お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第41話 ちょっとした感想

その気になればベイルも赤石長官も倒せそうな勢いのリバイたち

 

 

 

笑顔のない平和には、なんの意味もないんだよ!今回の『仮面ライダーバイス』は、今回はベイルとの決着回の前編に当たるお話。ギフが痺れを切らして、赤石長官らに早く人間を抑え込むよう指示する等、ギフ側も攻勢を強めんとする動きがありましたが、基本的には一輝たち側の優勢でお話が進んでいく形になりました。

 

終盤のリバイ&バイス ギファードレックスの戦闘シーンでは、ベイルと赤石長官のギフデモスが完全に押される描写が存在。ギファードレックスの強さを痛感すると同時に、「これ今からアララトに乗り込んでも赤石長官たち壊滅させられるんじゃね?」と感じてしまいました。一応、ベイル関連の事情でそれが出来ないことは示唆されていましたが、もし次回でそれが解決したら、いよいよ舐めプする必要もなくなってくるよなぁ。

 

なお、前回(第40話)の記事は↓コチラです。

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前回、太助を失った一輝たち。光が死の間際の彼の行動の意図を知ろうともがく一方で、赤石長官の攻勢は容赦なくウィークエンドの各シェルターに迫っていました。さくらを光のもとに行かせたため、戦力ダウンが危ぶまれたウィークエンドでしたが、それを下支えしたのが、ヒロミ率いるデモンズ軍団(デモンズトルーパー部隊)でした。序盤では、ヒロミ率いるデモンズ軍団の勇姿が描写。その変身者の例として永徳さんらが取り上げられてるあたり、「もう絶対大丈夫じゃん」感MAXでした。いやぁ、見た目も強いな、ライダーのスーツアクターたちは!そんデモンズ軍団は、ギフジュニア等に奮戦。さすがにギフテリアン相手には難儀しているようでしたが、ギフジュニアはわりと楽々なぎ倒していました。よく見ると、以外にバリエーション豊富そうなデモンズトルーパーの顔。玉置は結局変身できなかったけど、その顛末は―。

 

かつての道場で鍛錬に励み、さらにさくらを交えることで、それにのめり込んでいく光。ここでの経験を通じて、彼は太助の行動の“矛盾”の理由を感じとり、また人々を守るためさらに強くなることを誓います。一方、アギレラたちに加勢しベイルを退けた一輝は、ベイルの様子がおかしいことに気づき、また元太たちから、自分の姿が家族写真から消えていることを指摘されます。これを受けて彼は、とうとうバイスと契約したことの代償を告白するのでした。中盤では、さくらとの鍛錬を経た光の成長と、一輝の告白を受ける元太たち家族の様子が描写。どちらも若干ムリヤリ挿入した感はありましたが、言わんとしていることはよくわかるなと感じました。もう少し過程を詳細かつドラマチックに描いていれば、もっと面白いものに仕上がったんだろうなぁ。また、太助の人間であるがゆえの矛盾(光を本当の家族として守りたかった)というのも、若干ムリヤリさを感じる印象。これをやるなら、公子に対する太助なりの優しさ(例:大衆を守るためにやむを得ない決断だった等)という描写が欲しかったですね。あれじゃあ、「光を前にして初めて心変わりした」という可能性も否めなくなっちゃいますしね。

 

ギフの怒りを受け、赤石長官らは自ら出撃。攻撃の手を強めますが、これにはリバイ&バイス ギファードレックスとアギレラが挑みます。アギレラホーリーライブ/大二を押さえ込んでいる間に、リバイ ギファードレックスたちはギフデモス/赤石長官とベイルを追い込むことに成功。残念ながら前者に攻撃をかわされ、後者は元太のことがあるため倒し損ねてしまいますが、十分勝てる見込みがあることを証明します。終盤では、リバイ&バイス ギファードレックスの奮戦が描写。赤石長官側も彼らなりに奮闘していることは窺えましたが、リバイたちの強さにはイマイチ追いついていない印象を受けました。今回だけで、攻撃さえ当てていれば赤石長官のギフデモスを倒せそうな勢いだったし、ベイルの一件がなくなれば、一輝たちが倒すことをこまねいてる理由がなくなっちゃうよねぇ。そんな一輝たちは、先述のとおり赤石長官たちを倒せそうだったものの、ベイルと元太の関係もあることから、みすみす倒さずに見逃すハメに。元太とベイルの決着がつく(はずであろう)次回をキッカケに、どう一輝たちの行動が変化するのか?これが見逃せないところですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベイルに残された時間はあとわずか。それと同時に、元太も消滅してしまうのか?一輝の抱える代償と覚悟を知った彼は、再び単身、ベイルと決着をつけることを誓う。狩崎の開発する新たなドライバーは、奇跡を起こせるのか!?

