期メンバーの変身ノルマは笹川さんのお店のシーンで消化したことにして、あとはドンドラゴクウ/ジロウが活躍するパターンか?」と思いましたが、実際にはドンモモタロウだけが加勢にくる形となりました。とはいえ、彼も途中からちょろっと出てきたのみだったので、メインで頑張ってたのは、巨大ロボ戦含めドンドラゴクウでしたね。そんな彼の尽力で、大鬼と大鬼ングは倒され、つよしのクビも取り消しに。どういうわけか、課長とつよしの仲も一層深まる形になりました。肩を組んで、課長と仲良さそうにするも、ナレーション越しにはるかから「ヒトツ鬼になったどうし」と言われてしまうつよし。「皆忘れてるでしょ?」と言ってたけど、いやいや、忘れてないからな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前番組の『仮面ライダーバイス』が、いよいよ最終回。ならば、『ドンブラザーズ』もこれに合わせて、ちょっと早めの最終回だ!今までの活躍を振り返り、介人からのMVPを獲得するのは、いったい誰だ!?

 

次回は、『リバイス』最終回に便乗した一編。次回予告から察するに、総集編を兼ねたギャグ回になりそうです。『リバイス』のワードで自主規制音が入ってたけど、いくら同じ制作会社の連続放送枠でやっている番組でも、ネタで名前を出すのはNG…なのか!?

 

やあやあ、ドン26話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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