お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第23話 ちょっとした感想

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バ ン バ も 知 ら な い リ ュ ウ ソ ウ ル

 

 

 

番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。

 

今回は、裏番組が24時間テレビということもあるからなのか、いわゆる総集編回。リュウソウルの能力に関する振り返りが中心となっており、リュウソウルの秘密やそれに関するコウたちの思い出等もいくつか新たに明かされることになりました。

 

先週のブログで「次回(今回)は総集編になりそうな気がする」って記述してたけど、それが的中したのは、正直ちょっぴり…嬉しいぞ!!(コウボイス)

 

なお、同日放送の『仮面ライダージオウ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

リュウソウルの点検を進める中で、白っぽくなってしまったリュウソウルを発見したコウ。リュウソウルの寿命が尽きたことを察した彼は、仲間たちを集め、リュウソウルのトレード会を始めます。その中で、彼らはかつての戦いを回想するのでした。前半部分で、リュウソウルにかかる新たな事実がいくつか判明。「リュウソウルには寿命があること」・「新たなリュウソウルを入手するには、採掘か仲間とトレードするしかないこと」が判明します。トレード会の雰囲気から、どうやらリュウソウジャーの面々は、たとえお互い仲間だとしても容易にリュウソウルの交換等は行わない様子。ということは、かつての『ゴーカイジャー』などのように、戦闘中に仲間同士で武器等を交換して戦う…って構図は絶対見れないってことなのかぁ。それだけリュウソウルが貴重というべきなのか、はたまた単に彼らの中がそんなに良くないだけなのか…?

 

道中にオトと出会うなどしたため、トレード会に遅れたカナロ。彼は見慣れないリュウソウルを見つけたとして、極彩色に輝くリュウソウルを見せます。それは何でも願いをかなえるという幻のリュウソウル:カナエソウルでした。何を願うかでバタバタするコウたちでしたが、その中でオトの様子がおかしくて…?カナロが手にしていたのは、幻のリュウソウルだというカナエソウル。このもととなった騎士竜カナエソウリュウが原因でリュウソウ族同士の争いが勃発したこともあるという、かなり厄介な代物でした。このシーンでは、バンバに代わりセトーが登場してリュウソウルについて解説。カナエソウルのことを知らないで、目を見開いてオドオドするバンバが滑稽でしたね。そんなカナエソウルの力を訊き、いち早くそれを再び手に取ったカナロ。ところが彼はとんでもないことを願おうとしたため、コウたちは彼からそれを取り上げようとします。すったもんだする中、オトがカナエソウルを持ち出してしまい…。カナロが真っ先に願おうとしたのは、自分のパートナーが見つかること。まあ気持ちはわからんでもないけど…煩悩まみれだなおい!

 

オトの様子を不審に思い、追跡したメルト。彼の読み通り、オトはワイズルーが変装していた偽物でした。メルトそしてコウは、それぞれ変身して応戦。ワイズルーを退けカナエソウルを奪還しますが、カナエソウルは自らの意思で、いずこへと去っていくのでした。オトが偽物だということに最初に気づいたのは、メルト。さすが頭脳系キャラだ!と思っていたら、その理由は数日前にオトから自分の呼び名についての話をしていたからというオチでした。着実にメルトと仲を深めていくオト。これ、最終回でめでたくゴールインなんてことは…ないか。とにかく、彼に正体を見破られたワイズルーは、すぐ変身を解きコウたちとバトルに。しかし、カナエソウルを奪還されてしまったため撤退します。そしてラスト。カナエソウルを改めて手にしたコウは、そこからカナエソウルの真意を知り、去っていくのを見送るのでした。カナエソウルが真に願っていたのは、平和。自分のせいで争いがまた繰り返されるかもしれないと危惧し、自らその姿を隠したのでした。この展開自体はいいのですが、これを受けてコウたちが「ドルイドンを倒して平和な世界にしようぜ!」って決意するのは、なんかちょっと方向性が違うような気がするぞ…?

 

 

 

とある女性を助けたカナロ。彼女との仲はとんとん拍子で深まっていき、ついに彼の婚活もゴールイン!?しかし、そんな彼らの前に立ちふさがったのは、マイナソーと…同情を継ぐための空手の稽古だった!

 

次回はカナロがメインとなるお話。次回予告の時点で、だいたい誰がマイナソーのベースとなったのか予想がついちゃいましたね。個人的には、マジメ回に見せかけたギャグ会になりそうな気がするけど…、どうかな!?

 

 

 

 

 

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『仮面ライダージオウ』EP49(終) ちょっとした感想

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ディケイドは刺される運命

 

 

 

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歴史が壊されても…、仮面ライダーは壊れない!いよいよ物語の終焉を迎えることになった、『仮面ライダージオウ』。先週の時点で制作側から不穏なコメントが出されていたので悪い意味でハラハラさせられましたが、なんとかそれなりにまとめ上げて完結させていてホッとしました。

 

最終回というこの1話の間に、「ツクヨミの裏切ったふり→彼女の真意の判明」や「ゲイツ一時死亡退場」、「ソウゴのオーマジオウの力入手」、「世界と歴史の再構築」と、これでもかというほど様々な要素を盛り込んでおり、これをどうにか捌ききってたのは驚異的と言えるでしょう。そりゃあ、いろいろ「これはどうなの?」と考えたくなるところもありますが、まあいいんじゃない?

 

 

 

前回、仮面ライダーへと変身したツクヨミ。このままソウゴたちの作戦は上手くいくかと思われましたが、彼女はスウォルツ側についた上に彼とともに姿を消します。その後、クジゴジ堂に戻ったソウゴたちは、態勢を立て直して翌朝から戦闘を再開。ソウゴはグランドジオウに変身し、アナザーディケイドに立ち向かっていきます。アバンでいきなりソウゴたちを裏切ったツクヨミ。これは後の展開で彼女の狂言だとわかりますが、「ええ、いきなりぃ!?」ってちょっとビックリしちゃいました。その彼女曰く、彼女とスウォルツの世界が滅びようとしていた原因の1つが、彼らの世界に仮面ライダーがいなかったから。ツクヨミ仮面ライダーになることで、ジオウ(ソウゴ)の世界との橋渡しをし、破滅を回避できるかもしれなかったらしい…。言いたいことはわからんでもないけど、なんだかわかりにくいなぁ。そして、このやり取りの翌朝、ソウゴたちは再び戦いに身を投じることに。アナザーディケイドと対峙して、「歴史が壊されても…、仮面ライダーは壊れない!」と言い放つソウゴの姿は、素直にカッコいいと感じましたね。

