お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

勇者シリーズ30周年記念 超勇者展 後半戦Part.1(館内展示編)

f:id:bongore_asterisk:20210114204509j:image

♪冒険が始まる ドキドキが始まる…今回は、西武渋谷店モヴィーダ館7階にて開催中の、「勇者シリーズ30周年記念 超勇者展」の後半戦レポート(『ゴルドラン』~『バーンガーン』)です。

 

12月30日より展示が入れ替わり、「勇者シリーズ」後半作品の紹介へ。先日緊急事態宣言が発令されたことにより、不要不急の外出自粛が叫ばれていますが、このイベントだけはどうしても外したくなかったので行ってきました。前売り券も、もう買っちゃってたしね…。

 

なお、前半戦(『エクスカイザー』~『ジェイデッカー』)の時のレポートは↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 


f:id:bongore_asterisk:20210114204524j:image

f:id:bongore_asterisk:20210114204537j:image

f:id:bongore_asterisk:20210114204551j:image

f:id:bongore_asterisk:20210114204601j:image

展示内容は上述の通り変更されていますが、基本的なコンセプトは前半戦の時と同じ。各キャラクターやロボのデザイン候補イラストから始まり、決定稿や他のサブキャラの紹介などが続きます。

 

勇者シリーズ」も中後半に差し掛かったことで、登場キャラクターも増えたこと、また制作側もノリに乗ったからなのか、各作品のイラスト資料はかなり膨大。さらに『ガオガイガー』にいたっては、没案となったロボのデザイン画たちも展示されていました。マイトガインのリデコロボとか、本当に出す気だったのかなぁ…。


f:id:bongore_asterisk:20210114204619j:image

f:id:bongore_asterisk:20210114204633j:image

そしてそして、本イベントでの蔵出し資料としては、『ゴルドラン』企画時の初期デザインイラストやタイトル候補一覧の他、『ダグオン』内のミニコーナー『ダグオンくらぶ』などで使われていたファイヤーエンのマスク、近年様々な資料で触れられていた幻の第9作『フォトグライザー』のデザイン画および企画書資料が展示。特に、『フォトグライザー』の企画書にはかなり唸らされました。

 

『フォトグライザー』は「主人公の机の引き出しが秘密基地になる」・「ロボットは主人公自身が組み替えて誕生する」・「主人公とロボたちは相棒」・「シンプルなストーリー」など、『エクスカイザー』を意識したような原点回帰の傾向がみられる企画だった様子。『ガオガイガー』が「勇者シリーズ」の中でかなり異色の作品となったので、『フォトグライザー』が実現していれば、「勇者シリーズ」の復権作品になりえたことでしょう。企画書の全体画像はわざとアップしていませんが、ぜひ皆さんにその目で見てもらいたいですね。

 

 


f:id:bongore_asterisk:20210114204645j:image

勇者シリーズ30周年記念 超勇者展」の開催は、今週末(17日)まで。まだ行けていないファンの方は、ぜひ一度行ってみることをオススメいたします。

 

さて、私の方は、まだできてない物販のレビュー記事作らないといけないな…。

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/

スイッチ版『A列車で行こう』に期待すること Part.3

bongore-asterisk.hatenablog.jp

この記事から、今度は3か月近く―。

 

2021年内の発売予定と告知されていた、Nintendo Switchソフト『A列車で行こう 始まる観光計画』。先週木曜日(1月7日)、公式HPが本格始動し、今年の3月12日(金)発売であることが情報解禁されました!

www.artdink.co.jp

 

個人的には、予想よりもはるかに早い発売日といった印象。昨年の発表が月すら触れられていなかったので、「2021年半ばか、下手すりゃ2022年以降に延期もあるかな…」なんてちょっと考えていたのですが、そんな心配は不要だったようです。

 

 


f:id:bongore_asterisk:20210111144415j:image

公式HPでは、「「A列車で行こう」とは」「人気観光地を生み出す!」「自分だけの「A列車」体験」の3つのカテゴリーに分けて、本ゲームの新要素等について紹介する構成。まず「「A列車で行こう」とは」では、基本となるこのゲームのコンセプトや遊び方について解説がなされていました。

 

過去作をプレイしたことがある人にとっては、目新しい情報はほとんどなし。「観光開発」が前面にプッシュされている本作ですが、基本的なプレイの流れは今までと同じであることが窺えます。


f:id:bongore_asterisk:20210111144437j:image

続いて、「人気観光地を生み出す!」。ここでは、本作の最大の目玉である観光業の発展のさせ方についての説明がなされていました。


f:id:bongore_asterisk:20210111144444j:image

コンストラクションモードの存在やストーリーモードの脚本などが明かされる中、私が見逃せなかったのは、「観光地の結び方」。鉄道やバス路線で観光地と市街地を結ぶことはもちろん、本作ではフェリーの概念が登場し、海路により観光地をつなぐということもできることが明記されています。フェリーのダイヤが設定できるかどうかまではわかりませんが、少なくとも建物としてフェリーターミナルなどを建設できることなどは確実。街づくりの幅が広がりますね!


f:id:bongore_asterisk:20210111144455j:image

f:id:bongore_asterisk:20210111144507j:image

そして最後に、「自分だけの「A列車」体験」。ここでは列車やそのダイヤ、建物のカスタマイズが行えることに言及がなされており、背景に写っている画像からも、どんなカスタマイズ・街づくりができるのかがわかるようになっていました。


f:id:bongore_asterisk:20210111144517j:image

列車のデザインやダイヤについては、以前から断続的にカスタマイズの幅について情報が明かされていましたが、建物の組み合わせによるカスタマイズの話は今回が初。過去作においても「ホテルと観光施設を併設すると、相乗効果で売上が上がる」というった程度のことはありましたが、本作では「動物園に肉食獣飼育舎を増設して肉食獣特化の動物園にできる」など、より細かな組み合わせをすることが可能な様子。これはかなり凝った街づくりができそうですよね~。

 

 

 

この他にも、様々な情報がARTDINK公式twitterなどで続々公開中!気になる人は要チェックだ!

