電脳世界にも正月太りはあるらしい
やっぱカッコいいわ、ブレーザー!今回の『ウルトラマンブレーザー』は、新年最初の放送回にして特別総集編の3回目。1回目(TKBの3人組)から2回目(パグたちの電脳世界)になるに合わせて大きく変わったので、3回目もそのパターンかなと思いきや、パグたちの世界観が継続する形となりました。
前回の特別総集編に比べて、声自体の介入は多いもの、本編映像を主体とした総集編になっていたため、パグたちの姿の出番は少なめ。そのぶん、要所要所で映る彼らのシーンで、色んな意味で爪痕を残してくれました。でも結局、ブレーザーの出自が何なのかわからなかったね…(もちろん、これは意図的にボカしているんだろうけど)。
なお、前回(第23話)の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
今回のお話の流れは、げ〜どすくんとモグージョンちゃんらの正月休みに伴うダベりからスタートし、前半でブレーザーのことを、後半でアースガロンのことを振り返る構成。個々のストーリーについては、ヴァラロン含むV99関連のことのみ取り上げられており、それ以外の本筋に直接絡まない怪獣たち(ザンギル、ズグガン等)は、サラッと流されていました。
前半のブレーザーの紹介パートでは、前回の特別総集編後に登場したファードランアーマーのことを中心に紹介。チルソファードランサーの、完全に玩具対応している使い方を詳述し、しっかりと販促を行っていました。そしてまた、後半戦のドラマでゲントとブレーザーの過去等も明かされたことから、前回の特別総集編以降の映像をメインに使っているにも関わらず、『ブレーザー』全体のことを振り返るような構成に調整されていたのは、とても秀逸だなと感じましたね。
続く後半は、アースガロンの紹介パート。こちらは、序盤含む各話での活躍映像をピックアップしながら、Mod.2やMod.3のこともキッチリと紹介。さらにイーゴイスのことや劇場版へのにおわせもしっかり挿入し、アースガロンそのものの魅力を引き出してくれていました。こうした限られた時間の中で、最も長くとられていたのが、アースガロンの出撃シーン。これをわざわざフルバージョンで流したの、明らかに足木さんたちの好みだよね…!
そしてラストでは、ヴァラロン含むV99関連のことを駆け足で紹介。改めて振り返ってみると、本当にこれ次回と次々回で完結するのか、ちょっと心配になってきます。しかし、劇場版のほうでは特にその話の続きとはならなさそうですから、きっと想像を超える驚きとワクワクが、これから待っているのでしょう。
恐れていたサード・ウェイブが、ついにその姿を現した。宇宙爆弾怪獣ヴァラロンを絶対に地球に侵入させないために、ブレーザーは、そしてSKaRDは、初めての月面での決戦に挑む。人類の命運がかかるこの一戦を、彼らは制して無事生還することができるのか!?
次回は、いよいよ『ブレーザー』TVシリーズ最終回の前編。劇中初の月面での対決が描かれ、最終決戦らしさを帯びてきます。でも、このあとヴァラロンが地球を蹂躙するであろうことを踏まえると、多分ブレーザーとSKaRDは、この月面の戦闘でそれを食い止めることに失敗しちゃうんでしょうね。劇場版が控えているとはいえ、彼らは本当に生きて帰ってこれるのかな…?
生きて、再び大地を踏むことができるか―!?
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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