お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第39話 ちょっとした感想

大二の扱いはもうボロボロ

 

 

 

家族に、偽物も本物もない。いろんな家族の形があって、いいんじゃない?今回の『仮面ライダーバイス』は、大二をめぐるお話の前編。ウィークエンドが想像以上にその勢力を伸ばし、繋がりを強固にする一方で、それが面白くない赤石長官は、ギフジュニアやギフテリアン、そして大二を使うことで、力ずくでも世論を自分の方向に持ってこようとしていました。

 

最終的に「一輝と大二が真っ向からぶつかりあう」という構図を描きたいがために構成を作っていることがバレバレで、大二の行動もかなり迷走気味。今回だけに限ったお話ではありませんが、本当に制作陣は、大二の扱いに困っているんだろうなぁ。せっかくホーリーライブという力も持ってるのに、もったいないよ…。

 

なお、前回(第38話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

フェニックスは、ギフ等の問題に対処すべくアララトという特区を設立。そこに一般市民が退避できるよう避難シェルターを設けますが、思うように人が集まりません。それもそのはず、社会ではウィークエンドがその影響力と存在感を増しており、彼らに賛同しその避難シェルターに向かう市民が急速に増えていたからでした。なんとしても世論を自分の味方につけるため、赤石長官は様々なことを画策。その中には、ウィークエンドの施設の奇襲も含まれており、その戦いの中で、公子が戦死してしまいます。序盤では、勢力を伸ばすウィークエンドと、それを阻止せんと様々な手を打ってくる赤石長官の描写が中心。激化する戦闘が描かれ、ウィークエンドの奮戦っぷりが強く印象に残りますが、まさか公子(光の母)が戦死するとは思ってもみませんでした。『リバイス』における、名前のある一輝の味方側のキャラとしては、彼女が初の死者ですかね。それにしても、ウィークエンドがここまで急速に支持を得ているのはちょっと違和感。フェニックスに比べりゃまともな組織ですが、完全に信頼できるかどうかと言われると、まだまだ怪しいよねぇ。

 

公子の死は、ウィークエンド内部に少なからず影響を与え、特にショックを受けていたのが光。擬似家族だったはずが、いつしかその家族に似た情を抱くようになっていたことを吐露した彼に対し、さくらたちは優しく語りかけます。一方。プロパガンダを行ってもなお世論が変わらないことを、歯がゆく感じた赤石長官を見た大二は、自らも出撃しその始末をつけることを宣言するのでした。中盤では、自分の力が及ばず公子を守れなかった光、そして初めて仲間である“人間”の死に直面した玉置の苦悩が描写。先の戦闘シーンにおいて、公子のことを母親として心配していた光。そのときは「公子と光は擬似家族じゃなかったっけ?」と思いましたが、その後の一連のシーンで謎がキッチリ解けました。光の心情や置かれた立場を通じ、彼含む牛島家もまた“家族”の形であるというのは、興味深い解釈だと感じましたね。Goodでしたよ。

 

大二は、大量のギフジュニアを連れて、ウィークエンドの本拠地ともいえる避難シェルターの1つに突入。太助を昏倒させ避難民に直接フェニックスの思想を訴えますが、返ってきたのは猛烈な非難だけでした。怒りに燃えた大二は、一輝たちに耳を貸さず、ホーリーライブに変身して攻撃を開始。やむを得ず抵抗するジャンヌ/さくらの一方で、他のヘルギフテリアン等と戦うアルティメットリバイ/一輝は、迷いを捨てきれずにいました。終盤では、大二がとにかく暴走しっぱなし。完全に赤石長官シンパとなり、「ギフに屈するしか人類生存の道は無い」と信じて疑わない彼は、ウィークエンドの本拠地の1つに乗り込みそれを訴えますが、人々の心に届いていないと気づくやいなや、ホーリーライブの力で暴れ始めます。大二がフェニックスのために必死なのはよくわかるけど、いつから赤石長官シンパになって彼と思想を一つにしていたんだ?むしろ、朱美が誘拐された時点では、むしろ倒すべき相手という認識のはずだけど…。しかし、そんな説明など特に何もなく、ホーリーライブの暴走は継続。ジャンヌはやむを得ず手を出しますが、アルティメットリバイは最後まで立ちつくすことしかできませんでした。その性格の優しさ、そして何より家族であることから、手を出せなかったアルティメットリバイ。次回は一転してホーリーライブとの戦いを決意するみたいだけど、どんな心変わりがあるんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに、大二が一輝たちに銃口を向けた。完全に赤石長官側についてしまった彼を救う術はないのか?意を決してアララトに乗り込んだ一輝たちは、サシの“兄弟ゲンカ”で、大二救出をはかる!

 

次回は、今回の後編。とうとう一輝と大二の真っ向勝負が描かれます。次回予告の時点で大二が押され気味だったし、意外にその決着はアッサリつきそうだな…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン15話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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