お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマントリガー』第1話 ちょっとした感想

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あまりにもエッチすぎる戦闘シーン

 

 

 

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夢見る未来を手に入れるため、自分に何ができるのか?それは、誰も教えてはくれない。自分自身で、出さなきゃならない答えもある。いよいよ始まりました、『ウルトラマントリガー』!その第1話である今回は、ケンゴのキャラクターや彼を取り巻く人々の紹介、そして次々に出現する謎やトリガーとの出会い等、1話でこなすべき内容をスピーディーに描写しつつ、戦闘・特撮シーンもしっかり描写。30分一気に駆け抜けたような一編になっていました。

 

冒頭からいきなりカルミラ復活、ケンゴとユザレの邂逅、そして超古代遺跡の発見と、次々に展開が挿入され、それが笑っちゃうほど早いのが特徴的。さらに、シズマ会長やケンゴの母:レイナが思わせ振りな発言・行動を見せ、数多くの謎を残していきました。アニメチックでごちゃっとしたところもあったけど、全体的にフルスロットルキメてた今回。このテンションで、最終回まで駆け抜けてほしいぜ!

 

なお、前回放送の直前スペシャルの感想記事は、↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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ケンゴのキャラクター紹介やトリガーとの一体化、カルミラの復活、そして初めての戦闘等、1話でやるべきことをしっかりこなして走り抜けた今回。上述した通り、展開があまりにも早すぎて思わず笑っちゃいましたが、視聴者を惹きつけるためという意味では、このやり方もありかなと思いました。細かい点を見ると、わりとガバガバなところもありますが…まあこれはいいでしょう。

 

この宇宙のどこかで、カルミラが石像から復活していた頃。植物学者の青年マナカ・ケンゴは謎の女性:ユザレと闇の巨人のビジュアルの夢を見て、飛び起きます。その後、研究所で花の栽培の研究を続けるも、なかなか成果は上がらずじまい。土に課題があると感じたケンゴは、レイナの元へ向かい、そこで偶然、地下に眠る超古代遺跡の話を聞き付けて…。カルミラの復活シーンを除けば、序盤ケンゴの描写を中心にお話が進行。彼の性格や生活っぷり、そしてすっかり人間が暮らせるようになった火星の様子がきちんと挿入され、短い時間で『トリガー』の世界観をバッチリ描いていました。でも、ちょっとケンゴの独り言が多かったのは難点かな。研究所のシーンは、モノローグでまとめた方が違和感が無かったと思います。

 

どさくさに紛れて、遺跡に立ち入ったケンゴ。そこで彼は、サークルアームズの遺跡を目にします。その直後、カルミラの手でゴルバーが出現。TPUの防衛システムがなんとか持ちこたえたものの、設備も人員も大きな打撃を受けます。ゴルバーが去った後、初めてシズマ・ミツクニ会長と出会ったケンゴは、ガッツスパークレンスを手渡されるのでした。特に隠れる様子もなく、スタスタと遺跡に立ち入るケンゴ。いやいや、あまりにもザル警備すぎるだろ!そんな遺跡に眠っていたのは、サークルアームズ。ここでドドンとトリガーの石像が出てくると思っていましたから、「あっ、そうきたか!」と意表を付かれましたね。そして、ここでゴルバーが出現。一度目の襲撃では、ガッツスパークレンスや遺跡の防衛システムで、なんとかゴルバーを退けますが、TPU側も大きな痛手を受けるのでした。ゴルバーを追い払うのに最も寄与したのは、ガッツスパークレンス。劇中で最初に使うのが会長というのも驚いたけど、それと同じくらい、ガッツスパークレンスの威力の強さには驚かされました。いやはや、強すぎでしょ…。そのガッツスパークレンスを使ったシズマ会長は、この後のシーンでケンゴと初対面。ゴルザとメルバ、そしてティガの存在を知っていること、レイナとケンゴの秘密を共有していること、さらに娘のユナがユザレとそっくりであることから、ただ者ではないのは明らかです。会長の正体はなんなんだろう?そして、『トリガー』と『ティガ』の世界の関係性は?一連の描写で、『トリガー』の謎が一気に提示され、深まりましたね。

 

再びゴルバーが出現。現場が混乱する中、ケンゴはサークルアームズの遺跡へと急行。それが光を帯びた途端、彼は最下層に眠っていたウルトラマントリガーの石像にたどり着きます。カルミラの妨害を受けながらも、ケンゴはトリガー マルチタイプの力を入手することに成功。トリガーへと変身した彼は、初戦闘ながらゴルバーとカルミラの2体を相手にし、この内前者をゼペリオン光線で撃破するのでした。後半の展開は、ケンゴのトリガーとの出会い、そして一体化後のカルミラ&ゴルバーとの戦闘が中心。変身方法や戦い方については、ケンゴの脳内に自然と浮かんでくるという設定にして描写を圧縮。『ティガ』の初変身時とはほぼ真逆で、かなりスムーズに初変身や初戦闘が展開されました。なぜケンゴには、戦い方が脳内に浮かぶのか?そしてユザレとのかかわりは?ここらへんのことは、今後明かされていくのでしょう。第1話らしく、多くの謎を残す形になったなぁ。次回が早くも気になるよ。

