今回は、4月上旬に発売された書籍「勇者シリーズデザインワークスDX」のご紹介です。
勇者シリーズ30周年を記念し発売された、全勇者シリーズ作品(『バーンガーン』含む)のラフ画やデザイン画を網羅した、資料的価値が驚異的に高い一冊。価格も約3,400円と少々値が張りますが、値段以上の価値のある素晴らしい本でしたね。
ちなみ私は、当初書店で買おうと思ってたけども、新型コロナウイルス感染の影響で、Amazonで予約して購入。今(4月15日)ではAmazonでは公式の在庫はナシになってるし、本当に予約注文しててよかったぜ…。
本書の内容は、上述した通り勇者シリーズの各作品に登場するロボやキャラクターのラフ画・デザイン画がメイン。勇者シリーズのロボのデザイン画を掲載した書籍は、過去に当ブログで紹介した『勇者シリーズメモリアルブック ~超勇者伝承~』などもありますが、今回の『勇者シリーズデザインワークスDX』は全ページフルカラー&ラフ画やデザイン検討段階のスケッチなども収録。資料的は間違いなく本書の方が高いです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
掲載されているデザイン画やラフ画は、本当に多種多様。当たり前のことですが、いくつものラフ画を描いては検討し、デザインを決定していることが窺えます。『エクスカイザー』や『ファイバード』の頃は、初期案が決定デザインとかなり違っているのに対し、『ダ・ガーン』以降になると、細部は異なっているものの大まかなデザインコンセプト等は初期案の段階からかなり固まっているなという印象。『ダ・ガーン』頃になるとスタッフもデザインすることに慣れてきたというのもあるのでしょうが、おそらく明確に作品コンセプトや各ロボのキャラ付けをある程度固めてからデザインをしているため、こうした現象が起きているのでしょう。
掲載されているラフ画・デザイン画の中では、決定デザインの別カラー等も存在。見慣れているデザインでも、色を変えるとこんなに印象が変わるのかと驚かされました。これは面白いなぁ。
勇者ロボのラフ画・デザイン画は多く掲載されているのに対し、キャラのそれはちょっと少なめ。まあ、勇者ロボとは違いキャラの方は早い段階からその性格等を決めて、その上でデザインをするのでしょうから、必然的にラフ画やデザイン画の量は少なくなるのでしょう。
勇者シリーズ30周年を記念するにふさわしい、圧倒的なボリュームを持つ書籍となった『勇者シリーズデザインワークスDX』。Amazon以外の通販サイトや一般書店などではまだ在庫があるようですから、押さえるなら今のうちですね。
さあ、こうなると俄然楽しみになるのが、夏に開催予定の勇者シリーズのイベント。でも、この状況下でちゃんと予定通りに開催できるのかな…。
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