 

レジェンドライダーを召喚し、アナザーディケイドに応戦するグランドジオウ。しかし相手はラスボス怪人を複数体召喚していたため、グランドジオウの力をもってしても戦局は変えられず、追い詰められてしまいます。ゲイツリバイブのアシストで何とか生き延びたソウゴでしたが、彼をも失うことになり、これがソウゴを究極の王への道を開くことになります。グランドジオウが召喚したのレジェンドライダーは、オーズタジャドルコンボやウィザードインフィニティースタイル、ダブルCJXなど。各作品の1号ライダー強化フォームのチョイスになってるのはいいのですが、鎧武だけはなぜかパインアームズで登場します。極やカチドキのスーツがもうなかったのかもしれないけど、なんでパインなんだ?第2話で登場した、鎧武のアームズの中でもそんなに強くない方の姿なのに…。このようなライダーたちとともに戦うグランドジオウでしたが、アナザーディケイドはン・ダグバ・ゼバや仮面ライダーエボルなどを召喚しており、攻撃力としてはこちらの方が上。召喚されたレジェンドライダーは消失し、グランドジオウもピンチに陥りますが、そこに駆け付けたのはゲイツリバイブでした。グランドジオウ=ソウゴをかばい、死んでしまったゲイツ。「オーマジオウになれ」って言い遺していくなんて、もうこっちの方がある意味ヒロインじゃないか…。

 

ゲイツを失った怒りにより、ソウゴはオーマジオウの力に覚醒。ついにその姿へと変身を遂げ、一瞬にしてアナザーディケイドを追い詰めていきます。劣勢になったアナザーディケイドは、自分の世界へと逃げようとしますが、ツクヨミにより阻止されることに。彼らが消滅しようとする中で、オーマジオウとなったソウゴの選択は―。オーマジオウの力はすさまじく、アナザーディケイドはその力を吸収しようとするもキャパオーバーに陥り失敗。さらにアナザーディケイドの召喚したラスボス級怪人を次々とパンチ一発で蹴散らしていき、そのうえツクヨミを失った怒りも相まって必殺技でアナザーディケイドを撃破します。最終回にふさわしい、超絶最強フォームらしさを見せてくれたオーマジオウ。スペック的にも平成ライダーの中でトップクラスなんですよね。こんな力があれば、文字通りソウゴは世界の王になれるはず…でしたが、彼がとった選択は、一度この世界を破壊し、新たなる世界を創造するということ。ゲイツツクヨミがいる世界を取り戻すべく、彼は創造のための破壊を行うことにするのでした。実質的な歴史ループエンドっぽい展開となった『ジオウ』。ちょっぴり『龍騎』っぽいですね。

 

世界はリセットされ、ソウゴがジオウの力を手に入れる前の、2018年9月がやってきた。いつものように登校する彼の周りには、ゲイツツクヨミ、そしてオーラやウールがいる。彼が再びオーマジオウの力を手にするか、それともまた別の人生を歩むのかはわからない。ただ少なくとも、今までの『ジオウ』とは違う歴史が、ここから始まるのだ―!ループエンドっぽさを出しつつ、「別方向への未来へと進んでいる」という要素も提示したこのラストシーン。ゲイツツクヨミたちがソウゴの世界に転生しているのは少し気になりますが、ソウゴが『ジオウ』のことを覚えているようにも覚えていないようにも取れる描写、そしてウォズのセリフにより彼らの新たな未来に希望を抱かせてくれる感じが、いい雰囲気を演出してくれていました。

 

 

 

売れないお笑い芸人として活動していた、飛電或人。彼の祖父の遺言から、彼の運命が大きく変わり始める。変身せよ仮面ライダーゼロワン。新時代のライダーは、会社社長でヒーローだ!

 

次週より、令和初の仮面ライダーシリーズ作品『仮面ライダーゼロワン』が放送開始。「全世代に送るドラマ」にすることを制作側が意気込んでいるのがちょっぴり不安ですが、新たなニチアサのヒーローとして、頑張ってほしいですね。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第23話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンタイガ』第8話 ちょっとした感想

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地 球 的 エ ネ ル ギ ー

 

 

 

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新たな力で、悪魔を討つ!輝きの力を手に!ウルトラマンタイガフォトンアース!!今回の『ウルトラマンタイガ』は、前回の後編に当たるお話であり、強化形態:フォトンアースの初登場回。ナイトファングに快勝した他、トレギアに勝利とまではいかなくとも互角の戦いを繰り広げ、その強さをアピールしてくれていました。

 

お話の面では、ゲストキャラクターが前回以上にちゃんと本筋に絡んでおり、ある程度キャラとして生かせていたのではないかと感じました。パワーアップ回としては割と淡白な印象を受けるお話だったけど、まあいいんじゃないかな。

 

 なお、前回(第7話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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なんといっても今回の目玉は、フォトンアースの誕生とその活躍。誕生に向けての展開を、藍の内面描写や心情変化と絡めて描こうとしていることが、全体から窺うことができました。前回もうちょっと藍のことも描写してれば、もっと今回の藍の決意→フォトンアース誕生の過程が面白いものになったかもしれませんね。

 

前回、ナイトファングに追い詰められたタイガ。なんとか反撃しアクアブレスターで追撃しますが、ナイトファングの逃亡を許してしまいます。その後、E.G.I.S.のオフィスに戻ったヒロユキたちは、九頭流村に残されていた絵などを解析。ナイトファング打倒への糸口をつかもうとしますが、その時市街地に再びナイトファングが現れて…。アバンで挿入されたのが、前回の戦いの続き。第1話でタイガたちが入手したジェネレーションヒーローズの力のうち、唯一未使用状態だったブルレッドがきっちり使われていました。ナイトファングを撃破できなかったのは残念ですが、「攻撃が効かない」ではなく「追撃したけどダメージを与えきれなかった」という形になっていたのが救いと言えるでしょう。こうしてナイトファングとの攻防を終え、戻ってきたヒロユキたち。彼らはそこで九頭流村の絵についての解析を進め、さらにヒロユキはタイガやタイタスのアシストを受け、ナイトファングを倒す方法の核心へと迫っていきます。ナイトファングが封印された過程とその方法は、前回挿入されていた藍の前世(というべきか?)のバトルシーンの通り。タイタスは、この時彼女がナイトファングを封印できた理由を「地球的エネルギー」があったからとしています。地球の力が味方したから勝てたってのはよくわかるけど、「地球的エネルギー」って言葉のセンス、ちょっと中二病っぽくて面白いなぁ。