 

次回は今回の後編。次回予告だけ観ていると、どうやらベイルとの決着は、元太によってつけられそうです。しかし、またデモンズの亜種(スーツ改造)ライダーが登場するのか。デモンズは近年のライダーの中でも、特にバリエーション豊富なライダーになっちゃいましたね。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン17話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第40話 ちょっとした感想

圧倒的戦力差の兄弟げんか

 

 

 

自由なき平和にも、平和なき自由にも、笑顔がない。人々が笑って暮らせない自由なんて、必要ない!皆の笑顔を…守る!今回の『仮面ライダーバイス』は、前回からの続きで、一輝と大二の対決回。その対決は、大二と“兄弟げんか”をする覚悟を決めた一輝の勝利に終わりましたが、大二は引き続き赤石長官側にとらわれたまま、そしてその赤石長官の変身したギフデモスの手により太助が戦死するなど、決して一輝たち側にプラスになることが多かったとは言えない一編でした。

 

一輝と大二の対決、そして長くともにいたことで赤石長官と大二の間に疑似家族のような関係性が生まれているのは興味深いポイントですが、それにかかるにおわせが今までほとんどなかったので、「そうなのかぁ~」って言う程度の感じ。何かしらもう一押しあれば、ドラマ的にも深いものが付加できた気がして、惜しいなと思いました。

 

なお、前回(第39話)の記事は↓コチラです。

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前回、ホーリーライブ/大二と戦うことになってしまった、アルティメットリバイ/一輝たち。自分たちの家族が敵に回ったことに対するショックは大きく、彼らの戦意に大きく影響していました。しかし、元太と幸実と話した一輝は、先んじてその悩みから立ち直り、自らアララトに単身乗り込むことを宣言。兄弟げんかをして、大二を取り戻すことを誓います。序盤では、大二の敵化という大きな困難にぶち当たった一輝たちの、各々の姿が描写。先にさくらの様子が描かれており、最終的には落ち着きを取り戻すものの、花に当たり散らかすシーンも見られました。気持ちはわからんでもないけど、ここ最近のさくらはかなり荒っぽくなったなぁという印象。まあ、本作の序盤から「無敵が夢」って言ってみたり、天彦/プラナリア・デッドマンを真正面からボコボコにしたりと、その片鱗はあったけどさ…。そんなさくらに対し、わりと穏やかに、かついち早く立ち直りを見せたのが一輝。彼は元太たちの夫婦げんか(実は芝居)などから、大二と和解するヒントを得、その結果アララトに単身乗り込むという大胆な決断をします。元太たちのシーンでは、芝居により一輝を立ち直らせられたことから、「演技が上手い」「朝ドラに出れるんじゃないか」と発言するシーンが存在。これ、戸次さんが実際に朝ドラに出演してたからゆえのネタだよね。

 

一輝がアララトに向かっている間、太助が危惧したとおり、赤石長官の放ったギフジュニアの大群が避難シェルターを襲撃。これに対しては、さくら/ジャンヌをはじめとするサブライダーたちが挑みます。着実にギフジュニアを撃破していった彼女たちですが、赤石長官自らが変身したギフデモスが現れたことで戦局は一気に劣勢に。市民を守るべくウィークエンドは避難シェルターの放棄を決定し、全員撤退を命じますが、オーバーデモンズ/光だけは、その場にとどまりギフデモスを食い止めようとします。そして、ギフデモスの攻撃一閃!それをまともに食らったのは―。中盤から後半にかけて、避難シェルターを舞台にした、ジャンヌたちの激しい戦いが描写。ギフジュニア程度に苦戦するはずもない彼女たちでしたが、さすがに赤石長官の変身したギフデモスの出現は予想できず、そしてかなりの苦戦を強いられます。赤石長官、初めての変身。その脅威も確かに印象的だったけど、「風林火山」の言葉に沿ってジャンヌたちをねじ伏せる描写は、思わず笑っちゃいました。赤石長官のこの言葉、さんざんネット上でネタにされていたセリフだからなぁ。まあ、このタイミングでの挿入は、少なくともネット民でのウケ具合を受けてのものではないのでしょうけどね…。そんなギフデモスの攻撃の前に、ウィークエンドは避難シェルターの放棄を決断。ただ一人オーバーデモンズだけは、その場で踏みとどまろうとし、ギフデモスの攻撃を真正面から食らいそうになります。大ピンチの彼を、身を挺して救ったのは、太助でした。前回の公子に続き、太助が今回で戦死。彼も公子のように、疑似家族だったはずの光との関係に、いつしか本物の家族のような感覚を覚えていたのでしょうが―、今までそういうのを感じるような描写、あんまりなかったよね。

