今回は、3月25日に発売された、「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンタロウ」のご紹介です。
ここ最近、昭和ウルトラマン系の拡充が著しい「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」。セブン→マン→エースと来て次にチョイスされたのは、ジャックではなくタロウでした。『ジェネスタ』の放送日程から考えて、何らかの販促のためにチョイスされたわけではなさそうだけど…やっぱり、ウルトラ兄弟の中でも屈指のデザインの人気っぷりを誇るから、先んじて発売されたのかなぁ?(ちなみに、ジャックも後日発売予定ではある)
そして偶然にも、この記事を投稿することになる2023年4月6日は、『ウルトラマンタロウ』放送開始から、ちょうど50周年の節目の日。本当に以前から狙ったわけじゃないんだけど、なんだか嬉しいぜ!
なお、今まで取り上げた「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」のうち、昭和ウルトラマンにかかる記事は↓コチラです。
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パッケージから取り出すと、上の画像の通り。全体的に、通常のウルトラアクションフィギュアよりもかなりスリムに造形されており、タロウのスタイルの良さをキチンと表現できています。
塗装具合や造形から考えて、おそらくモデルになっているのは、『タロウ』本編後期に登場したスーツ。そのため、顔の長さやプロテクターのボツボツの色等が、現行スーツと異なる形になっています。悪くないとは思うけど、ちょっと顔を長細く造形しすぎじゃないかな。もう少し丸っこくしても良かったと言えるでしょう。
前面に全振りして、背面はバッサリ省略という塗装スタイルは、従来のものを踏襲。ただしタロウの場合、成型色がレッドであり、それが大部分を占めているため、そこまで違和感は覚えません。でもさ、キングブレスレットのバンドの部分すら、塗装省略するのか…。
可動範囲は、従来のウルトラアクションフィギュアと同一。基本的に両腕両脚は自由に動かせますが、胸部プロテクターの肩への張り出し部分が干渉するせいで、腕を真上に挙げることができなくなってしまっています。
実際にフィギュアを見てみると、「腕を上げた際、結構斜めになっちゃうなぁ」と感じますが、思えばタロウって、結構腕を大胆に広げたポーズをよくとっていた印象があるので、逆に劇中再現になってそんなに気にならないという感じになっています。
可動範囲が一部制限されるものの、概ねタロウの代表的なポーズは再現することが可能。ストリウム光線の再現はかなり無理がありますが、これはもう仕方がないでしょう。
ちなみにこのタロウ、割とどんなポーズをとらせてもしっかり自立するようになっており、上の画像3つも、一切支え等を使わずに立たせて撮影したもの。エースでも感じた「ウルトラアクションフィギュアシリーズ」の技術の進化を、再認識することができました。
最後に、息子であるウルトラマンタイガのウルトラアクションフィギュアとパシャリ。こうして見ると、いかにタイガのフィギュアがずんぐりむっくりな造形で、可動範囲もかなり限られているかがよくわかります。タイガのフィギュアが出てから、約4年。ウルトラアクションフィギュアは、やっぱり進化したんだなぁ―。
「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンタイガ」のレビューは↓コチラ!
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エースのそれに比べれば若干のパワーダウンを感じたものの、遊びがいは間違いなくある「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンタロウ」。そのカッコよさは、ウルトラアクションフィギュアでも燦然と輝いています。
タロウって、よく考えるとごった煮なデザイン(人気のあったセブンの顔に、ウルトラの父のツノをくっつけたもの)なのに、なんでこんなにスマートにまとまってるんだろう?改めて考えると、なかなか不思議だよねぇ。
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