お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第32話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20231008122733j:image

チキューのキングと地球でキングになる男!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

挟撃の勇者!キングキョウリュウレッド!!今回は、以前から告知されていたとおり、『キョウリュウジャー』とのコラボ回前編。声の出演を含めると『キョウリュウジャー』メインメンバー全員が勢揃いし、10年前の戦隊であることを感じさせない、息の合い方を見せてくれました。

 

今回はプリンスの成長のドラマも兼ねているため、ギラたちとキョウリュウジャーとの出会いは、思ったよりも淡白に表現。その他こなすこともなかなか多かったですが、テンポよくまとめ上げ、最後にはキッチリとクワガタオージャー&キングキョウリュウレッドの共闘を挿入していました。割とギリギリまでドラマをやってたから、「これ戦闘シーンは次回に持ち越しか?」とも思ったけど…、このドラマ構成力は素晴らしいですね。

 

なお、前回(第31話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

ちなみに、当ブログは『キョウリュウジャー』放送期間中の2013年に誕生しました。当ブログ内最古の「スーパー戦隊シリーズ」の感想記事である「獣電戦隊キョウリュウジャー ブレイブ8 ちょっとした感想」は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ダグデドに別の時空へと飛ばされたギラたちそこで彼らが出会ったのは、人々のブレイブを奪うデーボスという存在と、それと戦う「キョウリュウジャー」と名乗る人間たちでした。シュゴッドと離れ離れになっており、ギラしか変身出来ない状況であることもあって、各メンバーたちはそれぞれ出会ったソウジ・ノブハル・イアンと行動をともにすることにします。ギラたちとキョウリュウジャーの出会いは、序盤の早い段階で描写。字幕等で氏名等を表示したり、「自分はキョウリュウジャーだ」と名乗ったりして、視聴者目線でもギラたち目線でも、ハッキリと明らかにわかるようになっていました。東映特撮におけるこの手のコラボ回は、視聴者目線では正体がわかっていても、劇中キャラに対してはなかなか素性を明かさない→そのすれ違いにより生まれる対立なんかが描かれがちですが、今回はそれを全てカット。このあと展開される、プリンスのドラマを挿入するためなのでしょう。でも個人的には、この采配によりムダな対立描写が排除されていたので、良いドラマ構成だなと感じました。

 

ソウジとノブハルがアジトで合流し、この時空の地球と新米戦士:プリンスの現状を知るギラたち。自分たちの脱出の前に、この時空の地球をなんとかしなければならないと感じたギラは、プリンスの力を覚醒させるべく、ひと芝居打つことを思いつきます。ギラの作戦どおり、本気でギラと戦ったプリンスは、ゴッドクワガタのアシストを得て、ついに獣電池の覚醒に成功します。中盤では、この世界の現状と、プリンスのドラマが挿入。『キョウリュウジャー』の地球は、キョウリュウジャーの活躍により平和が戻ったはずですが、2年前にダグデドの襲撃を受けブレイブを奪われてしまい、再び危機に陥れられることに。ダイゴと空蝉丸が宇宙へ旅立ち、残ったソウジたちは、変身出来なくなってもダグデドが再び作り出したデーボス軍に抵抗し続けていました。これら一連のシーンでは、これでもかというほど東映特撮でお馴染みのシーンが次々に登場。普段『キングオージャー』の撮影では使えませんから、ここぞとばかりに使ってやろうということだったのでしょうか?そんな中で、キョウリュウジャーにとっての希望がプリンス。未来のキョウリュウジャーを束ねる戦士になるはずですが、時空を超えてソウジたちのもとに現れた時点では、戦士としてまだ覚醒できていませんでした。今回は、ギラがひと芝居打ってプリンスを戦士として覚醒させるシーンも登場。普通のコラボ回とは逆の構図(現行戦隊がコラボ側の戦隊を特訓している)になっていると同時に、シュゴッドの力と獣電池という全く違う要素が、違和感なく同居し1つに収束していくさまが、とても面白く、そしてよく考えられた設定&ドラマだなと感じました。

 

ジェントル等を襲ったデーボ・センキングが、アジトの場所を嗅ぎつけて急襲。これに対し、ギラとプリンスはそれぞれクワガタオージャーとキングキョウリュウレッドに変身し、残るメンバーは生身で立ち向かいます。その結果、デーボ・センキングは倒されますが、続いて巨大な兜武神デーボスが現れ、窮地に陥ります。同じ頃、イアンとともにいたジェラミーは1つの仮説にたどり着き、また単独行動をとるアミィは、捕縛されていた獣電竜たちを発見していました。今回はギリギリまでドラマをやっていたので、「今回はもしかして戦闘シーンなし?」と思いましたが、そこは坂本監督、終盤でしっかりと挿入。今回デビューのキングキョウリュウレッドのクワガタオージャーとの獅子奮迅の活躍はもちろんのこと、シュゴッドの力とブレイブがないことから、ヤンマたちとソウジたちが生身で戦う姿も描かれ、迫力ある戦闘に仕上がっていました。キョウリュウジャーの面々、10年近く経つのにまだまだ皆よく動くよなぁ〜。こうした戦闘の一方で、1つの興味深い仮説にたどり着いていたのがジェラミー。彼はイアンの発見した壁画から、地球はチキューの人々の先祖が生まれた星であり、チキュー人は地球から移住した人々の子孫なのではないかと考えます。突然出てきた、地球とチキューの関係性。『キョウリュウジャー』とのコラボ回でこれを出してきたのは、違和感ないし、今回だからこそ出来る展開だなと感じましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギラたちが飛ばされたのは、チキューに酷似した惑星:地球だった。環境が似ているうえ、自分たちの祖先が生まれたこの星を、ギラたちは救えるのか?聞いて驚け!2大戦隊が集結するとき、新時代のブレイブが巻き起こるぞ!

 

次回は、『キョウリュウジャー』とのコラボ回後編。獣電竜たちが復活することで、ソウジたちも変身し戦線復帰し、ドハデなバトルが描かれることになりそうです。でも、そこにダイゴと空蝉丸の姿は無かったな…。でも、もしかしたらサプライズがあるかも?

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/