 

市街地に現れたナイトファングは、怪音波を発して人々に悪夢を見せ、パワーアップ。いち早くピリカが気づくも時すでに遅く、ヒロユキたちまでもがその毒牙にかかってしまいます。ピリカの尽力でなんとか復活した彼らは、ナイトファングの怪音波への対抗策を考案。そのためにホマレたちが奔走する一方で、藍は悩み続けていました。ナイトファングの一番厄介な能力は、怪音波によって人々に悪夢を見せ、それによりパワーアップするというものでした。ナイトファングの存在は宇宙でも有名なようで、タイタスの解説によって、その能力が明かされることに。タイタスが博識なのはいいのですが、なんで藍の肩でスクワットやってるんだ…?そんなナイトファングの出す怪音波により、昏倒してしまったヒロユキたち。唯一ヘッドホンをすることで免れていたピリカは、独自に怪音波の解析を進め、それを打ち消す音波を作成。これをE.G.I.S.内に流すことでヒロユキたちを復活させます。ヒロユキたちが悪夢を見るシーンでは、第2話以降の各キャラクターのトラウマとなったシーンが挿入されることに。そして藍のみ、彼女が自身の力に苦しむ学生時代の姿が新撮パートとして挿入されていました。これを機に、復活後の藍が悩み、そしてそこからの立ち直りを描くのはいいのですが、いつの間にか「藍が当初から霊能力を持っていて」、かつ「それによりやりたくないけど霊能力系ネットアイドルをやっている」ということになっているのが少し気になります。後者については「試行錯誤の末、やむを得ず自分の能力を生かす形にしたのかな」と推測・補完することはできますが、前者については唐突な印象を受けたなぁ。前回から「藍はもしかして本当に霊能力を持ってるんじゃないか?」とにわせておいた方が、よかったかもしれませんね。

 

自治体の協力を得、ピカリの作成した音波によりナイトファングの怪音波を打ち消したE.G.I.S.。ナイトファングは怒って暴れ始めますが、これにはヒロユキがタイガに変身して挑みます。しかし、やっぱりタイガは劣勢気味。これをニュース報道で知った藍は、意を決して現場へ出向き、自身の力を開放しナイトファングから地球の力を奪還。これにより新たな力を得たタイガは、フォトンアースへと変身。ナイトファングを打ち破り、トレギアとも互角の戦いを見せるのでした。ナイトファングの能力も、E.G.I.S.によって無効化。ここから彼らの反撃(と言っても、E.G.I.S.は怪獣向け兵器を持っていないので実質タイガだけですが)が始まります。後半からの逆転劇はいいんだけど、自治体に飛び込んで頼み込めば音波を流させてもらえるほど、E.G.I.S.って権限のある組織なのかが気になるなぁ。まあ、彼らは警察とつながりがあるから、行政とのパイプをある程度持っているのではないかなとは思うけど…。そして、E.G.I.S.の面々の活躍、タイガのピンチを目の当たりにした藍も、決意して前線へ。フォトンアース誕生のきっかけを作り、タイガの勝利へとしっかり貢献しました。地球の力を取り戻そうとする時の、藍とホマレのやり取りはGoodでしたね~。

 

 

 

◎特撮面

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特撮・戦闘パートでも、やはり今回最大の見どころはフォトンアースの誕生シーン。意外にミニチュア破壊のシーンもそこそこ多かった他、CG合成もマシマシで、強化フォーム登場回らしい豪華さを演出していましたね。フォトンアースのスーツは動きにくそうな印象を受けますが、ウルフェスのウルトラライブステージの時と同様、けっこうガシガシ動いていたなぁ。

 

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ナイトファングが、今度は市街地に再出現。暴れるようなそぶりは見せませんでしたが、その代わり怪音波を放ち、人々をそしてヒロユキたちを苦しめていきます。ナイトファングは、ビルの工事現場を破壊しながら登場。崩れていくビル、そしてその工事の足場のミニチュアのリアルさもさることながら、建設現場にあった重機付近からの視点も挿入されていたのが、より臨場感を高めていました。重機のミニチュアも、ホントにリアルだったなぁ…。

 

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ナイトファングの怪音波も、E.G.I.S.の活躍により無効化されることに。これに怒ったは、侵攻を開始します。ヒロユキはタイガに変身して挑みますが、前回同様やや押され気味なのは変わらず…。このシーンで興味深かったのが、ナイトファングの侵攻開始時における工事中ビルの破壊シーン。ビルの屋上にあったクレーン等がちょっと変わった破壊のされ方をしており、さらに、たまたま他の瓦礫よりも高く飛んだ瓦礫が時間差で落ちてきているのが、ミニチュア破壊を面白いものにしていました。どちらも偶然生まれたシーンなのでしょうが、これが個人的にはけっこうグッときました。

 

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藍の力でナイトファングより解放された地球の力を得たタイガは、フォトンアースへと強化変身。ナイトファングにひるむことなく攻撃を叩き込み、最後はオーラムストリウムで撃破。続いて現れたトレギアにも、押されることなく戦いきって見せるのでした。ついに登場、フォトンアース。デザインからしてハデハデなこのフォームですが、登場シーンから金ピカのCGの光を纏って登場するのにはビックリしました。ホント、“金ピカ”を推したフォームって感じだなぁ。そして、この後展開されるフォトンアースの戦闘は、VSナイトファング戦・VSトレギア戦ともに彼の優勢で戦いが進行。ナイトファングについては、必殺技オーラムストリウムで完全撃破してみせるのでした。戦いでも強いインパクトを残してくれたフォトンアースですが、今回見逃せなかったのが、後々彼のメイン武器になるはずの大剣が登場していない点。次回も登場する様子がないことから、この武器の入手にかかるお話は9月末頃に展開され、実質的な『タイガ』における2度目のパワーアップ回となるのでしょう。強化フォームとその武器の登場にタイムラグが生じるのって、『ブルースワット』のハイパーショウみたいだぁ…。

 

 

 

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ホマレが偶然出会った、幼馴染の女性:マイコ。彼女が知るホマレの過去とは何か。そして、彼女をつけ狙うキール星人の真意とは?水異怪獣マジャッパが現れる時、マイコと怪獣の関係が明かされる―!?

