お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第47話 ちょっとした感想

王たちの絆が奇跡を起こす!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

貴様と俺様の違いを教えてやる。手の温かさを知らないことだ!今回は、グローディが前回起こした神の怒りに、ギラたちが全力で挑み、人々を救ったうえグローディを打倒すという、本作において屈指の見ごたえがあったと言える一編。30分間の中で描けるものには限りがありましたが、それでもアツさは十分伝わってきました。

 

手を取り合う王たち、分け隔てなく関わりあう他国民どうしやバグナラク―。本作において、「これが観たかったんだよ!」というシーンが挿入されまくっていた今回。今回だけ観ると、確かに胸にこみあげるものがありましたが、今までさんざん仲たがいするわ国民そっちのけでドラマを進めるわというのを加味すると、複雑な気持ちになりました。なんというかさ、アンバランスというか、過程をすっ飛ばしてやりたいシーンだけやっているというか…。

 

なお、前回(第46話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーガッチャード』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、グローディが起こした神の怒り。ここでダグデドも現れ、バグナラクそのものの出自を語り、ジェラミーの怒りもまた彼らに向けられます。そして、ダグデドたちは姿を消し、なおも侵攻は止まない神の怒り。ダグデドたちへの怒りをぐっとこらえたギラたちは、今こそ17年前の悲劇は繰り返させんと、6王国同盟をもとに行動を開始します。序盤では、ダグデドがいつものごとく唐突に現れて、設定等の説明にかかる役回りを対応。バグナラクが他の星から来た生物だということは、以前チラッと触れられていましたが、今回その原因が、ダグデドらの手により本来の住処を追われたからということが判明します。ダグデドを倒すことを本作としてのゴールに据えるためには仕方ないですが、あまりにも何でもかんでもダグデドのせいにしすぎ。まあ、これは今に始まったことじゃないですけどね。そういえば、チキューの人類もまた、地球からやってきた人々だってことが明かされていたけど…、そうした人類やバグナラクが住み着く前のチキューには、何がいたんだろう?

 

ギラたちはそれぞれの国に戻り、自国の強みそして時刻だからこそできることを着実に実行。そこには、各国の側近のほとんどや国民たち、そしてラクレスの姿がありました。避難民は次々と地価のバグナラクの領地へと集結し、各国国民やサナギムたちが分け隔てなく関わりあうさまを見て、ジェラミーはサナギムたちにある言葉をかけるのでした。同じ頃、国民の避難完了までの間、最前線で戦い続けていたラクレスは、ある女性を見つけて…。中盤のシーンでは、ギラたち6人のそれぞれの奮闘がこれでもかというほど楽しめたと同時に、「こういうシーンが観たかったんだよ!」というドラマ展開も散見。冒頭でも触れましたが、他国民どうしや人類とバグナラクが、何のしがらみもなく交流いているさまは、グッとくるものがありました。こういうシーンを、できればもっと早い段階で観たかったな。今まで観せられていたのは、ギラたち王様どうしの仲違いや化かしあいだらけだったし―。またこの後、ギラとラクレスのシーンへと移り、ゲストキャラクターのナナホシ(車椅子の女性)を通じて、ラクレスが謝罪し、ギラが17年前の悲劇は繰り返さないと固く誓うさまが挿入。ラクレスの贖罪とギラの踏ん張り等を見せたかったのでしょうが、それをするならば、わざわざナナホシを使わずとも、この直前に出ているゴローゲを有効活用したほうが良かったんじゃないかな?彼もまた、17年前の神の怒りを経験しているんだし…。

 

シュゴッダム国民の非難が終了したことで、全チキュー人類およびバグナラクの非難が完了。これによりギラたちは、最終段階としてゴッドキングオージャーに搭乗し、神の怒りへと立ち向かいます。思惑が完全に外れたグローディは、ゴッドキングオージャーを阻もうとしますが、チキューの命運を背負ったキングクワガタオージャー/ギラたちの敵ではなく、ゴッドキングオージャーの攻撃を受けて爆発四散。こうして神の怒りは収められ、死亡者0名で乗り切るという結果となり、ギラたちは17年前の悲劇を繰り返さないことに成功したのでした。終盤では、ゴッドキングオージャーの活躍と、それに倒されるグローディのさまが描写。神の怒りへの対応に時間を割きすぎたため、グローディとの決着が駆け足気味で終わっちゃったのは、もったいなかったなぁと思いました。これなら、グローディは前回で倒されておいて、その死の間際に神の怒りを再び起こしたとするほうが、上手いことドラマを切り分けられたんじゃないかな。ただ、死による静寂を求めていたグローディが、死んだあとは死者の声に苦しめられるという皮肉な末路をしっかりと挿入していたのは、Goodでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ついにギラたちは、ダグデドとの決戦を決意した。最強最悪と言える宇蠱王に挑むため、ギラたちが立てた秘策とは何か?『キングオージャー』の物語は、いよいよ最終局面へと突入する!

 

次回より、ダグデドとの最終決戦がスタート。ここから3話かけて激戦が展開されるのでしょうが、どういう形でケリをつけるんだろうなぁ。結局、昨年末の放送回で入手した、ダグデド含むすべての生物を殺せる力も、使い物にならなさそうだし…。3

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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