お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガヴ』第10話 ちょっとした感想

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絶妙な共闘がヤードを破る!

 

 

 

辛木田さんって、思ったよりずっと優しい人だね。今回の『仮面ライダーガヴ』は、前回からの後編にして完結編。ショウマと絆斗のコンビによる活躍が存分に描かれ、終盤ではCG合成を大胆に使った(相変わらずの東映クオリティーですが)戦闘が描写。ガヴとヴァレンが息ぴったりのコンビネーションを見せてくれていました。

 

小難しい話を極力削ぎ落とし、ショウマと絆斗によるヤード捜索にほぼドラマを全振りしていたのは、お話全体を観やすくしてくれていてGood。また、ラストにおけるガヴとヴァレンのやり取りも、微笑ましく感じられました。お互い正体がバレていない状態でこのコンビネーションの良さなら、きっと正体バレしたあとは、さらにその動きが良くなることでしょうね。その一方で、「なんかこのままお互いの正体を知らなくてもいいんじゃないか」とも思えてきたぞ…。

 

なお、前回(第9話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ショウマと幸果が工事現場で手伝いをしていた頃、公園できらりを待ち続けていた絆斗。しかし、いくら待てども彼女は来ず、彼女の残したクッキーの袋から、ヤードに襲われたのではないかと推測します。慌ててはぴばれに駆け込んだ彼は、幸果により菓子店が丸ごと移転していることを知り、ショウマとともに向かいますが、そこもまた、更地になっていました。序盤では、工事現場のシーンと、焦るジープとシータのシーンののち、はぴばれでのショウマたちと絆斗のやり取りのシーンへ。ここでは、ショウマと絆斗がお互いの正体を知らないことから、モノローグでお互いの本音を挟みつつ、なんだかんだで上手いこと調査をやっていくさまが描かれていました。ショウマも絆斗のやり取りは、今回もかなり絶妙。お互い人の良さが出つつも、下手なこと言って正体がバレてはいけないので、どこかよそよそしい話し方になっているのが、面白いと同時にどこが微笑ましさも感じました。この2人、やっぱりいいコンビですよ。

 

菓子店が一夜にして更地になる理由として、ヤードが直接店を引きずって移動させているからだと推測するショウマ。あまりの突飛な発想に、さすがの絆斗も当初は否定的でしたが、人々の目撃証言と、ヤードがいたという幼稚園が、いつの間にか全く別の場所に移動していることを目の当たりにしたことで、確信に変わります。そして、その幼稚園の中に潜入すると、ヒトプレスを掻き集めるヤードの姿が。ショウマが物音を立てたことで、潜入がバレてしまった2人は、各々別行動をとることとし、そのスキに変身します。ゴチゾウの調査もあり、ショウマが至った結論が、「店が消えたのはヤードが自力で店を引きずって移動させたから」。かなり突飛なオチですが、絆斗が最初戸惑いながらも、「グラニュートは人間じゃないからあり得るかもな」と妙に納得していたのが、これまた面白かったです。絆斗、フリージャーナリストにしてはちょっと素直過ぎるよ。でもそれがまた、彼のいいところなんですよね。このようなショウマの推測をもとに、2人は幼稚園へ向かいますが、それもヤードの手により移動させられており、ようやく移動後のそれを発見。がらんどうになった教室の中で、ヒトプレス集めをするヤードを目撃しますが、ショウマが物音を立てたことで侵入がバレ、戦闘にもつれ込みます。登場人物の1人が不用意に物音を立てたため、侵入がバレてしまうお決まりの展開。オチが読めていたといえばそうなのですが、ショウマも絆斗も大ぶりな身ぶり手ぶりをしてコミカルに描かれており、笑って観ることが出来ました。さらに、ここでお互いの本心を表すモノローグを要所要所で挿入しているのも印象的。くどいと言えば確かにそうかもしれませんが、ちびっ子たちにとっては、これくらいがちょうどいいのではないでしょうか?2人の人の良さがここでもにじみ出ていて、個人的には2人のキャラの深化に貢献しているようにも感じられました。

 

ヤードとの戦いは激しさを増し、ガヴ グルキャンフォームとヴァレンのコンビは苦戦を強いられることに。ヤードは巨大化しさらに暴れ回りますが、グルキャンガトリングが反撃への突破口を開きます。大火力の攻撃でガヴがダメージを与えているスキに、ヴァレンがヒトプレスを回収するという作戦で、彼らはヒトプレスを全て回収。その後ヤードを撃破し、きらりたちの救出に成功するのでした。終盤では、いつもの場所で、CGにより描かれた巨大ヤードと戦うガヴ グルキャンフォーム&ヴァレンの姿が描写。グルキャンフォームのグルキャンガトリングで真っ向から応戦するガヴと、フォームチェンジをしていないがゆえに小回りの効くヴァレンと、お互いがその長所を存分に活かしながら、役割分担をしてキチンと戦っていたのがGoodでした。活躍のハデさもあって、どうしてもグルキャンフォームのほうに目が行きがちですが、こうすることでヴァレンの活躍の場も生み出し、かつ彼がいなければ絶対にこの事件は解決出来なかったとしているのが、いい塩梅です。そして、この戦闘のあと、ガヴたちはきらりたちを救うことに成功。そんな中、変身用のゴチゾウが底を尽いていたヴァレンは、概ね本当のことをガヴに話し、チョコゴチゾウをもらうことに成功します。100%ではないものの、ある程度本音を話しても分かり合うことができる(正確には、ガヴ/ショウマ側が好意的に解釈してるだけとも言えるけど)ようになった、ガヴとヴァレン。お互いの素性を知らないのに、ここまで分かり合えているのは驚異的と言えるでしょう。2人だからこそ出せる味という感じですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絆斗がロマンス詐欺の容疑者になってしまった。真犯人を捕まえようと、彼が躍起になる一方、ショウマの前にランゴが現れる。そして激化するグラニュートとの戦闘!大ダメージを受けたヴァレンは、ついに変身解除してしまい…?

 

次回は、第1クール終盤ということで、絆斗にさらなる試練が課されそうな予感。次回予告の構成だと、ヴァレンの正体がショウマたちにバレそうな勢いですが、実際のところどうなるのでしょうか?

 

…というワケで、記事は「『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ36 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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