 

次回は2度目のホマレ回。次回予告の煽りで「彼女と水異怪獣マジャッパの関係は?」ってあったけど、これが気になるなぁ。今の『タイガ』なら、『タロウ』のメモール回みたいなことやりかねないからちょっと怖いゾ…。

 

そんな第9話の感想記事は、↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『勇者王ガオガイガー』ちょっとした感想 GGG-11(第32~34話)

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今回は、勇者王ガオガイガー』の感想記事第11回目です。

 

原種の攻撃により、生死不明となったGGGメンバー、そして勇者ロボたち。今回ご紹介の3話では、そんなGGGの逆転が描かれることになります。前回(第31話)でハラハラさせられた分、やっぱり第34話での全勇者ロボの復活の喜びはひとしお。そしてこのお話あたりから、「最強勇者ロボ軍団」という名称が使われ始めることになります。

 

 

 

 

Number.32「逆襲!機界31原種」

1997年9月13日放送
登場した敵他:ZX-03顎門原種、その他原種28体
これが勝利の鍵だ!:マイクシリーズ13機

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「俺がやらなきゃならないのは、泣き言を並べることじゃないよな。俺は、皆の分まで戦わなくちゃいけないんだからな。」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!原種2体を打ち破った白き宇宙戦艦:ジェイアークは、戒道を連れていずこへと飛び去った。それと入れ替わるように、大型宇宙艦アマテラスが護たちの前に出現。中からスタリオンが現れ、ガオガイガーを回収し護を宇宙へと連れ出す。護たちが見た、巨大宇宙ステーション:オービットベースにいたメンバーは一体誰か?そして今、マイクシリーズ全13機による原種への攻撃作戦が始まった!果たして彼らは、原種の侵攻を食い止めることができるのだろうか?


今回からOPも一新され、物語が第2ステージに入ったことを改めて感じさせてくれる『ガオガイガー』。前回が絶望的な展開の連続だったのに対し、今回はわずかながら希望が見え始めてくる展開になります。あれだけの攻撃を受けて、GGGのメンバーや雷牙博士が無傷生きているのはちょっとムリがある気もしますが、とにかく生きててよかったです。


前回、原種2体を一気に撃破したキングジェイダー。彼はそのままジェイアークへと変形し、戒道とともにどこかへ飛び去ってしまいます。戦いが終わり荒廃した街で呆然とする護のもとに両親が駆け付けた直後、巨大な宇宙艦アマテラスが飛来。その中に乗っていたのは、前回生死不明になったはずのスタリオンでした。原種を倒した後、特に何も語らず立ち去っていくジェイアーク。戒道は護の呼びかけに多少の反応を示しましたが、彼もそのまま飛び去ってしまいます。結局、今回の劇中でも彼らの正体が何者なのかは不明のまま。おおう、なかなか引っ張るなぁ。戦いが終わったあと、車で駆け付けた護の両親。護が父:勇にガオガイガーの修理を懇願する中、巨大な宇宙艦アマテラスが彼らのもとに飛来。着陸して中から現れたスタリオンは、地球防衛のために護が必要だとして、彼らの両親に許可を得たうえでアマテラスに護を乗せます。アマテラスに護が乗り込む際に印象的だったのが、勇の発言。心配する母:愛に対し、「護にはやるべきことがあるんだ。僕らがそれを止めちゃいけないよ」と言って、護の背中をそっと押してくれます。心の底ではきっと心配してたんだろうけど、いろいろ考えて護を送り出すことにしたんだろうなぁ。いいお父さんですね、彼は。


アマテラスに乗った護、そして凱。治療班によって、凱は車いすに乗って動けるまでに回復します。そんなアマテラスが向かっていたのは、地球軌道上に浮かぶ超大型宇宙ステーション:オービットベース。ドッキングしたアマテラスから護たちはその内部に入ることに。そこにいたのは―!アマテラスがオービットベースに向かうまでの間、スタリオンによる原種についての解説が。ギャレオンがもたらした情報の中にその記述があったということは、前回大河長官が言っていましたが、今回その原種たちは全部で31体いることが発覚。それらは、ESウインドウというブラックホールのようなものを使って遠くの星から地球へやってきて、地球を攻撃しようとしているのでした。原種はどれも今までのゾンダーロボ以上の強さを持っているようですが、これらはゾンダーの頂点に立つもののため、これらを叩けばゾンダーの戦いが終わるはず。しかし、あんなの相手に今後どうやって戦っていくんだろう…?やがてアマテラスは、宇宙ステーション:オービットベースとドッキング。内部に入った護と凱を待っていたのは、前回死んだと思われていたGGGのメンバーたちでした。GGGの本部は前回攻撃を受け、ドッキングしていた三段飛行甲板空母などは大破。しかし、中枢部であるヘキサゴン部分はギリギリのところで海中から脱出し、宇宙空間へ到達した際にこのオービットベースに合流を果たしていたのでした。オービットベースの中には、GGGメンバーの他に雷牙博士も健在。皆よくあの攻撃の中生きていたよなぁ。それにしても、「基地の中枢部が飛行して脱出する」って、なんだか『ウルトラマンタロウ』のZAT基地みたいですね。


再会を喜んだのもつかの間、GGG(ガッツィー・ジオイド・ガード)改めGGG(ガッツィー・ギャラクシー・ガード)は、原種が出てくるというESウインドウの破壊作戦に着手。マイク・サウンダース13世をはじめとするマイク部隊全13機が全機出動し、フォーメーションを組んで一気にディスクXを発動。ESウインドウから出てこようとする原種たちに、ダメージを与えていきます。しかし、そこに前回取り逃がしたZX-03が飛来。マイク部隊を妨害し始めます。原種の攻撃に巻き込まれたマイクも、今回で無事を確認。相変わらず元気そうな姿を見せてくれていました。そんなマイクたちを使った今回のGGGの作戦が、ソリタリーウェーブによるESウインドウの破壊作戦。初めてESウインドウが開く前にその兆候を感知したGGGは、そこから出てくる原種およびESウインドウ自体を、マイク部隊のディスクXによるソリタリーウェーブによって破壊しようとします。敵が出てくるところがわかっているのだから、そこを一気に叩けばいい。シンプルでわかりやすい作戦です。作戦はある程度の効果を挙げつつありましたが、そこにZX-03が乱入。マイク部隊を次々と襲っていきます。ガオガイガーは修理中のため、援護に出撃できず。他の勇者ロボたちもいるはずですが、名前が出てきていなかったあたり、まだEI-01戦に伴う修理が終わっていないということなのでしょうか。