 

アララトに乗り込んだ一輝を待っていたのは、やはり大二。大二を帰ってこさせたい一輝に対し、そんな兄の姿に辟易している大二の話し合いがまとまるはずもなく、両者は戦闘へと発展します。自らの考えを押し通そうとするホーリーライブでしたが、圧倒的にパワーで差のあるアルティメットリバイに勝てるはずがなく、ホーリーライブは敗北。しかし、それでもなお大二の考えは変わることはなく、さらに赤石長官に連れ去られたことで、一輝たちと彼らの間の溝は、深まったままでした。終盤では、一輝と大二の兄弟げんかの様子が描写。やる気だけは十分の大二でしたが、ガチでギフに対抗しうる力とポテンシャルを持つアルティメットリバイ&バイスに、ホーリーライブの力がかなうはずもなく、加勢したベイルともども、ほとんどいいところなしで押されて敗北します。今回、一番の見せ場だったはずの、一輝と大二の対決。「力の差は歴然なのに、勝負になるのか?」とかなり疑問でしたが、やはり一方的な戦いとなっていました。こうして、一輝との差を身をもって思い知らされた大二。しかし、そのせいで彼の一輝への対抗心はさらに深まり、赤石長官との関係を深めていきます。大二が戻ってくるのはいつの日か。いや、もう戻ってこないかもしれないのか…(劇場版では一輝たちと一緒にいるシーンがあるけど、劇場版そのものがパラレルの可能性もありますしね)?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんどん深まっていく、大二と一輝たちの関係の溝。とうとう赤石長官は、五十嵐家の抹殺命令だった。ベイルの加勢もあって激しい戦いになる中、ベイルとの決着をつける決意をした、元太の真意とは何か!?

 

次回も引き続き、大二や赤石長官側との戦いが主となるお話になりそう。ベイルも現状アルティメットリバイ&バイスにほとんどかなわない状態になってるし、退場も近い感じかなぁ?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン16話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第39話 ちょっとした感想

大二の扱いはもうボロボロ

 

 

 

家族に、偽物も本物もない。いろんな家族の形があって、いいんじゃない?今回の『仮面ライダーバイス』は、大二をめぐるお話の前編。ウィークエンドが想像以上にその勢力を伸ばし、繋がりを強固にする一方で、それが面白くない赤石長官は、ギフジュニアやギフテリアン、そして大二を使うことで、力ずくでも世論を自分の方向に持ってこようとしていました。

 

最終的に「一輝と大二が真っ向からぶつかりあう」という構図を描きたいがために構成を作っていることがバレバレで、大二の行動もかなり迷走気味。今回だけに限ったお話ではありませんが、本当に制作陣は、大二の扱いに困っているんだろうなぁ。せっかくホーリーライブという力も持ってるのに、もったいないよ…。

 

なお、前回(第38話)の記事は↓コチラです。

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フェニックスは、ギフ等の問題に対処すべくアララトという特区を設立。そこに一般市民が退避できるよう避難シェルターを設けますが、思うように人が集まりません。それもそのはず、社会ではウィークエンドがその影響力と存在感を増しており、彼らに賛同しその避難シェルターに向かう市民が急速に増えていたからでした。なんとしても世論を自分の味方につけるため、赤石長官は様々なことを画策。その中には、ウィークエンドの施設の奇襲も含まれており、その戦いの中で、公子が戦死してしまいます。序盤では、勢力を伸ばすウィークエンドと、それを阻止せんと様々な手を打ってくる赤石長官の描写が中心。激化する戦闘が描かれ、ウィークエンドの奮戦っぷりが強く印象に残りますが、まさか公子(光の母)が戦死するとは思ってもみませんでした。『リバイス』における、名前のある一輝の味方側のキャラとしては、彼女が初の死者ですかね。それにしても、ウィークエンドがここまで急速に支持を得ているのはちょっと違和感。フェニックスに比べりゃまともな組織ですが、完全に信頼できるかどうかと言われると、まだまだ怪しいよねぇ。

 

公子の死は、ウィークエンド内部に少なからず影響を与え、特にショックを受けていたのが光。擬似家族だったはずが、いつしかその家族に似た情を抱くようになっていたことを吐露した彼に対し、さくらたちは優しく語りかけます。一方。プロパガンダを行ってもなお世論が変わらないことを、歯がゆく感じた赤石長官を見た大二は、自らも出撃しその始末をつけることを宣言するのでした。中盤では、自分の力が及ばず公子を守れなかった光、そして初めて仲間である“人間”の死に直面した玉置の苦悩が描写。先の戦闘シーンにおいて、公子のことを母親として心配していた光。そのときは「公子と光は擬似家族じゃなかったっけ?」と思いましたが、その後の一連のシーンで謎がキッチリ解けました。光の心情や置かれた立場を通じ、彼含む牛島家もまた“家族”の形であるというのは、興味深い解釈だと感じましたね。Goodでしたよ。