 

それにしても、発売は3月12日か。この日は自分にとって、もしかしたら勝負の日になるかもしれないんだよなぁ。全く何の因果なんだか。このゲームが、勝利へのご褒美になる…といいなぁ。

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/

『魔進戦隊キラメイジャー』第38話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20210110225302j:plain

厄介な虫歯は削るに限る!

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

虫歯予防は、普段の歯磨きから~!今回は、以前から断続的に出てきたカナエマストーン探しのお話の実質完結編。最後のカナエマストーンであるカナエマストーン・イリュージョアの眠る三日月の石に幻覚を見せられていた宝路と、ムシバ邪面の攻撃に苦しむ為朝たちと、2つの話が同時並行で進められる形になっていました。

 

宝路パートは若干説明が多かったものの、きちんと前半に登場した要素を終盤で解決しており、ムシバ邪面パートもセリフのテンポがよく、どちらもGood。それにしても、新年一発目の放送なのに巨大ロボ戦が一切なかったのはちょっと驚きだったなぁ。『ゼンカイジャー』放送開始まで2か月切ってるし、もう販促スケジュールはそっちに重きが置かれちゃってるのかな…。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

新年を迎えたCARAT本部。無鈴は海外出張、宝路はカナエマストーン探しに出かけて不在だったものの、平穏な時を過ごしていた充瑠たちでしたが、それを打ち破るかのように邪面師出現の報せが入ります。現場に駆け付けると、そこにはムシバ邪面が。真っ向から戦う充瑠たちでしたが、邪面師の防御力は想像以上に高かったうえ、キラメイイエロー・グリーン・ピンクが攻撃を食らって重度の虫歯になり戦闘不能に。キラメイレッドは宝路に通信で応援を求めますが、当の宝路はどこか様子がおかしいのでした。序盤に展開されるのは、ムシバ邪面との戦い1回目。ムシバ邪面はその名の通り虫歯がモチーフであり、相手を虫歯にしてしまうという攻撃をする他、歯の能力を持っていることから防御力も高いという、ふざけているように見えてかなり厄介な相手でした。このシーン以降の為朝たちの虫歯の痛がりようや、中盤以降展開される宝路の話でスルーされがちですが、ムシバ邪面とキラメイジャーのやり取りが、ほぼすべて歯に関する用語や熟語で構成されているのは注目すべきポイント。脚本の井上さんをはじめ、制作陣がノリに乗っていたことが窺えます。そんなに「ムリヤリねじ込みました」感もなかったし、これくらいの塩梅がGoodだよなぁ。

 

為朝たちが虫歯に苦しんでいることから、戦えるメンバーは充瑠と時雨しかいない状況。そんな中、一旦宝路が帰ってきますが、すぐに出かけてしまいます。マブシーナの話から宝路が何を言っているのかを理解した充瑠たちでしたが、不審に思い彼を尾行。その先で、宝路がなぜこのような行動をとったのかを知ることになります。一方、街ではムシバ邪面が再び出現。痛みをこらえて為朝たちは出撃し、ゴーキラメイジャーの力で決着をつけようとしますが、ガルザに阻止されてしまいます。宝路が固執していたのは、ガルザとのグラジュエル=クリスタリアの剣士としての決闘。彼は無効となった過去のそれの決着をつけるのだと言っていましたが、実際はカナエマストーン・イリュージョアの埋まっている三日月の石の見せた幻覚でした。気づかないうちに、カナエマストーンの“魔性”に堕ちていた宝路。ガルザのことを敵と認識し、彼の気質を知ってもなおこうした幻覚を見るということは、宝路の心の奥底にはまだガルザを叔父として慕う気持ちが残っているのでしょうね。そんな宝路の姿を充瑠たちが目撃していたのと同じ頃、ムシバ邪面と戦っていたのは為朝たち。ゴーキラメイジャーに強化変身して半ば強引に倒そうとしますが、あと一歩のところでガルザの邪魔が入るのでした。虫歯のためろくにしゃべることができない中、ガルザの邪魔さえ入らなければムシバ邪面を倒せるところまで何とか持って行った為朝たち。いやぁ、彼らもよく頑張ったよ。

 

宝路を正気に戻すため、充瑠はガルザ本人をこの場に連れてくることを提案。魔進ザビューンに指示し、本当にガルザを連れてきますが、宝路は正気に戻ったものの、同時に無効となったグラジュエルの真実を知ることになるのでした。ガルザは再度のグラジュエルの提案をし、宝路はこれを承諾。時雨がシャイニーブレイカーを持ってムシバ邪面を撃破に向かう中、宝路とガルザの戦いが始まります。勝利を、そしてカナエマストーン・イリュージョアを手にしたのは…。ガルザの攻撃により三日月の石が破壊されたことにより、幻覚から目覚めた宝路。正気に戻る彼でしたが、同時に彼は、無効となったグラジュエルの真実を知るのでした。オラディン王の介入により無効となったグラジュエル。オラディン王がわざわざ止めに入ったのは、当時ガルザが卑怯な手を使い、宝路を殺そうとしていたからでした。やっぱり宝路を目の敵にしており、この時も彼を陥れようとしていたガルザ。3つ数える前に斬りかかろうとするのはベタな展開ですが…まあ、彼がやりそうな姑息な手ですよね。ガルザは自ら提案した再度のグラジュエルで、またもこの手を使おうとしますが、キラメイシルバー=宝路にはお見通し。シルバーはこれを回避してガルザに斬りかかり、勝利をつかむのでした。数年越しの決着をつけた宝路でしたが、カナエマストーン・イリュージョアは一瞬のスキを突かれヨドンナに奪われてしまうことに。カナエマストーン、ヨドン皇帝の復活のために悪用されちゃうのかなぁ。一方、引き続き市街地で暴れ続けるムシバ邪面は、駆け付けたキラメイブルーのシャイニーブレイカーにより撃破。虫歯部分に直接ドリル攻撃をするなんて、観てるだけで痛そうな攻撃だったな…。

 

 

 

マブシーナを狙う、スナイパーの影。その正体は、ヨドン皇帝の新たなる姿:シャドンによるものだった。宝路が倒れる中、為朝がシャドンを追う!凄腕スナイパーを、キラメイジャーは倒せるのか!?

