お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機界戦隊ゼンカイジャー』第29カイ ちょっとした感想

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燃えろ!超次元テニス

 

 

 

番組は変わって、『機界戦隊ゼンカイジャー』です。

 

あれが、「基本に忠実なパーフェクトなテニス」か…!今回は、前回の次回予告通り、テニス要素を全面的に押し出した一編。ところどころステイシーに関わるシリアス要素を挿入していましたが、基本的には「テニスでしかダメージを与えられない」という前回に続きトンチキな能力(ほめてます)を持っテニスワルドに対して、介人たちが奮闘するさまが描いていました。

 

スポーツをテーマにした単発回は、過去のシリーズでいくつもありましたが、やはりそこは『ゼンカイジャー』、ただ特訓をしたり相手に勝利したりという展開だけに留まりませんでした。もうなんなんだよ。今回は一体、なんだったんたよ…!

 

なお、前回(第28カイ)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーバイス』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

介人がお菓子の配達中にステイシーの襲撃を受けていた頃、別の市街地にはテニスワルドが出現。マジーヌとカフェをしていたヤツデもそれに巻き込まれ、テニスボールにされてしまいます。他のメンバーがステイシーにかかりきりのため、ゾックス/ツーカイザーがテニスワルドに挑みますが…。今回登場のテニスワルドは、上述した通り、テニスでしかダメージを与えられない特殊能力持ち。そのため、ツーカイザーの攻撃をものともせず、次々に人々をテニスボールに変えていきます。テニスワルドはこれ以外に、爆発するテニスボールをスマッシュするくらいの技しか見せていないことから、能力重視型で総合的な戦闘力はそんなに高くなさそう。でもまあ、実質的に無敵状態で相手を攻撃できるし(ツーカイザーが気づいて訊かなければ、「テニスでしかダメージが与えられない」ということがわからなかった)、やっぱり強敵と言えるのかな。そんなテニスワルドの攻撃を、ツーカイザーは華麗なアクションで回避。そしてその最中、テニスワルドを攻略するにはテニスしかないと確信します。

 

テニスワルドには、テニスでしかダメージが与えられない―。身をもってそれを知ったゾックスは、すぐさま介人たちを集めて特訓を開始。各々様々な修行を積み、ようやくテニスワルドとまともに戦えるまでのレベルになります。しかし、本気を出したテニスワルドの攻撃は、彼らの想像以上であり、ジュランらメンバーは、次々にコートの中に沈んでいくのでした。中盤から、ゾックス主導によるテニスの特訓が開始。しかし、彼が影響を受けていたのは『テニスの王子様』のような超次元テニスのマンガであり、「相手をKOさせること」が目標のもの。しかし、テニス素人の介人たちは、それに全く疑問をもたずに特訓に身を投じていきます。最初こそ、室内コートで練習する介人たちでしたが、そのうち居合い斬りの練習をしたり滝行をしたりと、テニスと関係なさそうな特訓にまで手を出します。いや、なんでそうなるよ!?ここらへんのシーンは笑えたと同時に、「スーツがすぐ傷んじゃいそう」と心配になりました。そして、これら壮絶な(?)特訓を超えるインパクトを見せたのが、テニスワルドの攻撃。その強烈なスマッシュの前に、コートでは爆発が起き、ジュラン・ガオーン・マジーヌ・ブルーンがコートに沈んでいきます。テニスワルドにとっても、「テニスは相手をKOさせたら勝ち」という認識だったらしい。この世界のテニス、いったいどうなってるんだ…?

 

残った介人とゾックスは、変身してテニスワルドに応戦。なんとか踏ん張り怯ませることに成功しますが、まだ倒すまでには至りません。そんな時現れたのが、ステイシー。彼はサトシとして卓越したテニス技術を見せ、テニスワルドを圧倒。さらに弱体化させることに成功し、ゼンカイジャーの勝機を作り出します。こうして形勢逆転したゼンカイジャーは、テニスワルドを撃破。続いて現れたダイテニスワルドは、ゼンカイオーブルマジーンの強烈サーブの前に倒れるのでした。終盤のいいところで現れたのが、ステイシー。彼はヤツデを元に戻すべく、あくまでもサトシとして、テニスワルドに戦いを挑みます。サトシもといステイシーのテニス対決は見ごたえあったけど、テニスワルドはなんでステイシーだと気づかなかったんだ…?まあ、細かいところはいいか!そんなステイシーの攻撃で、テニスワルドは仮面も失い、完全に弱体化。弱ったそれはゼンカイジャーの敵ではなく、あっという間に撃破され、ダイテニスワルドはゼンカイオーブルマジーンが撃破しました。今まで負けなしだったゼンカイジュウオーは、今回初めてピンチに陥り戦線離脱。それが「相手が強かった」というよりも「テニス対決するためのラケットを持ってなかったから」というのが、なんとも『ゼンカイジャー』らしいなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋と言えば、食欲の秋。そんな秋に彩られた街に、カキワルドが現れた。応戦する介人たちの背後に現れる、全く別の敵:ハカイザーの正体とは―!?

 

次回は、新たな幹部級怪人であるハカイザーの登場回。今のところ正体不明ってされてるけど、今までの『ゼンカイジャー』の展開から察するに、多分多かれ少なかれ“あの人”が関わってるのは、間違いないよね…。

 

 

 

 

 

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