お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』第38話 ちょっとした感想

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何気に初実現・アブトとの二人旅

 

 


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皆の力がなければ、困難は乗り越えられない。それを改めて気づかせてくれたのは、シン、お前なんだ。今回の『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』は、アブト式鉄道:大井川鐡道を舞台にした単発回。終盤でカンナギが登場し、またヴァルトムが復活させんとするアラバキに飲み込まれる描写があったものの、基本的には、シンとアブトの二人旅にスポットを当てた、微笑ましい一編に仕上がったいました。

 

大井川鐡道がシンカリゲッターの対象に入っていたのは、トコナミアプト式に興味を持っていたから(過去のお話を参照のこと)というのは容易に想像がつきますが、シンカリゲッターをコンプリートした結果何がどうなるのかは、今回では不明のまま。おそらく、単なるお遊びだけでない別の何かがあるに違いないとは思うけど―これが最終決戦のカギになったりするのかな?

 

なお、前回(第37話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

アブトがシンたちのもとに帰ってきて、既に数日が経過。彼の関心は、スマットに搭載されていたシンカリゲッターにありました。全国のシンカリオン運転士たちの協力のおかげで、残すところあと大井川鐡道のみとなったことを聞いたシンは、アブトに明日の休みを利用してコンプリートを目指すことを提案。アブトもその話に乗り、ハナビたちは彼らのことを察して、あえて二人だけでその旅へと送り出すのでした。スマットに搭載されているというシンカリゲッター。その情報やシステムは、他のメンバーのZギアとも共有されており、彼らが戦いや自主的な行動をした結果、大井川鐡道を除くJR全線をコンプリートしていました。対応エリアが各運転士たちの住んでいる場所による形になっているので、その区分けはかなりアンバランス。特にメーテルは北海道全域、ギンガは西日本エリア+四国の一部という、広大なエリアを担当したことになっていました。メーテルについては「出水総指令長も以前Zギアを持っていたから」ってことで何とか説明されていたけど、そうなるとギンガはどうやってコンプリートしたかがメチャクチャ気になるなぁ。西日本エリアって地図で見るよりもかなり広大だし、何より彼は芸能活動をやっている身。そんな多忙な中で、どう時間を捻出したんだ…?そしてこうした状況下で、シンは大井川鐡道の旅をアブトへ提案。ハナビたちは、シンとアブトの二人で行くよう勧め、アブト自身も市の話に乗るのでした。

 

旅行当日、東京駅経由で静岡県千頭駅にやってきたシンたち。彼らはさっそく大井川鐡道に乗り、アプト式機関車の魅力、そして沿線各所に点在する観光スポットを堪能しまくります。そしてその旅の様子を他のメンバーたちと共有しながら、二人はようやく終点:井川駅に到着。これをもってシンカリゲッターをコンプリートしますが、スマットが不思議な反応を見せた以外は、特に大きな何かは起こらずじまいでした。中盤では、「シンカリオンシリーズ」らしい鉄道要素たっぷりな描写が連続。JR東日本の事業用車両の紹介から始まり、大井川鐡道井川線の魅力が、存分かつたっぷり紹介されていました。特に、大井川鐡道については、観光スポット含めてあらかた有名な要素はほぼ全部説明されてたんじゃないかなぁ?このような鉄分たっぷりの描写の中で、見逃してはならないのが、シンとアブトのやり取り。純粋に旅を楽しむ様から始まり、途中から今までの戦いや起きた出来事を振り返って、その絆を深めるシーンが挿入されていました。二人の強い関係性を感じられて、Goodでしたね。

 

アブトの裏切りに怒り、また地球奪還に焦るカンナギは、自ら出撃。富士樹海付近に降り立ち、これにはハナビたちが先行して出撃します。各シンカリオンZの通常装備では全く歯が立たない中、シマカゼやナガラ、ギンガといった全国のシンカリオン運転士たちも続々と集結。そして最後にシンも駆け付け、アブトがダークシンカリオンアブソリュートの修理中のため直接出撃できないことから、サポートに回るという久々の体制が復活します。完全に怒り心頭で暴走気味のカンナギは、ほぼ独断で地球へ侵攻。最初こそ猛烈なパワーを見せて暴れまわりますが、ダークシンカリオンアブソリュートを除く全シンカリオンZが集結したことで、緩やかに劣勢に追い込まれていきます。後半から、戦闘パートが展開。ハナビとタイジュは出てくるだろうなと思ってはいましたが、まさか今まで登場したシンカリオン運転士全員が駆け付け、そして戦闘に参加してくれるとまでは思っていませんでした。シマカゼやメーテルなんて、かなり遠いのに…よく来てくれたなぁ。最終決戦へのドラマ展開が始まっていることの、表れなのでしょうか?そんな今回の戦闘シーンでは、上述の通りアブトが出撃できないことから、久しぶりに彼がサポートに回ってシンたちが前線で戦うという構図が復活。もう半年近くぶりのこうしたシーンの復活でしたが、やっぱり…シンとアブトのポジションは、こうした形の方がしっくりくるなぁ。

 

アブトの作戦により見事な連携プレーを見せ、カンナギを着実に追い詰めていくシンたち。しかしここで、ヴァルトムが全国各地のブラックストーンを刺激し、アラバキ復活のための行動を始めてしまいます。富士樹海にも大きなエネルギーのうねりが発生。捕縛フィールドは破壊され、シンたちは何とか脱出に成功するも、カンナギはそのうねりの中に消えるのでした。終盤で、ヴァルトムが本格的に行動を開始。今まで登場した各地のブラックストーンを含めたすべてを一気に解放しようとし、それにより大きなエネルギーのうねりができて、カンナギをも取り込んでしまいます。次回予告から察するに、カンナギがコアとなってアラバキになるという展開になる可能性は低そうなので、このエネルギーが1つになってアラバキが生まれるって感じなのでしょうか。そうなると、『Z』の実質的なラスボスは…えーっ、ヴァルトムになるってことぉ!?

 

 

 

 

 

 


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エネルギーのうねりの中に巻き込まれたカンナギは、さらなるパワーアップを遂げ、シンたちに襲い掛かってきた。対するは、修理を終え満を持して再登場する、アブトのダークシンカリオンアブソリュート!両者の因縁に、ついに決着がつくぞ!

 

次回は、サブタイトルの通り、ダークシンカリオンアブソリュートとカンナギの決戦回。おそらく、この戦いをもってカンナギは退場することになるのでしょう。この調子でいくと、やっぱり『Z』は来月3月で最終回…って感じかな。

 

さあ、第39話の感想記事は↓コチラだゼーット!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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