お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーリバイス』第42話 ちょっとした感想

自分の悪魔に本気で挑む男の姿!

 

 

 

大二。いい男ってのは…、どんな時でも自分を許せる男だぞ。今回の『仮面ライダーバイス』は、元太とベイルの決着回。それだけでなく、赤石長官/ギフデモスの撃破(次回で早々に生き返るみたいだけど)と大二との和解が描かれることになり、かなりドラマが動いた一編になりました。

 

『エグゼイド』以降恒例となった、重要回でのOPテーマのED使用が導入され、元太とベイルの決着は、戸次さんの演技も相まってかなりドラマチック。今回だけで観ればなかなかの出来に感じますが、今までのドラマを踏まえると「そうなのか?」と感じる部分もありました。元太とベイルの因縁は、視聴者含め周知の事実だったけど、元太自身そこまでベイルに強い思い入れってあったっけ…?

 

なお、前回(第41話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ベイルや赤石長官を倒すあと一歩のところまで追い詰めた一輝たち。しかしベイルとの決着に異常なまでに固執する真澄が突然介入し、トリケラバイスタンプをベイルに与えてしまったため、脱出の機会を与えてしまいます。しかしこれは全て、真澄による、元太の思いを汲んでゆえの行動でした。しあわせ湯に戻った一輝たちは、それを知ることになって…。序盤では、真澄の動きと、元太の決意を尊重しようとする一輝たちの様子が中心。序盤にまず真澄の行動が描写されるため、その時点では「何よけいなことしてるんだ!?」と思っちゃいましたが、そのあとに彼の意図がしっかりと描写され、さらにそこから元太の描写に繋いでいて、Goodだったなと感じました。またこのあと、幸実が「元太は3回変身して強くなった」と言い、一輝たちの誕生とともに、元太もまた成長し強くなったことをにおわせていたのも良かったですね。この場に大二がいなかったのは、何よりも残念だけど…。

 

デストリームドライバーを携えた元太は、ベイルと対峙。仮面ライダークリムゾンベイルとなって襲いかかってくる相手に対し、自身は仮面ライダーデストリームに変身して挑みます。その周囲では赤石長官や大二が妨害を画策。それを阻止するため一輝たちも変身し、リバイ&バイス ギファードレックスは、ギフデモスの撃破に成功します。中盤から、デストリームとクリムゾンベイルの戦いが開始。ただ、クライマックスが後半にくる関係で、このパートでは、彼らの戦いを守るべく奮闘するリバイ ギファードレックスたちの戦闘描写に重きが置かれていました。「販促の都合仕方ないよねぇ」と思いながら観てたけど、まさかギフデモスがやられちゃうとは予想外だったなぁ。前回の時点でやられそうな勢い出てたけど、今回は元太とベイルの決着が中心になると思ったし…。一方のジャンヌも、ホーリーライブと善戦。さくらが成長し強くなったことの何よりの証明ですが、ホーリーライブのほうが登場が後でスペックも上なんだけど…それはいいのか?

 

デストリームとクリムゾンベイルの戦いは激しさを増すものの、緩やかに戦局は前者の優勢に。そして、一輝たちの思いを受けたデストリームの一撃が、クリムゾンベイルを打ち破ります。そして自らベイルを取り込んだ元太と、彼の言葉を受け、ついに大二の心も氷解。五十嵐一家の絆が深まったかと思われた、その矢先―。終盤では、元太とベイルの運命の場所ともいうべき、火災で焼け落ちる研究所をイメージした、元太とベイルの本気のぶつかり合いが展開。戸次さんの演技が素晴らしく、グッとくるものがありましたが、いささか血糊を使いすぎなのが興ざめでした。あれじゃあ、B級スプラッター映画みたいな感じじゃないか!そんなこんなで、ベイルとの戦いを制した元太は、大二に歩み寄り、彼もそれに応えようとした矢先、ギフが登場。新たな戦いを予感させて、今回は幕を閉じました。ギフの登場にばかり目が行きがちですが、個人的にはその直前の「元太が全てを受け入れてベイルを取り込んだ」という行動に注目したいところ。これは、本作の最終回でありえる展開の1つではないでしょうか。ギフの影響力が無くなったら、おそらく一輝とバイスの関係は今まで通りにはいかない。かと言って、バイスの完全消滅という展開はハードすぎる。とすれば、「バイスは一輝に吸収され、彼の胸の中で生き続ける」という展開は十分アリでしょう。そしてそれは、本来の一輝に戻るということも意味していますからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一輝たちに倒されたはずの赤石長官が復活。しかし彼は、既にギフからの信頼を失っており、それを取り戻さんと必死だった。そんな中、彼に作用するギフの新たなる力。ギガデモスとなった赤石長官相手に、一輝たちはどう戦うのか!?

 

次回は、今回倒されたはずの赤石長官との再バトル回。残り話数的に、このギガデモスを倒してギフとの最終決戦を展開し、『リバイス』のTVシリーズの物語はおしまいという感じですかね。

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン18話 ちょっとした感想」に続きます。

 

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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