 

大二は、大量のギフジュニアを連れて、ウィークエンドの本拠地ともいえる避難シェルターの1つに突入。太助を昏倒させ避難民に直接フェニックスの思想を訴えますが、返ってきたのは猛烈な非難だけでした。怒りに燃えた大二は、一輝たちに耳を貸さず、ホーリーライブに変身して攻撃を開始。やむを得ず抵抗するジャンヌ/さくらの一方で、他のヘルギフテリアン等と戦うアルティメットリバイ/一輝は、迷いを捨てきれずにいました。終盤では、大二がとにかく暴走しっぱなし。完全に赤石長官シンパとなり、「ギフに屈するしか人類生存の道は無い」と信じて疑わない彼は、ウィークエンドの本拠地の1つに乗り込みそれを訴えますが、人々の心に届いていないと気づくやいなや、ホーリーライブの力で暴れ始めます。大二がフェニックスのために必死なのはよくわかるけど、いつから赤石長官シンパになって彼と思想を一つにしていたんだ?むしろ、朱美が誘拐された時点では、むしろ倒すべき相手という認識のはずだけど…。しかし、そんな説明など特に何もなく、ホーリーライブの暴走は継続。ジャンヌはやむを得ず手を出しますが、アルティメットリバイは最後まで立ちつくすことしかできませんでした。その性格の優しさ、そして何より家族であることから、手を出せなかったアルティメットリバイ。次回は一転してホーリーライブとの戦いを決意するみたいだけど、どんな心変わりがあるんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに、大二が一輝たちに銃口を向けた。完全に赤石長官側についてしまった彼を救う術はないのか?意を決してアララトに乗り込んだ一輝たちは、サシの“兄弟ゲンカ”で、大二救出をはかる!

 

次回は、今回の後編。とうとう一輝と大二の真っ向勝負が描かれます。次回予告の時点で大二が押され気味だったし、意外にその決着はアッサリつきそうだな…。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン15話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第38話 ちょっとした感想

ついに対等な変身を遂げた2人のライダー!

 

 

 

今回の『仮面ライダーバイス』は、一輝&バイスの最終フォーム:アルティメットリバイ&バイス(ギファードレックス)の初登場回。そのフォームの登場にふさわしい大規模な戦闘シーンも描かれ、ギフに対抗できる力を持つ最強フォームという描かれ方をしていました。

 

ギファードレックスバイスタンプの誕生の過程でドラマを生み出そうという気概は感じられましたが、一輝&バイス・狩崎・そして真澄のすれ違いや葛藤を描きたいがために、若干空回りしていた印象。構図としては最高なのですが、ここのキャラの行動が若干突飛だったなぁとも感じました。

 

なお、前回(第37話)の記事は↓コチラです。

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前回、暴走する大二を止めたヒロミ。しあわせ湯に久しぶりに顔を出した彼は、今までの顛末を語り一輝たちを驚かせますが、大二の心を開くまでは至りませんでした。一方、朱美の死によりギフの細胞入手の手段を失った真澄たちでしたが、元太が申し出たことでそのチャンス到来。悩みながらも受け入れる真澄と、それに反発する狩崎でしたが、最終的には元太の申し出を両者ともに受け入れ、ギファードレックスバイスタンプ開発に着手します。序盤では、ヒロミの今までの活動が、彼の語りを通じて描写。本当は記憶喪失ではなかったうえ、フェニックスの不穏さを察知し水面下で行動を開始していたことが判明します。確かに、物語序盤の突貫っぷりからは想像できないくらいの有能さを見せてくれたヒロミ。でも、さすがに大二の説得までは上手くいかなかったのは、彼らしいなとも感じました。そうしたヒロミの帰還の喜びの一方で、張り詰めた空気が漂っていたのが、狩崎と真澄。ギフの細胞を提供するという元太の申し出に対し、2人の考え方は真っ二つに分かれていました。元太の申し出をホイホイ受け入れる真澄に対し、「過ちを繰り返すのか」と指摘する狩崎。ここまでの流れはいいのですが、その後一輝の説得を受けてあっさり考えを変えちゃうのは、ちょっと興ざめでした。物語の流れ的にそうせざるを得ないのはわかるんだけど、うーん…。

 

