お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』第2話 ちょっとした感想

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さっそくビークル合体だ!E5はやぶさトレーラーフォー厶

 

 

 

僕があのとき、何もできなかったっていうのは間違いだった。もし次があったら…、今度は失敗しないように頑張る。今回の『新幹線変形ロボ シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、タイセイの乗るシンカリオンE5はやぶさの初戦闘が描かれると同時に、彼がERDA入りを果たすお話。前半にシンカリオンの活躍を描いたぶん、後半にしっかりとドラマを割く構成が取られていました。

 

若干タイセイがウジウジしすぎな感じもしますが、今回だけでERDA入りまでを描いてくれたことから、次回以降はそんなに大きく悩むことなく戦ってくれるのかなという感じ。でも、このメンタルだと要所要所で直面するであろう逆境を乗り越えるのに、ある程度時間がかかりそうだなぁ。今後タイセイがどう成長していくか、期待です。

 

なお、前回(第1話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、カドミチからシンカリオンE5はやぶさに乗ることを迫られたタイセイ。ビーナは反対しますが、タイセイはそれを引き受け、シミュレーター1回こなしただけの状態で戦闘に出ることになります。無事変形に成功したものの、予想以上にアグレッシブなアンノウンの攻撃の前に押されますが、カドミチのバックアップによりぶっつけ本番で敢行されたビークル合体により、シンカリオンE5はやぶさトレーラーフォームへとパワーアップし、無事アンノウンを撃破します。前半では、タイセイがE5はやぶさに搭乗し、初めてアンノウンと遭遇のうえ戦闘するさまが描写。前2作と比べて、だいぶ仕様や勝手が違っていて、ちょっとびっくりしました。まず驚いたのが、シンカリオンそのものの小ささ。前2作のように3両ではなく1両のみでの変形であるため、当然と言えばそうなのですが、アンノウンと対峙したときのボリュームの少なさにはギョッとしました。これはこれでデザインは洗練されているんだけど、ねぇ…。続いて驚いたのが、敵であるアンノウンのアグレッシブさ。前2作の敵も、当然向こう側から攻撃を仕掛けてくることが多々ありましたが、今回のアンノウンは、それよりもさらに過激で、そして動きが俊敏。あっという間にE5はやぶさが追い詰められていくさまに、これまたギョッとしました。でも、現時点でこれだけ敵が動き、それに応じてシンカリオンもガンガン動いていくことを考えると、今後複数のシンカリオンが一斉に登場したり、あるいは合体したときの戦闘描写が楽しみになってきますね。きっと、前2作よりもさらに迫力あるものが期待できるんじゃないかな?そして、この戦闘の中でも何とか踏ん張り続けていたタイセイですが、さすがにろくに訓練もせずに自力でこの窮地を脱することは不可能。そこでカドミチは、エルダビークルを出撃させ、E5はやぶさビークル合体E5はやぶさトレーラーフォームとなって、アンノウンを撃破します。トレーラーフォームになってからのE5はやぶさは、そのパフォーマンスを遺憾なく発揮。それはもちろんカッコよかったのですが、個人的にはそれよりも、エルダトレーラーの登場の仕方が気になってしまいました。いや、走ってくるんじゃなくて、上から降ってくるのかよ!

 

戦闘直後にぶっ倒れてしまったものの、なんとか復活したタイセイ。マイやリョータは彼を迎えますが、当の本人は無力感にさいなまれており、それは「大宮の歩道橋崩落」の新聞記事を読んだことで、余計に深まってしまいます。リョータとの関係も難しくなってしまい、翌朝彼から挨拶されるも、自分からは挨拶を返せないという状況になりますが…。シンカリオンの活躍は前半で描いたので、中盤以降はドラマパートがメイン。タイセイがいかにしてERDAに入るのかが焦点となりますが、その最大の障壁となっていたのは、彼がぼんやりと、しかし同時にハッキリと抱えていた無力感でした。アンノウンを撃破できたにもかかわらず、「自分は何も守れなかった」と語るタイセイ。その理由は、イナとの思い出の地であり、第1話冒頭でも登場した歩道橋を守れなかったからでした。ここでは、ドラマとしてのカセでこの歩道橋が大きく働いている形になりますが、それを加味しても、タイセイがいささかウジウジしすぎているかなという印象。もともと快活な少年ではないので、すぐさまノリノリでシンカリオンの運転士になるという流れは想定はしていませんでしたが、延々と悩んでいる姿を引っ張るなら、一度「操縦できたのは今回がたまたまだから、ERDAには入らない」と、一度スパッとタイセイ側からERDAとのつながりを断つというパターンもありだったのではないでしょうか。またこのシーンでは、リョータが感情を抑えて退室するシーンがありますが、彼の感情をマイがあまりにも説明しすぎ。いくら子供番組とは言えど、あそこまで説明せずとも、子供たちは感じ取れると思うんだけどなぁ。

 

放課後、カドミチから呼び出され、ERDA入りを打診されたタイセイ。そのときは回答を保留にしますが、姉のイナが生きているかもしれず、そしてERDAの職員だったという事実を知り、その心は揺れ動きます。そして、彼の脳裏によぎるは、イナと交わしたある会話。これにより、彼は自身を支配していた無力感から解放され、翌朝ERDA入りを正式に受諾。表向きは鉄道部員として、真の顔はシンカリオンの運転士としての、タイセイの進開学園での学生生活が始まろうとしていました。終盤、E5はやぶさの整備をバックに、1対1で話し合う、タイセイとカドミチ。そこでタイセイが知ったのは、イナとERDAのつながりでした。カドミチ曰く、イナはタイセイと同じくらいの年齢でERDAに入り、失踪後も定期的にアクセスがあるらしい。カドミチはこれを「イナ生存の証拠」って言ってたけど、個人的にはイナがアンノウン側についていて不正アクセスを試みているか、あるいはイナのアカウントを使って別人がアクセスしようとしているようにしか思えないんだよなぁ。OP等でも不穏な描写があるし、あんまりこの情報だけで手放しには喜べないですよね。とはいえ、これはイナにつながる重要な手がかり。これを機に、彼女との会話も思い出したタイセイは、今までの考えを改め、リョータに謝罪し、ERDA入りを決心します。イナが言っていた「転んだ人を笑ってはいけない~」のくだりは、ある日本の経済学者の言。このセリフのチョイスには、グッときました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ERDAの一員になったことで、改めてシンカリオンそしてERDAの概要と誕生経緯を教えられることになるタイセイ。そこへ、北陸新幹線が開業したての敦賀に、アンノウン出現の報せが入る。故郷を自分の手で守りたいと考えるリョータだったが、彼の適正値はまだ足りず―!

 

次回は、大宮を飛び出して、新幹線的には今最もホットな敦賀が舞台に。でも、まだE6こまちすら出てきてない状態だし、リョータが次回E7かがやきに乗るって展開になる可能性はほぼゼロでしょうね。遅くとも第1クール前半以内には乗れるようになるんだろうけど、その間にタイセイだけでなくアカネまでもが運転士になっちゃうだろうし、それまでリョータの精神は持つのかな…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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