お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第48話 ちょっとした感想

秘密の扉は、意外に簡単に開くもの

 

 

 

お節介してくれる人が近くにいるって…幸せなことなのかもね。今回の『仮面ライダーバイス』は、狩崎/仮面ライダージュウガとの決着回。バイスタンプのデザインや狩崎の過去が明かされ、彼をある意味で救うことには成功したものの、ついに大二やさくらに関する記憶を失ってしまう一輝のさまも描かれました。

 

バイスタンプのデザインや、それにより発動するリバイ&バイスのフォームの秘密の解明は、個人的にはなかなかグッときたもの。ただし、その過程に関してはグチャグチャと言わざるを得ませんでしたね。前回と今回だけ観ると「なるほどそうか!」となりますが、それ以前のお話のこと考えると、あまりにも大きすぎる矛盾があったからなぁ…。

 

なお、前回(第47話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、変身するか否かの瀬戸際に立たされた一輝。結局、カゲロウ/大二とさくらの奮闘により変身することは回避され、またようやく合流したヒロミの言により、狩崎の抱えているわだかまりを、一輝たちは知ることになります。そして、逆に一輝たちから狩崎の話を聞いた直後、ヒロミは目の色を変えて牛島家へ直行。狩崎が置いていった真澄の遺品をあさり、さらに光の気づきも得た末、一輝はある重大な秘密にたどり着きます。序盤の戦闘のあと、ヒロミと光の気づきにより、狩崎に関するお話が一気に進むことに。ウィークエンド本部のある牛島家は、実は子供の頃狩崎が住んでいた家でもあり、姿見に隠された箇所には、どこかへと通じる扉がありまひた。ヒロミと光の行動力、それよりガンガン埋まっていくパズルのピースは、爽快でGood。しかしこの展開は、「以前まで狩崎が頻繁に牛島家そしてウィークエンド本部を訪れていたのに、なんで今まで本人は気づかなかったんだ?」という疑問を生みます。仮に彼が、何かしらの特別な地下通路を使ってウィークエンド本部に来てたとしても、劇中にて一度彼は明確に牛島家の外観を見ているので(光を尾行していたとき)、この家の外観を知らなかったという言い訳は通用しないんですよね。せめて、牛島家の外観を見たとき、「ここは確か…」と狩崎が感じる描写があれば、矛盾はなかったんだけどなぁ。

 

 

ジュウガの襲撃を受け入院中の、花と玉置を見舞う大二とさくら。そこで彼らは、自然と一輝の話になり、彼のお節介っぷりに自分たちもまた救われてきたのだということを自覚します。そしてそれを踏まえ、来る次のジュウガとの戦いでは、一輝の変身を止めないことにするのでした。一方、牛島家で狩崎、そしてバイスタンプの秘密を知った一輝たちは、しあわせ湯に帰還。これで狩崎を説得し戦闘が回避できると喜ぶヒロミに対し、一輝はそれでもなお、狩崎との決戦の意思を揺るがしませんでした。ケガのため一時的に戦線離脱している花&玉置は、中盤で登場。ここで彼女らの発言を通して、大二とさくらが兄・一輝を見つめなおす形になっていたのは、最終回直前らしい、Goodなシーンだと感じました。「主人公の持ち上げシーンじゃないか」といえばそれまでかもしれませんが、大二たちが一輝から見て近すぎる立場(血縁)にいるため、そんなに違和感ないんですよね〜。そして、大二たちがこうしたやり取りをしていた頃、ついに扉に隠された秘密の部屋にたどり着いていたのが一輝たち。そこにあったのは狩崎の子供の頃の部屋であり、バイスタンプのもとになったであろう、狩崎の子供の頃の絵がたくさん残されてました。狩崎と真澄の繋がりが感じられる、これまたグッとくる描写。でも、よく考えてみると、リバイスドライバーとか基本的なバイスタンプの開発等をしたのは、真澄じゃなくて狩崎なんですよね。ギファードレックスのモチーフになったであろう恐竜の絵を出すまでは良かったけど、そこからカマキリとかマンモスの絵(通常のバイスタンプの元ネタ)を出したのは、蛇足だったかな。

 

ヒロミの協力もあり、港湾部でついに対峙する、一輝&バイスと狩崎。3人はそれぞれ変身して真っ向からぶつかりあった結果、勝利をつかんだのはアルティメットリバイ&バイスでした。真澄の遺品も提示し、ついに狩崎の本心を吐露させることにも成功した一輝たち。こうして狩崎にかかる問題は解決へと向かいますが、その代償は大きくて…。終盤ではいよいよアルティメットリバイ&バイスと、ジュウガの決戦が描写。パワーバランス的に考えれば、ギフにもストレート勝ちしたアルティメットリバイたちが負けるはずがなく、ジュウガの技を全力で跳ね除け返り討ちにする形になりました。このあとの狩崎の心からの叫びも印象深いものでしたが、それ以上に視聴者に衝撃を与えたのが、一輝の記憶喪失の進行具合。もはや大二たちの名前すら思い出せない有様になっていました。予想はしてたけど、いざこのさまを見せられると…ショックだよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一輝の失われた記憶を取り戻せ。そのために、大二たちそしてバイスは奔走する。どこか奇妙なバイスとの共同生活、大二たちとの思い出づくり―。そんな中で、突然バイスが一輝に牙を剥いた!?

 

次回は、いよいよバイスとのバトル回。これがバイスの演技によるものなのか、はたまた本当にイッちゃった結果なのか、気になるところです。制作側も「残酷な運命が待ち受ける」と煽ってきているので、きっと大きな壁が、一輝たちの前に立ちはだかる…のかなぁ。

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン24話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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