お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第31話 ちょっとした感想

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キングオージャーの絆は揺るがず!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

絆も信頼も無いなど笑わせる!これが王様戦隊だ!!今回は、2000年前に死んだはずのジェラミーの母:ネフィラとの戦闘回。仲間の母が敵に回ることから、それにかかるジェラミーとギラたちの葛藤が描かれるのかと思いきや、意外にギラ以外のメンバーはサッパリしており、ひと芝居打ってダグデドをハメるさまが描かれました。

 

ジェラミーの「行間を読ませる」クセがいい方向に働いたお話でしたが、シリアスとギャグの寒暖差が激しかったのは、もう少しマイルドにしてもよかったんじゃないかなという印象。でも、これくらいの演出のほうが、ちびっ子たちにはわかりやすいんでしょうね。

 

なお、前回(第30話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、キングクワガタオージャー/ギラたちの前に現れたネフィラ。そこへダグデドが現れ、ネフィラが今ここに存在する理由の種明かしをします。余裕をかまして、一定の猶予を与えてダグデドが撤収したことで、ギラたちは僅かながら対抗策を練ることが出来る時間を確保。その中でジェラミーは、ネフィラの過去を話しはじめます。ネフィラが実際は本当に死んでおり、ダグデドの手によって生み出された偽者だということは、意外にも早い段階でダグデド自らが吐露。余裕かますあまり余計なことを言い過ぎたなという感じがありましたね。ジェラミーの心を揺さぶりたいのなら、そういうことはわざと言わなければよかったのに…。そんなダグデドのやり口に、ネフィラ本人が死んでいるとわかっていても、動揺させられるジェラミー。彼はその中で、ネフィラがどんな人物だったのかを語り始めます。今までジェラミーの母親でバグナラクという情報くらいしか明かされていなかったネフィラでしたが、今回実はダイゴーグを単独で打ち倒すくらい強い女性戦士だったことが判明。人間の王様(になり得た男性)と結婚するくらいだから、ネフィラもメチャクチャ強かったのね…。

 

ジェラミーの言葉を受けて、突然彼との決闘を申し込むヤンマ。さらにヒメノは「神の怒り」事件のことでワガママを言い出し、リタは『もっふんといっしょ』に釣られてそれに釘付け。カグラギは降伏のためにダグデドと交信すると言い出します。結束が完全にバラバラになったと感じたギラは、翌日独りでネフィラとの戦いに挑むことを決意。ダグデドたち宇蠱五道化も、バラバラになったキングオージャーを前に勝利を確信しますが、これこそジェラミーたちの作戦でした。中盤では、ジェラミーの言葉から文字通り「道化を演じること」を察したヤンマたちによる、各々らしさのよく出た好き放題な行動が披露。最初ヤンマが切り出したときは「本気なのかな」と思いましたが、その後のヒメノやカグラギの行動で、ひと芝居打ってるなということがよくわかりました。明らかにわかりやすい演技ではなく、もう少し迫真の演技(本心なのか演技なのかわからないような演技)でもよかったかなと思いましたが、冒頭でチラッと触れたとおり、ちびっ子たちにもわかりやすいように、わざとこうした形にしたのでしょうね。そんなあからさまな演技に、すっかり騙されてしまったのが、ギラとダグデドら宇蠱五道化。ギラはまだしも、宇蠱五道化のうち誰か1人くらい「ん?」って気づくヤツがいても面白かったのけどなぁ。まあ、その役目を担えそうな静謐のグローディはほぼずっと寝てたし、仕方ないかな。

 

ジェラミーたちは作戦の種明かしを行い、ダグデドをハメると同時に、ジェラミーの汚名返上に成功。全てを理解したギラも加勢し、6人一丸となって変身し戦いに身を投じます。ダグデドは一度姿を消し、巨大化したネフィラに対しては、ゴッドキングオージャーで勝利!今回は宇蠱五道化を出し抜くことに成功したと、すっかり喜んでいたギラたちでしたが、再び現れたダグデドの手が伸びて…。終盤、巨大化したネフィラやダグデドが現れた際に、種明かしを行うヤンマたち。まんまとダグデドをだましたということで、彼らがこれでもかというほど彼を煽り倒すのが面白かったですが、それと同時に、ジェラミーの汚名を返上しダグデドたちこそが悪であると市民たちにアピールできている点が、とても秀逸であると感じました。このシーンは観ていて、胸がすく感じがしたよなぁ!こうしたヤンマたちの行動を受け、ダグデドは一時逃亡。巨大化したネフィラは暴れ始めますが、ゴッドキングオージャーの前に倒されます。1か月近くぶりの巨大ロボ戦が描かれた、今回の終盤の戦闘シーン。ちょこっとだけスパイダークモノス/ジェラミーの迷いが描かれましたが、基本的には序盤に述べた通り「ジェラミーもネフィラが既に故人だということを知っている=偽者だとわかっているので吹っ切れていている」ので、それほど巨大ロボ戦のシーン自体は長くありませんでした。ダグデドは今回、精神攻撃のためにネフィラを繰り出してきたんだろうけど、結果的にあんまり意味なかったよな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギラたちが飛ばされたのは、別の時空の地球に存在するニホンという地域。見知らぬ世界と現れる敵に混乱するギラたちは、やがて最高にブレイブな若者たちと遭遇する。そう、彼らは―!

 

次回は、以前から予告されていたキョウリュウジャーとのコラボ回。ダイゴ=キングの代わりにプリンスなる謎のキャラがいるのが気になりますが、次回予告にダイゴの声が入っているあたり、何らかの形でキョウリュウジャー全員が勢揃いするのでしょう。『フィギュア王』の担当脚本家欄を見ると、金子さんが次回と次々回担当回なってるから、キョウリュウジャーとのコラボ回は2週にわたって展開されるのでしょうね。

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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