お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第23話 ちょっとした感想

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やっぱり!母上様は強かった!

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

皆、母上が目覚めた。だから…お前らには、役者になってほしい!今回は、マバユイネ王妃が復活したことに端を発するドタバタコメディ回。前回までの展開ではマバユイネ王妃は「戦士を遂げた強い女王様」という印象でしたが、今回のお話でその印象が180度変わっちゃいました。まさか1話だけでここまで変わっちゃうとはね…。

 

でも、マバユイネ王妃を単なるギャグキャラだけで終わらせなかったのはいい感じ。しばらくまた眠りにつくってことは、今度はクライマックス辺りで復活したりするのかなぁ…。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回復活した魔進ザビューンの言葉をきっかけに、マバユイネ王妃が自分の魂をヘッドドレスに移し、実質的にまだ生きていることを知らされた充瑠たち。そのことを喜ぶ一同でしたが、かつての彼女のことを知る宝路とマブシーナは、一抹の不安を覚えます。そんな中、マバユイネ王妃は突然覚醒。おまけに時を同じくしてキンコ邪面も出現し、充瑠たちは出動を余儀なくされるハメに。マバユイネ王妃を心配させないため、レッドキラメイストーンたちがひねり出したウソとは…。肉体的には確かに死亡したものの、その魂を別のもの(ヘッドドレス)に移すことで、意識は生きていたマバユイネ王妃。しかし彼女には、超がつくほどの心配症だという欠点がありました。宝路やマブシーナのことをずっと見守ってきたマバユイネ王妃ですが、それゆえか異常なほどの心配症。惑星クリスタリアが滅んだなんてことを知ったら、本当にどうなるかわからないほどの打たれ弱さでした。心配症なのは別にいいけどさ、よくこんな状態でヌマージョ&ミンジョ姉妹の討伐に行けたよなぁ。前線に出ると、そういうのは気にならないタイプなのか?そんな彼女の覚醒と時を同じくして現れたのが、キンコ邪面。彼は人々を金貨に変え自分の中にしまい込むというシンプルな能力しか持っていませんが、その金庫が異常なほど頑丈であり、キラメイジャーを苦しめることになるのでした。押されるキラメイジャーを心配するマバユイネ王妃に対し、レッドキラメイストーンらがついたウソは、これは全てお芝居だというものでした。いやいや、これはかなり無理があるんじゃない…?

 

キンコ邪面を取り逃がしたことで、一時的にCARAT本部に戻ってきたキラメイレッドたち。彼らはレッドキラメイストーンたちのついたウソに付き合わされるハメになり、それにより実際とはかけ離れたキャラを演じざるを得なくなります。やがて再びキンコ邪面が出現。再出撃したキラメイレッドたちは、執念でロックを解除しますが、暗証番号の2次ロックが解除できず、しかもマバユイネ王妃にとうとうウソがバレてしまい…。レッドキラメイストーンたちのウソはますます大きくなり、キラメイジャーは惑星クリスタリアの芝居『ジジョクルニ』の5人のキャラという設定に。しかしこれは現実の彼らのキャラとはかなり異なっており、キラメイブルー/時雨に至っては、イメージとは真逆のギークキャラを演じることになってしまうのでした。完全に残念なイケメンキャラという感じになってしまった時雨。こういう時の彼、非常に表情豊かでいいんだよなぁ。このような状況で、キンコ邪面の再出現を受け、キラメイジャーは再出撃。戦闘中なんとか金庫の1次ロックは解除しますが、2次ロックの暗証番号の方に苦戦。徹底的に追い詰められ、ついにはマバユイネ王妃にウソがバレてしまいます。暗証番号がわからないので、下手な鉄砲数撃ちゃ当たる作戦を地で行くことにしたキラメイグリーン。いや、そこはキラメイイエローの言う通り無謀すぎるでしょ…。

 

真実を知ったマバユイネ王妃ですが、彼女は落胆することなく立ち上がり、宝路に指示して戦闘に加勢。シャイニーブレイカーの力を増幅させてキンコ邪面の金庫を文字通り破り、人々の解放に成功します。こうしてキンコ邪面は倒され、続いて現れた邪面獣キンカイリガニーも、ハプニングがあったもののキングエクスプレスザビューンの力で撃破。事件は解決を見、マバユイネ王妃は再び眠りにつくのでした。てっきり取り乱すかと思われたマバユイネ王妃でしたが、ここは考えをガラッと変え、宝路とともに戦闘に加勢。さすが、ヌマージョ&ミンジョ姉妹の討伐に行っただけのことはあります。やっぱり上述した通り、いざ戦闘になると性格が変わるというか、心配症も幾分か軽減されるタイプなんだろうなぁ。こうしてキラメイジャーは、キンコ邪面から人々を解放し、なおかつそれを倒すことにも成功。続いて現れた邪面獣キンカイリガニーも、キングエクスプレスザビューンの力で倒されるのでした。邪面獣は今回、金で相手を固めるという技を披露。なんとなく、『ウルトラマンメビウス』のジャシュラインと似てるなって感じました。そしてラスト、再び眠りについたマバユイネ王妃。彼女が次に蘇るのは…、クリスマス回あたりのクライマックスかなぁ。

 

 

 

少年のために、職場のバンドでドラムの練習に精を出す小夜。しかしそれは、邪面師によって台無しにされてしまった。メンバー集めをするハメとなった小夜が考え出したのは…充瑠たちキラメイジャーでバンドを作り直すことだった!

 

次回は小夜のメイン回。うん、これは多分またギャグ回だな!自分で演奏する曲って、小夜自身のキャラソンかなぁ?

 

 

 

 

 

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『仮面ライダーセイバー(聖刃)』第2章 ちょっとした感想

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仮 面 ラ イ ダ ー 的 地 球 防 衛 軍

 

 

 

覚悟を超えた先に、希望はある!早くも2話目を迎えた『仮面ライダーセイバー(聖刃)』。今回は2号ライダーである倫太郎/仮面ライダーブレイズの登場と、彼の所属するソードオブロゴス&この世界の戦いのバックボーンが語られ、『セイバー』の世界観が深まる形になっていました。

 

前回に引き続き、中盤以降の戦闘シーンでは、CG合成をふんだんに使用。合成の粗さも目立ちましたが、短い制作期間と限られた予算の中でここまでのものを作った制作陣は、まさによくやったと言えるでしょう。

 

