お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者エクスカイザー』ちょっとした感想 Brave.15(第43~45話)

今回は、勇者エクスカイザー』の感想記事第15回目です。
 
最終回まで残すところあとわずかとなり、じょじょに最終決戦につながる要素などもちらほら出てくるように。それでも後述のとおり、ギリギリまで1話完結の単発回が続きます。勇者シリーズ」は、クリスマス辺りでは最終決戦の前哨戦ともいえる重要な展開をぶちこんでくることが多いので、このお話の構成はちょっと意外に感じましたね。でも、これもある意味『エクスカイザー』らしいよなぁ
 

第43話「タクミは学校が好き?!」

1990年12月15日放送
登場した敵他:ショーガッコン(ガイスターロボ)
狙われた宝物:学校
「学校がなくなったって、ぼくたち友だちじゃないか。」
 
STORY:ガイスターたちが、学校に関するものを次々と襲う事件が発生。そんな中でも、タクミは文句を言いつつも病気になりながら学校にきていた。しかし、とうとうガイスターたちの魔の手がコウタたちの小学校に迫り、校舎自体がガイスターロボ化。コウタたちを乗せたまま街で暴れ始めた!コウタたちを人質に取られたような状態で、エクスカイザーはどう戦うか?彼らを救えるのか?そして、タクミが学校に来たがる本当の理由とは!?
 
サブタイトルを観るとタクミのメイン回のように感じますが、実際は、コウタたちの小学校をめぐってコウタやエクスカイザーが戦うお話が主軸となっていた一編。後半は戦闘中心になっており、コウタたちの奮闘もまた楽しむことができました。タクミが学校に来たがる理由、それは―

高校や大学などで、ガイスターによりそこに関するものが強奪される事件が相次いで発生。ところが彼らが盗んだものは妙なものばかりで、結局学校は平常通り運営されることに。そんなニュースを見たフーコは、テストを控えていることもあって、自分の中学校がガイスターに襲われることをお願いし始めますが…。今回のガイスターの狙いは“学校”。しかしプテラガイストを除くガイスターたちには、学校という概念がないらしく、学校に侵入したはいいもののとんちんかんなものばかり盗んでしまいます。ガイスターたちが盗んできたのは、赤本や銅像などのモノばかり。うーん、なんでいつもこうなってしまうのか…。学校が相次いで襲われるニュースを見たフーコは、テストが嫌すぎるあまり自分の中学校がガイスターたちに襲われることを願うように。あきれたコウタは、その夜エクスカイザーと学校について話し合うのでした。コウタとの話っぷりから察するに、エクスカイザーには学校という概念がある模様。試験もいくつか突破して、宇宙警察になったようです。コウタの話を聞いて、いつも通り優しく諭すエクスカイザー学校は確かに勉強するところであり、同時に友達と触れ合う場所ですが、そういったことをコウタの将来につなげて話している姿が印象に残りました

翌日、小学校に登校するコウタたちでしたが、そこに明らかに風邪をひいているタクミが登場。どう見ても体調が悪そうで、ぶつくさ文句を言っているくせにキッチリ学校では授業等に参加します。しかし、そんなコウタたちの小学校にも、とうとうガイスターたちが来襲。校舎自体をガイスターロボにしてしまうのでした。タクミは防寒着を着込み、タヌキのようにまんまるになった状態で登校。しかもこの状態で音楽の授業で合唱したり、体育の授業でサッカーしたりしています。無理に登校してきたタクミもムチャクチャだけど、そのまま授業続行させる学校もなかなかだな…。先述した音楽の授業では、ピアノアレンジバージョンのOPテーマ「Gatherway」を合唱。メインキャストが歌う貴重なシーンですが、たぶん音源化はされてないんだろうなぁ。一方、プテラガイストから学校とはどういうものかを教えられたアーマーガイストたちは、コウタたちの小学校に出現。エネルギーボックスを取り付けてガイスターロボ化してしまいます。
 
