今回は、2021年12月4日に発売された「ムービーモンスターシリーズ ウルトラマン（スペシウム光線ver.）」のご紹介です。
従来の立ち姿ソフビが発売されてから大幅に遅れて発売となった、別ポーズのウルトラマンのソフビ。当初はスルーしていたのですが、劇中でスペシウム光線を放つウルトラマンがカッコよかったので、気が変わって押さえました。映画館や量販店等では軒並み売り切れ状態だったけど、「ULTRAMAN Gallery TDG～光の鼓動～in 東京ソラマチ」で売ってるのを見つけられたので、幸運でしたね。
なお、『シン・ウルトラマン』の各感想記事、および購入商品の紹介記事は、それぞれ↓コチラです。
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ソフビを正面から見ると、こんな感じ。線の細さの表現は、この前に発売されている通常版ソフビと同じですが、ポーズをつけていることから、華奢さの中に力強さを感じさせる造形になっているのがGoodです。
塗装面では、えんじ色の成型色をベースに、シルバーとクリームの塗料を塗っている形。もともと使用塗色数が少ないからか、塗装省略や乱れはほとんど見られません。
脚の造形も細く、自立が困難であることから、クリア成型の土台パーツが付属。脚にはめ込むまでに難儀しますが、ちゃんとはめ込めれば、しっかりと立ってくれます。
上の画像は、左側から見たもの。こうして見てみると、驚くほどオリジナルのウルトラマン、特にAタイプのスペシウム光線ポーズとほぼ同じシルエットになっています。デザイン面を除く唯一の違いは、コチラのほうが若干スペシウム光線のポーズをしっかりと構えている（両腕に力を入れている）ことくらいです。シン・ウルトラマンは、本当にあらゆる面でオリジナルのウルトラマンを踏襲してるんだなぁ。
視点を変えて、右側から。コチラからだと、スペシウム光線のポーズのせいで顔が隠れてしまいますが、これはこれでまた違った印象を受けるのがGood。個人的には、ヒドラ登場回あたりの特写であるBタイプのスペシウム光線発射ポーズを想起しました。本当に、見る角度でいろんな表情を見せてくれるなぁ。シン・ウルトラマンは。
話は変わりますが、このソフビをいじっていて思ったのが、「ひと昔前はこの手のソフビが「ウルトラシリーズ」でもたくさん出てたよなぁ」ということ。定番ラインナップとしては、『ウルトラマン』よりウルトラマンのスペシウム光線や『ウルトラマンティガ』よりゼペリオン光線があったほか、アミューズメントの景品ではウルトラ六兄弟の各種必殺技ソフビなんかもありました。
個人的に一番思い出深いのが、アミューズメント景品でラインナップされていた、ウルトラマンタロウのストリウム光線のビックソフビ。あれは確か、ひらかたパークか宝塚ファミリーランドのゲームコーナーでゲットしたんだっけ。もう20年以上前の話だなぁ―。
視点を変えるだけで、無限の表情を見せてくれる「ムービーモンスターシリーズ ウルトラマン（スペシウム光線ver.）」。ディスプレイフィギュアとしても十分耐える出来であり、『シン・ウルトラマン』を観た人なら、押さえておくのは損じゃないですね。
現状、『シン・ウルトラマン』関連のフィギュアは、あらゆる店舗で在庫なしor僅少状態。「食玩フィギュアじゃ小さすぎる、でもウルトラアクションフィギュアじゃ造形に満足出来ない」という方は、絶対これを買うべきだと思います。
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