なお、前回(第1章)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回のラストで、飛羽真たちの前に現れた倫太郎。彼は当初こそ飛羽真からワンダーライドブックを回収しようとしますが、拒否された直後、彼を北極にあるソードオブロゴスの本部:ノーザンベースに連れていきます。そこにいた守護神ソフィアから、飛羽真はワンダーライドブックの秘密、そしてソードオブロゴスの使命を教えられるのでした。序盤のシーンでは、倫太郎の行動やそのしゃべり方から、彼の性格や立ち位置がハッキリと描写。大人の視聴者はもちろん、メイン視聴者である子供たちにも「倫太郎ってこういうキャラなんだ」と明確に分かるように配慮されていました。でも、倫太郎が飛羽真にワンダーライドブックを渡すのを拒否された後、すぐにノーザンベースに連れていくという流れになるのは、ちょっと違和感があったかな。あの流れにするのなら、「ソフィアから「飛羽真を連れてこい」という指令が入った」という描写が欲しかったです(倫太郎が応答するシーンで、そのやり取りがあったと補完できなくもないですが)。このようなやり取りを経て、飛羽真が倫太郎とともにやってきたのはノーザンベース。ここで飛羽真は、初めてソードオブロゴスとワンダーライドブックのことについて知らされるのでした。ノーザンベースは、どこか異空間とかにあるのかと思ったら、その名の通り地球の北極に存在。なんだ、意外に現実的だな…。

 

既にメギドに侵食されつつある地点にやってきた飛羽真と倫太郎は、割り込んできた芽依とともに突入。そこではアリメギドが暴れていました。倫太郎は飛羽真に戦いの手本を見せるのも兼ねて、初めて仮面ライダーブレイズへと変身。アリメギドらと戦います。飛羽真もセイバーに変身して加勢しますが、キリギリスメギドの攻撃と芽依がピンチに陥ったことが原因で、一時撤退します。中盤の戦闘シーンで、ブレイズが登場。逆手持ちも多用しつつ、飛羽真=セイバーとは違い戦い慣れした流麗な戦闘スタイルが、ちゃんとセイバーと差別化できていましたね。そしてこのシーンでもう1つ注目すべきは、人物の合成。東映の公式ブログでも触れられていた通り、新型コロナウイルスの感染防止の兼ね合いで、逃げ惑う人々は通常撮影ではなく合成で表現。セイバーが人々を救出するシーンで、その片鱗を観ることができました。ぱっと見違和感なくできてたけど、ちょっとコントラストに違和感あったかな…。まあ、ここらへんは仕方ないと思いますけどね。

 

態勢を立て直した飛羽真と倫太郎は、ソフィアの反対を押し切って再出撃。アリメギドとキリギリスメギドにより浸食されきった世界へと突入していきます。ディアゴスピーディーとライドガライガーで真正面から戦う2人は、途中アリメギドを撃破してジャッ君と豆の木ライドブックを入手した彼らは、その力を駆使してキリギリスメギドも撃破。書き換えられる寸前だった街を、文字通りギリギリのところで解放に成功するのでした。後半の戦闘シーンは、セイバーら一部のスーツを除けば、戦闘フィールド含めて全てCGで描写。東映特撮でここまでCGを頑張ってくれるとは、思ってもみませんでした。でも、予算と突貫工事の関係からか、全体的なコントラストはちょっと違和感あるし、CG部分はかなりヌルヌル。敵に巨大アリが出てくることもあり、ディースリー・パブリッシャーが出してるゲーム「地球防衛軍シリーズ」っぽいなぁと感じました。この戦闘シーンでは、相次いで登場したバイク(ライドメカ):ディアゴスピーディーとライドガライガーも縦横無尽に描写。公道での撮影が難しいから、CGの世界でめいいっぱい活躍させようって発想、いいじゃない!

 

 

 

飛羽真の前に現れた富加宮賢人。なれなれしい彼に対し、飛羽真は彼のことを思い出せない。そんな中、またまたメギドによる事件が起きる。戦いの最中、飛羽真たちは、またもや新たなライダーと出会う…!

 

次回は3号ライダー:仮面ライダーバスターが初登場!子連れライダーであることをかなりアピールしてるけど、放送前からこれだけ宣伝しているということは、何かストーリーに関わる重要なものでもある…のかな?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第23話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『ウルトラマンZ(ゼット)』第12話 ちょっとした感想

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ゼットより大活躍のキングジョーストレイジカスタム

 

 

 

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ちゃんと背負いたいんだ。命を奪う、責任を…。前回登場したキングジョーストレイジカスタムが、引き続き大活躍することになった、今回の『ウルトラマンZ』。ストレイジにとってはギリギリの戦いながらも大金星を挙げた一方、ハルキの精神状態は戦いを通してますます悪化し、ゼットとの連携がさらにとれなくなる様が描かれました。

 

グルジオライデンという生物兵器的怪獣をゲストに据えることで、ハルキ&ゼットとヨウコら他のストレイジのメンバーの反応や戦いっぷりを対比させる形にしていたのはGood。どちらか一方の意見を是とするような内容にもなっておらず、少し重めの話ながらもダークさはそれほど感じないような作風になっていたのは、非常に魅力的に感じましたね。

 

なお、前回(第11話)の感想記事は、↓コチラです

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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サブタイトルや前回の次回予告からも推測できた通り、ハルキの苦悩が結果的にさらに深まる形になる展開となった今回のお話。グルジオライデンは明らかにグルジオキングのスーツの改造怪獣ですが、それに「生物兵器」という設定を付加し、怪獣でありながらある意味被害者でもある(かもしれない)という絶妙な立ち位置にすることで、ドラマがさらに面白くなっているように感じました。ハルキが苦悩しつつも、ストーリーパートで終始悩み続けているわけでもないのもよかったですね。

 

山中から突然グルジオライデンが出現。ハルキたちはセブンガーとウインダムで出撃するも、グルジオライデンのライデンデストロイキャノンをまともに食らってダウン。ピンチの最中、ハルキはゼット ガンマフューチャーへと変身します。しかし、肝心なところで前回のレッドキング戦でのトラウマがよみがえり、グルジオライデンを取り逃がしてしまうことに。その後基地に帰還したハルキたちは、クリヤマ長官の口から、グルジオライデンの真実を知るのでした。今回はいきなり戦闘パートからスタート。ハルキたちはすぐにピンチに陥りますが、ここの展開が非常にスピーディー。カメラワークも凝られており、ハルキたちが極限まで追い詰められている様子がハッキリと描写されていてGoodでした。そんなハルキは、ゼット ガンマフューチャーへ変身。M78流・竜巻閃光斬などで追い詰めますが、最後の最後でグルジオライデンを取り逃がしてしまいます。そのまま基地に帰還したハルキたちは、グルジオライデンの真実を知ることになります。グルジオライデンは、10年前に地球に落下してきた怪獣。生物兵器として改造された痕跡があり、防衛軍そしてストレイジはそのデータをもとに特空機の開発を行っていましたが、今になって突然覚醒し暴れ出し始めたのでした。グルジオライデンは確かに害を与える怪獣ですが、「生物兵器」である可能性があることからある意味被害者である可能性もあり、同時に特空機のある種の生みの親でもある―。幾重にも織り込まれたこの設定が、ハルキをさらに苦悩させることになります。