ZX-03の攻撃を受け、どんどん傷ついていくマイク部隊。そこにあのジェーアークが再び登場。ソルダートJは今回ジェイダーとなってZX-03に立ち向かって勝利。ゾンダーの核を抜き出すことに成功します。その後体制を立て直したマイク部隊は、ESウインドウにダメージを与え、そこから出てきた原種の移動体(柱のようなもの)の撃破に成功。しかし核自体は倒されておらず、それらが地球に落下してしまいます。今回はジェイアークの一部分が分離変形して完成するジェイダーが登場。キングジェイダーにならずとも、ZX-03を倒してしまいます。ジェイダーは、ガオガイガーでいうとガイガーにあたるロボットのはず。その状態でも原種倒しちゃうだなんて、どんだけ強いんだよ…。マイク部隊は今回上述のような大活躍を見せますが、原種のゾンダーの核を倒すまでには至らず。これらが地球に落下してしまったということは、また以前のゾンダーロボのように、何かと融合して暴れ始めるんでしょうね。原種がゾンダーロボみたいになっちゃったら、現状人類はそれに対抗できるのか…!?

 

 

 

Number.33「氷点下への出航(たびだち)」

1997年9月20日放送
登場した敵他:ZX-04巨脚原種
これが勝利の鍵だ!:ジェイアークのESミサイル

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「お前は、機界四天王のピッツァ!」「それは偽りの名。ピッツァは死んだ。私の名は…J!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!ESウインドウへの攻撃作戦も終わり、原種を一時沈黙させることができたGGG。護はオービットベースを案内され、かつて出会った人々との再会を果たした。その後、小学校の全校集会で護たちにGGGの存在が公表される中、その帰り道で護は戒道と出会う。戒道に連れられるようにジェイアークの中に入った彼は、ソルダートJらとともに北極海へ向かうことに。そこには、海底探査プラントと融合した原種ZX-04がいた!電磁波を操る敵に、ジェイアークが挑むが―!


マイクやギャレオン、そしてジェイアークが登場するとはいえ、合体変形した巨大ロボ(ガオガイガーなど)が一切登場しないという異色のお話となった今回のお話。その代わり、ソルダートJや戒道の抱える秘密が少しずつ明らかになってきました。後半の戦闘シーンにおける、ソルダートJのカッコよさがたまりませんね。


ESウインドウへの攻撃作戦も終わり、少しの間とはいえ一時的に落ち着きをみせたオービットベース。GGGのメンバーが地球に散らばった原種の捜索をする一方で、護と凱はオービットベースの内部を案内されることになります。そこで出会ったのは、かつてゾンダー化され護に浄解された野崎博士、平田博士、そして犬吠崎の面々。護たちは彼らとスタリオンから、オービットベースの概要について説明を受けるのでした。前回の描写を見ると、GGGの面々は原種の攻撃により脱出しオービットベースに何とか回収されたかのような印象を受けましたが、実はオービットベースの計画自体はEI-01との戦いの数か月前から進行中。それは、ギャレオンからもたらされた情報をもとに、大河長官らが中心となって動いていたからでした。ということは、原種からの攻撃がなくても、いつかGGG本部はあの宇宙開発公団の地下から分離し、オービットベースにドッキングする予定だったんですね。たまたまそのタイミングが早まっただけかぁ。そんなオービットベースの中を案内される、護と凱。オービットベースの開発の中心人物たちとして彼らが出会ったのは、かつてゾンダー化した野崎博士、平田博士、犬吠崎の3人でした。護に浄解されてからすっかり改心した彼らは、各々の得意分野を生かしてオービットベースの開発に尽力。当初は認められなかった彼らの技術・研究(そしてこれがゾンダー化の原因にもなった)が、このオービットベースの開発に生かされているとは、なんとも興味深い展開です。みんないい顔してたなぁ。


未完成のオービットベースは、着々と開発が進行。その一方で、身体は回復したはずの勇者ロボたちは、AIの修復プログラムが働いている最中で、まだ目を覚まそうとはしませんでした。新型GGGポケベルを渡された護は、マイクによって地球へ帰還。両親の前にその元気な姿を見せ、楽しいひと時を過ごすのでした。GGG本部が原種に襲撃されたことで生死不明となっていた最強勇者ロボ軍団でしたが、このシーンで全員の生存が判明。しかし、いまだEI-01との戦闘後からのAI修復プログラムが動作中であり、彼らはまだ目を覚ましていませんでした。おそらく、というか間違いなく次回復活するんだろうなぁ。次回予告から考えると。そんな彼らを見届けて、地球に戻った護。彼は両親と再会を果たして一家団欒を楽しみます。護が家族と触れ合う、いかにも平和で理想的な家族の姿が描かれるシーン。思わず顔がほころびます。やっぱり家族って、いいもんですね。


原種の地球攻撃が本格化しつつあることを受け、GGGはとうとう全世界に自分たちの存在を公表。世界各地に今までの戦いや地球のさらされている状況が報道されます。護たちの学校でもGGGの存在とGGG専用ダイヤルの周知がなされた日の夕方、護は帰宅時に戒道と遭遇。彼に連れられるようにジェイアークに乗った護は、ソルダートJと初めて出会います。今まではその存在を一部の人しか知らなかったGGGですが、危機的状況化のためその存在が公表されることに。なんと一般市民レベルでのGGG専用ダイヤルまで用意され、護たちの学校でも、「何か不審なことがあればここに連絡するように」という通達がなされます。一般人にGGGへの直通回線を設けて大丈夫なのかはさておき、地球が今までにないくらいの危機に直面していることがわかる描写。それにしてもあのダイヤル、電話したらオービットベースにつながるってことなのかな?そういった通達がなされた日の夕方、行方不明になっていた戒道と出会った護。戒道は護の秘密を見抜いており、海底から浮上してきたジェイアークに誘導。初めて艦内に入った護は、ソルダートJという戦士と出会います。ソルダートJがかつてのピッツァであることが、明確に言及されるこの描写。護が「お前は、機界四天王のピッツァ!?」と言うのに対して、「それは、偽りの名」として自己紹介するのが、カッコつけてる感があっていいいですね~。それにしても、アルマと呼ばれた戒道が護の秘密を知っているのは、一体…?