ガイスターロボは街を侵攻。エクスカイザーとマックスチームが出動しますが、コウタたちが人質に取られているためなかなか攻撃できない状態に。そんな中、ドランゴンカイザーから指示を受けたコウタは、他の生徒たちとともに校舎から脱出。しかし、タクミが逃げ遅れて取り残されてしまいます。今回はエクスカイザーとマックスチームが登場しますが、それに対するガイスターたちの連携プレーが見事。先行して到着したエクスカイザーダッシュマックスに対しては、アーマーガイストとサンダーガイストが逃げたふり戦法を使って拘束。続いて駆け付けたスカイマックスには、プテラガイストが攻撃を仕掛けて空中戦を仕掛けます。その後到着したドリルマックスによってアーマーガイストたちは撤退を余儀なくさせられますが、代わりにホーンガイストが登場。ガイスターロボを押さえつけていてスキだらけのドラゴンカイザーに、攻撃を加えます。登場したカイザーズたちの戦闘の見せ場も作る形になっていた今回の戦闘。この構図はなかなか面白く、そしてカイザーズ側ガイスター側どちらもしっかり活躍させており、とても上手いと感じましたね。ドラゴンカイザーから指示を受けたコウタは、彼がガイスターロボを押さえつけている間に校舎の屋上から脱出。しかし、タクミが逃げ遅れていることに気づき校舎に引き返します

逃げ遅れたタクミを発見したコウタは、彼を連れて脱出。これを見たドラゴンカイザーは、グレートエクスカイザーとなって反撃開始しますが、タクミの声を受けて少々攻撃の仕方に手間取ります。事件が解決した後、タクミが明かした学校が好きな理由とは…。タクミは確かに逃げ遅れていましたが、職員室で自分のテストの答案を書き換えたりなどする余裕はあった様子。こういうところがちゃっかりしているのが、タクミらしいですね。グレートエクスカイザーはいつも通りサンダーフラッシュで決着をつけようとしますが、タクミの学校を壊さないでほしいという願いを聞いたためにいささか手間取る形に。しかし、結局学校は崩壊してしまうことになりました。今回はサンダーフラッシュが使えなかったため、巨大カイザーソードでガイスターロボを一突きするという、いつもとは違う必殺技が展開。剣で一刀両断もカッコいいですが、こうした一突きもカッコいいですね~。そして、事件解決後、タクミがここまで学校にこだわる理由が判明。それは、学校が彼にとって“友だちと会う場”だったからでした。お金持ちゆえに、いろいろ家では抑圧等がありそうなタクミ。そんな彼が唯一友達と触れ合える場が、学校だったということでしょう。彼のセリフの後、コウタの「学校がなくなったって僕たちは友だち」という言葉や、先生の「校舎はなくなっても学校はなくならない」という言葉が、力強いメッセージ性を持つとともに、爽やかな印象を与えてくれていました
 
 
 

第44話「サンタさんがいっぱい」

1990年12月22日放送
登場した敵他:マッスルクロース、ケンタクロース(すべてガイスターロボ)
狙われた宝物:サンタクロース
「ありがとうエクスカイザー、現代のサンタクロース!」
 
STORY:街はすっかりクリスマスムード。コウタたちが、仕事のためジンペイ不在でクリスマスパーティーをする一方で、ガイスターたちはサンタクロースの持つプレゼントを狙っていた。金有デパート前に建てられた巨大サンタクロース像をガイスターロボ化した彼らは、プレゼントを強奪しガイスターロボを街で暴れさせ始めた!かなりのパワーを持つこの敵に、エクスカイザーに勝ち目はあるのか?そして、コウタたちのクリスマスの運命は!?
 
クリスマスシーズンに放送されたお話。勇者シリーズ」の場合、クリスマスシーズンは最終話直前でだんだん最終決戦の様相を呈してくる作品も多いですが、『エクスカイザー』の場合は純粋にクリスマス、特にサンタクロースをテーマにしたお話になりました。像とはいえ、クリスマス回でサンタが敵になるお話って珍しい気がするなぁ。
 