 

キングジョーストレイジカスタムを目の前にして、悩み続けるハルキ。そこへヨウコが現れ、自分なりの考えを述べて去っていきます。それを受け、まるで迷いを振り払うかのようにトレーニングに励むハルキ。しかし明確な答えは出ず、そんな中再びグルジオライデンが出現。ハルキはウインダムで、ヨウコはキングジョーストレイジカスタムで、それぞれ出撃していきます。キングジョーストレイジカスタムを前にした、ハルキとヨウコのシーンこそ、今回のお話のストーリー面での肝。ヨウコはゼットや怪獣のことに理解を示しつつも、怪獣を倒すということに対して大きな覚悟を決めていました。単に怪獣を倒すことが平和につながるとは思っていないけれども、現状この世界に怪獣の居場所はなく、それゆえに倒すということの責任を持とうとしていたヨウコ。ここでのヨウコの立ち位置が、またいいですよね。ハルキの意見をあえて肯定も否定もせず、そして自分としての信念を持っている―。先輩隊員として本当に立派だなぁ…。これに対してハルキは、感情的になってヨウコに反論するなどせず、トレーニングに打ち込んで悩みを振り払おうとします。下手にギクシャクさせなかったのも、いい塩梅。物語のテンポを崩さずに、お話を進めることに成功しています。

 

先行して現場に到着したヨウコのキングジョーストレイジカスタムは、分離形態やタンクモードを駆使してグルジオライデンに善戦。ハルキもウインダムでアシストしますが、グルジオライデンのパワーまだ残っており、それが彼をピンチに追い込みます。再びゼットに変身するハルキでしたが、やはりまだ悩みを解消しきれておらず、肝心なところで戦闘不能に。代わりにグルジオライデンを倒したのは、ヨウコのキングジョーストレイジカスタムの捨て身の攻撃でした。キングジョーストレイジカスタムの活躍は後述するので、ここでは割愛。その活躍が(販促の関係もあって)メチャクチャ目立つから、余計にゼットの不調っぷりが際立つ形になっていましたね。グルジオライデンが目から涙を流しているように見える描写の際、今までのお話なら「怪獣が本心から泣いてる」と解釈されがちですが、「実はそう感じたのはハルキだけで、グルジオライデンは何も感じてなかったんじゃないか(=別に泣いてたわけじゃないんじゃないか)」という新たな視点を持ち込んでいるのが面白い。しかも、これでさらにハルキの苦悩が深まるんですよね…。さあ、ハルキはこの問題をどう乗り越えるのか―?

 

 

 

◎特撮面

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今回の特撮で注目すべきは、なんと言ってもキングジョーストレイジカスタムの分離形態&タンクモードの大活躍!今までも怪獣相手にそこそこ善戦してきたストレイジでしたが、今回はゼットの力をほとんど借りずに勝利をつかむという(かなりムチャしたけど)大戦果を挙げました。いや~、これは本当に玩具が欲しくなっちゃうなぁ!

 

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グルジオライデンに対し、セブンガーとウインダムが出撃。しかしグルジオライデンは強く、あっという間にダウンに追い込まれてしまいます。ハルキはゼット ガンマフューチャーに変身し、最初こそ善戦するも、トラウマがよみがえって戦闘不能に。結局、グルジオライデンは地中に逃げてしまうのでした。序盤の特撮は、セブンガー&ウインダムのピンチとグルジオライデンの強さを次々に描写しており、短時間ながら緊張感やピンチっぷりが感じられるシーンの連続になっているのが魅力。セブンガーが久々の登場なのにあまり活躍せずに終わっちゃったのは、ちょっと残念だったけどね…。

 

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グルジオライデンの再出現を受け、先行してヨウコがキングジョーストレイジカスタムで出撃。分離形態で翻弄したのち、タンクモードに合体し、グルジオライデンを徹底的に追い詰めていきます。中盤におけるキングジョーストレイジカスタムの活躍は、販促期間ということもあってこれでもかというほど強さを見せつけてくれることに。分離形態やタンクモードを駆使し、破竹の勢いでグルジオライデンに攻撃を仕掛けていきます。このシーンでは、ミニチュア特撮とCG合成を細かく使い分けているのが印象的。中でも、ヘッドファイターの飛行シーンで部分的に操演が使われていたのが嬉しかったですね。飛行メカが出てこなくなったせいで、その技術がすっかり死にかけてるって聞いてたからさ…。それにしても、レッグキャリアーが本当に怪獣を載せて走るとは思わなかったよ。いや、設定的には間違ってないんだけど、ちょっとギョッとしちゃいましたね。

 

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遅れて駆け付けたハルキのウインダムは、グルジオライデンを拘束するも、思ったよりパワーが残っていたため失敗。ウインダムがその襲撃を受け大破したことにより、再びゼットへと変身します。今度はアルファエッジで戦いますが、やはりゼスティウム光線を放つ際にハルキに迷いが生じ、戦闘不能に。そんな彼に代わって、キングジョーストレイジカスタムの捨て身の攻撃が、グルジオライデンを打ち破るのでした。キングジョーストレイジカスタムは一度ダウンするも、復旧させることに成功。ハルキの不調により戦闘不能になったゼットの代わりに、再びグルジオライデンに挑みます。ヨウコがとった戦法は、なんとコア部分へのペダニウム粒子砲ゼロ距離発射でした。終盤の戦闘シーンは、キングジョーストレイジカスタムの華麗な活躍もさることながら、細かくコクピットのヨウコのカットも挿入することで、彼女の覚悟を表現しているのがGood。単に「強いぞ!キングジョーストレイジカスタム」にならず、この戦いにヨウコの深い思いも交錯していたことが窺えるようになっていました。

 

 

 

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ストレイジの基地内に、カネゴンが現れた。コイン怪獣のヤツが食べたのは、なんと…ハルキのウルトラメダル!?取り戻さないと、ゼットに変身できないぞ!次回は、カネゴンがウルトラ食べるぜ!?

 

次回はカネゴンが登場する、ちょっとハチャメチャなお話になりそう。わかったぞ。これ話数的に、実質総集編回になるんでしょ?