ジェイアークはそのまま北極海方面へ航行。その理由は、原種によって占拠された海底探査プラント:エクスプローラー7を破壊するためでした。華ちゃんからの通報によりジェイアークを発見したGGGは、宇宙からその動きを追跡。やがて彼らは、原種がエクスプローラー7を占拠した真の理由にたどり着きます。エクスプローラー7に攻撃を仕掛けるジェイアークでしたが、途中原種の電磁波攻撃を受けて…。原種がわざわざ北極海にある海底探査プラントと融合した理由。それは、地球のN極に移動して超強力な電磁波を発し、地球の周りを取り囲む放射線帯:ヴァン・アレン帯のバランスを崩し、地球の環境に変化を起こしてオービットベースもろとも地球上の全生物を抹殺しようという作戦のためでした。もうなんだかスケールがデカすぎてよくわからなくなってきた。まだ4体目の原種でこんな地球規模のことを絶った1体でやってのけるのですから、原種の異常なまでのパワーの強大さが窺えますね。これに対し果敢に立ち向かうのが、ソルダートJが指揮を執るジェイアーク。電磁波攻撃をかいくぐり原種ZX-04にダメージを与えますが、あと一歩のところで電磁波攻撃を食らってしまいます。原種ZX-04の攻撃を回避しながら攻撃を加えるシーンでは、ソルダートJの表情等がちょくちょく描写。相手の攻撃を見切ってにやけたりするなど、彼の戦いに対する姿勢や性格が窺えます。ソルダートJ、やっぱりいいキャラしてますよ。

 

 

 

Number.34「勇者復活!」

1997年9月27日放送
登場した敵他:ZX-04巨脚原種
これが勝利の鍵だ!:最強勇者ロボ軍団

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「「「「「すべては、地球の未来のために!」」」」」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!原種ZX-04の攻撃を受けたジェイアーク。だが、その内部で護たちは生きており、護は戒道からその目的について知らされる。その後、護のGGGポケベルからの連絡を受けたガイガーとマイクは、北極海へと直行。途中ジェイダーと遭遇して護と合流を果たすも、原種ZX-04の攻撃を受けてピンチに陥ってしまう。地球が死のオーロラに覆われる中、ガイガーに残された手立てはもうないのか?その時、頼もしいヤツらが帰ってきた!そう、あれは最強勇者ロボ軍団。今、勇者たちの快進撃が始まる!


最強勇者ロボ軍団、満を持して復活!今回はサブタイトルからも明らかなとおり、しばらく出番がなかった勇者ロボたちが相次いで復活を遂げ、原種ZX-04を倒すべく怒涛の大奮闘を見せるお話になりました。勇者ロボたち、そしてガオガイガーの復活はやはりうれしいものでしたが、その一方で戒道らや護に関する気になる描写もありましたね。


前回、原種ZX-04の攻撃を受け、海底に沈んだジェイアーク。護はその船内で目を覚ましますが、戒道たちがいなかったため、艦内を探索することに。やがて球体のようなものが輝く部屋にたどり着いた護は、そこで戒道とソルダートJから、彼らの目的について聞かされるのでした。今回のアバンタイトルでは、ピッツァがソルダートJに戻った経緯についての描写が存在。EI-01によって東京タワーが沈み始めた時、地上に転落死層になる中で戒道はアルマとして覚醒。その使命に基づいてピッツァをもとの姿であるソルダートJへと浄解し、さらには地下水脈で瀕死の状態だったペンチノンをも浄解したのでした。自分が身に着けていたペンダントが発光したことをきっかけに、自分に与えられた使命と力を思い出した戒道。彼は護に対して記憶がまだ封印されているということを発言していましたが、じゃあ護も似たようなペンダントを持っていて、それが発光したときに自分の正体を思い出して本来の力を覚醒させる…のでしょうか。このあたりは現時点ではまだ謎ですね。使命に目覚めた戒道らの目的は、原種のゾンダー核を浄解したことで出現するゾンダークリスタルを集めること。パズルのピースのような形をしていましたが、あれを31個すべてそろえた時、何かが起きるのでしょうね。


原種ZX-04の出現、そして護のGGGポケベルからの通信が北極海からあったことにより、そこへ急行するガイガーとマイク。途中ジェイダーと遭遇し戦闘になるガイガーでしたが、護のおかげで誤解が解けます。その後護をイザナギへ収容したガイガーは、マイクの援護を受けながら原種ZX-04の中心部へと突入。攻撃を加えようとしますが、マイクが体勢を崩したことで援護を失い、電磁波攻撃によってできた大量の氷柱の中に飲み込まれてしまいます。浄解されたことでゾンダリアンではなくなり、少なくとも完全な敵ではなくなったはずのソルダートJ。しかし凱へのライバル心はまだ無くなっていないらしく、護を人質に取っていると思い込んでいる凱に対して戦いを挑みます。攻撃を華麗によけてみせ、自分が速いのではなく、ガイガーの動きが遅いのだと言ってみせるジェイダー。やっぱりソルダートJはいいライバルキャラしてますね~。それにしても、ピッツァと言われていちいち訂正するソルダートJも大変だなぁ…。護によって誤解が解けた凱とソルダートJ。ソルダートJが一時撤退する一方で、凱はマイクとともに敵陣に突っ込みますが、逆に返り討ちにあってしまいます。最初はマイクの援護を受けながら作戦通りに事を運んでいたガイガーでしたが、原種ZX-04の攻撃が想像以上に早く、その攻撃によりマイクは海中に転落。援護を失ったガイガーも一気に攻撃を受けてしまいます。危うし、ガイガー!


薄れゆく意識の中で、ヴァン・アレン帯が薄くなっていることによって発生したオーロラを見つめる凱。そんな時、聞きなれたサイレンの音が彼の耳に入ってきます。幻聴かと思った凱でしたが、それは幻聴ではない実際の音。なんと、ようやく復活を果たしたボルフォッグをはじめとする最強勇者ロボ軍団が応援に駆け付け、原種ZX-04に総攻撃をかけ始めるのでした。攻撃に捕らわれていたガイガーも、ボルフォッグにより救出されます。ついに復活!氷竜・炎竜、ボルフォッグ、ゴルディーマーグ!!今までガイガーのやられシーンが多かった分、ここからは最強勇者ロボ軍団による怒涛の攻撃シーンが描かれます。挿入歌「最強勇者ロボ軍団」をBGMに、これでもかというほど攻撃の雨あられを浴びせ、今まで以上の強さを見せる最強勇者ロボ軍団。いやぁ、展開的に彼らが復活するのはわかっていましたが、こうやって実際に復活したさまを見せられると、やっぱりう嬉しくなってきますね。護が彼らの快進撃を見て、「頑張れ!最強勇者ロボ軍団!!」と応援するシーンもたまりませんなぁ!もちろん、最強勇者ロボ軍団が復活したことにあわせて、ガオーマシン各機の修理も完了。ウルテクエンジンを積んだことによりチューンナップされたそれらは、久しぶりにガオガイガーへとファイナルフュージョン。今までとは違う強さを見せてくれました。我らがガオガイガーもこのシーンで復活!さすが勇者王だ!!(意味不明)