世間はすっかりクリスマス。いつもは家族そろってクリスマスパーティーをする星川家でしたが、今年はジンペイの仕事の都合で遅れることに。コウタたちは残念がりますが、ジンペイを送り出していきます。その一方で、ガイスターたちは次の狙いをサンタクロース、特に彼の持っているプレゼントに定めるのでした。いつの時代もクリスマスでどんちゃん騒ぎするのは一緒らしい。エクスカイザー』の世界でも、クリスマスに浮かれる人々が描写されています。パトロールをしていたスカイマックスも、「この星はやけに祭りが多い星だ」と少々あきれ気味。まあ、クリスマスくらい浮かれるのはいいと思いますけどね。星川家はいつも家族全員でクリスマスパーティーをしているようですが、今年はジンペイが新聞局長の代理としてクリスマスパーティーに出席することになったため、家族パーティーが遅れることに。コウタたちが残念がる中、ヨーコはジンペイを笑顔で送り出しますが、やっぱり本心では寂しがっているのでした。現在の新聞局長にゴネ倒されて代理出席することになったジンペイ。いささか新聞局長から持ち上げられてるところもあるのでしょうが、ジンペイは次期新部局長ほぼ間違いなしとのこと。ジンペイって、職場では結構いいポストにいるんだなあ
 
ジンペイの代わりにサンタになると張り切ったヨーコは、サンタクロースの格好をして街を出歩くことに。そんな時に街にガイスターたちが出現。次々と街中のサンタたちを誘拐しようとしますが、これはすべてエクスカイザーとマックスチームの手によって阻止されます。コウタから、サンタクロースの真の所在を聞き出そうとするエクスカイザーでしたが…。ヨーコはどこかの貸衣装店から借りた、サンタクロースの衣装で登場。同じ頃、ガイスターたちによるサンタの誘拐未遂事件が起きていましたが、彼女は別の場所にいたため難を逃れたのでした。街での騒ぎなどつゆ知らず、商店街の福引でエジプト旅行を引き当てたヨーコ。まさかこれが次回の展開につながるとはなぁ…。サンタクロースがどういったものなのかは分かったものの、真のサンタクロースについて理解が及んでいないガイスターたちは、片っ端から街中のサンタクロースを捕獲。まとめて誘拐しようとしますが、カイザーズに阻止されます。サンタクロースなら何でもいいと思い込み、人形まで誘拐しようとするガイスターたち。サンタクロースという“人物”って言ってるんだから、人形は盗んでも仕方がないということくらい気づいてもよかったと思うけどね。今回のガイスターたちの事件を機に、サンタクロースの所在について気になり始めたエクスカイザー。彼はコウタにそのことを訊きますが、コウタは答えられないのでした

パーティーを終えたジンペイが、金有デパートでプレゼント確保に奔走する中、その外では新しく完成したという巨大サンタクロース像がお披露目。しかし、それはプテラガイストの手でガイスターロボ化され、大暴れしてしまいます。その圧倒的なパワーの前に、エクスカイザーもかなり追い詰められるのでした。今回のガイスターロボ:マッスルクロースは、サンタクロースがベース。見た目は変化前とほぼ変わっていないのですが、マンガチックなクリクリとした目をしている一方で、体は筋肉モリモリマッチョマン。このギャップが気持ち悪いですが、同時に絶大なインパクトを誇っています。マッチョなためか、パワー面でエクスカイザーを圧倒するガイスターロボは、片手でエクスカイザーの首を掴み、デパートの壁面にたたきつけるなどしてダメージを与えていきます。今回の戦闘シーンは、意図しているのか偶然なのかは不明ですが、妙に特撮チックな演出が多く観られます。マッスルクロースが踏みつけ攻撃を外すと地下鉄のホームにダメージを与えたり、エクスカイザーをたたきつけるシーンでは、エクスカイザーがたたきつけられた時デパート内部まで浸食し、それが人間からの視点で描写されていたりするのが印象に残りました。今までと違った新しい演出で、面白かったですけどね

苦戦を強いられていたエクスカイザーでしたが、マックスチームが駆け付けたことで窮地を脱出。グレートエクスカイザーへと合体し、激しい剣戟を繰り広げた末、サンダーフラッシュで勝利。こうして、コウタたちのクリスマスは守られたのでした。マックスチームが駆け付け、ゴッドマックスになってからは形勢逆転。マッスルクロースはトナカイの像と合体してケンタクロースとなりますが、結局グレートエクスカイザーの前に敗れ去るのでした。なんだかんだでグレートエクスカイザーをそこそこ追い詰め、クリスマスツリーを模した剣で激しい戦いを見せたケンタクロース。ここまでグレートエクスカイザーを苦しめたあたり、マッスルクロース/ケンタクロースこそ、今までのガイスターロボの中で最も強いロボ…ということになるのではないでしょうか。事件解決後、何とかコウタたちのプレゼントを確保してパーティーを開くことができたジンペイ。徳田を含めみんなで「ジングルベル」を歌い、クリスマスパーティーを楽しみます。エクスカイザーはこの時、「コウタにとってのサンタクロースは、パパとママなんだね」と発言。エクスカイザーも、どうやら「サンタクロースは子供たちにとってどういった存在であるか」ということに気づいたみたいですね
 