 

そんな第13話の感想記事は、↓コチラだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『黄金勇者ゴルドラン』ちょっとした感想 12th-Adventure(第34~36話)

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今回は、黄金勇者ゴルドラン』の感想記事第12回目です。

 

登場!掟破りの新勇者!?今回ご紹介の3話では、まさかまさかの9番目の勇者:キャプテンシャークが登場。生死不明となっていたワルターも、「イーター・イーザック」を自称して再登場し、これから展開される後半の物語をさらに面白くさせてくれています。詳細は後述しますが、キャプテンシャークの劇中上での登場経緯は割としっかり設定されており、なかなか秀逸だと感じましたね。

 

 

 

 

第34話「まぼろしの青空」

1995年9月30日放送
登場した敵他: ソルベット軍団(カスタムギア)、地下都市ガランドウの警察

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「あれは何…?」「あれが、太陽さ。」


STORY:科学の発展した豊かな星だと聞き、ウキウキして惑星ガーランドを訪れた拓矢たち。ところが地上は荒廃しきっており、人々の影はなかった。探索を続ける拓矢たちは、ひょんなことから地下世界へ真っ逆さま。そこで地下都市ガランドウに住むジョナという少年と出会うが、彼を含めて個々の住人達は「地上」というものを誰一人知らなかった!拓矢たちは地上世界へ戻れるのか?そして、あのシリアスが再び動き出す―。


前回がギャグ一辺倒だったのに対し、今回は舞台となる惑星の過去、そしてそこに住む住人たちをベースに、拓矢たちとの絡みを通してドラマを生み出していたマジメなお話に。ところどころギャグを挟むことで幾分か重さが緩和されていましたが、サラッと挿入される惑星ガーランドの暗い一面が、このお話に深みを与えていましたね。第31話以来久々にシリアスも登場。キャプテンシャークも初めてしゃべり、次回の彼のデビュー回に向けてしっかり伏線も張られていました。


光のレールが指し示す次の星は、惑星ガーランド。科学技術の発展した豊かな星と聞き、期待しながら現地に降り立った拓矢たちでしたが、そこに広がっていたのはだだっ広い荒野と、朽ちきった廃墟の数々でした。やがて廃墟探索をする中で、拓矢たちは不審なレバーを発見。興味本位で引いてみると、突然大穴が空いて3人は地下深くへ転落。その先に広がっていたのは、地下都市ガランドウでした。そこで彼らは、地上世界にあこがれる少年ジョナと出会って…。惑星ガーランドの住人たちは、現在は地下都市ガランドウを拠点に生活。そこでの生活が長く続きすぎてしまったせいで、彼らは「地上」という世界の存在を信じようとすらしません。そんな中で、地上世界にあこがれを持つジョナは、特異な存在に見られていました。ジョナが地上に対する想像を語り、さらに拓矢たちが「自分は地上から来た」と何度も言っているのにも関わらず、地上世界の存在すら笑い飛ばして信じようとしないガランドウの住人たち。地上という概念がないのが彼らにとっては常識なのでしょうが、この“さま”が、どことなく悲しいというか、哀れに感じられました。


「社会を騒がせた罪」で、突然逮捕され警察署に連行されてしまった拓矢たち。そこで彼らは拷問を受けたのち、署長からこの地下都市の歴史を聞かされ、さらには牢屋に放り込まれてしまいます。もう地上に戻ることはできないのか―?絶望していた拓矢たちを救ったのは、なんとあのジョナでした。Aパート後半における警察署のシーンにおいて、署長が拓矢たちに語る形で、地下都市ガランドウの秘密と歴史が一気に解明。もともと惑星ガーランドは確かに噂通りの豊かな星でしたが、ある時戦争が起こって地上は荒廃。人々は地下世界へと逃げ込んで地下都市ガランドウを作り、二度と悲劇を起こさないために後世にわざとほとんど地上のことを教えないようにしてきていたのでした。一般市民が知らないような情報を署長がサラッと語っていることから、地下都市ガランドウの歴史は一部の限られた人間しか知らないことが窺えますが、ここでとても興味深いのが、この直後署長が「地上世界には化け物がうようよいるんだろ?」と言って本気でビビっている点。そう、つまり署長もこの歴史や地上のことを人づてもしくは本づてにしか見聞きしているにすぎず、彼もまた地上を見たことがないことがわかります。この演出は震えましたね。結局、地下都市ガランドウで誰も本当の地上を知っている人はいないのか…。その後拓矢たちは投獄されますが、これを救ったのはジョナ。彼の言葉に乗せられるがまま、拓矢たちは脱獄を図ります。牢屋からの抜け道を、なぜか当然のごとく知っているジョナ。たぶん、地上へのあこがれが強すぎて、過去に何回か投獄されたことがあるんだろうね…。


ドランたちがシリアスの放つソルベット軍団と戦っている頃、拓矢たちはジョナとともに逃亡の真っ最中。その途中で地下水脈に逃げ込んだ彼らは、ジョナに地上はどういうものかを教えてあげます。その後再び警察に追い回され、とうとう追い詰められてしまう拓矢たちでしたが、間一髪、ソルベットの攻撃の流れ弾により地上への脱出口が開きます。警察からの逃亡を続ける中で、ジョナに地上のことを教えてあげる拓矢たち。「地上には空が広がっていて、太陽が昇っている」、「夜になると星が瞬く」などということを説明しますが、ジョナにはなかなかうまく伝わらないのでした。空は青くて、東から太陽が昇る。日が沈むと夜になって、空には星が瞬く―。どれも我々には当たり前の事象ですが、そもそも生まれてから地下の限られた世界しか見てきていないジョナにとっては、想像することすら難しいものでした。ここでの拓矢たちとジョナの認識の相違が、ちょっと笑えつつも感心させられましたね。その後も警察からの逃亡が続きますが、ここで実はジョナは地上への脱出方法を知らないことが判明。そのまま袋小路に入って追い詰められてしまいますが、ソルベット軍団の攻撃の流れ弾が、彼らを救います。地上世界への出口が開いた瞬間、化け物が出てくると言って逃げ出す警察たち。ああ、彼らもやっぱり地上世界を見たことなかったんだね…。