市街地にギフジュニアが大量出現し、一輝たちはその対応に奔走。その中で、ベイルの不調を目の当たりにしたリバイス/一輝&バイスは、元太の命の危機を察知します。戦いを抜け出し、急いでウィークエンドに戻ると、手術室で元太が危篤状態。一輝は、ギファードレックスバイスタンプが完全にロールアウトしていないことを承知で、その開発設備を破壊して…。中盤では、現状一輝たちのもとに集っている仮面ライダーたちが総登場。ギフジュニアの大群に対し真正面から戦いを挑んでくれました。見た目的にもドハデでGoodでしたが、登場人物の言動がやたら粗野になっていたのにはビックリ。さくらはわかるけど、花は今までそんなしゃべり方してなかったじゃん…。そうした戦闘に、ベイルも介入するも、狩崎父子の行う元太への手術のせいで絶不調。ベイルの言葉を耳にしたことで、不安がよぎったリバイスが手術室に戻ると、そこには危篤状態の元太がおり、彼を救うため、一輝はやむを得ずギファードレックスバイスタンプの開発設備を破壊します。このあたりの一輝の行動は、彼の思いを汲めば理解できなくもない感じ。素手で開発設備を破壊するという強硬策に出たのには驚きましたけどね。

 

未完成状態のギファードレックスバイスタンプを持ち出した一輝は、さくらたちの下へ帰還。一か八かの賭けに出て、見事仮面ライダーアルティメットリバイ&アルティメットバイスへと変身を遂げます。ギフに対抗しうる力を持った彼らにとって、ギフジュニアなど敵ではなく、さらに勢いに乗ってヘルギフテリアンも撃破。元太も生還し、大二を除く五十嵐家の家族が再集結することになるのでした。終盤で、ついにアルティメットリバイ&バイスが登場。初めて一輝とバイスが対等な位置に立っての変身となり、力の面でも構図の面でも、最終フォームにふさわしい姿になりました。その後の戦闘シーンもしっかりお金と手間をかけていてGoodなのですが、だからこそ残念に感じるのが、ギファードレックスバイスタンプが起動した際の描写。半ば力技で起動に成功していましたが、直前の描写を観る限り、ギフの細胞は移植しきれていないので、力だけでどうこうなるような代物には見えなかったんだけどなぁ…。せめて、一輝がそれを持ち出す直前、狩崎が「あと完成していないのは○○○だけだ」と語り、それが一輝の頑張りや運で何とかカバーできるものだと描写されていれば、この違和感はぬぐえたことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正義と責任感をはき違え、意図せずにギフに資する方向へと行動してしまう大二。一輝たちの言葉にも耳を貸さない彼は、とうとうその家族にまで攻撃を加え始めた!彼の暴走を、一輝たちは止めることができるのか!?

 

次回からは、大二に関わるお話がスタート。最近大二のキャラを持て余し気味な感じが凄まじいので、次回と次々回あたりでスパッと決着をつけて、一輝たちとの仲を取り戻してほしいですね。

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン14話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第37話 ちょっとした感想

誰もが帰りを待ち望んだ正義の男!

 

 

 

お前のおせっかいじゃ、世界は救えないんだよ!今回の『仮面ライダーバイス』は、ギフを倒すべく、一輝たちが朱美の救出を図るも、結局は赤石長官にいいようにやられて作戦に失敗するお話。中盤以降ひたすら戦闘戦闘、また戦闘の連続であり、その面では飽きずに観ることができるお話でした。

 

ストーリー面では、何とかして一輝たちと大二の溝を深め、対立構造を作ってやろうという意図が見え見えであり、そのせいで若干大二の行動や考え方に無理を感じる印象。最終的な着地点としてこうなるのは別にいいけど、視聴者としては大二が赤石長官に終始踊らされているようにしか見えなくて、かわいそうを通り越していらだちすら覚えます。大二の扱いに、苦慮してる感じがあるよなぁ。

 

なお、前回(第36話)の記事は↓コチラです。

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赤石長官による意図的なギフジュニアの大量出現、そして自身をも利用した茶番劇により、じょじょに彼の思想に傾きつつあった世論。なおも抵抗をあきらめない一輝たちは、一輝が耳にした朱美の言葉と、狩崎の技術を結集し、朱美の救出とギフを倒すための作戦を開始しようとします。そのことを大事に伝えようとする一輝でしたが、当の大二は完全に自分を見失っており、一輝の話に聞く耳を持たず、結局作戦の内容は伝えられずじまいでした。数話前の、朱美の「ギフを倒すにはギフの力が必要」という言葉。それにヒントを得た一輝たちは、ギフデモスを回収してギフの細胞と分離させることで朱美を救出し、その分離した細胞を転用してギフを倒す作戦を思いつきます。「ギフを倒すには~」のセリフは、初めて出てきたときは「当たり前じゃん」と思っていましたが、こうした形に発展させるのはGood。「そう持ってきたか!」と、本当に膝を打ちました。…と、ここまではよかったのですが、その後の大二とのやり取りが、個人的には残念ポイント。お前、いつの間に「人類を救うためには赤石長官に加担するのもやむなし」って考えるようになったんだ?