 
 

第45話「ピラミッドで大冒険」

1990年12月29日放送
登場した敵他:ファラオーン(ガイスターロボ)
狙われた宝物:エネルギー生命体捕獲装置、エメラルドストーン
「本当の友達なら、変な気を遣わずに、言いたいことを言えばいいんじゃないかな。」
 
STORY:福引の一等賞の景品で、エジプト旅行にやってきたコウタたち。そこで出会ったのは、あることで傷心のタクミだった。なんとか彼の力になろうとするコウタだったが、そこへガイスターが来襲!スフィンクスをガイスターロボに変え、あるものを探し始めていた。偶然ピラミッド内に転落したコウタたちは、ガイスターが狙っているものを発見するが…。ガイスターが狙うものとは何か?そして、エクスカイザーはコウタ救出に間に合うのか!?
 
前回の展開を受けて、コウタのエジプト旅行が舞台となったお話。しかし、最終決戦も近づいていることから、エジプト旅行の華やかさよりも、新たなるアイテムの登場、そしてそれをめぐる攻防がお話の中心になっていました。今回をもって、園田さんが担当したいくつかのお話でちりばめられていた伏線が全部1つに収束しましたね。
 
改めて、エクスカイザーが以前手にした力の謎について疑問に感じるダイノガイスト。彼はプテラガイストを連れて、ナスカの地上絵、そしてくすのき村遺跡へと向かいます。そこで、彼はあるアイテムの存在を確信し、その起動に必要なものを探し求めてエジプトへ向かうのでした。ナスカの地上絵で手にしたエクスカイザーの謎の力・巨大カイザーソードの初使用(グレートエクスカイザーへの伏線、第31話)、くすのき村遺跡にあった空の石棺(第11話)…。これらはそれぞれ、今まで「エクスカイザーの先祖が残した不思議なもの」程度にとどめられていましたが、今回これらが「先代宇宙警察が残したエネルギー生命体捕獲装置」に関する地図であることが判明します。はるか昔に地球を訪れた宇宙警察が、悪の生命体を捕獲できる装置として、この装置を作って地球に残したらしい。なぜわざわざ地球に残したのかは不明ですが、くすのき村遺跡の石棺にもナスカの地上絵にもエクスカイザーの姿と思われる絵が残されていることから、エクスカイザーの来訪を予知していたということなのでしょうか。そして、そのエネルギー生命体捕獲装置自体は、くすのき村遺跡の石棺付近に隠されており、ダイノガイストの手で強奪されてしまいます。思った以上に近くにあった捕獲装置。今までの発掘調査でよく見つからなかったなぁ

前回福引で大当たりを引いたことにより、徳田を留守番にしてエジプト旅行にやってきたコウタたち。そこで彼らは、あることですねて傷心のタクミと出会います。友人として助けてあげたいと思ったコウタは、エクスカイザーと相談します。その頃、ダイノガイストたちは一路エジプトを目指していました。前回、「家族旅行だから」といって徳田の参加を断っていたヨーコ。しかし、なぜか今回の旅行ではコトミがコウタたちと一緒にエジプトにやってきていました。ええっ、もしかして、徳田を連れていきたくなかっただけだったのかな?相変わらずコウタのいるところ偶然現れるタクミですが、今回の彼は父親と落ち合って一緒にピラミッドに昇る初日の出を見ながらお正月を過ごす予定だったようです。しかし、彼の父は休養によりヨーロッパへ出張することに。拗ねてしまったタクミは、執事経由でもらったお年玉プレゼントを投げ捨ててしまい、ホテルへ戻ってしまいます。今までは嫌味を言うことが多かったものの、今回はその心の内面を見せてくれたタクミ。数話前の小学校の話でもそうでしたが、もっと早い段階でこうした彼の内面の掘り下げをやっていれば、彼のキャラに深みが増したかもしれませんね。彼を助けようとしたコウタが、エクスカイザーから受けたアドバイスも印象に残りました
 
