お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン24話 ちょっとした感想

耕一郎本人には会えなくて、その友人にはすぐ連絡がつくというバグ

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

本当に大丈夫なのか?嫌な予感しかしないが…。今回は、久しぶりのタロウ主役回。嘘をつけないタロウに、他のメンバーたちがセリフを吹き替え、そのとおりタロウが演技をするというハチャメチャっぷりが描かれた一方、タロウが母の愛というものを知るという、やはり彼の心の成長にとって重要なお話になっていました。

 

結果的に、タロウにとって得るものが多かった一編ですが、ゲストキャラクター智子は、早い段階からタロウ≠耕一郎(息子)でないことに気づいおり、そのまま数日にわたって行動をともにしていたことが明かされるのは驚き。なんかいい話みたいな感じで終わったけど、完全にイッちゃってるよこれ!タロウからしたらいい迷惑だよなぁ。

 

なお、前回(ドン23話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ある日、配達の仕事をこなしていたタロウは、息子の耕一郎が行方不明になっている女性:智子と遭遇。彼女はタロウを耕一郎だと思い込み、いくらタロウが否定しても耳を貸しません。困った末に、タロウははるかたちに相談。そこで真一が編み出した、驚愕の作戦とは…。今回は、タロウと智子の出会いよりもその後のことに重きが置かれているため、彼らの出会いのシーンはアバンタイトルのみで描かれるほどスピーディー。何を言っても自分を耕一郎だと信じて疑わない智子に、さすがのタロウもお手上げ状態であり、はるかたちに助けを求めます。これに対して真一が編み出したのが、彼らが智子への反応を担当し、タロウはそれに合わせて演技をするというものでした。智子を説得しようというのではなく、あえてその嘘に乗っかろうとするさまが彼ららしく、またこのような演技の形にすることで「タロウは一切嘘をついていない」という構図にしているのがGood。一見すると単純に見えますが、今まで積み重ねてきた設定を巧みにすり抜けている、ナイスな展開だと感じます。こうして始まった真一たちの作戦は、グダグダな面があったにも関わらず、思いのほか上手く進行。しかし、タロウの経験のないピアノを弾く約束をしてしまい、一種のピンチを迎えます。

 

街で忍者鬼による切りつけ事件が起きる中、タロウと真一たちによる、耕一郎としての演技が開始。1日目はなんとか乗り切りますが、大きな問題を残す結果になってしまいます。そして迎えた翌日2日目は、些細なことから真一やつよしが次々に智子にキレてしまい、この作戦から離脱。ただ1人残されたはるかは、それまでの話との整合性をとるために頑張りますが、誤ってタロウに嘘をつかせてしまい…。持ち前の理解力の速さと「何でもできてしまう」特性で、ピアノもある程度マスターしたタロウ。このまま何事も無ければ、それなりに上手くいく予定でしたが、中盤では真一やつよしがなぜか我を出し始めてしまったため、次々とハプニングが起きていきます。展開的に「何か問題を起こすためにムリヤリハプニングを起こしてるな」というのは窺えるのでが、いかんせんしっかりと演技を作っている側(真一とつよし)の特性をしっかりと活かしているため、そんなに違和感なく、笑いながら楽しむことができましたね。全く、真一は俳句のことを、つよしはみほのことを、自分に当てはめて出すんじゃないよ!まあ、真一の俳句を否定されたことは、ご愁傷さまとしか言いようがないけど…。

 

ハチャメチャ状態の中で、忍者鬼が出現。智子が果敢に立ち向かっている間に、タロウは復活し、ドンブラザーズのメンバーも各所から出揃います。そして、忍者鬼はロボタロウらに倒され、続いて登場した忍者鬼ングはトラドラゴンジンにより撃破。事件は解決し、忍者鬼となっていた耕一郎も智子のもとに戻ります。そんな彼らが再会する前に、タロウが智子に申し出たことは―。終盤で、ドンブラザーズによる本格的な戦闘が描写。等身大の戦闘ではドンモモタロウ/タロウら初期メンバーが、巨大ロボ戦ではドンドラゴクウがそれぞれメインで活躍しており、しっかりと1号ロボ・2号ロボ両方の販促を実現していたのが、流石だなと感じました。そんな彼らの活躍により事件は解決し、忍者鬼の正体が耕一郎本人であることが判明。彼が智子と再会するまでの間、タロウは智子に会って改めて自分が息子出ないことを伝え、そして母との愛情を感じるため、彼女に肩たたきをしてその場を去るのでした。終盤では、改めてタロウと智子の1対1のやり取りが描写。タロウが始めて“母の愛”というものに触れ、それにより気づきを得るという展開はいいのですが、ハナからタロウのことを耕一郎ではないと気づいて付き合ってた智子のほうは、よく考えてみるとなかなかイカれています。人恋しかったのはわかるけどさ、見ず知らずの他人を息子扱いするのもどうかと思うぞ!?きっと今までも、何かしらの事情で家を訪問してくる男性に、ああした対応をしてたんだろうなぁ。そんな彼女にも、最後には本物の耕一郎と再会するという“救い”が用意されていましたが、その後彼女たちは、上手い具合に生活を送れているのでしょうか―。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

担当していた店舗の業績悪化に伴い、このご時世にクビを言い渡されるつよし。みほに言い出せない彼は、なんとかそれを隠そうと食い扶持を探し始めて…。

 

次回はつよしメイン回。どうやら、『ギーツ』放送開始に合わせて『ドンブラザーズ』の物語も大きく動かす予定のようですから、こうした各キャラメインのギャグ回も、次回と次々回でいったん見納めという形になるのでしょうか。つよしがクビになるみたいどけど、実際はなんだかんだでそうしたことは回避されるんだよね?そうだよね…!?

 

やあやあ、ドン25話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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