スカイゴルドランと合流した拓矢たち。ここでジョナは、初めて地上の世界、そして日の出を目撃します。惑星ガーランドの持つ別の風景を目の当たりにし、ジョナとともに感動を覚えた拓矢たち。その後彼らはジョナに別れを告げ、シリアスの部隊に反撃。敵を一掃し、なんとか光のレールに乗って次の星を目指すのでした。ジョナが地上の世界に感動している直後、地平線から太陽が。「荒廃した街を見るとショックを受けるんじゃないか」と心配する拓矢たちでしたが、彼らの目の前に広がっていたのは、緑豊かな自然でした。惑星ガーランドは確かに戦争により荒廃しましたが、惑星全域が死の大地になったわけではない様子。拓矢たちが出てきた場所はたまたま自然が復活していた場所であり、ジョナは初めて見るその光景に感嘆します。ジョナが一連の光景を目の当たりにするシーンでは、わざとセリフが少なめに。こうしてジョナの感動を演出してるんですね~。その後、拓矢たちはシリアスとの戦闘へ。アドベンジャーたちが奮戦する中、スカイゴルドランはグレートゴルドランへと黄金獣合体。最後の一体を撃破し、光のレールに乗って次の星へ向かうのでした。終盤の戦闘シーンで、またまたキャプテンシャークが登場。しかも、今回のラストでは初めてしゃべってみせます。彼が仲間になる日も近いですね(まあ次回なんだけど)。

 

 

 

第35話「掟破りの新勇者」

1995年10月7日放送
登場した敵他:ビーダーゼン(エクセルギア)

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「宇宙の海は俺の海。海賊戦艦キャプテンシャークとは、俺のことだ!」


STORY:寿司が実る惑星で寿司の桶盛りをもらい、大興奮の拓矢たち。しかし、そんな彼らをシリアスが再び襲撃する。カーネルたちを騙してエクセルギア:ビーダーゼンに乗せるというシリアスの作戦の前に、スカイゴルドランたちもなかなか手が出せない。彼らに絶体絶命のピンチが訪れるとき、あのサメ型宇宙船が再び現れた。幻の9人目の勇者、その名はキャプテンシャーク!そして、その船長は…えっ?ワルターじゃなくて、イーター・イーザック!?


第32話から断続的にその姿を見せていたキャプテンシャークが、いよいよ満を持して登場。それと同時に、生死不明となっていたワルターが生存していることも明かされました。死んだと思われていたレギュラーキャラの生還、そして9人目の勇者の登場。普通だと感動回になりそうですが、ここでふんだんにギャグを盛り込んでくるのが『ゴルドラン』らしいと言えるでしょう。キャプテンシャークもノリがよくて、いいなぁ。


魚人たちの棲む星を去り、再び光のレールに乗った拓矢たち。その星でもらった寿司の桶盛りを心ゆくまで楽しむ彼らでしたが、それに水を差すようにシリアスの襲撃を受けます。同じ頃、ワルターの生存を信じ続けていたカーネルとシャランラは、何とか脱出してシリアスに反旗を翻す方法を模索していましたが、そんな中、彼らにシリアスから出動命令が下るのでした。今回は宇宙空間での戦闘がメインになるため、前2話で描写されたような中継地点となる惑星でのお話は最小限にとどめられることに。しかし、拓矢たちがその星の住人達にいろいろ吹き込んでいること、そして寿司の桶盛りをもらっていること(果物として寿司が実るらしい)などから、またあることないこと言ったりろくでもないことをしたんじゃないかということが窺えます。このわずか数分のシーンで、こういったことが感じ取れるのは秀逸。脚本をはじめとする制作陣のセンスが感じられます。その後彼らは寿司を食べまくりますが、隕石群に遭遇。これはキャプテンシャークの協力で窮地を脱しますが、今度はシリアスの襲撃に遭遇するのでした。キャプテンシャークがアドベンジャーを手助けするシーンで、初めて彼が自らの名を名乗ることに。名前を訊くと案外すぐに名乗ってくれた上、妙にハデな演出でアピールしてきます。「宇宙海賊キャプテンシャーク」って、わざわざデカデカと表示しなくてもわかるよ!


拓矢たちを救ったキャプテンシャーク。その中には、実は彼のパートナーともいえる船長がいました。その船長の正体は、なんとワルター。拓矢たちやシャランラが自分のことを噂しているせいでくしゃみが止まらない彼は、その中でキャプテンシャークとの出会いを回想するのでした。Aパート後半は、第31話でワルターが生死不明になってから、キャプテンシャークの船長になるまでの顛末が明かされることに。デスギャリガンファイナルモードの攻撃で脱出艇ごと吹っ飛ばされたワルターは、そのまま月面に衝突。間一髪のところで脱出に成功しますが、水も食料もないためこのままでは生還は絶望的な状況に。一度はすべてをあきらめかけた彼でしたが、キャプテンシャークの声に導かれ、そのパワーストーンを発見。彼を復活させることに成功し、現在に至るのでした。キャプテンシャークのパワーストーンを発見する直前。意識がもうろうとなるワルター。ここで出会ってきた人々のことを回想するのはお決まりのパターンですが、拓矢たちが自分のことをバカにするシーンやシャランラが言い寄ってくるシーンばかり思い出し、それに負けるかと奮起するという流れになっているのが『ゴルドラン』っぽいです。感動的になりそうなシーンもギャグっぽくしちゃうのが面白いよね。そんなワルターの頑張りで復活したのが、キャプテンシャーク。本来レジェンドラの勇者は8人しかいないはずですが、彼は万が一8人の勇者全員が悪の手に渡った時のために備えて作られた、幻の勇者でした。実際のところキャプテンシャークが登場したのは、当時『ゴルドラン』の玩具売上が好調だったため。当初の設定にはなかった9人目の勇者ですが、ちゃんと無理のない理由付けがなされているのがGoodです。


ワルターがキャプテンシャークとの出会いを回想している間、スカイゴルドランたちはシリアスの攻撃に押されてやや劣勢気味に。そんな中でカーネルたちはシリアスから出動指示を受けますが、裏切る気マンマンの彼らは危機として出撃。すぐさまゴルドランたち側に寝返ろうとしますが、そううまくはいかず…。自分が回想している間に、ゴルドランたちがシリアスに襲われてピンチであることを知ったワルター。ここから全速力で彼らの救援に向かうのはカッコいいのですが、「ええい、回想シーンに時間を取りすぎた!」とメタな発言をしているのに笑わされます。そんなワルターたちが向かっている間、スカイゴルドランたちはシリアスの攻撃に必死に抵抗することに。やがてエクセルギアのビーダーゼンも出撃してきますが、彼らはその中にカーネルとシャランラがいることを知りませんでした。ビーダーゼンカーネルたちを乗せ、途中で彼らの姿をわざとスカイゴルドランたちに見せたのは、全てシリアスの作戦。カーネルたちが自分を裏切っていることにとっくに気づいていた彼は、スカイゴルドランたちが「人質がいると手出しできない」という傾向を踏まえ、彼らをまとめて葬り去ろうとしていたのでした。ビーダーゼンのコントロールは全てシリアスが行っており、カーネルたちの意に反してスカイゴルドランたちを攻撃。これによりスカイゴルドランたちは攻撃できなくなってしまいます。うーん、考えたなシリアス!


