覚悟を決めたギラの本気！
番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。
地獄の底から、よみがえったぞ―。今回は、ラクレスの黒い野望が明かされると同時に、バグナラク側の新幹部：一撃将軍ダイゴーグの初登場回。前回の次回予告で登場していたエクストリームキングオージャーは、スパイダークモノス／ジェラミーがムリヤリこしらえた不完全な者であり、ゲンジボタルジームを撃破するので精いっぱいという感じでした。
ヤンマやジェラミーに対して狂気を隠さなくなったほか、自身の野望を堂々と語るようになったラクレス。次回はギラ／クワガタオージャーとの一騎打ちも描かれることになるし、彼が表舞台から退場する日も近いのかな。でも、仮に次回でギラに敗れたとしても、そのままこの物語からフェードアウトする…ってタマでもなさそうなんだよなぁ。
なお、前回（第16話）の感想記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
前回、ラクレスとの和平交渉の場に着いたにもかかわらず、ンコソパを襲撃してきｔあバグナラク。ヤンマはその理由を、ラクレスからの通信で知ることになります。当然ラクレスにつくことを良しとしないヤンマは、その提案を突っぱねて、一時的にバグナラクの攻勢を押し返すことに成功。しかし、次なる攻撃は時間の問題であり、ヤンマの身体も限界でした。同じくラクレスのことを良く思わないヒメノとリタの訪問を受けたヤンマは、カギを握るであろうジェラミーを拘束する等、作戦を2人に提案するのでした。バグナラクがンコソパを襲った理由は、「ラクレスがンコソパを売った」というよりかは、「ラクレスがシュゴッダムのみとバグナラクとの間で休戦協定を結んだ」から。そのため、この範疇に入っていないイシャバーナやゴッカンもバグナラクの襲撃を受けており、逆に表向きラクレス側に着いたトウフは、いたって平穏でした。このことといい、ダイゴーグの復活に手を貸したこと（今回中盤で判明）といい、「悪側について利益を得るつもりが、逆にしてやられる脇役」ムーブをかましまくるラクレス。国を守るという意味では一理あると言えますが、いくら何でもいきなり小物感出し過ぎだよなぁ。ラクレスがシュゴッダム国王として在位できるのも、そんなに長くないかな…。というか、和平ではなく休戦協定を取り付けてきたのも、よく考えてみるとちょっと疑問ですよね。休戦協定じゃ、いつ戦いが再燃するかわからないじゃん。国民もなんであんなに喜んでるんだかねぇ…（まあ、目の前の脅威が一時的に収まるのは事実なので、そういう意味では喜ばしいですが）。
シュゴッダムの街でラクレスの演説を聞き、彼が取り付けてきた和平交渉の話が、自身の想像とはかけ離れていたことを知ったジェラミー。なんとか彼は、ラクレスとの面会の機会を持ちますが、ラクレスは自分の野望達成のために完全にバグナラク側に魂を売っており、ジェラミーはそんなラクレスに見切りをつけます。直後、モルフォーニャに拘束されリタのもとに連れてこられた彼は、リタからの言葉をヒントに、キングオージャーとゴッドタランチュラの合体を思いつき、ンコソパへ急行。ちょうどゲンジボタルジームの襲撃を受けており、スパイダークモノスは、それを急ごしらえのエクストリームキングオージャーもどきで撃破します。中盤では、ジェラミーがメインで活動。シュゴッダム→ゴッカン→ンコソパと目まぐるしく移動して（ゴッカンに行ったのはモルフォーニャに拘束されたからだけど）、出現したゲンジボタルジームをエクストリームキングオージャーもどきで撃破していました。今回のジェラミーは、ラクレスの野望にショックを受けたり、リタの言葉からエクストリームキングオージャーのことを思い出したりと、人から影響を受ける場面が多かった印象。登場したての頃は、あのちょっと偉そうな感じが良かったんだけど、一気にパワーダウンしちゃったなぁ。そういえば、「全てを統べるどころか、全てスベっている。笑ってくれ…。」なんてこと言ってたけど、ギャグめいた皮肉も言うタイプなんだね、君…。そして、そんなスパイダークモノス／ジェラミーがムリヤリ生み出したのが、エクストリームキングオージャーもどきの合体。確かに見た目は本来のエクストリームキングオージャーと変わりませんでしたが（頭の王冠パーツが無いくらい）、クモの糸で強引に固定しているだけであるため、本来の力を発揮するまでには至りませんでした。エクストリームキングオージャーの誕生には、やはりキングクワガタオージャーの力が必要なのでしょうか。
ゲンジボタルジームを撃破したのもつかの間、キングオージャーZEROとダイゴーグの襲撃を受け、一気に追い詰められてしまうヤンマとジェラミー。その間に、ヒメノはンコソパ国民の避難対応にあたりますが、最後まで残ったギラは、避難という選択肢をとらず、ラクレスと戦う選択をします。そして、自分が死んでいないことがバレるのを承知で、ラクレスの前に現れてヤンマを救出。ボロボロのヤンマは、ギラにすべてを託さざるを得ず、シオカラに介抱されてその場を離れていくのでした。エクストリームキングオージャーもどきでゲンジボタルジームを倒し、めでたしめでたし…とならないのが、今回の終盤の展開。オオクワガタオージャー／ラクレスや、ダイゴーグの襲撃を受け、ヤンマとジェラミーは徹底的に追い詰められてしまいます。大ピンチの彼らを救ったのは、ギラでした。今回のラストで、とうとうギラが、久しぶりに一般大衆の前に登場。ラクレスも本当に彼のことを死んだと思っていたようで、驚きを隠せない様子でした。さあ、再び実現する兄弟どうしの対決。勝つのはどちらか？次回へ続く―。
ギラとラクレスの一騎討ちが始まった。未知なる力を秘める王冠で挑んでくるラクレスに、ギラは勝つことができるのか？キングクワガタオージャーとエクストリームキングオージャーが降臨するとき、長き戦いに終止符が打たれる…。
次回は、クワガタオージャーのパワーアップ形態であるキングクワガタオージャー、そしてレジェンドキングオージャーとタランチュラナイトの真の合体であるエクストリームキングオージャーの初登場回！いよいよ、第1話から続く因縁の戦いも終わりを迎える…のかな？
さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。
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