今回は、8月19日に発売されたウルトラ怪獣シリーズソフビ「カナン星人」のご紹介です。
『ウルトラセブン』での初登場から、55年ぶりに『ブレーザー』に2代目個体が登場したカナン星人が、その放送日に合わせて発売。ナンバリングはまさかの200キッカリとなりました。カナン星人がソフビ化されて、しかも番号が200のキリ番になるなんて、誰も想像してなかったよなぁ。
なお、カナン星人が登場した『ブレーザー』第6話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
ソフビのモデルとなっているのは、『セブン』ではなく『ブレーザー』に登場した個体。そのため、オリジナルのカナン星人に比べると、マスクがやや鋭角的になった一方で、体躯は服の素材の都合もあるのか、少しボテッとしたものになっています。
カナン星人って、なんか頭でっかちで身体はとても華奢なイメージがあったんだけど、『ブレーザー』登場個体は真逆のイメージ。そのため、個人的には割と違和感があるのですが、制作側もオリジナルの個体のスーツを研究したうえで今のスーツを作っているはずですから、『セブン』の個体も実際はこんな感じだったのでしょうか。灯台でずっと突っ立ってただけだから、確かに全体像は映像がわかりにくかったけどさ…。
そんな、本ソフビの造形は、『ブレーザー』登場個体のデザインを的確に再現。玩具安全基準との兼ね合いもあるはずですが、マスクの目の後ろ部分あたりの突起は、かなりとんがった造形をしています。
塗装面については、背面は無塗装、前面も腕や脚部は無塗装という、かなりの塗装省略っぷり。しかしその一方で、頭部と胸部〜腹部については、しっかりとシャンパンゴールドで塗装されており、華やかさを演出してくれています。ここまで塗装省略が激しいのは、シャンパンゴールドの塗料が割とお金がかかるからなのでしょうね。
塗装省略が激しいながらも、よく特徴を捉えたメリハリのある造形と、シャンパンゴールドの塗装が目を引くカナン星人のソフビ。そのシンプルイズベストな出来栄えは、「これはこれでいいよなぁ」と感じさせてくれます。
そういえば、「ニュージェネレーションヒーローズ」になって以降、こうした感じの宇宙人ってほとんど出なくなっちゃったよなぁ。新規デザインのこうした宇宙人も、今後もっと出てくるといいなぁ。
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