お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

つかめ、最高のガッチャ!装着変新 仮面ライダーガッチャード1 スチームホッパー&アッパレスケボー&アントレスラー

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今回は、9月30日に発売された、「装着変新 仮面ライダーガッチャード1 スチームホッパー&アッパレスケボー&アントレスラー」のレビューです。

 

個人的には割としっくり来ている、現行ライダー作品である『仮面ライダーガッチャード』。そのボーイズトイフィギュアが、かつての「装着変身シリーズ」ブランドを一新した「装着変新シリーズ」として発売されると聞いて、迷わず押さえてきました。いや~、遊んでて『クウガ』や『アギト』の頃を思い出したよなぁ~!

 

ちなみに、私が現行ライダーの玩具を買うのは本当に久しぶり。いつぶりかなと思ったら、なんと2014年の『仮面ライダードライブ』以来でした。そうかぁ、それ以降もポツポツとライダー系玩具は買ったりレビューしたりしてたけど、記事投稿時の現行ライダーではなかったからなぁ。

 

 

 

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まずは、基盤となるベースボディ(素体)から。実際に劇中に登場する、宝太郎からガッチャードへ変身する際に映るあの姿が、キチンと再現されています。

 

各種パーツを載せることで初めてフィギュアが完成することから、頭部が小さめに、四肢がやや細く造形されているのが特徴的。これにより、メチャクチャスタイル抜群のフィギュアに見えます。この仕様は、かつての「装着変身シリーズ」と同じで、懐かしさを覚えますね。

 

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では順々に、ベースボディからガッチャードの各フォームへと変身させていきましょう。まずはスチームホッパーワイルドを分解し、各パーツをベースボディに合体させると、「仮面ライダーガッチャード スチームホッパー」の完成です。

 

かつての「装着変身シリーズ」とは違い、組み合わせるパーツは全てプラスチック製。そのため重量感はなく手軽に取り付けることが可能ですが、このパーツ取り付けがかなり複雑であり、初見ではまず説明書無しで組み上げるのは不可能です。劇中とほぼ同じアーマー構造を再現してくれているのはGoodなんだけどさ、スチームホッパーの脚が折れそうになるのが怖いのよ…。

 

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スチームホッパーを動かしてみると、上の画像のとおり。パーツ1つ1つは、かなり強固にくっついてくれるため脱落の心配はあまりありませんが、やはり上でチラッと触れたスチームホッパーの脚が、若干可動を制限している印象を受けます。ですが、あれだけゴテゴテ載せたうえで、これだけ動くのですから、ちびっ子向けボーイズトイフィギュアの可動としては十分なものを確保しているとも感じますね。

 

ちなみに、オプションパーツとして、交換用手首2種とガッチャージガンが付属。両手の指が可動式から差替え式になったのが、「装着変新シリーズ」が「装着変身シリーズ」より大きく仕様が変わったポイントの1つであり手軽さが薄れましたが、ガッチャージガン用手首がなかなかガンが脱落しないような造形になっているのは、ちゃんとしているなと思いました。

 

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続いて、アッパレブシドーワイルドを分解してベースボディに合体させると、「仮面ライダーガッチャード アッパレブシドー」の完成。コチラは両腕部分の合体パーツがなく、そのぶん脚部のパーツが多いため、かなり華奢な印象を受けます。

 

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足が大きくなって自立性が高まったこと、また肩アーマーが小さいことから、スチームホッパー以上に可動域が拡大し、ポージングをつけやすくなっているのが特徴的。これで剣系の武器があるとかなり映えるんだけど、残念ながらこの商品には付属してないんだよな…。

 

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そしてラストは、アントレスラーワイルド。これをパーツ分解してベースボディに合体させると、「仮面ライダーガッチャード アントレスラー」の完成です。

 

アントレスラーの場合、パーツが上半身に集中しており、ベルトも造形が追加されているため腰全体にはめ込む形になっていることから、よりパーツ無しの下半身の細さが強調される格好になっており、これがアントレスラーのマッシブさを引き立ててくれています。劇中でもカッコいいなと感じたけど、フィギュアになってもいい感じじゃん!

 

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両腕にかけて大きくパーツが重なっていることから、可動域が大幅に制限されているように見えますが、実際は全然そんなことはなし。各パーツ間に仕込まれた細かなパーツとジョイントが、絶妙に関節の可動と連携するようになっており、出来るだけ可動域に干渉しないようになっているのがGoodです。

 

その努力はすげぇ有り難いんだけど、そうした細かなパーツやジョイントが、本当に小さいのがヒヤヒヤもの。破損防止のために、負荷がかかるとすぐ外れるような設計になってはいますが、それでもそのうちポッキリいってしまうのではないかと思えちゃいます。ギミック再現と可動域の確保の両立、やっぱり難しいよね…。

 

 
 
 
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劇中の変身ギミックの完全再現と、ボーイズトイフィギュアとしての遊び甲斐の両立を目指した、意欲的な玩具と言える「装着変新 仮面ライダーガッチャード1 スチームホッパー&アッパレスケボー&アントレスラー」。よく頑張っているなと感じましたが、同時にまだまだもっとよくできるんじゃないかなとも感じました。

 

こうなると、『ガッチャード』で期待すべきは、S.H.フィギュアーツかぁ。『ギーツ』のときに2月中旬に発売されたことを考えると、『ガッチャード』も似たような時期になるのかな。

 

 

 

 

 

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