 

次回は為朝がメインの単発回になりそう。それにしても、ヨドン皇帝っていろんな姿を持ってるんだな。これって、今後の展開にどうつながってくるんだろう?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/

『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第17章 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20210110221434j:plain

タピオカドリンクは人類の英知

 

 

 

聖なる光に、融かせないものはない!2021年最初の放送となる今回の『仮面ライダーセイバー』は、白井ゆき編集長をめぐるお話の中編。前回デビューしたてのユーリ/仮面ライダー最光にスポットを当て、彼の性格や所作、そして能力や技の紹介が中心となっていた一編でした。

 

メギドを倒すことに関しては飛羽真と考え方の違いがあるものの、基本的には現代慣れしていないだけで割と気さくな感じのユーリ。今回の終盤で飛羽真と対立するような様子も見せましたが、まあ次回予告から察するに、大きくいがみ合うことなく仲間となるのでしょうね。

 

なお、前回(第16章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、倫太郎たちソードオブロゴスの仲間たちと決別するハメになり、多くの味方を失った飛羽真。芽依とともにかみやまに戻ってみると、部屋は荒らされひどい状態。その犯人は、前回彼らの前に現れたユーリでした。彼は、飛羽真の持つ大量の本から知識を得て、1000年のブランクを埋めようとしていました。同じ頃、サウザンベースでは倫太郎たちが飛羽真と戦うことに苦悩しており…。今回の飛羽真は、ビルの屋上のシーンから登場。生活用品等もそこにあったことから、「かみやまを出るハメになってここで暮らしてるのかな」と思いましたが、全然そんなことはありませんでした。なんだよ、心配したじゃないか!じゃあ、あの思わせぶりなビルの屋上のシーンは一体…?しかし、かみやまは何者かに荒らされており、本が散乱した状態。恐る恐る中を覗いてみると、そこにいたのはユーリでした。1000年も眠っていたことから、そのブランクを埋め現代について知ろうと本を読み漁っていたらしいユーリ。性格は間違いなく悪くなさそうなんだけど、えらく本の扱い雑だな!ワンダーライドブックを使う剣士なのにね…。飛羽真たちとユーリがこうして再開している一方、倫太郎たちはサウザンベースで飛羽真から聖剣などを奪還する命令を受けることに。亮たちが戦うことを決意する一方で、倫太郎にはまだ迷いがありました。

 

ユーリの強い希望で、翌朝市街地に出た飛羽真たち。ユーリにとって現代人の生活スタイルは何もかも新鮮で、驚くことばかりでした。そんな中、芽依に白井編集長が行方不明になったという知らせが。彼女は会社に戻ろうとしますが、その直後今度はイエティメギドが現れます。セイバーに変身して戦う飛羽真でしたが、メギドの正体が白井編集長だと分かった途端戦えなくなり、メギドを取り逃がしてしまうのでした。市街地に出たユーリは、人々の姿や食べているものに興味津々。タピオカドリンクを人類の英知だと言ってみたり、自分の着ているものが浮いていることを察知し、人々の着ている服を真似て溶け込もうとしたりします。中盤のこれらのシーンは、ユーリの人柄がわかる形になっていてGood。でも、タピオカドリンクを「今流行りのもの」とするのは、ちょっと遅れてるかな。まあ、まだまだ専門店はたくさんあるけどね。こうしたパートを経て次に展開されるのが、イエティメギドとの戦いその1。飛羽真はセイバーに変身して戦いますが、途中レジエルの邪魔が入り、さらに彼の説明とメギドの正体が白井編集長であることを目の当たりにしたことで、一気に戦えなくなってしまいます。レジエルたちメギドは、大いなる力を手に入れるため、今までの作戦から方針を変更。ワンダーライドブックとつながった人々をメギド化することで効率的に力を集め、目的を実現しようとしていました。ちなみ、人間からメギドを生み出した場合、ワンダーライドブックの世界は展開しないらしい。ああ、予算の関係が…。

 

一度かみやまに戻った飛羽真は、白井編集長を救う方法を模索するも、対するユーリは斬るの一点張り。お互いの意見が一致しない中、再びイエティメギドが現れます。飛羽真は今度はセイバー ドラゴニックナイトに変身したものの、思うように戦えず芽依とともに氷漬けにされてしまうハメに。遅れて現れたユーリにより救われ、彼の変身した最光によりイエティメギドは追い詰められますが、倒される直前、ドラゴニックナイトがそれを止めに入るのでした。デビューしてまだそれほど時間の経っていないドラゴニックナイトですが、今回はほとんどいいところなし。代わりに活躍したのが、最光と彼の陰である存在:最光シャドーでした。最光は剣が本体ですが、自分の影を実体化させ、剣をふるう存在=最光シャドーを生み出すことが可能。今回はその能力を生かしきり、イエティメギドを追い詰めていました。最光シャドーの合成はかなり丁寧になされており、戦闘シーンも割と長かったことから、制作陣はかなり頑張ったんだろうなぁと感じましたね東映のブログの方でも触れられていましたよね)でもさ、最光シャドーが結局最光をふるうんだったら、最光の本体が剣である必要って、あんまり無いような気が…?

 

 

 

イエティメギドをめぐって深まってしまう、飛羽真とユーリの対立。そして、厳しい状況の中でもなんとか飛羽真との戦いを回避しようとする倫太郎。状況が複雑化する中、またもイエティメギドが現れる。飛羽真は、白井編集長を無事救うことができるのか!?