 

大二や花と光が、各地に出現したギフジュニアを相手にしている間、一輝とさくらは直接赤石長官のもとへ急行。敵として現れたギフデモスとヘルギフテリアンを相手に戦いますが、リバイス/一輝が何とか前者を押し返す一方、ジャンヌ/さくらは後者に押され気味になり、苦しい戦いとなります。戦局を打開するため、リバイスはギフデモスを外へ追い出し、バリッドレックスにチェンジして応戦。彼らの戦いは大詰めを迎えますが、赤石長官からの通信でそれを目の当たりにした大二は、ある勘違いをしてしまいます。中盤からは、本当に戦闘の連続。一輝とさくらの活躍にどうしても目が行きがちですが、しっかりそのバックアップをした花たちの活躍も見逃せませんでしたね。でも花、そんなにノリノリで戦うキャラだったっけ…?そんな彼女たちは、大量のギフジュニアを全滅させることに成功。しかし、一輝たちはずっと苦しい戦いを強いられていました。バリッドレックスへと変身し、一度は逆転の兆しが見えましたが…。バリッドレックスが、このシーンで久々の登場。狩崎の調整に寄り、リバイ&バイス双方バリッドレックスになれるようパワーアップされていました。

 

ヘルギフテリアンも外に現れ、さくらは変身解除に追い込まれ大ピンチ。リバイ&バイスは急遽その対応に追われますが、そのスキに赤石長官の手で、ギフデモスが倒されてしまいます。消えゆくそれを前にして、なす術もない一輝たちの前に、彼らがギフデモス=朱美を倒したと思い込んだ大二が介入。怒りに支配された彼は、一気に殴りかかろうとしますが、それを止める影が1人。その正体は…!リバイたちはあと一歩のところで、朱美を救えずじまい。しかも、タイミングが悪いことに、彼らのことを誤解した大二が殴り込んできます。最終的にこうなるのはわからんでもないけど、それまでの過程がやや強引な印象。大二も今まで何回も赤石長官にしてやられてるんだからさ、今回の通信に対しても、一瞬でもいいから「これは本当なのか?」と困惑する描写が欲しかったですね。そんな、完全に頭に血が上った状態の彼を制止したのが、久々の登場、ヒロミ。ワンシーンだけの登場でしたが、かなりのインパクトを誇っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒロミとの再会に、純粋に喜ぶことができない大二。その一方で、一輝たちは、ギフを倒すための次なる手段に頭を悩ませていた。そこに現れる元太。彼の身体の中にあるギフの細胞は、突破口を開くことができるのか!?

 

次回は、またもや新たなフォームが登場する様子。ええ、リバイスが最強フォームじゃなかったの?それとも、次回だけの特別フォーム…なのかなぁ?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン13話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第36話 ちょっとした感想

機動性重視スタイル、仮面ライダーアギレラ

 

 

 

アギレラであったことを、恥じる必要はない。むしろ誇りに思いなさい―。今回の『仮面ライダーバイス』は、花の変身する仮面ライダーアギレラの初登場回。なんか数日前あたりから、その姿は巷でちらほら見かけましたが、公式的には事前情報無しの、仮面ライダーベイルに続くサプライズ登場になりました。

 

一輝&バイスとさくらたちウィークエンド側が、それなりに巻き返しを図る一方で、ドツボにはまりつつあるのが大二。完全に赤石長官に利用されてる格好になっているうえ、本来の自身の理想も見失いつつあるし、今後どうなるかが気になるなぁ。こじれた末、ギフ側につかなきゃいいけど…。

 

なお、前回(第35話)の記事は↓コチラです。

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赤石長官による人々のバイスタンプ接種が強行される中、街中でベイルと遭遇したさくら。ジャンヌに変身して戦うも力及ばず、さらに悪魔と分離して無防備状態の花をピンチに晒してしまいます。ここで玉置が駆けつけますが、逆にベイルに捕らえられて消失。しかし、これこそウィークエンドの作戦でした。ベイルの居場所を特定した一輝たちは、乗り込んで攻撃を仕掛けます。序盤でまず展開されるのが、赤石長官主導による、市民たちのバイスタンプ接種。いきなりやり始めたことが壮大で、いささか前回から飛躍しすぎではないかと感じましたが、ここに以前のお話でも出ていた都市再開発計画を絡め、一輝たちにとって身近な問題化させ、それを通じて視聴者にも「この問題は重大である」と感じさせようとさせていたのは、構成として面白いと感じましたね。そしてこの後は、花や玉置が一般人としてベイルに挑み、ピンチになる描写が挿入。今回は花が後半で変身する展開があることからの措置なのでしょうが、花よりもやっぱり身体張ってる玉置の方が頑張ってる感じが出てたなぁ。いや、花も十分頑張ってたけどさ…。そんな玉置は、あっさりベイルに拉致されてしまいますが、これはウィークエンドの作戦。彼を囮にしたアジトの特定作戦であり、同時に彼のウィークエンド入隊のための最終試験でもありました。いやいや、玉置が万が一死んだらどうするんだよ…。