ガオガイガーゴルディオンハンマーを原種ZX-04に食らわせて、ゾンダー核を抜き出し倒すことに成功。護はそのゾンダー核を浄解しようとしますが、なぜか失敗。そのゾンダー核はジェイアークにより持ち去られてしまうのでした。ゴルディオンハンマーも久々の披露。初めて原種相手に使用する形になりましたが、そこまで苦労することなく撃破したことに驚きました。やっぱりゴルディオンハンマーって地上最強の武器なんだなぁ。その後護は原種のゾンダー核の浄解に取り掛かりますが、失敗してしまいます。おそらく、戒道とは違いまだ護は本来の力を覚醒できていないからなのでしょう。ということは、護の抱える謎の解明や力を覚醒させるために、GGGが護の秘密に迫る…という展開もそろそろありそうな気がしますね。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第35話から第37話をご紹介予定です。来週もこのブログで、ファイナルフュージョン承認!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1997年放送の勇者王ガオガイガー』挿入歌「最強勇者ロボ軍団」です。

 

宮内タカユキさん歌唱の、『ガオガイガー』の挿入歌。特撮ソングやアニソンを多数歌い上げている彼ですが、ロボットアニメへの参加って意外に少ないような気がします。歌はアツく、『ガオガイガー』のテイストにベストマッチだと思いますけどね。

 

今回ご紹介の第34話のクライマックスも盛り上げてくれたこの歌。この歌の興味深いところって、「氷竜・炎竜」などロボットの名称をわざと出さずに、ガオガイガーを除く各勇者ロボたちの特徴等を歌いあげているところなんですよね。作詞のセンスも素晴らしいなぁ。

 

 

 

 

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ウルトラ特撮PERFECT MOOK vol.0

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今回は、来年から順次刊行予定の『ウルトラ特撮PERFECT MOOK』のプレ創刊号「vol.0」のご紹介です。

 

「vol.1」の発売(予定)から、約1年も前倒しの発売となった本書籍。創刊号という名にふさわしく、「ウルトラシリーズ」だけにとどまらずその他円谷プロ作品も併せて掲載されていたのにはたまげました。このボリュームの中にこれだけ詰め込むとは、いい意味で驚きだよ!

 

 

 

本の構成は、見開き1ページで円谷プロの歴史を解説したのち、『タイガ』を含む「ウルトラシリーズ」の紹介→桜井浩子さんインタビュー→『怪奇大作戦』などのその他円谷特撮作品という構成。構成自体はオーソドックスであり、1つ1つの内容も掘り下げるというよりも満遍なく紹介するという感じになっています。

 

しかし、だからと言って内容が薄くなっているわけではなく、各作品を豊富なスチールとともに紹介しているのがこの本の魅力。権利関係やページの都合で、作品によっては紹介欄が小さかったりスチール未掲載のものもありますが、大部分の作品はちゃんとスチールとともに紹介が掲載されています。でも、なぜかNHKでやってた『生物彗星WoO』は、飛ばされてるんだよなぁ。権利関係でそんなにもめてるってことも聞かないし、単純に掲載し忘れかな?

 

そして、地味に見逃せないのが、各作品ロゴに追加された「ULTRAMAN」もしくは「TSUBURAYA」の文字。去年あたりから、海外展開を意識してか作品タイトルにこれらの文字が追加されるようになりましたが、あれは『ルーブ』以前の作品にもつけられるようになったんですね。ちなみにULTRAMAN」の文字が入れられていたのは、『USA』などの映画組もしくはOV作品組と『ザ☆』を除く全作。「TSUBURAYA」の文字が入れられていたのは、『怪奇大作戦』や『恐怖劇場アンバランス』、そして『快獣ブースカでした。

 

これらの文字が挿入されている作品が、今後円谷プロが海外へも展開していくことに力を入れる作品なのでしょう。『ザ☆』や『ネオス』などの一部のウルトラシリーズが除外されているのが悲しい一方で、『アンバランス』にその文字が挿入されているのは非常に驚かされました。悪くはないと思うけど…、なぜ『ミラーマン』・『ジャンボーグA』・『ファイヤーマン』を差し置いて、これを選んたんだろう?「大人向け作品」ってことで、海外市場を開拓していくつもりなのかなぁ。

 

 

 

具体的に全何巻発売になるかはわからないけれども、とにかく来年から発売されることになった『ウルトラ特撮PERFECT MOOK』。プレ創刊号でこの内容なのですから、きっと「vol.1」以降はもっと濃い内容になることでしょう。

 

「vol.1」の情報が出るのは、おそらく来年の春頃か。さあて、どんな順番で円谷プロ作品を紹介していくんだろう?

 

 

 

 

 

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ウルフェス2019後半戦(館内展示&ウルトラライブステージ編)

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今回は、昨日(8/17)に行ってきた、ウルトラマンフェスティバル2019第2部のレポートです。

 

もともと第2部は、この日に前売券&ウルトラシートを押さえていた私。本来なら今年2回目のウルフェスになるはずでしたが、先週は当選した大人のウルフェスにも参加したため、なんと3回目の参加になりました。

 

館内展示も微妙に変わっていたとはいえ、さすがに3回も行ったら「この展示前も見たな」とか「この流れ前も見たな」という印象が強くなってきますが、不思議と“飽き”は感じませんでした。ウルトラライブステージが第2部に切り替わってたってこともあるだろうけど、それ以上の何かが、このウルフェスにはあるんでしょうね。ウルフェス、恐ろしいゾ…。

 

なお、ウルフェス2019第1部、そして大人のウルフェスそれぞれのレポートは↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

bongore-asterisk.hatenablog.jp

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館内展示については、以前の記事でもレポートしているので基本的なところは割愛。第1部や8/11の大人のウルフェスの時から大きく変わっていた点は、twitterでアップされているウルトラマンタイガのイラスト等を描かれている、たけうち先生のウルトラマンイラストがより追加されていた点でしょうか。『ルーブ』や『タイガ』のウルトラマンたちがデフォルメされて描かれていたのはGoodだけど、その上にあるマン・ゾフィー・ジャックのイラストは、さすがに見分けがつかなかったぞ…。

