お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第6話 ちょっとした感想

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ぶちかませ!バーニングゴリラ

 

 

 

確かに凄まじい憎しみだ。ただ…クズだな。今回の『仮面ライダーガッチャード』は、前回入手したゴリラセンセイと、今回入手するバーニングネロを組み合わせた新フォーム:バーニングゴリラの初登場回。敵として立ちはだかるのは、スパナに並々ならぬ憎しみを抱く鉛崎ボルトでした。

 

ボルトの登場を通して、スパナの過去が語られるんだろうなとは思っていましたが、思ったよりもその要素は最低限。むしろ、ボルトのクズっぷりがこれでもかというほどクローズアップされており、ここまで来ると滑稽だなと感じました。その気になれば再登場させられるキャラだけど、そこまでの価値は…あるのかこれ?

 

なお、前回(第5話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ラケシスの企みを阻止し、バーニングネロを確保したスパナ。ラケシスはそれを苦々しく思いますが、そんなスパナをつけ狙う青年:ボルトを発見します。翌日、宝太郎の店に来て朝食をたいらげたスパナは、ホークマルガムと化したボルトの襲撃を受けますが、ガッチャード/宝太郎の活躍もあり、撤退に追い込むのでした。序盤では、スパナが宝太郎の店を初めて訪れる様子が描写。「食えたものじゃない」と文句を言いつつ宝太郎の料理を完食し、直後毒々しい色だが味は一流のオムライスを作ってふるまっていました。相変わらず行動と言動が個性的なスパナ。ちょっと天邪鬼なところもあるのかな?そんなスパナをつけ狙っていたのがボルト。ホークマルガムとなってからはさっそくスパナを襲撃しますが、一度目はガッチャードの介入もあって失敗に終わります。黒鋼スパナと対比して鉛崎ボルトなのはわかるけどさ、いかんせん読みにくいよなこの名前。しかも、下の名前に限ると「スパナ」と「ボルト」だから、余計に一瞬どっちがどっちだったかわからなくなっちゃうんですよね。今回の最後の提供クレジットで「ボルト、ついに敗れたり!」って書かれてたけど、あれ制作側もスパナとボルトを混同してる可能性あるよな…(こういう書き方は一度でも勝ったことがあるキャラに対して使うのに、ボルトは劇中で一勝もしていない)。

 

ミナトからボルトのことを聞き、蓮華の言葉にドキッとしながらも、引き続きスパナのことを追う宝太郎。道中公園でりんねとのやり取りを目撃しますが、同じくそれを目撃していたボルトがりんねを誘拐。宝太郎は今度はホークマルガムを追跡することになります。しかし、途中スパナに追い抜かれ、先に彼が現場に到着。ホークマルガムは得意げに、りんねを人質にスパナに土下座を要求しますが…。中盤にて、ボルトが超A級錬金術師の試験において、スパナの対戦相手だったことが判明。ただ、ドラマ展開上このシーンにそこまで時間が割けないからか、秒で描写が終わって「ボルトが口だけの自意識過剰野郎」にしか見えなかったのは、滑稽でしたね。また、このシーンで蓮華がボルトのことを批判しますが、それに宝太郎が当てはまっていることに気づいて、あからさまにおどおどするのが面白いところ。ちょっとわかりやすすぎる感もありましたが、宝太郎に直接「俺のこと言われてる!」というセリフを言わせずに、かつちびっ子たちにもわかりやすくそれを感じ取らせるには、いい塩梅の描写だったのではないでしょうか。こうしたやり取りを経て、ドラマはホークマルガムによるりんねの誘拐へ。ここではゴルドダッシュが登場し、「(宝太郎は変身していないけど)純粋にライダーが怪人をバイクで追跡する構図」が描かれていました。やっぱり、仮面ライダーはこうでなくっちゃね。

 

ホークマルガムの要求ごときに屈するはずのないスパナは、ヴァルハラドとなってホークマルガムを攻撃。これの報復として、ホークマルガムはりんねを上空から叩き落としますが、間一髪、ガッチャード バーニングゴリラの活躍で助かります。こうして、あとはホークマルガムを倒すのみとなったヴァルハラドは、ガッチャード スチームホッパーのアシストを受け、ホークマルガムに大ダメージを与えることに成功。落下してくるそれを、ガッチャードが再びバーニングゴリラとなってトドメを刺すのでした。ホークマルガムは完全に勝った気でいましたが、スパナがこんなことで屈するはずがなし。終盤では、彼の変身するヴァルハラドと、ガッチャード バーニングゴリラの怒涛の攻撃により、ホークマルガムが撃破されるさまが描かれました。CG合成も多用して、空中と陸上の2面での戦闘が描かれていたのは面白いところ。特に印象に残ったのは、飛行に限界のあったヴァルハラドをアシストしたガッチャード スチームホッパーと、ガッチャード バーニングゴリラの攻撃を受けて地上で大爆発するホークマルガムの姿でした。この中でも、前者のシーンは個人的に見逃せないシーンだったなぁ。いつか心からわかりあえれば、宝太郎とスパナはいいコンビになれそうな気がしますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少年が持ち込んだ不思議なサボテン。それは、ケミーの一種であるサボニードルだった。それを引き取ってほしいという少年の頼みを、りんねたちが聞こうとする一方で、宝太郎はその裏に隠された少年の真意に勘づいていた。少年の真意は何か?そして、サボニードルを狙うマルガムの正体は!?

 

次回は、前回(第5話)と似た、人とケミーの関わりあいにかかるドラマが展開されそう。当然に第5話とは違う切り口のドラマが展開され、また最終的にサボニードルがケミーカード化してガッチャードの力になることは明らかなのですが、少年とサボニードルの別れをどう描くのかが気になりますね。これだけ少年とサボニードルのことをクローズアップするような次回予告になっているんだから、何かしらのひねりがありそうなんだよね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第32話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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