お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第7話 ちょっとした感想

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なんだかんだで仲の深まった3人!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

失う悲しみは、贅沢もんの特権だ―。今回は、ゴッドスコーピオンをめぐるお話の完結編にして、ヒメノの過去がわかるお話。リタとカグラギの活躍は潔く次回に回す形として、ヤンマとヒメノ、そしてギラとヤンマのやり取りにスポットを当ててドラマを深めていたのは、Goodな選択だなと感じました。

 

次回予告の時点では、ヒメノが主人公かのように思われましたが、今回において素晴らしい活躍を見せていたのがヤンマ。ヒメノのことを昔から知っており、かつギラのことを最初に知った者として、彼にしかできない役回りで、しっかりとドラマを動かしてくれていました。今回を通して、彼とヒメノの魅力が深まりましたね。やっぱり、ヤンマって仲間にしたら結構頼れるヤツだよ。

 

なお、前回(第6話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、ゴッドスコーピオンがキングオージャーを襲ったこともあり、完全に極悪人扱いとなってしまったギラ。再び追われる身となった彼は、孤児院にその身を隠します。同じ頃、ヤンマとヒメノは、ゴッドスコーピオンの毒に侵されたシュゴッドたちを救うべく、それぞれの方法で復旧/治療に着手。しかし、お互い意識的にも相手に負けまいとして、バッチバチに対立していて…。前半では、ギラやリタ&カグラギの様子を描き、その後ヤンマとヒメノのやり取りへと以降。ギラはブーンたちの手引きにより、あの孤児院に潜伏していました。皆の協力により、一度はやり過ごせたギラ。でも、割と近くに隠れてたし、ガサ入れされてたらすぐ見つかったんじゃ…。その後お話は、ヤンマとヒメノのやり取りへと移行。お互いの意地をかけて、シュゴッド復旧/治療に尽力します。いくら毒という医療系の問題が絡んでいるとはいえ、シュゴッドはあくまでも機械なんだから、イシャバーナの出る幕ってあんまりない気がするけど…、このあとの展開を観てたら、そうでもないんだね。

 

シュゴッドを治療しながら、未だにゴッドスコーピオンのことにこだわり続けるヒメノ。それを問うたヤンマは、彼女の抱える過去の記憶を知ることになります。そんな中、ゴッドスコーピオンやゴッドカブトを奪わんとする、グンダジームとサナギムたちが出現。荒野に駆け付けたヤンマとヒメノの前に、ギラが現れますが…。中盤では、ヒメノの過去とゴッドスコーピオンへの思いが判明。15年前にチキューを襲った大災害―実際は何者かの手引きによる人災ですが―により、イシャバーナも甚大な被害を受け、ヒメノの両親も被災者たちの治療に尽力。しかし、何者かにより暗殺されてしまい、「残された手がかりがサソリ毒に酷似した毒が使用された」というものであり、それ以来ずっとヒメノは、両親を死に追いやった犯人とその手口を追い続けていました。ヒメノがゴッドスコーピオンに固執する理由としては的確なものですが、ここで非常に惜しいのが、いつの間にか「サソリに酷似した毒=ゴッドスコーピオンの毒」という認識になっている点。「この世界の虫系の生き物は全てシュゴッドしかいない」という設定であれば、この認識は成り立ちますが、そうすると前提となる「サソリに似た毒」というセリフが出てくるはずがないので、どちらにせよ齟齬が発生してるんですよね。ここはやや露骨ですが、「伝説のゴッドスコーピオンの毒に似てる」という設定にしたほうが、スムーズに繋がったように感じました。そんなヒメノの話を聴き、またこのあと現れたギラに一喝したのがヤンマ。彼は口は悪いものの、それぞれに対して、的確かつ彼なりのきちんとした考えが感じられるセリフを投げかけており、今回のお話をしっかり進めて、しかも存在感を見せてくれていました。いや、本当に中盤のヤンマはカッコよかったよ!

 

ンコソパとイシャバーナの技術の結集により、速やかな復活を遂げたシュゴッドたちは、キングオージャーへと合体。さらに、人間に対し心を開こうとしなかったゴッドスコーピオンは、ヒメノの決死の行動により考えを改め、彼女らに協力してくれるようになります。こうして新たな力を手に入れたキングオージャーは、グンダジームたちを撃破。ヤンマたちのはからいもあり、再び逃げおおせたギラは、身を隠すために孤児院に戻りますが―!終盤では、ヒメノの尽力もあってゴッドスコーピオンが味方となり、キングオージャーと共に戦うさまが描写。「サソリに似た毒」の話はどこへ行ったのかとは感じましたが、一方でギラが前回より感じていた「ゴッドスコーピオンが人間不信であること」の問題はしっかりとケリをつけていたので、まあいいでしょう。終盤のヤンマとヒメノの、いかにもな棒演技も、ギラのことを彼らなりに思い、そして認めたことを感じさせてくれていて、Goodでしたね。

 

 

 

 

 

 

 

ギラがリタから叩きつけられたのは、ラクレスとの決闘裁判!オオクワガタオージャーへと変身し、襲いかかってくるラクレスを、迎え撃てるのか?そして、この裁判の結末は!?

 

次回は、オオクワガタオージャーが登場すると同時に、リタとカグラギの出番が増えそうなお話。今回の描写から考えるに、絶対カグラギが何かしら意図して、リタと共にこれを仕組んでるとしか思えないんだよなぁ。もしかして、あわよくばここでラクレスが死んじゃえばいい…とか、考えてない!?

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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