お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダージオウ』EP49(終) ちょっとした感想

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ディケイドは刺される運命

 

 

 

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歴史が壊されても…、仮面ライダーは壊れない!いよいよ物語の終焉を迎えることになった、『仮面ライダージオウ』。先週の時点で制作側から不穏なコメントが出されていたので悪い意味でハラハラさせられましたが、なんとかそれなりにまとめ上げて完結させていてホッとしました。

 

最終回というこの1話の間に、「ツクヨミの裏切ったふり→彼女の真意の判明」や「ゲイツ一時死亡退場」、「ソウゴのオーマジオウの力入手」、「世界と歴史の再構築」と、これでもかというほど様々な要素を盛り込んでおり、これをどうにか捌ききってたのは驚異的と言えるでしょう。そりゃあ、いろいろ「これはどうなの?」と考えたくなるところもありますが、まあいいんじゃない?

 

 

 

前回、仮面ライダーへと変身したツクヨミ。このままソウゴたちの作戦は上手くいくかと思われましたが、彼女はスウォルツ側についた上に彼とともに姿を消します。その後、クジゴジ堂に戻ったソウゴたちは、態勢を立て直して翌朝から戦闘を再開。ソウゴはグランドジオウに変身し、アナザーディケイドに立ち向かっていきます。アバンでいきなりソウゴたちを裏切ったツクヨミ。これは後の展開で彼女の狂言だとわかりますが、「ええ、いきなりぃ!?」ってちょっとビックリしちゃいました。その彼女曰く、彼女とスウォルツの世界が滅びようとしていた原因の1つが、彼らの世界に仮面ライダーがいなかったから。ツクヨミ仮面ライダーになることで、ジオウ(ソウゴ)の世界との橋渡しをし、破滅を回避できるかもしれなかったらしい…。言いたいことはわからんでもないけど、なんだかわかりにくいなぁ。そして、このやり取りの翌朝、ソウゴたちは再び戦いに身を投じることに。アナザーディケイドと対峙して、「歴史が壊されても…、仮面ライダーは壊れない!」と言い放つソウゴの姿は、素直にカッコいいと感じましたね。

 

レジェンドライダーを召喚し、アナザーディケイドに応戦するグランドジオウ。しかし相手はラスボス怪人を複数体召喚していたため、グランドジオウの力をもってしても戦局は変えられず、追い詰められてしまいます。ゲイツリバイブのアシストで何とか生き延びたソウゴでしたが、彼をも失うことになり、これがソウゴを究極の王への道を開くことになります。グランドジオウが召喚したのレジェンドライダーは、オーズタジャドルコンボやウィザードインフィニティースタイル、ダブルCJXなど。各作品の1号ライダー強化フォームのチョイスになってるのはいいのですが、鎧武だけはなぜかパインアームズで登場します。極やカチドキのスーツがもうなかったのかもしれないけど、なんでパインなんだ?第2話で登場した、鎧武のアームズの中でもそんなに強くない方の姿なのに…。このようなライダーたちとともに戦うグランドジオウでしたが、アナザーディケイドはン・ダグバ・ゼバや仮面ライダーエボルなどを召喚しており、攻撃力としてはこちらの方が上。召喚されたレジェンドライダーは消失し、グランドジオウもピンチに陥りますが、そこに駆け付けたのはゲイツリバイブでした。グランドジオウ=ソウゴをかばい、死んでしまったゲイツ。「オーマジオウになれ」って言い遺していくなんて、もうこっちの方がある意味ヒロインじゃないか…。

 

ゲイツを失った怒りにより、ソウゴはオーマジオウの力に覚醒。ついにその姿へと変身を遂げ、一瞬にしてアナザーディケイドを追い詰めていきます。劣勢になったアナザーディケイドは、自分の世界へと逃げようとしますが、ツクヨミにより阻止されることに。彼らが消滅しようとする中で、オーマジオウとなったソウゴの選択は―。オーマジオウの力はすさまじく、アナザーディケイドはその力を吸収しようとするもキャパオーバーに陥り失敗。さらにアナザーディケイドの召喚したラスボス級怪人を次々とパンチ一発で蹴散らしていき、そのうえツクヨミを失った怒りも相まって必殺技でアナザーディケイドを撃破します。最終回にふさわしい、超絶最強フォームらしさを見せてくれたオーマジオウ。スペック的にも平成ライダーの中でトップクラスなんですよね。こんな力があれば、文字通りソウゴは世界の王になれるはず…でしたが、彼がとった選択は、一度この世界を破壊し、新たなる世界を創造するということ。ゲイツツクヨミがいる世界を取り戻すべく、彼は創造のための破壊を行うことにするのでした。実質的な歴史ループエンドっぽい展開となった『ジオウ』。ちょっぴり『龍騎』っぽいですね。

 

世界はリセットされ、ソウゴがジオウの力を手に入れる前の、2018年9月がやってきた。いつものように登校する彼の周りには、ゲイツツクヨミ、そしてオーラやウールがいる。彼が再びオーマジオウの力を手にするか、それともまた別の人生を歩むのかはわからない。ただ少なくとも、今までの『ジオウ』とは違う歴史が、ここから始まるのだ―!ループエンドっぽさを出しつつ、「別方向への未来へと進んでいる」という要素も提示したこのラストシーン。ゲイツツクヨミたちがソウゴの世界に転生しているのは少し気になりますが、ソウゴが『ジオウ』のことを覚えているようにも覚えていないようにも取れる描写、そしてウォズのセリフにより彼らの新たな未来に希望を抱かせてくれる感じが、いい雰囲気を演出してくれていました。

 

 

 

売れないお笑い芸人として活動していた、飛電或人。彼の祖父の遺言から、彼の運命が大きく変わり始める。変身せよ仮面ライダーゼロワン。新時代のライダーは、会社社長でヒーローだ!

 

次週より、令和初の仮面ライダーシリーズ作品『仮面ライダーゼロワン』が放送開始。「全世代に送るドラマ」にすることを制作側が意気込んでいるのがちょっぴり不安ですが、新たなニチアサのヒーローとして、頑張ってほしいですね。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第23話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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