お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第33話 ちょっとした感想

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TV本編にもゴージャスに降臨!仮面ライダーレジェンド

 

 

 

命に、大きさなんてない!人間もケミーも、俺の目指すガッチャにとって、大切な存在なんだ!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、仮面ライダーレジェンドゲスト出演回の中編。前回のラストで登場したハンドレッドのボス3人衆:サイゲツ・タソガレ・ミメイとのバトルが描かれました。

 

とにかくドラマよりもアクション重視な一編になっており、宝太郎たちはほぼずっと戦いっぱなし。歴代仮面ライダー(全員本物じゃないけど)も次々に登場し、ゴールデンウィーク期間中にふさわしいお祭り回であり、最悪前回と次回含めて視聴を飛ばしても、ストーリーの本筋にはほとんど影響がないようになっていました。どうしても視聴率等が下がるゴールデンウィーク期間中の対策として、東映は新たな対策を打ってきましたね。

 

なお、前回(第32話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回戦ったカッシーンの大群に、引っ掛かりを覚える宝太郎。そんな彼の前に現れたのは、鳳桜の執事であるバトラーでした。彼はハンドレッドの脅威がこの世界に迫っていることを語りますが、時すでに遅し。サイゲツたちは既に市街地を襲撃しており、オーロラカーテンシステムでカッシーンの大群を呼び寄せていました。今回は序盤からフルスロットル。ドラマの比重は軽いものの、早々にサイゲツたちを登場させて戦闘シーンに突入しなければならないため、OPもオミットし(これはドラマ時間の確保というより、『レジェンド』本編の仕様を意識したものでしょうが)、バトラーによる宝太郎たちへの解説を挟むと、すぐにサイゲツたちが襲撃してくる流れになっていました。宝太郎たちとサイゲツたちの戦闘は、やっぱり坂本監督演出ではおなじみの生身アクションが炸裂。敵味方双方、中の人たちが動ける人たちばかりなので、流麗で迫力あるアクションになっていましたね。蓮華と錆丸もあれだけ動き回れるのにはギョッとしましたが、普段は非戦闘要員のキャラの動きが突然良くなるのも、まあ坂本監督らしいよね。

 

乱戦の中でそれぞれ変身した宝太郎たちは、ガッチャード/宝太郎はダークキバ/サイゲツとエターナル/タソガレを、その他のメンバーはグレア/ミメイと交戦。しかし、各ライダーは単独でも強く、さらにグレアは得意の洗脳能力を使ってマジェード/りんねを操り、仮面ライダーヴァルバラド/スパナとヴァルバラドを劣勢に追い込みます。しかし、クロトーの介入があったこともあり、マジェードの洗脳はとけ、仮面ライダーヴァルバラドたちもダブル必殺技でグレアを圧倒。ミメイは爆死寸前に撤退しますが、その彼女の前に現れたのは…!中盤からは、仮面ライダーヴァルバラドたちの戦闘シーンへ。ラケシスのヴァルバラドへの変身への驚きも束の間、それを超える映画並の迫力あるアクションが展開されました。坂本アクションはやはり等身大ヒーローとの相性が抜群ですが、マジェードの流れるようなアクションを殺してしまい、他のライダーと似たような感じにしちゃってたのは、ちょっと残念だったかな。このような攻勢にグレアも負けてはおらず、洗脳能力でマジェード ムーンケルベロスを操りますが、クロトーの介入もあって逆に返り討ちに遭ってしまいます。このシーンの時間はそれぞれ僅かでしたが、仮面ライダーヴァルバラドとヴァルバラドの共闘を生み出していたり、クロトーがラケシスへの攻撃を寸止めすることで、その心の底での感情を表現したりと、ストーリー的にも意味を持つ描写が散見。お祭りムードの中にこうした大事な描写をしっかり挿入しているのは秀逸です。こうしてミメイは追い詰められますが、倒される直前に脱出。真に彼女を倒したのは、『仮面ライダーアウトサイダーズ』に登場するゼインでした。ちゃんとスーパーライダー月面キックやってて、もうなんかこれはこれで受け入れられちゃったよ。

 

1人で2人を相手にするガッチャードは、ファイヤーガッチャードやアイアンガッチャードに多段変身して応戦するも追い詰められ、さらに子供を守ったダメージで変身解除。しかし、彼の心は決して折れてはいませんでした。加治木をはじめとする人々の声援を受けた宝太郎は、プラチナガッチャードへと再変身。エターナルに真っ向勝負をかけて勝利します。こうして残るは、ダークキバのみ。まだ余裕の残っている彼は、オーロラカーテンシステムからいよいよカッシーンの大軍勢を呼び寄せようとしますが…?終盤はガッチャードのパート。ここでは、おなじみのアイアンガッチャードやプラチナガッチャードのほか、今回初登場のファイヤーガッチャードアンドレスラーも登場し、戦闘シーンを彩ってくれていました。「子供を守って一度倒れるも、人々の声援を受けてOPとともに立ち上がる」だなんて、あまりにもベタ過ぎる描写ですが、いざ観せられると最高にアツかったですね。そんなプラチナガッチャードは、自力でタソガレを撃破。これでも十分今回の最後にふさわしい演出でしたが、その後ラストで鳳桜が満を持して登場し、カッシーンの大群相手に暴れまわってくれました。オーロラカーテンシステムからくる予定だったカッシーンを、「全て倒した」とどこぞのウルトラマンギンガみたいなことを言い放ち、残る軍勢を平成1期のライダーに多段変身することでなぎ倒していったレジェンド/鳳桜。いやもう、今回は本当にお腹いっぱいだよ!それに今回を通じて、東映は、ある程度筋の通ったお祭り回もその気になればちゃんと作れるんだなと、感心しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンドレッドの脅威が去ったわけではないことから、まだ宝太郎の世界に滞在し続ける鳳桜。そのゴージャスさで宝太郎のクラスでも悪目立ちして、辟易する宝太郎だったが、そんな中サイゲツの反撃が始まる!宝太郎と鳳桜は、サイゲツを破り、ハンドレッドの野望を叩き潰すことができるのか!?

 

次回は、レジェンドとのコラボ回の完結編。鳳桜のゴージャスキャラが炸裂すると同時に、サイゲツとの決戦が描かれそうです。今回だけでも十分春映画並の規模を誇ってたけど、それ以上の大きな何かが待ち受けていることを、期待していいのでしょうか?ここまできたら、完全にお祭り回のノリで、ハデにブチかましてほしいなぁ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ9 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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