 

 

 

◎特撮面

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第1話ということもあり、特撮パートの演出はかなり手間がかけられていたのが印象に残った今回。中盤におけるゴルバーの遺跡襲撃、後半におけるトリガーのアクションは、合成・ミニチュア特撮ともに目を瞠るものがありました。でも、やっぱり坂本監督のアクション演出と、ウルトラマンの巨大感の演出は、まだまだ課題があるとも感じるよな~。

 

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調査が進められる超古代遺跡に、ゴルバー出現!TPUの防衛システムを突破し、遺跡を破壊せんと進撃してくるゴルバーでしたが、シズマ会長の放ったガッツスパークレンスの一撃にひるみ、一時撤退していきます。ゴルバーの1回目の出現シーンは、「火星に初めて怪獣が現れた」というストーリー面のインパクトと、「劇中初の怪獣登場シーン」というビジュアル面のインパクトを演出するため、かなりドハデな特撮カットが展開。防衛システムの銃撃をものともせずに進撃するゴルバーと、破壊されていくそのシステムや周囲の岩山のさまは、まるで怪獣映画を見ているような迫力でした。そうだよ、これこれ。こうでなくっちゃね!でも、ちょっとTPUがやられまくりでかわいそうだったかな。せっかく隔壁も用意してたのに、地下から攻められたせいでまったく機能せずに終わっちゃったもん…。

 

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カルミラの指示により、再出現したゴルバー。このまま遺跡は破壊されるかに思われましたが、ケンゴが一体化したことによりウルトラマントリガーが復活。ゴルバーと激闘を繰り広げます。最初こそほぼ互角の戦いを見せていたトリガーでしたが、カルミラの加勢を機に劣勢に追い込まれてしまいます。後半におけるゴルバー再出現シーンは、同時にトリガーの初登場シーンでもあるカット。ここからかなり長めの戦闘シーンが展開されます。坂本監督らしく、アクション重視でカメラを縦横無尽に動かし迫力満点の戦闘シーンになっていたのはGood。ですが、以前に比べてかなり改善したとはいえ、やっぱりそのアクション演出が、ウルトラマンの巨大感を殺している気がしました。坂本監督のアクションは、確かにクオリティ高いけど、巨大特撮にはイマイチ合わない感じがするんだよねぇ。こうしてゴルバーと戦っているうちに、カルミラも自ら巨大化して加勢。トリガーは一気に劣勢に追い込まれます。劣勢にはなっていたけど、初戦闘で2体相手にして持ちこたえていたのは、なかなかケンゴの戦いへのポテンシャルは高いというべきかな(単にトリガーがもとから強いってのもあるのかもしれないけど)?そうそう、そういえばこの戦闘シーンの構図って、『ティガ』第1話とほぼ同じだよね。

 

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予定されていた降雨が始まり、泥まみれになりながら戦うトリガー。ここで、サークルアームズのビジョンを見たケンゴは、それを召喚してその場を脱出。そのままゴルバーを斬りつけて大ダメージを与えたのち、ゼペリオン光線を放ってゴルバーを撃破。しかし、既にエネルギー切れ寸前であったため、カルミラを倒すまでには至りませんでした。序盤のドラマパートで「今日の午後から雨の予定」というセリフが挿入されており、火星の住環境を描写するためのものかなと思っていたら、それがこの戦闘シーンで活用されることに。当初から降雨機を使った戦闘シーンを挿入するのが決まっていたのかどうかはわかりませんが、セリフと設定をうまく活用したシーンになっていましたね。それにしても、第1話にしてスーツをここまで汚すとは…。そんな文字通り泥まみれの戦いを強いられていたトリガーですが、サークルアームズの力で脱出。さらにゴルバーに致命傷を与え、最後はゼペリオン光線でフィニッシュしました。ここからの戦闘シーンでOPテーマ「Trigger」がかかるため、本編も視聴者もテンションは最高潮。そこでゼペリオン光線と超久々の人形爆破をやってくれるんだから、もうたまりません!人形爆破、やっぱりいいよなぁ。『トリガー』の中だけでいいから、積極的にこれ取り入れてほしいぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

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シズマ会長の勧めで、GUTS-SELECTへの入隊を果たしたケンゴ。しかしそのメンバーは曲者ぞろいで、さらには地球にギマイラ、そして第2の闇の巨人:ダーゴンが出現する。力には力を、トリガーの新たな力が目覚める時が来た!勝利をつかめ、パワータイプ!

 

次回は、トリガーのタイプチェンジであるパワータイプ、敵側ではダーゴンとギマイラがそれぞれ登場。さらに、GUTS-SELECTの面々もドラマに介入してきます。GUTS-SELECT事前特番までの印象は、曲者ぞろいで、ケンゴとアキトの関係が非常に悪そうな気がするけど…どうなんだろ、皆うまくやってくれるのかな?

 

※なお、次回以降の『ウルトラマントリガー』の感想記事は、『新幹線変形ロボシンカリオンZ』の感想記事との兼ね合いで、毎週月曜日の投稿が基本となります。

 

↓第2話も、スマイルスマイル!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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