 

次回は今回のお話の完結編。次回予告内で挿入されていたセリフから察するに、白井編集長を救うことができ、ユーリも飛羽真のことを認める展開になるんじゃないかなぁと思われます。まあ、これらがミスリードじゃなければ、の話ですけどね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第38話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/

『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』第1話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20210109222444j:plain

受け継がれるウルトラシリーズの歴史

 

 

 

f:id:bongore_asterisk:20210109222455j:plain

今回は、本日より放送が始まった『ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ』の第1話感想記事です。

 

もはや恒例となった、年前半における「ウルトラシリーズ」のクロニクル系番組。今年は以前からの告知通り、『ティガ』をはじめとする平成三部作(TDG、『ティガ』・『ダイナ』・『ガイア』)がピックアップされるものになっていました。

 

 

 

f:id:bongore_asterisk:20210109222507j:plain

f:id:bongore_asterisk:20210109222518j:plain

f:id:bongore_asterisk:20210109222528j:plain

OPと提供バック、そしてサブタイトルバックは、どれも『ティガ』をオマージュしたものばかり。OPの演出時点で「おおっ」と感じ、提供バックで「やるな円谷プロ」と思い、そしてサブタイトルバックでは「ここまでやってくれるのか!」と感激しました。いや~この演出は嬉しいなぁ。

 

オマージュは素晴らしいのですが、ちょっぴり気になるのが、サブタイトルバックにおけるウルトラマンの配置。『ティガ』オリジナルでは左・中・右にそれぞれウルトラマン(この時はティガのみ)が配されていましたが、今回は左右にそれぞれティガとゼットが配されているのみ。中央のウルトラマンがいません。その気になればゼロを配することもできたはずなのに…。もしかして、最終回間近になると、新ウルトラマンが登場するとかそんな展開が待っているのか!?

 

f:id:bongore_asterisk:20210109222751j:plain

ゼロの語りのパートを経たら、本編へ。今回は主に『Z』と『ティガ』の第1話がピックアップされていました。

 

『Z』の第1話も素晴らしいですが、やはり『ティガ』の第1話も色あせない珠玉の出来。やはりいつ観ても、ダイゴのガッツウイング1号撃墜からのティガ復活シーンは興奮しますね~。

 

なお、恐れていた通り、『ティガ』パートにおけるダイゴの活躍シーンは、大人の事情で全カット。他の隊員たちは名前のテロップもきちんと出ているのに、それすら無い有様でした。これじゃあ、初めて観た人は「ダイゴって結局誰だよ?」ってなっちゃうよなぁ。仕方ないのはわかるんだけど…もっとこう、ねぇ!?

 

 

 

f:id:bongore_asterisk:20210109223651j:plain

ティガが変わる。ゼットが変わる。次回は、両ウルトラマンのタイプチェンジに着目してみよう!

 

次回はおそらく、ティガ・ゼットの各初期3タイプにスポットを当て特集している回。次回予告ナレーションも『ティガ』を意識していてGoodですね~。

 

 

※なお、来週以降の『ウルクロZ』の感想記事は、基本的に毎週更新ではなく、気になった回のみピックアップしていく形式にしようと思います。

 

でも、やっぱり『ティガ』好きだからなぁ。もしかしたら…毎週更新に方針変更するかもしれません(どっちやねん!)。

 

↓結局、第2話もレビューすることにしたぞ!

 

 

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/

『機動戦士ガンダム』ちょっとした感想 Phase-1(第1~3話)

f:id:bongore_asterisk:20210103231513j:plain

今回より、昨年の↓下記記事で告知した通り、『機動戦士ガンダム』の感想記事を定期投稿していきます。1回目となる今回は、第1~3話のご紹介です。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

日本のロボットアニメ史に名を刻み、現在も発展し続けている「ガンダムシリーズ」。その原点となったのが、この『機動戦士ガンダム』です。確かにロボット(=モビルスーツ)は様々なものが登場しますが、それ以上に人間ドラマに重きが置かれているのが印象的。なるほど、確かにこれは他のロボットアニメシリーズとは一線を画してるなぁ。

 

なお、『ガンダム』の登場人物等については、↓下記公式サイトをご覧ください。私が解説するよりわかりやすいからさ…。

www.gundam.jp

 

 

 

 

第1話「ガンダム大地に立つ!!」

1979年4月7日放送
登場した敵他:ザクⅡ

f:id:bongore_asterisk:20210103230522j:plain

「コイツ(ガンダム)…、動くぞ!」


STORY:人類が宇宙へとその生活圏を広げてから半世紀経った、宇宙世紀0079。コロニー:サイド3が「ジオン公国」を名乗り独立戦争を開始してから、既に半年以上が経過していた。サイド7に住む少年:アムロ・レイは、ジオン公国モビルスーツ:ザクⅡの襲撃を受ける中、1つの兵器を見つける。白いモビルスーツ、その名は「ガンダム」。意を決したアムロは、仲間を守るため、それに乗り込み立ち上がる。ガンダムの歴史は、ここから始まったのだ!


ガンダムシリーズ」のすべての原点ともいうべき、『ガンダム』の第1話。ガンダムは各作品とも戦争をクローズアップしているため、軍人同士の駆け引き等が中心になるのかと思っていましたが、今回のこの第1話はアムロ自身がまだ民間人ということもあり、「一般人目線」から戦争が描かれていることに注目させられました。終盤のガンダムの活躍には、ゾクゾクしましたね。


爆発的な人口増加により、人類が宇宙空間に「コロニー」を建設してその生活圏を広げてから早半世紀以上経った、宇宙世紀0079。地球から一番離れたコロニー:サイド3がジオン公国と名乗り独立を宣言したことで、人類はかつてない戦争の時代へと突入します。それから半年以上たったある日、ジオン公国は極秘情報をつかみ、サイド7へザクⅡ3体を派遣。そこには、のちにガンダムパイロットとなる少年:アムロがいました。『ガンダム』の世界観のベースとなる、地球連邦軍ジオン公国の“一年戦争”。その発端について細かく描写されるのかなと思いましたが、冒頭のナレーションでババっと説明される形になっておりちょっと拍子抜けしました。のちのち深堀りされるんだろうけど、ここをあっさり行くのはびっくりだなぁ。『ガンダム』のお話では、アムロたちが経験するリアルタイムとしての戦争にスポットが当てられることから、こういった過去のお話はわざとあっさりめにしたんでしょうね。さて、時は経って現代。ジオン公国地球連邦軍のある極秘情報をつかみ、辺境のコロニー:サイド7へ、スレンダー・デニム・ジーンの乗るザクⅡ3機を派遣します。そこは、アムロの住むコロニーでした。サイド7に潜入する際のザクⅡ3機、なんか動きがけっこう人間臭い。まあ人間が操縦しているから当たり前なのかもしれませんが、不思議と単なるロボットという感じがしません。面白い感覚だ…。そして、ザクⅡ3機の潜入の後、いよいよアムロが登場。コンピューターの研究に没頭するのはいいけど、緊急避難のサイレンの音すら知らないってどうなのよ!?お父さんのテムは地球連邦軍の技師なうえに、なにより今は戦争中だっていうのに、妙にのんきだなぁ。


