今回は、5月27日に発売された、「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンジャック」のご紹介です。
昨年(2022年)7月発売のウルトラセブンを皮切りに、どんどん昭和ウルトラマンの拡充が進んだウルトラアクションフィギュア。エースやタロウのリリースからほぼ間を空けずに、残っていたジャック、そしてゾフィーが発売されました。元から決まっていた発売スケジュールというのはわかってるんだけど、団さんのことを考えると、あと数ヶ月早く発売してほしかったなぁ…。
なお、今まで取り上げた「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」のうち、昭和ウルトラマンにかかる記事は↓コチラです。
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パッケージから取り出すと、上の画像の通り。基本的には、ウルトラマンと同じプロポーションをしていますが、胸筋の盛り具合や、ところどころにあしらわれたカラーリングを表現したモールド、そして何よりスリムに造形されたそのマスクが、ジャックらしさをこれでもかというほどアピールしてくれています。
造形面では、ボーイズトイフィギュアとしては十分な仕様になっており、かつ上述のとおりウルトラマンとしっかり差別化が図られているのがGood。欲を言えば、両肩部分の丸みをもう少し落としてくれれば、より自然なプロポーションに見えたかな。でもまあ、そこまで気になりませんね。
塗装面は、前面全力・背面バッサリ省略というおなじみの仕様。ジャックの塗装はシンプルながら細かいため、前面でもところどころ塗装省略されているのですが、上でちらっと触れたとおり、その代わりモールドを入れてジャックのカラーリングを表現しようとしているのが、面白い試みだなと感じました。
可動範囲は、最近のウルトラアクションフィギュアの標準仕様を踏襲。肩アーマーがない分、ポージングの幅が広がっているのは、ウルトラマンやエースのそれとよく似ています。
様々なポーズをとらせてみると、上の画像の通り。個々の関節の可動域が広いため、劇中で見せた大半のポーズを再現することが可能ですが、唯一、スペシウム光線のポーズだけは、ウルトラマンに比べてかなり取らせづらくなっていました。
その原因は、ウルトラマンやエースで採用されていた、胸部に向かってすぼまるような、肩関節部分の造形が採用されていないから。これを採用すれば、ジャックの華奢さもより表現できるようになって、いいことづくめだった気がするんだけど…。あまりにも線が細くなりすぎるから、見送られたのかなぁ?
ちなみに、このジャックには、付属品としてウルトラランスが同梱。軟質素材で作られていますが、意図的に力を加えない限りヘタれることはありません。
しっかし、ウルトラランスって、ちょっと変化球気味なチョイスだよね。そこそこ知られてるっちゃあそうだけど、それなら、ウルトラスパークを付属品にしても良かったんじゃないかな。
あ、でもあれ、パーツが小さいから、チビッ子の誤飲の危険性があるのか。だから代わりに、見た目が似ているウルトラランスがチョイスされたのでしょうね。
ウルトラ6兄弟4番目の弟であるジャック。その魅力は、ウルトラアクションフィギュアになってもしっかりと輝きを放っていました。
さて、冒頭触れたとおり、この「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンジャック」と同日には、ゾフィーのウルトラアクションフィギュアも発売。というワケで次回以降では、そのゾフィーを紹介することにしましょう!
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