行方不明になったタクミを、ピラミッドで見つけたコウタとコトミ。3人が話している最中、偶然ガイスターたちの襲撃を受けて彼らはピラミッドの中へ転落。そこで彼らが発見したのは、ガイスターが狙うエネルギー生命体捕獲装置の起動アイテム:エメラルドストーンでした。何とかガイスターたちに渡すまいと奮闘するコウタたちでしたが…。この一連の展開では、タクミを元気づけようとするコウタの姿に、彼の優しさを強く感じました。無理に強がり、ガイスターたちの襲来にビビり、そして自分勝手な行動に出るタクミ。そんな彼に対し、コウタは「お父さんからのプレゼントを平気で投げ捨てるタクミ」の気持ちは理解できないけど、今現在の「そのプレゼントを探し出し、お父さんに会いたいと思っているタクミ」の気持ちは理解できると言い放ちます。エクスカイザーからの言葉を受け、率直に自分の気持ちをタクミに伝えたコウタ。これにハッとしたタクミは、顔をほころばせてコウタたちの元へ戻ります。タクミは自分の本心を悟られまいと、そういったそぶりを見せないように行動していましたが、一方でその気持ちを理解してもらいたいという思いもあったように感じます。そして、コウタのこの言葉をもって、タクミはコウタが自分のその両方の思いを理解してくれている「本当の友だち」だと実感したのでしょうね。再び力を合わせることにしたコウタたち3人は、エメラルドストーンをプテラガイストに取られないように持ち出して逃走。なんとか出口までたどり着きますが、ガイスターロボ:ファラオーンが立ちはだかります。
 
コウタのピンチに、ギリギリのところでエクスカイザーが到着。ドラゴンカイザー→グレートエクスカイザーとなってファラオーンを撃破しますが、エネルギー生命体捕獲装置とエメラルドストーンはガイスターたちの手にわたってしまうのでした。そんな状況下でも、なんとか守り抜けたタクミのお年玉プレゼント。その中身は―。エクスカイザーの活躍は終盤のみ。ファラオーンに対してかなり苦戦しますが、何とかグレートエクスカイザーとなって倒します。しかし、エネルギー生命体捕獲装置とエメラルドストーンはガイスターたちに盗まれてしまうことに。最終決戦直前までは、この装置の争奪戦もストーリーの重要な要素になるんでしょうね。そして、やっとの思いで守り抜いた、タクミのお年玉プレゼント。その中に入っていたのは、野球ボールと父からの手紙でした。「今年こそ、キャッチボールができるような時間を取ろう」と一言添えられていた野球ボール。これを見てタクミは、大空を見上げて父への愛を叫びます。彼へのお年玉プレゼントが、何か高価なアイテム等ではなくこういった形だったのは、タクミの父なりのタクミへの愛情を感じると同時に、『エクスカイザー』らしい展開であると感じましたね
 
 
 
 
 
今回はここまで。次回は第46話から第48話(終)をご紹介予定です。君ん家にも、宇宙人…いる?
 
 
 
 
 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、2011年発売の年発売のCDアルバム「勇者シリーズ20周年記念企画 HARVEST」収録曲「Gatherway」です。


勇者シリーズ」の楽曲のカヴァーが一気に収録されている「HARVEST」。オリジナル楽曲の中では、『エクスカイザー』のみ発売会社が違うため、CDアルバム等から除外されることがありますが、このアルバムはすべてがカヴァーソングだからか、『エクスカイザー』の「Gatherway」もしっかり収録されています。


「嵐の勇者」とおなじく、原曲のイメージを残しつつアレンジされているため、聞いていると「これはこれでアリ」といった印象。なんで「勇者王誕生!」とかは、無理にアレンジつけちゃったんだろうなぁ。

 

 

 

www.nicovideo.jp

 

 

 

それではまた次回、お会いしましょう!

 

 

 

 

 

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