今回は、2月23日に発売されたウルトラ怪獣シリーズソフビ「ズグガン(成体ver.)」のご紹介です。
『ウルトラマンブレーザー』第20話で初登場し、ブレーザーと激戦を繰り広げたものの、惜しくも商品化されなかった成体が、映画への登場に合わせて待望の商品化。映画の劇中にズグガンが登場するのは、既に明かされていましたが、実際に作品を観てみると、幼体よりも成体のほうが圧倒的に活躍パートが多かったので、こうした販促スケジュールになったのでしょう。
なお、ズグガン(成体ver.)が登場した、『ブレーザー』第20話および映画『ウルトラマンブレーザー THE MOVIE 大怪獣首都激突』の感想記事は、それぞれ↓コチラです。
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造形については、ソフビの規格の都合上、劇中スーツよりもやや寸詰まりなものに。ただし、特徴的な顔部分や鎌状の両前脚を大ぶりに造形することで、その違和感を軽減し、劇中スーツのイメージを出来るだけ崩さないことに成功しています。
そんなこのソフビの造形は、通常サイズながらなかなか細かいところまでしっかり作り込んでいるのが特徴的。本当に、ウルトラ怪獣アドバンスかウルトラ怪獣DXで造形したバージョンも欲しいくらいです。ギミックが特になく、ゲバルガ等に比べるとそこまで強豪怪獣ではないため、そんな予定は当初から無いのでしょうが、ぜひ前向きに検討してもらいたいなぁ。
塗装については、ズグガン(幼体)と同じく、頭部と両前脚を重点的に塗装。この成体の場合、両前脚が幼体のそれよりもカラフルな配色になっており、ホワイト×ブルー×レッドのコントラストが特に目を惹きます。塗装箇所は決して多くはないんだけど、かなりの満足感が得られます。
最後に、既に入手済みのズグガン(幼体)と並べると、こんな感じ。成体だけ見ていると、「幼体の金型を微改修しただけなのかな」と思っていましたが、実物を比較すると、それぞれ全く別の金型で、新規に作り起こされていることがよくわかります。やっぱり、成体のほうが荒々しいデザインでカッコいいなぁ!
昨年発売された、ズグガン(幼体ver.)の記事は↓コチラ!
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通常サイズのソフビながら、想像を超えるボリュームと完成度を誇るソフビとなっていたズグガン(成体ver.)。タガヌラーと並ぶ昆虫系怪獣ですが、昆虫みはかなり薄いので、虫が苦手な人にもウケやすい、秀逸なデザインの怪獣と言えるでしょう。
そして、このズグガンをもって、『ブレーザー』に登場した怪獣ソフビのリリースは終了。ちょっと寂しくなりますが、来月以降もウルトラ玩具のリリース予定はありますし、きっとあるであろう新作に期待することにしましょう。
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