お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第31話 ちょっとした感想

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未来でも串カツのソース二度付けは禁止!

 

 

 

たとえ小さくても、幸せには、誰にでも平等であるべきなんだ!今回の『仮面ライダーギーツ』は、ジャマトグランプリの最終戦前編。ベロバがとうとう創世の女神の模造品を作り出して、天国と地獄ゲームを始め、その中で英寿が自分の出生の秘密を知ることになるほか、彼と景和が少しばかり対立するさまが描かれました。

 

次回、もしくは次々回あたりで、このジャマトグランプリ最終戦の話を終わらせる予定であるからか、全体的にお話の進め方に強引なところもあったかなという印象。しかし、英寿が自らその出生の秘密に気付く点や、ジャマトグランプリを通して本作序盤のような景和との対立軸が復活するなど、第3クールが後半に差し掛かってきたこともあり、なかなか(ドラマとして)ドキドキさせられる展開があったなとも感じました。上手く料理すれば化ける気がするけど…、さてどうなるか。

 

なお、前回(第30話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、祢音の活躍もあって、ジャマトグランプリ第2戦を潜り抜けた英寿たち。しかし、当の祢音は姿を消してしまっていました。その後しばらく、敵の攻勢はなく平和な時間が続いていましたが、突然最終戦:天国と地獄ゲームが始まり、街は大パニックに。最前線で戦うことになってしまった景和は、追い詰められながらも、なんとか人々を守り切ることに成功します。序盤では、久しぶりに景和の姉:沙羅が登場。前回出てきたときはろくでもない目に遭っていましたが、今回も似たような感じでした。キャラとしての立ち位置的に仕方ないんだけど、ここまで散々な目に遭ってると、ちょっとかわいそうにも感じてくるなぁ。あ、でもそういう意味では景和と属性が似てるから、この弟にしてこの姉あり…って言えるのかな?こうした、祢音がいないながらも少しばかり続いた平和な時間をぶっ壊してきたのが、ジャマトグランプリ最終戦:天国と地獄ゲーム。市街地の至るところに、様々な色の円が描かれ、創世の女神が気まぐれで選択した色の円に乗っていた人々は、文字通り奈落の底に叩き落されるというものでした。このパニックの中で、孤軍奮闘し素晴らしい見せ場を作っていたのが、景和/タイクーン。久々よコマンドツインバックル使用で、その属性を上手く利用しており、少なくとも自分の周囲では、1人の被害者も出さずに乗り切ります。これには私も、ケケラと同じく「よくやった!」と思いましたね。

 

異常な天国と地獄ゲームの中で、自身の出生の秘密に迫ろうとする英寿。ニラムの返答から、彼は自分自身で、母ミツメ=創世の女神であり、ゆえに自分は創世の女神から生まれたのだということを確信します。自分からその事実にたどり着いたため、大智からあおられてもどこ吹く風でしたが、景和のほうはそうはいかず…。中盤から、英寿もドラマに介入。バッファ/道長との戦闘後、彼やニラムの話を聞いて、自分は創世の女神から生まれたのだということを確信します。このあたりのドラマは、制作側が前回を踏まえて「視聴者も英寿=創世の女神の子であることを了解している」という前提でお話を進めているため、ここのシーン単体で観ると、ちょっと強引な印象。ですが、そうした手を使っても、「英寿が他人から出生の秘密を知らされて驚愕する」という構図を避けたのは、ナイスな選択だったなと思いました。それはそれで、ドラマの生み出しが甲斐がありますが、英寿“らしくない”ですからね。そして、この事実を漏れ聞く形で、同様に知ったのが景和。彼はこの前に、ケケラから「創世の女神は脱落者の幸福を吸ってデザ神の願いを作っている」ということを聞かされており、一度は英寿に怒りをぶつけかけますが、すんでのところで、それを留めます。デザ神の願いを叶えることにかかる設定が、やや壮大になりすぎにも思えますが、ここで再び英寿と景和の対立を作り出そうとしていたのはGood。しかも、やみくもに景和を怒らせず、途中で思いとどまらせることで、彼らしさを演出すると同時に、両者間にしこりを残す形にしていたのが、いい塩梅でした。創世の女神のことを巡って、英寿と景和がぶつかる日も…いつか、来るかもね。

 

天国と地獄ゲームが再開。景和は率先して現場に向かい、変身して全力で戦いますが、なぜか英寿が援護に駆け付けないため、序盤と同じく厳しい戦いを強いられることに。それでも彼は粘り続けますが、市民たちはやがて、彼の考えとは少し違う方向へと行動をとり始めます。そして、ゲーム中にバッファも現れ、とうとうタイクーンは地獄へと落とされてしまうことに。英寿は、そのさまを遠くから見ていることしかできませんでした。終盤では、再びタイクーンが孤軍奮闘。ギーツ/英寿の加勢が望めない中で、あえていつものニンジャレイズバックルで戦い抜くさまに、彼の男気を感じましたね。最終的にはやられちゃったけど、これまたケケラと同じく、「こんなところで終わんじゃねぇぞ!」と、心の底から彼を応援したくなりましたね。一方の英寿は、デザ神の願いの真実と、目の前でゲームを引き起こしているのが創世の女神の模造品であることを知ってか、結局タイクーンたちのもとに駆けつけずに、今回はおしまい。彼なりに葛藤があったのでしょうが、ちょっと伝わりにくかったですかね。ちょっと大げさですが、会話していた道長が、英寿の前に立ちはだかって、物理的にタイクーンを助けに行ける状況じゃない…という構図にしても、よかったかなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついに、生き残ったライダーは英寿のみになってしまった。創世の女神の真実を知った彼は、一度は戦意喪失するが、その目で真実を確かめるため、そのためにヴィジョンドライバーを奪還するため、ギーツへと変身する!果たして彼は、景和たちを救えるのか?そして、彼の見た真実とは!?

 

次回は、今回のお話の続き。残り話数的に完結編でもおかしくないですが、ジーンが再び登場しドラマに介入するあたり、もう1話挟みそうな感じもします。次回は、天国と地獄ゲームのクリアよりも、創世の女神の話に重きを置く感じかなぁ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第7話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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