 

居場所を特定されるというハプニングがあったものの、それだけで劣勢に追い込まれるベイルではなく、赤石長官の召喚したギフデモス/朱美の加勢もあり形勢逆転。リバイス/一輝たちは、苦しい状況に立たされます。玉置が、自身の持ち込んだウィークエンドライバーの変身もままならない中、花が登場。再調整されたクインビーバイスタンプを使用し、仮面ライダーアギレラへと変身します。自身の覚悟を証明するかのような戦いぶりを見せた彼女は、ベイルを撤退に追い込むことに成功するのでした。中盤から後半にかけては、リバイスとジャンヌによる戦闘シーンが挿入。リバイスはギフデモスにかかりきりとなってしまう関係で、ベイルにはジャンヌが単独で挑むことになりますが、当然力及ばず大ピンチに陥ります。玉置が意を決してウィークエンドライバーの使用を試みますが、ベイルに行動を読まれていたことから、これも失敗に終わってしまいます。この玉置変身シーンで興味深いのが、彼が変身失敗した理由が、彼自身の能力や性質にあるわけではないということ。これにより、彼が今後仮面ライダーに変身する可能性もゼロではないと同時に、変身しなかったとしても「決してダメなヤツじゃない」という形に持っていけるので、とても玉置というキャラに配慮したつくりになっていたのがGoodでしたね~。一般人なりに彼もかなり頑張ってるんだから、ちょっとぐらい報われてほしいよなぁ。まあ、フリオから玉置に戻れただけでも、十分報われてるというかラッキーと言えば、そうなんだけど…。このような絶望的な状況下に現れたのが、クインビーバイスタンプを持った花。彼女はウィークエンドライバーを手に取ると、仮面ライダーアギレラへと変身を遂げ、華麗な戦いっぷりでベイルを撤退に追い込みます。ここで登場、仮面ライダーアギレラ。いくら初登場補正がかかっているとはいえ、ベイルを単独で撤退させるとは、見た目によらずなかなかの強さを持ってるよなぁ。こうした戦いを経て、花そして玉置は、晴れてウィークエンドに正式加入。「めでたしめでたし」みたいな雰囲気になってたけど、果たしてそう上手くいくのかな…?

 

バイスタンプの接種誘導にあたっていた大二は、ギフジュニアの大量出現を知って現場に急行。ホーリーライブの力を持ってすれば、造作もない相手でしたが、倒しても倒しても現れる彼らに、緩やかに追い込まれていきます。そして、最悪のコンディション下でヘルギフテリアンが登場。ろくに攻撃できず変身解除に追い込まれた大二は、「仮面ライダーの敗北」という赤石長官のプロパガンダに利用されるハメになるのでした。前回に続き、極限にまで追い込まれボロボロになってしまったのが大二。前回に比べれば、ギフジュニア相手もあったので、多少の戦果は挙げられたものの、結局戦局を大きく変えることはできなかったうえ、引き続き赤石長官に資する行動をとってしまう格好になりました。冒頭でも述べたけど、大二は目的を見失いつつあるし、妙に赤石長官との接触も多いし、なんか一時的にギフ側についちゃう可能性もゼロじゃないような気がするなぁ。今後の彼が、とても心配です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市民のバイスタンプ接種を加速させるため、赤石長官はギフジュニアをさらに放った。その対応に追われる中で、一輝たちは、朱美とギフデモスを分離する方法をつかむことができるのか?そして、大二の叫びの意味とは?

