お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第33話 ちょっとした感想

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また1つ繋がった、シンカリオン運転士の絆

 

 


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俺は、テオティのことを全然知らない…。でも、わかろうとし続ければ、必ずどこかで線路は交わるはずだ!2週間の放送休止を経て、新年一発目の放送となった、今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』。なんと言っても目玉はハヤト&フタバの再登場でしたが、その他にも前作のキャラが多数再登場。キリンが再び敵として立ちはだかりました。

 

ハヤトとシン、歴代主人公の1対1のやり取りも多めで、シンがそれを経て気付きを得、ハヤトはそれを微笑みながら見守っているのがGood。「ハヤトが先輩っぽいこと出来るのかな」と観る前はちょっぴり不安でしたが、そんなものはすぐ吹っ飛びましたね。そして、ここまで前作のキャラが再登場すると、アキタやツラヌキがどうしてるのか、気になるところだよなぁ。

 

なお、前回(第32話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、メーテルらによって撃破されたヴァルドルは、超進化研究所によって回収。鹿児島の研究施設で、レイたちのもと研究と改修が進められていました。しかしそこには、責任者であるフタバの姿はなし。彼女は、帰国するハヤトを成田空港で待つべく関東へ戻っており、とうとう数年ぶりの再会を果たします。そして2人は、大宮支部へ―。序盤から登場したのは、もと800つばめの運転士:レイと、大宮支部のメカマンだったキントキとナガト。ヴァルドルの機体が鹿児島にあるシーンが出てきて、「なんで北海道からわざわざ鹿児島に」ってツッコミたくなったけど、そんなこと全部吹っ飛んじゃうくらいのサプライズでした。ハヤト以上に、成長に伴って見た目もかなり変わった印象を受けましたね。そんなレイたちは、ヴァルドルの研究と改修に励んでいましたが、管理者であるはずのフタバの姿はなし。彼女はこの時成田空港におり、イギリスから一時帰国したハヤトを出迎えていました。ハヤトとフタバが、このシーンでドドンと登場。お互い少し成長した感じがあって、感慨深かったなぁ~。

 

ウェブ会議で、テオティの本拠地:ユゴスピアを知ったシンたち。その後彼らは、大宮支部の屋上で1人の少年と出会います。彼こそがハヤト。彼との出会いに感激したシンたちは、彼に連れられるまま山手線沿線の鉄道スポットを案内され、その鉄分の高さに圧倒されます。そしてその中で、シンは自分の悩みをハヤトに打ち明けるのでした。ウェブ会議後に展開されるのが、シンとハヤト、新旧作品の主人公の対面。彼らはすぐ打ち解けますが、ハヤトの鉄分の高さに圧倒され、シンを除いてだんだん引き気味になっていきます。Aパート後半では、ハヤトが現地で、感情豊かに自分の知識を披露するシーンが連続。ハヤトらしさ全開であり、前作の時のノリが帰ってきたなぁと、しみじみ感じました。こういうマニアックな知識たっぷりで、なおかつ嫌味のない作劇こそ、この作品の魅力だよね。そんなハヤトも、今回は先輩らしいところを見せており、自分の行きたいところばかり連れ回したことを謝罪したり、シンの悩みを聞いてアドバイスしたりなどするシーンが存在。相手の考えを決して否定せず、そのうえでさらに「こうした方がいいんじゃないか」と提案する―。これだ、これこそが、“速杉ハヤト”という人間なんですよ。

 

超進化研究所の監視下にあるエージェント・キリンは、裁判傍聴の途中、アケノ=アストレアの手で脱出。そのまま彼女に乗せられてしまい、巨大怪物体化してしまいます。シンたちは各シンカリオンZで出撃しますが、分離合体攻撃などを披露する相手の前に、苦戦を強いられます。Bパートからは、なんと前作第2部のラスボスであったキリンも再登場。超進化研究所の監視下で生き延びていたこと、趣味が裁判傍聴であることなど、意外な情報がどんどん出て来ます。いつものごとく理屈をこね回したこと言ってて、「相変わらずだなぁ」という感じでしたね。そんなキリンは、アストレアにスキを突かれて巨大怪物体化。シンたちがこれを迎撃しますが、そのパワーに押されつつありました。不完全な形で巨大怪物体化したとはいえ、キトラルザスのエージェントゆえ、なかなかの強さを誇るキリン。新年一発目の回にふさわしい強敵だったと言えるでしょう。

 

キリンの煽りに対しても屈しないシンは、自分たちを奮い立たせて猛反撃開始。怒濤の攻撃を叩き込み、最後はZグランクロスで勝利をおさめます。その倒される寸前、キリンはシンカリオンZ開発時のことを思い出すのでした。人間との共存をあきらめきっているキリンに対し、全く逆の立場をとり、そしてキメ台詞の「可能性はゼロじゃない!」と言い切ってみせるシン。ここではハヤトが笑みを浮かべながら頷いている(=前作主人公の心理的バックアップ)シーンも相まって、シンが非常にカッコよく見えましたね。これを機に、彼らチームシンカリオンZの反撃が開始。Z合体による必殺技を次々に繰り出してキリンに勝利し、その際キリンは、シンカリオンZ開発時のことを回想します。キリンの回想シーンでは、「シンカリオンZの開発に人間・キトラルザス・テオティの3つの種族が関わっていたのか」と驚かされると同時に、この場にイサブロウ=イザが登場したのにもびっくり。前作の第1部終了時に退場してますから、本当に久々の再登場ですよね。

 

キリンによる事件は解決し、ハヤトは旧メンバーとのパーティーに参加するため、シンたちと別れることに。その際彼は、重要なアドバイスを残していきました。新橋のSL広場前で別れるシンとハヤト。別れ際ハヤトが残した言葉は、「アブトくんなら大丈夫だよ。だって、シンカリオンの運転士に、悪い人はいないからね!」というもの。最後の最後に、前作から彼が言い続けてきたその信念が感じられる台詞を持ってきたのは、本当に秀逸な演出だと感じましたね。シビれたぜ!

 

 

 

 

 

 


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ユゴスピアは宇宙にある。しかし、シンカリオンZは単独での大気圏離脱能力もない。どうやって相手の本拠地に乗り込むのか?超進化研究所の技術が結集されるとき、E5はやぶさが宇宙へ飛び立った!

 

次回は、ユゴスピアを舞台にした、ダークシンカリオンとのバトル回。そろそろアブトも正気に戻ってほしいな~と思うけど、ドラマ展開的にまだ引っ張るのかなぁ?

 

さあ、第34話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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