お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第22話 ちょっとした感想

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最初と2度目の初恋が気になるところ

 

 

 

狂おしいほどに…ズッキュン!今回の『仮面ライダーガッチャード』は、人間態に変身できるケミー:ズキュンパイアの活動と、それを利用してやろうというクロトーとサーベルタイガーマルガムの暗躍にかかわるお話の前編。前回の次回予告では、前者のことがかなりクローズアップされるような印象を受けましたが、実際は両者同じくらいの比重が置かれていました。

 

ズキュンパイアの行動は、その目的は別として、行動そのものの見た目はややコメディチック。しかし、それにより今回をただのギャグ回にせず、グリオン&冥黒の三姉妹側で渦巻く各個々人の思惑、そしてクロトーの執念がダークな要素として描かれており、お話のテイストのバランスがしっかりとられていたように思えました。このままだと、クロトーもラケシスも第2クール中に退場しちゃいそうな勢いだけど…どうなんだろう?

 

なお、前回(第21話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ケミー:トライケラを確保し、キッチンいちのせに宝太郎たちが戻ってくると、いつもと明らかに様子が違う蓮華の姿に、錆丸がドン引き中。珠代の言葉もあり、宝太郎たちが蓮華の後をつけると、老若男女に囲まれ黄色い声援を浴びる、王子様風の男性に行き当たります。同じ頃、初めての両親の墓参を終えたスパナは、クロトーの襲撃を受けヴァルバラドに変身して応戦。グリオンから力を分け与えられたクロトーは、並々ならぬ気迫と執念で襲い掛かってきますが…。今回は、様子のおかしい蓮華と、彼女に何があったのかを突き止めようとする宝太郎たちの姿からスタート。蓮華を尾行する際の、宝太郎たちの姿が笑えましたが、その前のトライケラ確保時の宝太郎とりんねのカウボーイ風衣装もなかなかインパクトがありました。りんねの性格と立ち位置も、だんだんいい意味で砕けてきていい塩梅ですね。こうした宝太郎たちのドタバタっぷりの裏で、クロトーの襲撃に苦しめられていたのがスパナ。ヴァルバラドの力を使うことで、そこまで苦戦することはありませんでしたが、クロトーの執念は並々ならぬものがありました。ここ数話は比較的なりを潜めていたクロトーが、今回はクローズアップ。彼女がパワーアップした際の、ミナトやラケシスの反応・所作にも注目させられました。

 

錆丸の解析により、王子様風の男性の正体が、ケミー:ズキュンパイアであることを突きとめた宝太郎たち。すぐさまズキュンパイアのアジトへ向かい、確保を試みます。ところが、ズキュンパイアは既に多くの人間のエネルギーを吸い取っており、宝太郎たちに次々憑依するなどして翻弄。そのままアジトを脱出してしまいます。錆丸と目が覚めた蓮華にその場を任せた宝太郎とりんねは、ズキュンパイアを追いかけますが…。蓮華をはじめとする人々をたぶらかしていた者の正体は、ズキュンパイア。人々を自分の虜にすることで、そのエネルギーを奪っていましたが、その行動をする必要がある使命については、今回明かされることはありませんでした。この手の敵は女性だけをターゲットにしそうなものですが、ズキュンパイアの場合老若男女誰でもターゲットとなり、さらに王冠が本体であるため人間にも憑依できるのが、かなり厄介なところ。その厄介さを表現しつつ、ギャグシーンも挿入していたのは、なかなか楽しんで観ることができましたね。「じじいの嫉妬は!?」というセリフにも的確に反応するズキュンパイア、そんなズキュンパイアに憑依されてしまう宝太郎たち。撮影現場もきっと楽しかっただろうなぁ。ところで蓮華、「3度目の初恋」ってもう初恋じゃないんじゃないか?…ってツッコミは、野暮か。

 

ズキュンパイアを追いかける宝太郎とりんねの前に、クロトーとサーベルタイガーマルガムが出現。2人はそれぞれガッチャードとマジェードに変身して応戦しますが、クロトーはカマンティスのケミーカードを奪ってマンティスマルガム化し、彼らを苦しめます。やがてスパナも駆けつけ、サーベルタイガーマルガムがヴァルバラドの手で倒されますが、マンティスマルガムはそのサーベルタイガーマルガムの力をも吸収して…。終盤では、ガッチャードら3人ライダーによる戦闘シーンが挿入。ヴァルバラドが登場した手であるため、彼の活躍っぷりに重きが置かれていましたが、キチンとガッチャードとマジェードの見せ場も用意されていましたね。そして、それ負けないくらいこだわられていたのが、クロトーの描写。彼女が変身したのは、第1話でも変身したマンティスマルガム。それでガッチャードに襲い掛かり圧倒するだけでなく、サーベルタイガーマルガムが倒されるや否や、その力をも吸い取ってサーベルマンティスマルガムとなり、なおもガッチャードたちを攻撃してきます。ちゃんと今までのお話のことを踏まえており、かつ見せ場も多かったクロトーの描写。でもこの分だと、あと数話で退場しちゃいそうな勢いだぞ…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空に浮かぶハートが巨大化するとき、ズキュンパイアのフルパワーズッキュンが発動してしまう。そして、そもそもズキュンパイアの使命とは何なのか?宝太郎たちが奔走し叫びをあげるとき、ズキュンパイアの力がファイヤーガッチャードに新たな力を与え、マジェードも新フォームへと変身した!

 

次回は、今回の後編に当たるお話。コメディチックさを内包しつつも、ちょっぴりハードで切ないお話になりそうです。また、ここで忘れてはならないのが、マジェードの新フォーム!どんな活躍をするのか、楽しみだな~。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第48話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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