地球連邦軍新造の軍艦:ホワイトベース入港に伴う避難命令のため、幼馴染のフラウ・ボゥハヤト・コバヤシらと避難するアムロ。ザクⅡ3機も今回の任務は偵察のみであったため、本来なら戦闘は起きないはずでしたが、功を焦ったジーンが地球連邦軍基地に向けて発砲。急転直下、サイド7は戦場と化します。シェルターに逃げ込んでいたアムロは、この戦禍ではシェルターが耐え切れないと察し、テムにホワイトベースに乗せてもらうよう頼むため、地上に出ますが…。Aパート後半のシーンで、のちのホワイトベース艦長代理のブライト・ノアジオン公国赤い彗星シャア・アズナブルなど、誰もが知っている『ガンダム』のキャラクターたちが相次いで登場。なんとなく、みんな若さにあふれている感じがしますね。そして、これらのシーンの後に展開されるのが、サイド7内での戦闘。本来ならば戦闘は起きないはずでしたが、連邦軍モビルスーツ開発基地を見たジーンが、功を焦ってそこを襲撃。これにより戦闘が勃発しますが、ただでさえ現状ジオン公国に押され気味の連邦軍は、ザクⅡの前にほとんどなすすべがありませんでした。見た目は可愛らしい感じもあるザクⅡですが、その戦闘力は量産機とはいえなかなかのもの。ビームライフルを乱射して連邦軍基地にダメージを与える他、その狙いもかなりの精度を誇っていました。連邦軍がまだモビルスーツの開発中だというのに、いったいどこからこんな技術仕入れてきたんだろう?相当この戦争を始めるために、準備をしていたんでしょうね。


地上に出たアムロは、爆発の中非情なテムを目撃し、さらに偶然V作戦の極秘文書を入手。そこには、連邦軍が開発したばかりの新型モビルスーツガンダム」のことが記載されていました。無我夢中でそれを読み込むアムロでしたが、周囲の戦局はさらに悪化。フラウたちは連邦軍の指示によりホワイトベースへの退避を始めますが、ザクⅡの攻撃を受け、フラウの両親等含めて大多数の死者が出てしまいます。この惨状を目の当たりにしたアムロは、ある決断をするのでした。この戦場の中で、テムと再会するアムロ。しかし、人命よりも新型モビルスーツの輸送を優先しようとする彼に失望します。それとほぼ同じタイミングで、アムロはV作戦の文書を入手。そこに書かれていたのは、モビルスーツガンダムの操縦マニュアルでした。現在進行形で死者が出まくっているというのに、人命よりもガンダムを優先するテム。確かに非情ですが、現状戦局は劣勢で、このガンダムこそが逆転勝利のカギになるかもしれないという状況であれば、彼の行動もやむを得ないとは思えますね。しかし、それを理解しきれなかったアムロは、この後一時的にフラウと合流。大勢の避難民を目撃しますが、彼らはザクⅡの攻撃に巻き込まれて死亡。生き残ったのは、アムロとフラウだけでした。暴れるザクⅡのシーンで、基地の破壊描写と同じくらい頻繁に描かれているのが、人の死。しかも、わざとぼかすような演出をせず、まさに死体が転がっているというような生々しい演出が挿入されます。『ガンダム』という作品がどういうスタンスでこれから進むのか―。この描写からわかる気がします。


意を決したアムロは、放置されたガンダムに登場。マニュアルを読みながらなんとか立ち上がり、ザクⅡに挑みます。戦闘に慣れていないどころか非戦闘員であるアムロにとって、ガンダムの操縦は至難の業。しかし、彼の思いと置かれた極限の状況下が彼自身を突き動かし、先行して脱出したスレンダー機を除くザクⅡ2機を、見事撃破するのでした。サブタイトル通り、ガンダム・大地に立つ!アムロが操縦に全く慣れていないため、寝そべった状態でバルカン砲を撃ってみたり、立ち上がるのにとんでもなく時間がかかったりなど、ゆっくりとその動作が描写されますが、これがリアリティを与えてくれています。そりゃあ、見たこともないロボットなんて、いきなりマニュアル読んだだけじゃ動かせないもんね。そして、立ち上がってからガンダムの本領発揮。最初はビビっていたアムロも、ビームサーベルを使ってジーン機を撃破。続くデニム機は、サイド7への被害を考慮し、コクピットをピンポイントで破壊することで勝利をおさめます。ガンダムVSザクⅡという、ロボット同士の戦い。しかしここに、アムロジーンの各パイロットの心理描写を入れ、展開しているのが非常に興味深いですね。アムロは最初はビビりまくっていたものの、じょじょに正気を取り戻してザクⅡ2機を撃破。こうして、彼の「ガンダムパイロット」としての戦いが始まります。でも、コクピットをピンポイントで狙うってなかなかえげつない作戦だよね。だって、「搭乗者(デニム)をピンポイントで殺す」ってことなんだから…。

 

 

 

第2話「ガンダム破壊命令」

1979年4月14日放送
登場した敵他:ザクⅡ、シャア専用ザク

f:id:bongore_asterisk:20210103230803j:plain

「見せてもらおうか。連邦軍モビルスーツの性能とやらを!」


STORY:アムロの乗るガンダムの活躍により、シャアの攻撃を回避したホワイトベース。しかし、この戦いで多くの軍人を失っており、これはアムロを含む民間人たちが戦闘に駆り出されることを意味していた。時を同じくして、シャアは生還したスレンダーの証言をもとに、サイド7への潜入作戦を敢行。そこで彼は、初めてガンダムの姿を目撃する。応戦すべく出撃するザクⅡたち。ガンダムとシャアのザク、勝つのはどっちだ!?