 

次回も引き続き、赤石長官の計画に対し、一輝たちが必死の抵抗を見せるお話になりそう。次回予告を観てる限りだと、不穏さしか感じないんだよなぁ。そうそう、登場する予定があるサプライズフォームって、一体何なんだろう?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン12話 ちょっとした感想」に続きます。

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『仮面ライダーリバイス』第35話 ちょっとした感想

最近は、登場するたびにろくな目にあっていないフェニックス・スカイベースくん

 

 

 

俺たちがあきらめない限り、負けじゃない―。今回の『仮面ライダーバイス』は、前回に続き赤石長官の攻勢が強まるお話。一輝たちの奮闘虚しく、フェニックスはスカイベースや対空戦力を失い壊滅寸前、赤石長官自身の演説もほぼ成功し、一輝たちはより苦しい立場に置かれることになりました。

 

終盤ではオーバーデモンズが登場したものの、ドラマ展開の都合上出番は最低限。それよりも、劣勢に追い込まれるリバイスたちと、陥落するフェニックスのさまの描写に力が入れられていましたね。ここからどう逆転するんだろう?ウィークエンドが新たなバイスタンプでも開発するのか…?

 

なお、前回(第34話)の記事は↓コチラです。

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前回、赤石長官をハメたつもりが、逆にハメられた格好になったリバイス/一輝たち。リバイスはギフデモスに一太刀浴びせようとするも返り討ちにあい、さくらもギフテリアンの攻撃を受けてダウン。ベイルのエネルギー切れと赤石長官の思惑かなければ、危ないところでした。完全なる敗北を喫した彼らは…。序盤で描かれるのは、赤石長官らギフ側勢力の圧倒的な強さ。前回の時点でなかなかの強さを発揮していましたが、今回はギフデモスが一撃でリバイスを変身解除に追い込んでいたり、ギフテリアンの猛攻でジャンヌも変身解除に追い込まれるなど、かなり攻めた描写が連続します。ギフデモスは確かに強キャラ感出てたけど、リバイス破っちゃうとは驚いたなぁ。こんな状態で、ギフとかベイルを倒せるんだろうか…?そんな一輝たち大苦戦の戦局は、ベイルのエネルギー切れなどの理由でリセットされることに。窮地を脱した彼らでしたが、敗北を喫したことの精神的ダメージはかなりのものでした。

 

翌日に迫る赤石長官の演説の警備を任されたことで、逆にさらに怒りに燃える大二。その一方でバイスは、ベイルの発言が頭に引っかかり続けていました。そんな彼を救ったのが、一輝。互いの絆を再確認した彼らは、大二やさくらとともに赤石長官の演説に臨み、勃発した戦闘に身を投じますが、自分たち自身も、赤石長官の演説の舞台装置の一部にされていることに気づいていませんでした。中盤では、五十嵐三兄妹の動きが、個々に分けられて描写。中でも一輝とバイスのやりとりは、バイスが自分らしさを気づくという意味でとても重要なシーンでしたが…、それ自体が短かったうえに、ムダなコメディ演出が鼻についたのが残念だったなぁ。「辛気臭くならないように」って配慮なのかもしれないけど、完全にあれ、場違いだよ!そんな一輝の一方で、大二は打倒赤石長官にさらに執念を燃やすようになり、その様子は狩崎も危ぶむほど。確かに彼の突っ走りっぷりは危険だけど、それ以上に傷の手当の簡素さが気になったぞ(首から大量流血するほどだったのに、軽く包帯を巻いてるだけ)。

 

ギフの攻勢やベイルの介入もあり、リバイスらは劣勢。赤石長官の大げさな煽りが、さらに彼らの苛立ちと焦りを募らせていきます。そんな中で、フェニックスの母艦スカイベースや各種対空兵器が壊滅。光の変身したオーバーデモンズにより、一輝たちはギリギリのところで救出されますが、そこに大二の姿はなく…。終盤で、一輝たちと赤石長官たちの一大バトルが展開。ギフを直接召喚しているので、激戦になるだろうなとは予想していましたが、まさか対空兵器が壊滅してスカイベースが墜落するまでやってのけるとは、あまりにも規模がデカすぎて、赤石長官の大げさすぎる演技も相まって笑っちゃいました。いや、確かに劇中的には笑える状況じゃないんだけど…。そんなこのパートでの戦闘シーンは、「リバイスたちが戦えば戦うほど、赤石長官の演説に説得力が出て彼らの有利になる」という構図が、興味深いポイント。これで完全に、世間の考え方の潮流は赤石長官側に寄っただろうなぁ。いや、それでも「絶対に抵抗する!」という勢力が、一輝たち以外にも出てくるのか?まあそれは、次回以降の展開で明かされるのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤石長官の演説に人々が動揺する中、玉置がベイルに誘拐されたことで、一輝たちもまた精神的に追い込まれてしまっていた。そこに帰ってきたのは、父:元太。「ベイルと決着をつける」と言う彼に、本当にその方策はあるのか!?

 

次回は、久しぶりに元太が登場するお話。玉置がオーバーデモンズドライバーを持ってるシーンがあるのも気になります。光しか変身できませんという残念なオチになってしまうのか、それとも…?

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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン11話 ちょっとした感想」に続きます。

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