今回は、12月2日に発売されたウルトラ怪獣シリーズソフビ「ズグガン」のご紹介です。
制作発表記者会見でもその姿を見せており、クリーチャー的な見た目から、レヴィーラやザンギル等に比べるとインパクトには欠けるものの、観る者の脳裏にしっかりと焼き付いていたズグガンが、初登場回放送日同日にソフビ化。劇中では、ゲントたちと戦った幼虫(幼体)とブレーザーと戦った成虫(成体)の2種類が登場しましたが、ソフビ化されたのは意外にも前者の方でした。タグの説明文もちゃんと幼虫のものになってるし、円谷プロ側からバンダイに先に提供されたズグガンの資料が、この幼虫のものだったのかなぁ?
なお、ズグガンが登場した『ウルトラマンブレーザー』第20話の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
造形面については、ズグガンの丸っこい、そしてどっしりとした体躯をしっかりと再現。劇中ではテルアキ側が激しく動き回ったり、ズグガンそのものが巣である洞窟からいきなり飛び掛かってきたり等したため、なかなかその全体像が分かりにくくなっていましたが、ソフビ化されたことで見えにくかった足回りがそのようなデザインかがよくわかります。人が入っているため4本足で動いているのは、『セブン』のダリーと同じですが、後ろ足にあるトゲが脚のようにも見えるので、これで昆虫らしさを表現しているのでしょうか。
塗装面については、ブラウンの成型色をフル活用し、前脚のみクリームの成型色を採用。塗装個所は頭部~羽(?)と前脚・背中の一部のみであり、塗装個所を最低限に抑えつつ、ズグガンの特徴を端的に表現してくれています。よく見ると、ソフビ化されている幼虫と、ブレーザーが戦った成虫では、目の数やその位置が微妙に違うんですね。
このように、ソフビになっても(レヴィーラほどではないけど)異様さを放っているズグガン。ですが、個人的には同時にどこか愛らしさも感じます。劇中では等身大サイズで登場し、ゲントたちと戦ったからでしょうか?かわいい見た目ではないんだけど、どこか憎めない感じもするんだよね。
先に述べた通り、ブレーザーと直接対決した成虫ではなく、ゲントたちが直に戦った幼虫がソフビ化されたズグガン。成虫のソフビ化が待たれるところですが、Twitterでは公式アカウントがにおわせぶりなツイートをしているのが気になります。
既に一部で公開されている、来年2月23日(金)公開の映画でもズグガンの成虫が出ていることから、この映画の公開に合わせて成虫のソフビを発売する気でしょうか?
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