
今回は、「JR東海☆春の乗り放題きっぷ」を利用して敢行した、1泊2日での愛知県・長野県旅行の記事4回目。最終回である今回は、いよいよこの旅本来の目的であった、JR飯田線の完乗を行います。
全線走破するのに普通列車で6時間超、駅数は驚異の94駅という、長大な地方交通線である飯田線。「JR東海☆春の乗り放題きっぷ」の発売を耳にして、真っ先にこの路線の完乗をやってみようと思い立ちました。通常運賃だと、飯田線区間だけで3,500円くらいかかりますからね。周辺エリア含めて交通費を節約できるこのフリーきっぷの存在は、大変ありがたかったです。
なお、前回(豊橋鉄道渥美線)の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
⑤飯田線

豊橋鉄道渥美線でやぐま台から新豊橋まで乗り、豊橋駅に戻ってきたのは9時過ぎ。ここで昼食の調達のほか、1時間ほど豊橋駅構内であれこれ撮影を行いました。偶然特急伊那路1号を捉えられたのは、ラッキーでしたね。

そうした撮影を経て、ここ豊橋から乗車するのは、10時42分発の普通岡谷ゆき。飯田線の列車自体は、朝5時台から走っていますが、全線走破してそのまま中央本線区間に突入する豊橋発の列車は、日に3本のみ。そしてこの10時42分発が、最も豊橋を早く出発するかつ日が出ているうちに終点に到着する列車です。
そうした事情から、絶対にこの列車を逃すわけにはいかないため、早めにホームで待機。無事窓側座席を確保することが出来ました。使用車両は313系2両編成と、飯田線では標準的な車両ですが、転換式クロスシートではなくボックスシート車だったのはちょっと意表を突かれましたね。
そんなこんなで、飯田線の旅がスタート。豊橋-豊川間や飯田周辺の市街地の風景、天竜川に沿う区間の雄大な自然、伊那市周辺の市街地とやや荒涼とした自然の入り混じる風景等、線区ごとにかなり見える景色や人流が異なっており、乗車時間は6時間51分(当日は中央本線の遅延のあおりを食ってこちらも遅延したため、実際はほぼ7時間ちょうど)とかなり長かったですが、本当に全く飽きることなく乗り通すことが出来ました。

そして何より驚きだったのは、線内のほぼすべての駅で、旅客の乗降等があったこと。さすがに、天竜川の山間の駅では動きはなかったものの、それ以外の駅ではほぼ何かしら乗降があり、特に飯田市内に入ると、学生たちの帰宅時間帯ということもあり、10名20名単位での旅客の動きがありました。
飯田線の駅が多いのは、もともとのルーツが私鉄にあるからというのは有名な話ですが、それが国有化されJRになってからも大多数の駅が廃止されていないのは、どの駅でもこうして一定程度の利用があるからなんですね。大都市圏の旅客需要に比べればミニマムなものですが、想像を超える活発かつ旺盛な旅客の動きには、本当にビックリさせられました。

そして、少しの遅延があったものの、無事列車は7時間かけて岡谷駅に到着。旅費の節約と接続の兼ね合いから、ここからの帰京は、特急あずさではなく高速バスを使用しました。
その長大さや天竜川沿いの自然、そして小和田駅等の秘境駅ばかりが取り上げられる飯田線。しかし、実際に乗車すると、そうした有名な要素よりも、実際に地元の人々に利用されている、この鉄道が生きているということを目の当たりにし、感慨深く思えました。こうしたことは、やはり実際に乗車してみないとわからないものですね。
さて、冒頭記載の通り、「JR東海☆春の乗り放題きっぷ」での旅行記はこの記事で終了ですが、今後も既に他地方への旅行を計画済み。その旅行記も順次投稿していくので、お楽しみに!
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