前回、サイド7での戦闘を潜り抜けたホワイトベース、そしてガンダム。しかし、彼らがここから脱出するために、さらなる困難が待ち受けていました。今回のお話で連邦軍側の初期メインキャラクターがほぼすべて出そろい、またアムロも初めてシャアと対峙することに。物語はさらに動き始めることになります。


サイド7へのザクⅡ襲撃を退けたガンダム。しかし、コロニー外ではジオン公国の猛攻が続いており、ホワイトベースはサイド7からの脱出に四苦八苦していました。多くの戦闘要員を失っていたブライトたち連邦軍は、フラウら民間人らの協力を得てサイド7からの脱出作戦に着手。艦長が重傷を負う中、ガンダムの搭乗者がアムロであることに驚きます。同じ頃、ガンダムに脅威を感じたシャアは、この機に乗じてその情報の奪取をもくろんでいました。前回、ガンダムが大活躍(動きは鈍重だったけどザクⅡ2機を撃破したから活躍したのは間違いない)したことで、なんとか持ち直した連邦軍。しかし、しょせんは1つの小さな戦闘を乗り越えたにすぎず、コロニー外では激しい戦闘が継続していました。今回も序盤からバンバン人が負傷。激戦の最中、とうとう艦長までもが重傷を負ってしまいます。これほどの被害が出てしまったのは、もちろんジオン公国の兵器が強いということもそうですが、連邦軍側の兵器が妙に人海戦術に頼っているから。宇宙空間での戦闘で、しかも宇宙戦艦を動かすだけのコンピューターまでちゃんとあるのに、なんで応戦するビーム砲が人間が手動で撃つ仕様なんだ!?このように戦局は悪化の一途をたどり、しかもホワイトベース内は軍人不足状態。艦長からの指示を受けたブライトは、やむを得ずフラウたち民間人に協力を求め(ほぼ強制)、ホワイトベースのサイド7からの脱出を試みるのでした。ホワイトベース艦内のシーンで、前回登場していなかったセイラ・マスミライ・ヤシマも登場。連邦軍側のメインキャラが、じょじょに出そろってきます。


戦闘の混乱に乗じ、密かにサイド7に潜入したシャアたち。しかし、そんなことを知らないセイラとフラウは、ブライトからの指示を受けサイド7内の民間人捜索に乗り出します。そしてセイラは、その中でシャアと対面を果たすのでした。同じ頃、アムロはブライトよりV作戦にかかる機密資料の破壊を命じられ、セイラの救出後、スーパーナパームによりすべてを焼き尽くすのでした。ザクⅡ2機を失うという、痛手を受けたシャア。しかしこんなことでくじける彼ではなく、スレンダーが脱出してきたことに着目し、逆にこちらからサイド7へ潜入、ガンダムの秘密を探ってやろうと計画します。「戦いは、いつも二手三手先を読むものだ」―。なるほど、彼の言っていることもうなずけます。こうしたシャアの企みも知らず、サイド7で民間人探しをしていたのがセイラとフラウ。しかし、見つけたのは1人の老人とカイ・シデンのみ。しかも、セイラは幸か不幸か潜入中のシャアに遭遇するのでした。セイラとシャアの関係は、有名な話。でも、ストーリー上わりと早い段階で2人が出会っていたのには驚きましたね。それにしてもセイラ、医学部生の非戦闘員なのに、銃の扱いには慣れてるのか…。


V作戦にかかわる資料を破壊し、ホワイトベースに帰投せんとするガンダム。しかし、その一瞬を突き、シャアはホワイトベースのあるドックへ侵入します。ビーム砲の雨あられを受けた彼は、小型カメラを破壊されたことで宇宙へ脱出。アムロガンダムに乗ったままシャアを追いかけますが、シャアを狙い撃ちすることができませんでした。ガンダムホワイトベースに戻るためには、当然ハッチを開いてもらう必要がある。そのすきを突いたシャアは、まんまとホワイトベースのあるドックへの潜入に成功します。このシーンは「シャア、なかなかやるな!」と思いましたが、この後の彼は、ビーム砲の雨あられを潜り抜けて情報収集しようとするも、記録用の小型カメラを破壊されるというミスを犯し、やむを得ず脱出することになります。せっかく、侵入するところまではよかったのに、そのあとがイマイチだったなぁ。敵にモロバレ状態で強行してやるなんて、シャアもなかなか強引なところがあるかも?そんなシャアの姿を見ていたアムロは、ガンダムに乗ったまま宇宙空間でシャアを追跡。射程圏内で捉え、狙いを定めますが…、彼にピンポイントでシャアを撃つことができませんでした。前回はあれだけザクⅡに対して戦えていたのに、トーンダウンしてしまった感じのあるアムロ。決して彼の腕が落ちたわけではありません。シャアが人間だったから、撃てなかったのです。ここら辺のためらい、そして葛藤が、アムロの人間味、そして非戦闘員であるがゆえの甘さや感じた恐怖を引き立てています。


初めてガンダムを目撃したシャアは、専用のザクを射出するよう指示。スレンダーもこれに続く形でザクⅡに乗り込み、ガンダムに挑戦します。まだガンダムの操縦に慣れていないアムロは、ガンダム自身の持つ性能と装甲に大幅に助けられ、スレンダー機の撃破に成功。しかし、シャア専用ザクの撃破には失敗し、またその戦い方に大きな課題を残すことになるのでした。今回の戦闘で初登場、赤い機体のシャア専用ザク。通常のザクの3倍以上の機動性を誇り、ガンダムでも捉えられないほどの高機動性でした。これに対し、まだガンダムを満足に操縦できないアムロは、配備されたばかりのビームライフルを中心に応戦。狙いも撃ち方も未熟でしたが、これが逆に、シャアに一層衝撃を与えることになるのでした。アムロは軍人でもないしガンダムに乗ったばかりなので、その操縦技術はまだまだ未熟。しかし、これにより「ザクの攻撃で傷一つつかない」ことや「高機動性で予想外の反撃をしてくる」という認識をシャアに与え、彼は連邦軍の開発したガンダムに戦慄するのでした。アムロの未熟さが、逆にガンダムの完成度の高さをシャアに知らしめることに。この構図は面白いですね。その後、スレンダー機はシャア専用ザクに続いて攻めてきますが、これはガンダムビームライフルによりあっけなく撃破されます。「ザクなら人じゃないから撃てる」ってアムロ言ってたけど、もしかしてザクⅡの中に人が乗っていることを…知らないのか?

