お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン16話 ちょっとした感想

夜にヒロインを襲うトンデモ追加戦士

 

 

 

番組は変わって、『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』です。

 

桃谷ジロウと言います。改めてよろしくお願いします!タロウさんのためなら、何だって…。ジロウがドンドラゴクウとなり、ドンブラザーズが正式に6人体制なって初めてとなる今回の『ドンブラザーズ』のお話。サブタイトルや前回の次回予告だと、ジロウが早い段階でどす黒い一面を露出させ、ひと騒動巻き起こすお話かと思われましたが、そうした話題はBパートのしばらく経ってから出ないと登場せず、基本的にはジロウのある意味純粋な(?)一面が、タロウたちを引っ掻き回すお話となっていました。

 

ジロウのどす黒い一面が出てくるのが、リアルタイム時で9時47分頃だったので、「おいおい、これ前後編で次週にもつれ込むパターンか!?」と危惧しましたが、その後の約10分間で、ジロウの問題も恐竜鬼との決着も、そしてドンオニタイジンの活躍(恐竜鬼ングとのバトル)もしっかりやって解決。もう何度目かわかりませんが、井上脚本の構成力の強さには驚かされました。さすが、80年代からずっと東映特撮脚本を書いているだけのことはあるよなぁ。こうしたポテンシャルを持つ人たちが、もっと生まれてくれるといいんだけど…。

 

なお、前回(ドン15話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ドンドラゴクウへの初変身を遂げたジロウ。ドンブラザーズの新メンバーとして何とか溶け込もうとしますが、最初の喫茶どんぶらでの集まりに遅れるというミスを犯します。何とか挽回し、そして憧れのタロウに近づこうとする彼は、タロウのもとで働き始め、それがダメだとなると、はるか、真一、つよしとどんどんメンバーをチェンジして、彼らとの仲を深めようとします。しかし、あらゆることが空回りで…。序盤では、空回りしながらも頑張り続けるジロウの様子が描写。メンバーと親しくなるために、彼らにひたすらついてその真似事をするというのは、明らかに努力の方向が間違っている感MAXなのですが、どこかほほえましく感じます。しかし、ナチュラルに相手の地雷を踏んだり(はるか)、相手のことを配慮しなかったり(つよし)、相手が自分にかまってくれないと知るやあっさり鞍替えしたり(タロウ)と、妙にフットワークが軽くて反省の色が見えないのが、空気が読めないジロウらしいなぁと感じます。決してほめられたものではないですけどね。そんな彼の一方で、その仲の深まりが実感できるのが、翼を除く既存のドンブラザーズのメンバーたち。数話前では考えられなかったくらい、お互い親密になっています。やはり、タロウの一時消滅という重大な事件が、その結束を強めたんでしょうね。

 

市街地に恐竜鬼が出現し、イヌブラザーとドンモモタロウが出撃。しかし、ソノイの介入によりそれを取り逃がす格好になり、さらにジロウはイヌブラザーからも拒絶されるハメに陥ります。しかもその後、つよしの逆鱗に触れてしまい、自ら企画した歓迎会には、タロウしか来ないありさま。自分が招いたこととはいえ、ボロボロになっているジロウに、タロウの言葉が追い打ちをかけ、そのせいでジロウは…。ジロウの空回りっぷりは、中盤になっても変わらずじまい。自分で企画した自分の歓迎会すらほぼポシャッた(タロウしか参加しなかった)うえ、それに参加したタロウからショックな言葉を投げかけられたことで、彼は本気で自分以外のドンブラザーズのメンバーを抹消し、自分だけがヒーローになろうと画策し始めます。前回でも出てきたどす黒い一面を見せ、仲間であるはずのはるかたちを、しかも夜に奇襲するという手段に出たジロウ。これが彼の元来の性質なのか、それとも何かしらの事情があるからなのかはわかりませんが、マジでジロウはドンブラザーズの一員になる前に精神科に入院したほうがいいと思うぞ…。

 

はるか・真一・翼のサングラスを奪ったドンドラゴクウ/ジロウは、翌日恐竜鬼の出現そっちのけでドンモモタロウを急襲。しかし、キジブラザーの加勢とはるかのビンタのおかげで正気を取り戻します。その後、恐竜鬼はドンドラゴクウにより倒され、巨大化した恐竜鬼ングは、変身能力を回復したドンモモタロウたちによるドンオニタイジンの力で撃破。今回やらかしまくりのジロウでしたが、それでもタロウたちは、彼を仲間としてドンブラザーズに迎え入れるのでした。この戦闘シーンで、ドンドラゴクウの新たなる力が描写。彼はアバタロウギアで変身やアバターチェンジができるだけでなく、はるかたちのサングラスを使用することで、各メンバーの力をそのまま使うことができるらしい。今回は誤った方向に使われちゃったけど、使いようによってはかなり強みになる能力ですよね。そんなドンドラゴクウの暴走は、このまま止まらないのかと思いきや、ドンモモタロウたちの攻撃やはるかのビンタで正気を取り戻し復活。さっきまでのことをまったく覚えていないらしいジロウは、再びドンドラゴクウへと変身し、恐竜鬼を撃破。続いて現れた恐竜鬼ングは、ドンオニタイジンにより倒されます。二重人格なのかと心配になる、ジロウの性格の切り替わり。これがのちのち、ストーリーに何か影響及ぼすのでしょうか。単に、「そういう気質です」ってだけで済ませるような感じがしないんだよなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼が、とうとう夏美と会える日がやってきた。しかし、運悪くソノニに自分の正体を知られてしまった彼は、彼女からある賭けをもちこまれることになる。果たして彼は、この賭けに勝つことができるのか?

 

次回は、その立ち位置から主人公になることが少なかった、翼のメイン回。あれだけ次回予告で煽ってたんだから、彼自身や夏美の過去のことは明かされるのかな。そして、ついに他のメンバーとの顔合わせも…?

 

やあやあ、ドン17話の感想記事は↓コチラだ!ここはブログ、リンクを踏んで記事を読んでくれ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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