何とか現場に到着したワルターは、キャプテンシャークに指示してカーネルたちを奪還。さらにキャプテンシャークは変形し、ハデすぎる名乗り口上をしてスカイゴルドランたちに加勢します。最終的に、ビーダーゼンはグレートゴルドランによって倒されることに。キャプテンシャークはシリアスを捕まえることはできなかったものの、アドベンジャーと光のレールを守り切ることに成功するのでした。本格的に登場、キャプテンシャーク!戦艦形態だと少々ボテッとした体形に見えますが、変形すると印象が真逆のスマートなロボに変形するのが興味深いですね。そして、変形後にはハデすぎる名乗り口上を語って見得を切り、それに対抗してワルターも「イーター・イーザック」を自称して名乗り口上を語ることに。もしかして、なんだかんだで性格似てるのかこの2人?そして、名乗った後に「そこに酸素はないぞ」とキャプテンシャークに指摘されて苦しみだすワルターがまた笑える…。そんな強烈な登場の仕方をしたキャプテンシャークですが、彼の実力は本物。右肩に取り付けられたスパイラルランチャーでカスタムギア部隊を一掃し、残念ながら最終的には追いつけなかったものの、超高速で飛行するシリアスの母艦にギリギリまで食らいつくくらいのスピードを見せます。実力もキャラとしても申し分ないインパクトを誇るキャプテンシャーク。ゴルドランたちに、頼もしい仲間ができましたね。そしてラスト、ワルターは自身が救い出したカーネルたちと再会することに。カーネルや拓矢たちはワルターのことにすぐ気が付いていましたが、シャランラだけはワルターとイーター・イーザックは別人だと思い込んでおり、引き続きワルターの身を案じ続けていました。ええ、もしかしてこのまま最終回まで行くつもりなのか…!?

 

 

 

第36話「強いぞ!鮫船長(キャプテンシャーク)」

1995年10月14日放送
登場した敵他:バザルド(エクセルギア)

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「あのウルトラポテトを食べてしまうと、ものごっついオナラをこいてしまうのじゃ!」


STORY:空腹にあえぎながら、惑星オーサ2にたどり着いた拓矢たち。友好的な住民からウルトラポテトを分け与えられむさぼる彼らだったが、なんとそれは消化が良すぎて食べるととんでもないオナラをしてしまう驚異の芋だった。最初は困惑した拓矢たちだったが、だんだんとそれに病みつきになっていくことに。しかし、その間にもシリアスの魔の手は迫っていた。襲撃を受けるスカイゴルドランたち。彼らを救えるのは、キャプテンシャークしかいない!


前回デビューを果たしたキャプテンシャークの大活躍回となった今回。後半では彼のあまりにも強すぎるその戦闘に魅せられますが、その他のパートはウルトラポテトに端を発する拓矢たちの行動に笑わされるお話になりました。オナラをこきまくり、縦横無尽に飛び回る拓矢たち。なんだか、『かいけつゾロリ』みたいだな…。


食料も底をつき、空腹にあえぐ拓矢たち。ちょうどその時、次の惑星オーサ2が見えてきたことで、彼らはそこに食料の望みを賭けます。星につくや否や、彼らがドランたちに命令したのは食料探し。しかしその直後、星の住民たちが食料を持ってきてくれるのでした。同じ頃、打倒勇者に燃えるシリアスは、今までの戦闘データを分析。登場したてのキャプテンシャークを除き勇者たちの力を解析した彼は、新たなエクセルギア:バザルドにそれを組み込むのでした。今までの星と比べて、より拓矢たちに友好的な印象を受けた惑星オーサ2。それもそのはず、拓矢たちのはるか前にレジェンドラを目指した先代勇者たちもこの星に立ち寄り、それ以来この星には「勇者たちが訪れたら食料を分け与えるように」という言い伝えが残されていたからでした。今回ちらっと触れられた、先代勇者の話。今後もこの話題出てくることがあるのかなぁ。そんな心優しきオーサ2の住民と拓矢たち交流している頃、シリアスはゴルドランたち勇者を倒すべく新たなエクセルギアを開発。バザルドと名付けたそれに、ありったけの戦闘データを組み込むのでした。見た目は貧弱そうなバザルド。しかし、後半の戦闘シーンでは驚異的ともいえる強さを発揮することになります。


おいしそうにウルトラポテトを食べまくる拓矢たちでしたが、その直後腹部に異変が。猛烈なオナラをこいてしまった彼らは、天高く飛びあがってしまいます。最初はその現象に困惑する彼らでしたが、じょじょにそれにやみつきに。ドランたちを待機させ、そのまま惑星の裏側にあるウルトラポテトの畑までひとっ飛びすることにするのでした。ウルトラポテトは、地球のサツマイモによく似た植物。しかしそれと比較して消化・吸収速度が尋常じゃないほど早いため、食べた人間はとてつもないオナラをしてしまうという欠点がありました。このオナラにより空に飛びあがってしまう拓矢たち。そのスピードも異常で、レオンたちも追いつけないほどの速さで飛び、あわや大気圏脱出寸前というところまで行ってしまいます。この星の長老は「消化が早い分効果もすぐ終わる」とか言ってたけど、いやいや結構効果の持続時間長かったぞ!?最初はこれに戸惑う拓矢たちでしたが、じょじょにこれを面白いと感じるように。調子に乗った彼らは、ウルトラポテトを食べながらオナラで飛行し続けるという技を編み出し、それを利用してこの星の裏側にあるウルトラポテトの畑に向かうことにするのでした。ウルトラポテトをむさぼり、全力でオナラを噴出しながら飛び続ける拓矢たち。なんなんだこの光景は…。