 

 

 

第3話「敵の補給艦を叩け!」

1979年4月21日放送
登場した敵他:パプア補給艦、シャア専用ザク、ザクⅡ、ムサイ

f:id:bongore_asterisk:20210103231040j:plain

モビルスーツの性能の差が、戦力の決定的な差でないことを、教えてやる!」


STORY:サイド7を脱出し、前線基地ルナツーヘと向かうホワイトベース。その入港直前、ブライトたちは敵艦の補給部隊:パプア補給艦の存在をキャッチした。艦内での多数決の結果、先手を打つことにしたブライトは、アムロたちに出撃を命じる。太陽を背景に繰り広げられる攻防、そしてガンダムシャア専用ザクの1対1のバトル!パプア補給艦が大ダメージを受ける時、とどめの一発が飛んでくる。連邦軍の新モビルスーツガンタンクの砲撃だ!


連邦軍の新型モビルスーツガンタンク登場!今回は、サイド7を脱出したホワイトベースルナツーヘの退避を試みると同時に、戦力を消耗していたシャアに攻撃を仕掛けるお話に。初めてアムロたち連邦軍側が、ジオン公国側に打って出る形になりましたね。ホワイトベースのメンバーたちも、様々なわだかまりがありつつも、連携が取れるようになってきました。


サイド7を脱出し、前線基地のあるルナツーへと向かうホワイトベース。艦内では束の間の休息が訪れますが、その最中ミライがシャアの艦:ムサイに接近する物体を捉えます。その正体は、補給物資を積んだパプア補給艦。ルナツーヘの入港を優先するか、敵の補給を阻止すべく打って出るか―。2つの作戦を考えたブライトは、その判断を艦内の人々にゆだね、多数決で決定するのでした。サイド7での戦闘を乗り越えたことで、一時的に落ち着いたホワイトベース。そのため、今回の冒頭では各キャラクターが別キャラクター(特にブライト)と話し合うシーンが挿入され、各々の性格がなんとなくわかるようになっています。ミライ、宇宙船の操縦ができるって前回言ってたけど、危機の察知能力もずば抜けてるんだなぁ…。そんな中で、ミライがキャッチしたのが、敵艦に接近する物体の存在。それは前回シャアが要請していた補給物資を積んだパプア補給艦であり、これが補給艦であることを推測したブライトは艦内で多数決をとり、結果こちらから攻撃を仕掛ける作戦に出るのでした。パプア補給艦が接近していることを知ったシャアの描写では、彼が「この状況下でもザク2機しか出せないのか」とか「(パプア補給艦を見て)こんな古い船」などと、悪態をつくシーンが存在。これらのシーンから、現在ジオン公国は確かに優勢ですが、その内情は決して余裕のあるものではないということが窺えます。あっちもあっちで、けっこうギリギリの戦いをしてるんですね。


すぐさま戦闘要員を招集したブライトは、各員に出撃を指示。アムロガンダムに、リュウ・ホセイコアファイターに搭乗して飛び立ちます。宇宙空間内での相手の位置等を把握したアムロは、自らリュウに進言して攻撃方法を決定。太陽をバックにバズーカ砲を発射してパプア補給艦の物資搬送用ベルトコンベアを破壊し、戦いの火ぶたが切って落とされます。ガンダムホワイトベースから宇宙へ出撃するのは、今回が初めて、でも「アムロ、行きまーす!」とは言ってなかったですね。最初から言ってたわけじゃないんだなぁ。こうして出撃したアムロたちは、ルナツーの影からシャアのムサイとパプア補給艦を視認。リュウは機体を上げて攻撃態勢を取りますが、アムロの進言により一時それを取りやめます。シャアのムサイのバックには太陽が。つまり、太陽をバックに攻撃をすれば、相手側は逆光になって攻撃がしにくいだろう―。軍人でもないアムロはそのことを瞬時に頭の中で組み立て、リュウに進言します。わずか第3話で、ここまでの見立てができるようになったのはすごいなぁ。そして、そんなアムロに対して「民間人は口を出すな!」と突っぱねるのではなく、なるほどと理解を見せるリュウも、これまたいいキャラしてますね。その後、太陽を背にしたガンダムは、バズーカ砲を1発豪快に発射。これは見事パプア補給艦のベルトコンベアに直撃し、敵の補給に大ダメージを与えるのでした。


敵の急襲に驚いたシャアは、パプア補給艦に補給を急がせつつ、自分はシャア専用ザクで出撃。再びガンダムと相まみえ、戦いを有利に運びます。一方のパプア補給艦は、リュウコアファイターの攻撃を受け補給に四苦八苦。しかし、コアファイター側もその火力の少なさにより決定打を打てずにいました。この戦局をどうするか―。そんな中、ハヤトが提案したのは、ガンタンクによる出撃でした。現状シャアのムサイには彼専用のザクしか残っていなかったため、シャアは自ら出撃。前回に引き続きガンダムと戦うことになります。シャアが慣れた手つきでザクを操縦するのに対し、アムロは前回よりかは若干改善したとはいえ、まだまだガンダムの性能に頼り切った戦い方。そのため、スペック的にはガンダムの方が上なはずなのに、両者ほぼ互角の戦いを見せることになります。シャア曰く「モビルスーツの性能の差が、戦力の決定的な差でない」、まさしくその通りでしたね。優秀なパイロットがいれば、その機体は本来の力以上のものを発揮するんだなぁ。同じ頃、パプア補給艦とシャアのムサイはコアファイターの攻撃を受け補給に苦戦中。しかし、コアファイターもなかなかパプア補給艦等に大ダメージを与えられずにいました。この状況を見たハヤトは、カイが大型特殊免許を持ってることを思い出し、連邦軍の新型モビルスーツガンタンクの出撃を進言するのでした。ガンタンクは、その名の通り脚部がキャタピラとなった、戦車型のモビルスーツ。というよりも、どちらかと言えば戦車にモビルスーツの上半身がくっついたようなデザインをしています。ガンダムに比べると、お世辞にも洗練されているとは言えない兵器。でも、それがまたいい味出してるぜ!


