お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『爆上戦隊ブンブンジャー』バクアゲ16 ちょっとした感想

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6人目はキザだけど優しさもある始末屋!

 

 

 

番組は変わって、『爆上戦隊ブンブンジャー』です。

 

宇宙一の始末屋だ。もめ事秘め事ヨゴレの仕事、表も裏も始末をつける―。今回は、追加戦士である焔先斗/ブンバイオレットと、ビュン・ディーゼル/ビュンディーの初登場回。見た目的な各種スタイルは、大也たちと印象を異にするキャラでしたが、根底にある考え方や流儀は共通するものが感じられ、作品から浮かない程度に「大也たちとは少し違うバクアゲなキャラ」という感じが、いい塩梅でした。

 

宇宙一の始末屋と名乗ったり、ハシリヤンに加担するような行動をとったりと、今回だけ見ると危なっかしい行動も目立った先斗たちでしたが、個人的には、『ルパパト』のノエルのように、両陣営を行き来するようなキャラにはならず、なんだかんだでずっとブンブンジャー側についてくれるかなという印象。彼はあくまでもカオスを楽しんでおり、また子供に優しいという一面から、軽い理由や思いだけで、そうしたことはしないでしょう。アウトロー感があるのに、なぜかある程度信頼できるキャラ。先斗たちには、そうしたものを感じましたね。

 

なお、前回(バクアゲ15)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

ビッグバングランプリへのトレーニングに、今日も励む大也たち。ところが、そんな彼らをぶっちぎる一筋の光が現れ、理由もわからないうちに全員負傷してしまいます。そして、その光から発せられていたのは、ブンブンチェンジャーと同様の波長。ブンブンジャーと明らかに関係のあるであろう、その光の正体こそ、焔先斗とビュン・ディーゼルのコンビでした。先斗の登場は、序盤からフルスロットル。ビュンディーの変形したビュンビュンマッハーで大也たちをぶっちぎり、またブンブンチェンジャーに似た波長を残したことから(これは偶然だけど)、大也たちの興味を強く引くことになります。今回は、ドラマ展開の都合上巨大ロボ戦がないため、ここでブンブンカーの販促ノルマを達成。主要ブンブンカーではなく、ここ最近登場したブンブンカーを登場させていること、そしてビュンビュンマッハーの登場をちゃんとにおわせていること等、シンプルに見えながらなかなか様々なものが練られているなと感じたシーンでした。これを違和感なく挿入しているのが、上手いなぁ。

 

始末屋を自称する先斗が、久しぶりに地球にやってきたのは、ハシリヤン本家からキャノンボーグ宛の荷物を届けるため。しかし、ブンブンコントローラーと同様の波長を探知したことから、それを届けるのは後回しにして、大也たちと接触を図ります。その後、先斗はようやくキャノンボーグへ荷物を配達。中身は伝説の剣であり、キャノンボーグはそれを苦魔獣:ソードグルマーへと変えてしまいます。中盤からは、先斗たちが本格的にドラマに介入。本来の仕事を放り出して大也たちに勝手に接触するわ、その本来の仕事はキャノンボーグに荷物を届けることだわ、その中でイターシャを口説いて見せるわと、いい意味でやりたい放題にやってくれていました。妙にキザで、大也たちとは毛並みがかなり違う先斗でしたが、一連の行動にほとんど厭味ったらしさを感じないのが興味深いところ。最初に子供に優しく振る舞うさまを見せているほか、その他メンバーたちへの接触の際もちょっと茶目っ気があるし、ハシリヤン本家の荷物を届けたのも、単に面白そうという理由で請け負ったからなのだろうということが窺えるからというのが、一因だと思われます。詳細には言葉で表現しにくいですが、本当に先斗の立ち位置がいい塩梅。制作側は、いい感じに変化球な追加戦士を出してきてくれましたね。

 

先斗の素性を大也たちが知り始めた頃、ソードグルマーが市街地で暴れ始めたため、彼らは出動。応戦しますが、攻撃を受ければ受けるほどパワーアップしていく相手を前に、想像以上の苦戦を強いられます。そんなとき、先斗が駆けつけブンバイオレットへと変身。ブンブンコントローラーを駆使して華麗にソードグルマーを撃破するのでした。調の調べによると(ギャグじゃないよ)、先斗は10年前に地球から失踪した人間らしいとのこと。このあたりの顛末は、おそらく次回以降の早い段階で明かされることでしょう。この描写を挟んで、最後はソードグルマーとの戦闘へ。攻撃を吸収するという能力を前に、ブンブンジャーは苦戦しますが、ブンバイオレットは一点集中攻撃を繰り返すことで脆くする戦法をとり、最終的には単独でそれを撃破してしまいます。ブンバイオレットは、初登場補正もあり、無敵の強さを発揮。ブンブンコントローラーの音声&操作は、若干時間を食うものですが、玩具ギミックとしては面白いものだろうなと感じました。そして、この戦闘において、なぜブンブンが作ったものからしか発せられない波長がブンブンコントローラーから発せられていたのかと、ビュンディーとの関係が判明。前者は開発途中で文字通り投げ出したから、後者はビッグバングランプリでしのぎを削った仲だったというものでした。特に前者については「しょーもな!」と感じるような理由ですが、こうしたある種のユルさが、「スーパー戦隊シリーズ」らしいなという感じ。むしろ私は好意的に受け止められました。『ブンブンジャー』、先斗たちという追加戦士が入ってもなお、「スーパー戦隊シリーズ」の系譜の作品として、安心して楽しめるものになりそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かつて、ビッグバングランプリでしのぎを削った、ブンブンとビュンディー。ビュンディーはブンブンに会いたいらしいが、逆にブンブンは気乗りしないらしい。その理由は一体何なのか?そして先斗は、大也たちの仲間になってくれるのか!?

 

次回は、引き続きブンバイオレットのデビュー編。なんだかんだで仲間になってくれそうな感じですが、一方で筋トレ命な苦魔獣も出てくるみたいだし、はてさてどんなドラマ展開になるのかな?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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