拓矢たちがウルトラポテトを獲りに行っている間、待機を命じられたドランたち。しかしその最中シリアスの襲撃を受け、戦闘にもつれ込みます。拓矢たちがいないことでグレートゴルドランにまで合体できないスカイゴルドランたちは大ピンチ。彼らの危機を知った拓矢たちは、全速力でウルトラポテトでのオナラの力を利用して戻ろうとしますが…。シリアスの操るバザルドの襲撃を受けたドランたち。すぐさま各々合体して対抗しますが、彼らの技を解析しているバザルドに攻撃は通用せず、すぐにピンチに陥ってしまいます。バザルドへの攻撃シーンで、久しぶりに各ロボットたちの通常必殺技のバンクシーンが挿入。結果的にどれもバザルドには効きませんでしたが、久々に彼らの単独技が見れてよかったです。ピンチのスカイゴルドランたちは拓矢たちを呼び寄せようとしますが、彼らはウルトラポテト獲りのためにこの星の真裏。拓矢たちは必死になってスカイゴルドランたちのもとに戻ろうとしますが、あと一歩のところで…。スカイゴルドランたちの危機を知った拓矢たちは、速やかに現場に戻るため、再びウルトラポテトを食べまくりオナラを噴射。全速力で飛行します。ウルトラポテトをほおばってはお腹に力を入れ、オナラを出す拓矢たち。頑張ってるのはよくわかるけど、確かに主人公っぽく見えないよなこれじゃ…。そんな彼らも、やっとの思いで現場付近まで到達。最後のスパートをかけようと引き続き力み続けますが、力みすぎたあまりウンコを漏らして動けなくなってしまいます。ウンコを漏らした直接的な描写はありませんが、拓矢たちの顔が真っ青になり、そのあとズボンとパンツを洗っている描写があることから、そういった事態が起こったことは明らか。「(自分たちが向かえないことを)笑ってくれ、許してくれ」なんて言ってたけど…、そんなこと言ってる場合じゃないだろ!?


頼みの拓矢たちも現場に駆け付けず、いよいよ追い詰められていくスカイゴルドランたち。そんな彼らのもとに駆け付けたのは、あのキャプテンシャークでした。キャプテンシャークは圧倒的な強さでバザルドの攻撃をはねのけ、逆に大部分を破壊。バザルドはコア部分のみを残して脱出を図りますが、それもキャプテンシャークのスパイラルランチャーによって粉砕されます。今回はキャプテンシャーク、そしてワルターに救われることになった拓矢たち。彼らがワルターにプレゼントしたのは…。前回に引き続き、今回もキャプテンシャークの強さが目立つ形に。バザルド側が戦闘データの不足によりキャプテンシャークへの対策をしきれていなかったとはいえ、それはほとんど抵抗することもできずキャプテンシャークの前に敗れ去ります。スピード・パワー面ともにシリアスの予想をはるかに上回る能力を持っていたキャプテンシャーク。性格も豪快だし、こりゃ子供たちに人気出るにきまってるわ!こうしてバザルドが倒されたことにより、事件は解決。拓矢たちはおれいにワルターにウルトラポテトを渡しますが、船内でそれを食べたワルターカーネルは、止まらないオナラに苦しめられるのでした。ニコニコ笑ってウルトラポテトをワルターに渡した拓矢たち。最初はいたずら目的で渡したのかなと思いましたが、ワルターが去った後もそのことについて触れる描写がなかったため、どうやら本当に善意で渡したようです。あちゃー…。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第37話から第39話をご紹介予定です。『黄金勇者ゴルドラン』。そして、勇者は星になった…。ってか?

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1995年放送の黄金勇者ゴルドラン』使用BGM「キャプテンシャーク」です。

 

そのタイトル通り、キャプテンシャークのテーマソングである曲。劇中では、キャプテンシャークの変形シーンにほぼ毎回使用されていた曲でした。

 

ゴルドランたちのテーマソングとはまた違った印象を受ける本曲ですが、よく聞いていると、楽器の使い方やビートの使い方は、ゴルドランたちのテーマソングのそれと酷似していることがわかります。音楽面でも、彼はゴルドランたちと同じ勇者なんだなぁ(実際は、作曲家が同じなので似たような演出が入っただけなのかもしれないけど)。

 

 

 


The Brave of Gold Goldran - Captain Shark theme

 

 

 

 

 

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ソフビ&ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼット ベータスマッシュ

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今回は、7月に相次いで発売された、「ウルトラヒーローシリーズ ウルトラマンゼット ベータスマッシュ」および「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼット ベータスマッシュ」のご紹介です。

 

ベータスマッシュの劇中登場に合わせて発売された関連商品。限定ソフビを買いにウルトラマンショップに行った際に、一気に購入しました。さすがウルトラマンショップだけあってかなりの数入荷してたけど、それでも結構な回転率だったなぁ。ソフビはともかく、ウルトラアクションフィギュアの方もそこそこ売れていたのは、ちょっと意外でした。

 

なお、「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼット アルファエッジ」の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 


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まずは「ウルトラヒーローシリーズ ウルトラマンゼット ベータスマッシュ」(ソフビ)から。

 

ベータスマッシュの最大の特徴は、その筋骨隆々なマッスルボディですが、ソフビではそのプロポーションを的確に表現。昨年発売されたタイタスのソフビよりも、かなり筋肉質なボディの造形になっているのが特徴的です。というかこれ、劇中のスーツよりも筋肉モリモリマッチョマンじゃないか?

 

塗装に関しては、箇所自体は少ないものの主にプロテクター部分を細かく塗装。逆に脚部の塗装はかなりさっぱりしていますが、もともとベータスマッシュはあまり脚部に装飾がないので、それほど気になりません。逆に足首付近のみ塗装しているのが、いいアクセントになってると言えるかも…。

 

 


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次に、「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼット ベータスマッシュ」。こちらも筋骨隆々のマッスルボディが表現されていますが、可動域の確保の関係からか、ソフビのそれに比べるとやや抑えめになっています。

 

基本的な構造は今まで発売されているものと同じですが、上述のような表現がされていることで腕・脚部ともにかなりの厚みがあり、それが頭部のデカさを目立たなくし、良好なプロポーションを実現しています。塗装についてはソフビよりもさらに省略されているのが残念だけど、総合的な完成度で見ると、ウルトラアクションフィギュアの中でもトップクラスの出来なんじゃないかなぁ。


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様々なポージングをつけてみると、これがまた映える映える(ポージングのつけ方がヘタクソなのはご愛嬌)ベータスマッシュのデザインは、初見ではイマイチだったけど、玩具になるとここまで良質なものに化けてくれるとは驚きです。

 

 

 

さて、アルファエッジ・ベータスマッシュときたら、もう残るはあれしかない!ということで、次回以降の記事では、残りのガンマフューチャーを取り上げることにしましょう。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼット アルファエッジ

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今回は、ウルトラマンZ』より「ウルトラアクションフィギュア ウルトラマンゼット アルファエッジ」のご紹介です。

 

他のアイテムや本放送開始日と同じ、6月20日に発売開始された商品。この日は用事があって新宿界隈にいたので、小田急百貨店の近くにあるビックカメラで購入しました。

 

本来の狙いはセブンガーのソフビだったのですが売っておらず(結局別の店舗で見つけた)、たまたま寄ったビックカメラで売っていたこれが、Amazonなどのネット通販サイトの価格よりも安価で売っていたので、代わりに即購入。こちらも当時品薄になっていたので、スパッと入手出来て運がよかったです。