ガンダムに対し有利に戦うシャアでしたが、パプア補給艦のSOSを受け、その応援のために移動。ガンダムもそれを追いかけようとしますが、そこにパプア補給艦の艦長:ガデムの乗るザクⅡが現れます。豊富な戦闘経験を活かしガンダムに詰め寄るガデム機でしたが、それでも性能の差を埋めるまでには至らず、ガンダムビームサーベルの前に爆散。パプア補給艦もガンタンクの一撃を受け撃沈し、ブライトたちは100%ではないものの、シャアの補給に大きな痛手を与えることに成功したのでした。ガンダムシャア専用ザクの間に突然現れた、ガデムのザクⅡ。もう登場の仕方からして「ガンダムに倒されるために出てきたな」と思いましたが、単なるやられキャラではなくきちんとその活躍が描かれていたのが印象的でした。あえてロボットで徒手空拳の戦闘スタイルで挑むってどうなのよ!?まあ、これはこれでカッコよかったけどね。そんなガデムの死とほぼ時同じくして、ガンタンクの砲撃によりパプア補給艦は撃沈。補給物資の一部は宇宙空間に散らばったためシャアたちにより回収されてしまいますが、ブライトたちは初めてこちらからの攻撃により、敵に痛手を与えることに成功したのでした。じょじょに結束力を強めていくホワイトベースのメンバーたち。ほとんどが民間人上がりで一癖も二癖もあるキャラばかりですが、「チーム」としての形になってきた気がしますね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第4話から第6話をご紹介予定です。『機動戦士ガンダム』。君は、生き延びることができるか…?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

今回紹介したお話に登場したモビルスーツガンプラを、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/

運命のガイガレードの中で

f:id:bongore_asterisk:20210106230445j:image

毎週更新される、「ウルバト」における限定マーケットの怪獣。今週(1月6~12日)に出品されたのは、『ウルトラマンダイナ』第50・51話に登場した、ネオガイガレードでした。

 

「それに俺は…俺は今、君だけを守りたい!」ネオガイガレード…そしてその先代の怪獣であるガイガレードは、私が『ダイナ』の中で一番好きな怪獣。ずっと半ば冗談で「ガイガレードが実装されればいいな」と言っていましたが、まさか本当に実装されるとは思ってもみませんでした。いやあ、なんでも言ってみるもんですね。

 

というわけで今回は、そんなガイガレード、そしてネオガイガレードの魅力に迫っていきましょう。

 

 

 

 

①ネーミング

f:id:bongore_asterisk:20210106234322j:plain

まずはそのネーミングです。ガイガレードですよ、ガイガレード。同じ『ダイナ』の怪獣でも、ネオザルスとかジオモスなら「怪獣の名前としてありそうだな」って感じがしますが、ガイガレードなんてネーミングは「なんだこれ、本当に怪獣の名前なのか!?」という印象を受ける、斬新なものになっています。なんというか、危険物質みたいな感じもして、ネーミングのカッコよさ抜群じゃないですか?

 

 

②デザインと強さ

f:id:bongore_asterisk:20210106234332j:plain

ガイガレード、そしてネオガイガレードは、怪獣のデザインとしてはかなり特殊なデザイン。二足歩行の獣系をベースとしながらも、体の左右を走るツノからしっぽにかけての造形物、感情を感じられない輝く瞳、そして腹から繰り出す隕石弾など、どこか無機物のような、人工怪獣っぽい印象を受けます。この特異な感じが最高にカッコいい。

 

そのうえ、宇宙空間を飛行する際は顔を上げて飛ぶのですが、その顔と左右のツノが一体化して戦闘機のようなデザインになるような設計になっています。着ぐるみ改造で生み出されたとは思えない、秀逸な仕上がりです。

 

さらにさらに、このガイガレード、そしてネオガイガレード、両個体ともそこそこの強さを誇っており、劇中では物理面・心理面ともにダイナ=アスカを追い詰めてくれていました。デザインがカッコいいうえに強いんだよ?こんなの惚れるしかないじゃん…。

 

 

③彩るストーリー

f:id:bongore_asterisk:20210106234343j:plain

出てくる怪獣がカッコよくても、舞台となるお話がイマイチなら残念なもの。しかしガイガレードおよびネオガイガレードの場合、意図してかそれとも偶然か、両個体ともに『ダイナ』の中でもトップクラスに印象に残るお話に登場しており、それがさらに彼らの魅力を引き立てているのです。

 

ガイガレードの登場回である第29話「運命の光の中で」は、父カズマが挑んだゼロドライブ計画とプラズマ百式に、アスカが挑むお話。単発回であり実はストーリーの本筋とはそれほど関係のないお話ではあるのですが、アスカ自身の成長そしてゼロドライブ計画の進歩を描いた重厚なお話でした。

 

そして、ネオガイガレードの登場回は、「最終章Ⅱ 太陽系消滅」と「最終章Ⅲ 明日へ…」。『ダイナ』の最終章三部作の後半です。お話全体のアツさはもちろんのこと、グランスフィアに対抗すべくクラーコフで奮闘するスーパーGUTSを襲おうとしたり(この時、彼らの攻撃をものともせずに侵攻しているのがまたカッコいい!)、ネオマキシマ砲を撃とうとする彼らに対し、リョウを盾にするという卑劣な攻撃を見せたりなど、敵役にふさわしい狡猾さを見せてくれたのもGoodでしたよね。

 

 

 

ここまで語ってきた、ガイガレードとネオガイガレードの魅力。これだけあーだこーだ言ってきた割には、実はまだ限定マーケット内で落札できていません!だってさ、即決するだけのウルトラストーンが無いんだもん…。

 

でも、時期を見計らって、確実に落札しますよ!

 

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/