お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第27話 ちょっとした感想

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連携が生んだ逆転勝利!

 

 


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シン!おかげで僕は、ドクターイエローが好きになった。そしてこれからも…もっともっと好きになる!今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、E5ドクターイエローの超Z合体誕生に向けての特訓回。お互いやる気はあるもののなかなか連携の取れないシンとシマカゼが、気づきや戦いを経て、超Z合体の条件の1つである適合率誤差±0.1%を達成するさまが描かれました。

 

前半における、一見すると役に立つのかどうかわからないような特訓が、終盤のヴァルトムとの戦闘に生かされる展開は爽快。結果的に今回E5ドクターイエローが実現することはありませんでしたが、2体の連携攻撃をしっかり楽しむことができ、満足度の高い一編に仕上がっていましたね。

 

なお、前回(第26話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

2週間にわたるE5はやぶさの全般検査と並行して行われていたのは、ドクターイエローとの超Z合体に向けての最終調整。その実現のためには、シンとシマカゼの適合率がどちらとも96%を超え、かつ両者の誤差を0.1%までに縮める必要がありました。連携を高めるため、2人は仲間たちの協力を得て特訓を開始。しかしそれは、どれもイマイチうまくいかず…。玩具では既にネタバレしていたものの、劇中では全然そのことが触れられてこなかった超Z合体。今回初めてそのワードが登場し、それに向けた特訓が始まります。超Z合体で必要なのは、前作のクロス合体と同じく、運転士同士の適合率と連携度。その連携を深めるため、シンとシマカゼは特訓を始めますが、仲間たちの勧めてくるものはどれも変わったものばかりでした。アツタが最初バラスト撒布の訓練を勧めてきたため「なるほどなぁ」と思いながら観ていましたが、続いてタイジュが餅つきと言い始めたので、「これギャグシーンになるな」と察し。ハナビによる二人羽織のパートになるともはやコントになっていましたが、これが終盤の戦闘に生かされることになるとは思ってもみませんでした。

 

なかなか思うように特訓が進まず、悩むシマカゼ。そこへ現れたリュウジ、そしてゴイチのアドバイスが、彼に新たな気付きを与えます。すぐさまシンを探しに向かったシマカゼは、E5はやぶさの整備場で彼を発見。そしてキャッチボールをしながら、会話のキャッチボールも始めます。シマカゼの悩みを聞き、適合率のことについて語るリュウジと、キャッチボールを勧めてくるゴイチ。このシーンでは、特に前者の印象が強く残りました。そうそう、前作ではリュウジがシマカゼの立場で、ハヤトとのクロス合体でさんざん悩んでたもんなぁ。その彼が、今は役職としてかつ先輩運転士としてアドバイスする立場。そう考えると、かなり胸熱ですよね。そんな彼らのアドバイスを受け、キャッチボールを始めるシマカゼとシン。その中での会話を通じて、2人はお互いへの理解を深めていきます。キャッチボールの中で、ちゃんと会話のキャッチボールをしていたのがGoodでした(当たり前かもしれないけど)。

 

王からの言葉を得て、さらなる野心に目覚めたヴァルトムは、関ヶ原駅付近で巨大怪物体化。わざと目立つ行動をとって、超進化研究所に自分のことを発見させます。これに対し、シンのE5ヤマノテとシマカゼのドクターイエローが出撃。2体で攻撃を仕掛けますが、ヴァルトムの猛攻の前に劣勢を強いられます。一度は不意を突いて部位破壊をするも、さらに分身を始めて…。王から「次期王の座も夢ではない」みたいなことを言われて、すっかり野心に目覚めたヴァルトム。彼はシンカリオンを倒すべく、自ら前線に立ち彼らをおびき出します。今までワダツミと戦うことは何度かあったけど、ヴァルトムと本格的に戦うのは今回が初めて。やたら美意識の高い彼の変身した姿が、醜悪なガマガエルというのは何とも皮肉なものです。これに対し挑むのが、E5ヤマノテとドクターイエロー Zホセンモード。2体に絞った出撃には、シマカゼのシンとの連携を高めたいという思惑がありましたが、思うようになかなか適合率は上がらず、苦戦を強いられます。一度は機転を利かせて、「新幹線の分割併合」をイメージしてヴァルトムにダメージを与えた2体。しかしこの時の攻撃は、どちらかといえばシマカゼがシンの発想に寄せて攻撃する形をとっており、まだ本当の意味で連携が取れているという形ではなかったんですよね。この後展開される本当の意味での連携攻撃との対比になっており、秀逸です。

 

序盤での特訓のことを思い出したシマカゼ、そしてシンは、それに基づいた連携攻撃を開始。それは想像以上の効果を生み出し、2人の適合率の差を±0.1%までに縮めた他、ヴァルトムに重傷を負わせ撤退に追い込みます。右腕を失った彼は、カンナギから実質的な戦力外通告を受けるのでした。序盤での特訓を思い出したシンそしてシマカゼは、本当の意味での連携攻撃を開始。2体に分身したヴァルトムにまったくひるむことなく、むしろ翻弄した末撃破して見せるのでした。バラスト撒布の特訓だけでなく、タイジュの餅つきや、ハナビの二人羽織の特訓までしっかりと戦闘に生かされていたのは、興味深いという意味で面白かったですね。この戦闘により、ヴァルトムは戦線離脱を余儀なくされることに。でも、あの様子だと…彼はまだまだいろいろと諦めてない様子だなぁ。

 

 

 

 

 

 


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最後のシンカリオンは、北の大地にいる。白銀の世界に立つその正体は一体何か。今までその姿を見せようとしなかった、あの運転士がついに現れる!

 

次回はいよいよ、H5はやぶさの初登場回。月野メーテルも前面に登場するようになります。公式twitterで「これが最後のシンカリオン」と言われていることから、『Z』はおそらく3月末までの放送になるのかなぁ。そうそう、今回の冒頭でセイリュウが去り際に言ってた、「イギリスにいるアイツ」の正体も気になるよなぁ。

 

さあ、第28話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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