 

 


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関節の可動箇所や、全体的なプロポーション等は、今まで発売されたウルトラアクションフィギュアを踏襲。プロポーションは悪くないのですが、やっぱり若干頭でっかちな気がします(いつも指摘してる気がする)。もうちょっと頭をひと回り小さくすれば、もっとカッコよく見えるんだけどなぁ。遊びやすさを優先しているのでしょうか。

 

塗装面は、表面の塗分けを頑張っている一方で、裏面はほぼ塗装なしといういつものパターン。しかしこの「アルファエッジ」、今までのウルトラアクションフィギュアシリーズと比較して、かなり塗分けは頑張っているような気がします。シルバーの塗装が美しい…。

 


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可動域は十分確保されており、様々なポージングをつけることが可能。腰部は動きませんが、両腕両足がきちんと動くので、ほとんど気になりません。

 

「アルファエッジ」の場合両肩にアーマーがあるため、これが可動域に干渉してくるのかと心配になりましたが、そんなことは全くありませんでした。このあたりのジョイントの仕込み具合はGoodです。

 

 

 

さて、『Z』関連のウルトラアクションフィギュアは、この他にも既に様々なものが発売済み。もちろんちゃんと確保しているので、これから順次紹介していきますよ~!

 

次回以降まず紹介予定なのは、ベータスマッシュだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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『魔進戦隊キラメイジャー』第22話 ちょっとした感想

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堂々の勝利だ、キングエクスプレスザビューン!

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

使命を果たしながら、皆で助け合って、個人個人の願いも叶えていく…。それが、リーダーの方針だもんね。今回は前回の後編にあたるお話であり、新たな魔進:魔進ザビューンのデビュー回。魔進ザビューンとキングエクスプレスザビューンの活躍は後半に集中しており、中盤まではマブシーナの呪いを解くために充瑠たちが奮闘するさまが描かれました。

 

マブシーナの呪いを解くための方法は、個人的には驚きの展開の連続。「過去を変えずに未来を変えることなんかできるのか?」と思っていましたが、いざ本編を観ると「なるほど、そう来たか!」という感じでした。マブシーナが回復したのはいいけど、あと残り2つのカナエマストーンは、どうするんだろう…?

 

なお、同日放送の『仮面ライダーセイバー(聖刃)』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、邪面獣モーターボートバスラに追い詰められていた、キラメイジン。魔進ヘリコの奮闘と、モーターボートバスラの唐突な撤退により、キラメイジャーはなんとか窮地を脱します。その後CARAT本部に戻った彼らは、無鈴の指示でカナエマストーンを利用したマブシーナの救出作戦を敢行することを決意。そのコンセプトは、「過去を変えずに未来を変える」というものでした。一番いいのは、ヌマージョ&ミンジョ姉妹を倒すことだけど、それでは過去を改変してしまうためすることは出来ない…。そこで無鈴が編み出したアイディアは、ヌマージョの体液を採取するという最小限の過去改変で、マブシーナ救出の突破口を開こうというものでした。ヌマージョの体液で封じられたアクアキラメイストーンは、オラディン王の手で今は無鈴の手元に。だから、ヌマージョの体液さえ解析できれば、アクアキラメイストーンを解放できる→マブシーナを救えるという理論。なるほど、これは思いつかなかったぜ!このアイディアは本当に秀逸だと感じて、思わず膝を叩いてしまいましたね。でも、オラディン王はなんで無鈴の父親にアクアキラメイストーンを託したんだろう?地球の科学は、クリスタリアのそれよりも劣ってそうなのに…。

 

カナエマストーンの力で、過去へ飛んだ充瑠・為朝・瀬奈そしてレッドキラメイストーン。為朝と瀬奈がベチャットに変装して時間稼ぎをする中、充瑠は密かにヌマージョのカップを奪おうとするも失敗。戦闘にもつれ込んでしまいます。その結果、カップ自体は持ち帰れずに現代に帰って来ることになってしまいますが…。中盤のキラメイレッドとヌマージョ、為朝&瀬奈とオラディン王たちの、それぞれバトルは必見。そのアクション自体もアクロバティックな他、カメラワークもかなりこだわられていました。制作側の記事から察するに、今回と前回は、もともと劇場版用を前提として作られていたものだったのかなぁ。とにかく、テレビ作品としてはなかなか気合いの入ったものでした。そして、これで「ヌマージョのカップを手に入れました」で簡単に終わらないのが、今回のいいところ。充瑠たちは結果的にカップの持ち帰りに失敗し、現代に戻って来ます。さあ、これでマブシーナを救えるのか―?

 

現代では、残った宝路たちが邪面獣モーターボートバスラとガルザ相手に奮闘。しかし、3人の力では限界があり、ギカントドリラーはダウン。まともに動くのは、キラメイピンクの魔進エクスプレスのみという有様でした。しかしここで、復活したアクアキラメイストーンが変化した魔進ザビューンが登場。さらにキラメイレッドの力で、魔進エクスプレスと合体し、キングエクスプレスザビューンとなってモーターボートバスラを撃破します。残る問題はマブシーナの呪いのみになりますが、これもアクアキラメイストーンのお陰で浄化済み。十数年にわたるヌマージョたちとの因縁は、充瑠たちの活躍で断ち切られるのでした。絶望的な状況下で、堂々登場・魔進ザビューン&キングエクスプレスザビューン!次回予告の時点で出てくるのは分かってたんだけど、その登場シーンにおける喜びはひとしおでした。失敗したかに見えた充瑠たちのヌマージョの体液採取も、キラメイレッドの機転によりなんとかそれに成功していたという展開もGoodでした(ちょっと都合良すぎる感は否めないけどね)。こうした過程を経て復活したアクアキラメイストーン=魔進ザビューンは、モーターボートバスラを超える能力を持ち、あっという間にキングエクスプレスザビューンとなってモーターボートバスラを撃破。戦闘シーンもスピーディーで、カッコよかったですね。

 

 

 

死んだと思われていたマバユイネ王妃は、生きていた!?復活する彼女に、オラディン王死亡とクリスタリア壊滅というショッキングな報せを伝えるワケにはいかない。そこで、充瑠たちが編み出した方法は…メンバー総出でひと芝居打つことだった!

 

次回、マバユイネ王妃復活!?えっ、王妃は死んだはずじゃないの?アクアキラメイストーンの力で、マブシーナの呪いが解けたから、合わせて王妃も復活する…ってことなのか?

 

 

 

 

 

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