お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーガッチャード』第2話 ちょっとした感想

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華麗なる疾走!ゴルドダッシュ

 

 

 

一ノ瀬は―、ケミーの気持ちがわかるみたいだな。今回の『仮面ライダーガッチャード』は、専用バイクであるゴルドダッシュのデビュー回。今後宝太郎が頻繁に出入りすることになるであろう、錬金術アカデミーの詳細についても説明がなされ、『ガッチャード』の世界観をさらに作り上げていく一編となりました。

 

小難しいことはほとんどなく、前回同様一話完結で十分楽しめる作劇になっていた今回。とにかくお話もアクションもテンポよく進んでいるのが、爽快感があってGoodですね。こうした感じで、今後も駆け抜けていくといいなぁ。

 

なお、前回(第1話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、初めてガッチャードに変身すると同時に、りんねやミナトの知られざる一面を知った宝太郎。そんな彼にミナトが持ちかけたのは、りんねも所属している錬金術アカデミーへの入学でした。そこへ招かれ、ケミーのことにも興味津々な宝太郎でしたが、そのまますんなり入学とはいかず、ミナトからある入学試験を課されることになります。その内容とは…。りんねやミナトから見れば、偶然と棚ぼたで錬金術の世界を知りガッチャードへの変身能力を得た形の宝太郎。この手のキャラは、序盤ではりんねたちのような立ち位置からは疎まれそうなものですが、意外にすんなりと受け入れられ、ミナトに至っては入学試験さえ合格すれば宝太郎を錬金術アカデミーに入れるとまで言い出します。意外に柔軟だった錬金術師の皆さん。ドラマづくりとして、味方側の中で無駄な対立構造を生まないようにするスタンスは、好感が持てます。そんな宝太郎に課された入学試験が、重さの違う2つのケミーカードの重さを釣り合わせるというもの。錬金術の勉強どころか、この前までその存在すら知らなかった宝太郎にとっては、かなりの難問でした。このシーンでは、チラッとながらりんねと父風雅の因縁も描写。父娘の溝は、きっと今後のドラマで埋まっていくことでしょう。

 

ミナトからの課題の解決の糸口が全くわからず、頭を抱える宝太郎。しかし、彼はあきらめるということは決してせず、りんねからそもそも錬金術とは何なのかを教わります。同じ頃、街ではケミーの一種であるスケボーズが出現。最初はスケボーに取り憑いて遊んでいるだけでしたが、銀行強盗犯の悪意に触れたことで、スケボーマルガムとなってしまい、暴れはじめてしまいます。中盤では、りんねの口から錬金術についての説明が、割と時間をかけて描写。ちびっ子でも、大体何を言いたいのかぼんやりとはわかるようにはなっていました。基本的に錬金術の力は長続きしないって言うけど、一般市民が大勢いる前でそんなホイホイ披露していいのかなぁ?そんな彼らの裏で、騒動を巻き起こしていたのが、ケミーの一種であるスケボーズ。スケボーに取り憑いて遊んでいるだけでしたが、銀行強盗犯と遭遇したことがキッカケでスケボーマルガムとなってしまい、暴れはじめてしまいます。今回は、冥黒の三姉妹なしでケミーがマルガム化。どうやらマルガム化の条件は純粋に「人の悪意に触れること」のみのようです。幹部級の敵キャラがいなくても発生する怪人というのは、なかなか厄介ですよね。

 

ホッパー1の導きで、スケボーマルガムのもとへとたどり着いた宝太郎。彼はさっそくガッチャードに変身して応戦しますが、スケボーマルガムは劣勢になると、ホッパー1の力でも追いつけないほどの高速で逃亡し始めます。打つ手なしかと思われたそのとき、ミナトがゴルドダッシュで現れ、ガッチャードはそれを使ってスケボーマルガムを追跡。最後は追い詰めて撃破に成功します。そして、宝太郎は自分なりのやり方で入学試験を合格し、晴れて錬金術アカデミーの生徒の1人となるのでした。終盤では、ガッチャードの戦闘が描写。スピードでは劣るものの、序盤からガッチャードはテンポよく攻撃を繰り出し、ミナトからゴルドダッシュを譲られてからは、スピード面でもスケボーマルガムに引けを取らなくなり、割と優位に戦闘を進めることに成功。最後はライダーキックでトドメを刺します。前回の戦闘でも感じましたが、ガッチャードの戦闘スタイルは、とにかく爽やかなのが印象的。そのデザインのカラーリングと、テンポよく徒手空拳を叩き込んでいくさまが、そう感じさせるのでしょう。こうした戦いを経て、最後で宝太郎は、無事2つのケミーカードの重さを釣り合わせることに成功。それは錬金術の力に依るものではなく、ケミーに直接お願いして重さのバランスを取れるようにした結果でした。ケミーの心を読み取れる、宝太郎らしい微笑ましいやり方。これにはとても好感が持てるのですが、本来はどうやってクリアすればよかったのか、結局わからなかったな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミナトから、アッパレブシドーという気難しいケミーのカードを手に入れた宝太郎。出現した新たなマルガム相手にそれを使用するが、使いこなせず失敗してしまう。そんな中で、謎の男:黒鋼スパナが現れて…?

 

次回は、ヴァルハラドに変身するスパナの他、ガッチャードの新フォームであるアッパレスケボーの登場回。なかなかこなす要素が多いですが、これらをどうスピーディーに料理していくのか、楽しみですね。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第28話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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