今回は、8月28日に発売された『フィギュア王』No.307のレビューです。
一番力が入れられている特集が、「DAICON IVオープニングアニメ40周年記念 DAICON FILM大百科」と、DAICON FILM関連の記事である本書籍。ですが、現行特撮ヒーローのことについてもキチンと触れられており、特に『仮面ライダーガッチャード』と『ウルトラマンブレーザー』のことについて、ある程度誌面を割いて特集されていました。特に後者については、以前ご紹介したNo.305に続く形の記事。これはパッと見表紙からは分からないので、けっこうスルーしちゃってる人も多いのではないでしょうか?かく言う私も、最初はこのことに気づいておらず、気づいて購入したのは、9月半ばになってからのことでした。
なお、上でチラッと触れた、『ブレーザー』の特集記事が組まれた『フィギュア王』No.305のレビューは↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
まずは、『仮面ライダーガッチャード』から。発売時が放送開始直前であったことから、基本的な情報の掘り下げが主となっており、公開されている情報自体が少ないことから、ページ数はそこまで多くはありませんでした。
その中でも目を引いたのが、湊Pへのインタビュー。ここではガッチャードのフォームの考え方や、玩具コンセプトについて詳述されました。
ガッチャードのフォームには、キチンとケミーカードの情報の組み合わせをベースにしっかりと法則性があり、何でもかんでも2つ組み合わせれば、フォームや力を繰り出せるワケではないという設定になっているというのが面白いところ。「そこまで考えていたのか!」と膝を打ちましたね。
続いて、『ウルトラマンブレーザー』。こちらは既に7月から放送開始しており、発売時はちょうどウルサマ2023が終了した直後。中盤のお話(ゲバルガ登場回前後編)に向けて番組が盛り上がりを見せることから、それに合わせて情報がモリモリと掲載されていました。
特に目を引いたのが、アンリ役の内藤好美さんやヤスノブ役の梶原颯さんへのインタビューと、ゲント・テルアキ・エミの履歴書をもとにした出現怪獣の研究、そして劇中に登場した怪獣の詳述。放送開始してしばらく経つにも関わらず、これだけの特集を組んでもらえるとは、『フィギュア王』編集部は『ブレーザー』に注目しているんだなぁということが窺えます。
内藤さんや梶原さんへのインタビューは、役に選ばれたときのエピソードから、撮影時のこぼれ話まで、興味深いものが様々。そして、このインタビューがウルサマ2023の会場で行われているというのも、なかなか面白いものでした。発売日まで1ヶ月切っている中でのインタビュー敢行って、なかなかギリギリのスケジュールだよねぇ。
また、ゲントたちの履歴書をもとにした出現怪獣や、劇中登場怪獣の詳述については、かなり画像を豊富に用いて解説。超全集並みというと若干大げさですが、月刊誌の特集としてらなかなかの力の入れようだなと感じましたね。それにしても、ゲントたちはブレーザーの手を借りずに、レイロンスとかクレッセントを倒してるんだよなぁ。この世界の地球防衛軍って、本気でやればもっと強いのでは…?
『ガッチャード』と『ブレーザー』、特に後者の特集に力が入れられていた、『フィギュア王』No.307。2ヶ月毎に『ブレーザー』の特集が組まれていることから、次にこの手のインタビュー等が掲載されるのは、No.309でしょうか?
No.309発売時はおそらく10月末だから、そうなると『ブレーザー』もかなりお話進んでるよなぁ。でも、来年1月終了予定で放送スケジュールが組まれているから、まだ終盤…っていうワケではないのか。なら、割といいタイミングなんじゃないかな。
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