 

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そして、館内展示をぐるっと回った後は、ウルトラライブステージを鑑賞。第2部は第1部とは違って観客参加型の色が濃くなっており、ピリカたちが開発したウルトラトラップや、タイガ復活→フォトンアース誕生の描写などでそれが生かされる形になっていました。ストーリーはけっこう王道なので、素直にアツくなり、そして楽しむことができましたね。

 

ウルトラライブステージの隠れた見どころが、上述したウルトラトラップ。結構な頻度で劇中に登場するのですが、仕掛けられている技がどれもこれも怪獣倒す気マンマンの結構凶悪なものが取り揃えられており、これには笑わされました。あれ、前の席からだと仕掛けの一部が見えるのですが、上演前に目撃した時は「なんだあれ、ドリフみたいなことでもやるのか?」なんて思っちゃいました。

 

 

この日の参加をもって、私の今年のウルフェス参加は終了。いや~、今年は今のところ人生で一番ウルフェスに参加した年になっちゃいましたね。

 

来年も最低2回は行きたいなと思っていますが…、どうなるかなぁ。楽しみだ!

 

 

 

 

 

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『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第22話 ちょっとした感想

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収容力に不安のありすぎるイベント会場

 

 

 

番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。

 

今は私がリュウソウジャー。マイナソーを倒すのは、私たちの役目です!シャドウラプター&シャインラプターの登場回後編となった今回。マスターピンクやういのお母さんがよみがえった理由、そして一連の事件の犯人が明かされる形になりました。

 

キシリュウオーコスモラプターも登場し、タンクジョウとの戦闘でも様々なリュウソウルが再使用されるなど、販促にも力が入れられていたのはいいと思います。でも、あの人からマイナソーが生まれたのは…結局なんでだったんだ?

 

なお、同日放送の『仮面ライダージオウ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、コウたちの前に現れたセトーという人物。彼は今回の事件の真相を語り始めますが、肝心なところで力尽きてしまいます。その直後、空を割ってマイナソーが出現。コウはマイナソーに飛びかかり異空間で戦うという無茶をしますが、シャインラプターの力でなんとか生還するのでした。セトーが龍井博士に似てるのは、セトーの魂が彼の身体を借りていたから。ガチのそっくりさんだとか、龍井博士の第2人格とか、そういうワケじゃなかったんですね。祭りのハチマキを巻いてたのは,、そのタイミングで博士の身体を借りたからなんだろうけど、今回の次回予告でもつけてるよね。もしかして、このハチマキがお気に入りなのか?そんなセトーは、今回の事件がマイナソーによるものであることを語りますが、より肝心なことを語る前に力尽きてしまうことに。その時マイナソーが現れ、上空から人々の魂を吸いとり始めます。これを阻止せんとするコウは、マイナソーに飛びかかり異空間へ。そこで遭遇したのは、2度も倒したはずのタンクジョウでした。マイナソーは空を割って出現。異空間のCGの色も相まって、完全に『ウルトラマンA』に出てくる超獣みたいな感じになってました。このあと展開されるコウとタンクジョウの戦闘は、なかなか迫力があるものになっていましたね。

 

マイナソーが犯人なのはわかったが、じゃあそれを生み出したのは誰か―?コウたちはあれこれ考えを巡らせますが、その答えに一番早くたどり着いたのは、アスナでした。その後、マイナソーが狙いそうなものを予測したコウたちは、人々の密集を防ぐべく行動を開始します。今回マイナソーのベースとなったのは、なんとマスターピンク。彼女の意思(?)がマイナソーを生み、死者をよみがえらせるという事件を起こしていました。今回の一件で、マイナソーは人間や物だけでなく、死者の意思(というべきか)という形すら無いものからも生み出せることが判明。もう何でもアリじゃん!しかも今回、誰がなんのためにマイナソーを生み出したのかも不明のままなんですよね。今回の様子から見るに、クレオンやワイズルーも関わってなさそうだし…。そんなマイナソーの目的は、人々の魂を吸いとること。ならば次にマイナソーが狙うのは人が密集するところだと推測したコウたちは、数万人が集まるという大規模イベントに目をつけ、人々が集まるのを防ぐべく動きだします。「数万人が集まるという大規模イベント」の詳細は不明ですが、これに対しコウたちがやったのは、「看板を隠して会場を分からなくする」こと。おいおい、今はネットの時代だぞ?これで人間が集まるのを本当に防げるのか!?まあ、結果的には成功したからいいけどさぁ…。

 

コウたちの推測は的中し、また作戦も成功。人がいないイベント会場に現れたタンクジョウとマイナソーに対し、戦いを挑みます。マイナソーに対してはリュウソウレッドがコスモラプターの力で、タンクジョウに対してはリュウソウピンクを中心にマスターピンクの剣の力でそれぞれ撃破。こうして事件は解決し、マスターピンクやういの母を含めて、よみがえった人々は静かに消えていくのでした。タンクジョウとの戦闘の舞台になったのは、『ジュウレンジャー』の頃から使われているお馴染みのロケ地。これ絶対数万人も収容できないでしょ…。まあそんなことはともかく、ここでタンクジョウそしてマイナソーと、リュウソウジャーが戦闘開始。リュウソウレッドは、シャドウラプターとシャインラプターの合体形態であるコスモラプターの力を借りてマイナソーに勝利。リュウソウピンクたちは、マスターピンクの剣を使い、それに全エネルギーを込めてタンクジョウに勝利します。終盤の戦闘シーンで、リュウソウレッドコスモソウルとキシリュウオーコスモラプターが立て続けに初登場。コスモラプターのカラーとデザインが赤色とマッチしており、どちらも非常にカッコいい形態になっていたと感じましたね。しかし、ゴールドの存在を除けば、またレッド単独のパワーアップになるのか。メルトたちにも何か強化要素欲しいなぁ。

 

 

 

衝撃!リュウソウルには寿命があった!?リュウソウル発掘に勤しむコウたちは、なんとまた別のリュウソウルを発見して…。

 

次回、またもやセトーさん登場。お話の内容やノリから見て、ちょっぴり総集編回も兼ねてるような気がするけど…どうなんだろう?

 

 

 

 

 

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