お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『王様戦隊キングオージャー』第16話 ちょっとした感想

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15年越しに真実を暴く断罪の剣!

 

 

 

番組は変わって、『王様戦隊キングオージャー』です。

 

神の怒りは、人が起こした事件だ。でも、その罪は、法では裁くことができなかった…。ジェラミー登場回あたりから続いた、ギラを除く初期メンバーの深掘り回も、今回がラスト。リタ主役回である今回は、ヒメノも絡めた15年前の事件「神の怒り」に迫るお話となりました。

 

今回のお話で、神の怒りが人為的なものであったことは確定。次に問題となるのは、その犯人が誰かということですよね。今まで登場しているキャラの中にいるのか、それとも今後新たな事実の判明とともに現れる新キャラなのか―、気になりますね。

 

なお、前回(第15話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

また、同日放送の『仮面ライダーギーツ』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

もっふんのプレミアぬいぐるみが発売されることになり、内心ウッキウキのリタ。ちょうどモルフォーニャよりイシャバーナ行きの話を持ちかけられますが、予定日である翌日は、リタにとっては絶対にはずすことが出来ない、前国王カーラスの夫であり毒殺犯:シロンの事情聴取日。それを優先し、約1年ぶりにシロンと再会するリタでしたが、彼の供述は相変わらずの調子でした。序盤の一連の描写で、リタが若干10歳で即位したこと、即位後最初の被告人がシロンであったことが判明。クールに見える彼女ですが、なかなか大変な人生を歩んできたのだなということがわかります。カーラスのこととかはわかったけど、そういやリタがどこから来た人間なのかって、改めて振り返ってみると描写されてなかったよなぁ。シロンへの接し方から見て、彼らの子供ではなさそうだし…。そんな彼女にとって、シロンの事情聴取の日は1年で最も外せない日。この日も今までと同じく開かれますが、シロンの供述は依然変わらないままでした。事前告知どおり、今回のカーラス&シロンは、『仮面ライダードライブ』のキャストの組み合わせ。シロン役の飯田基祐さん、いい味出してましたね。仁良のときみたいなイヤミっぽさもなかったし!

 

ギラたちに、ジェラミーよりラクレスとデズナラク8世の和平交渉の報告がなされていた頃。カーラスを殺害した毒に秘密があるのではないかと睨んだリタは、イシャバーナへ向かいヒメノにその解析を依頼。もっふんのぬいぐるみは入手し損ねたものの、シロンが犯人ではないという決定的な証拠を掴みます。再び法廷でそのことを突きつけたリタを前に、シロンはついに本当のことを白状します。シロンが15年もの間、無実の罪でわざと収監されていた理由とは…!中盤では、リタが積極的に動くことにより、事件の真相もお話の展開も急ピッチで進行。ヒメノの協力により、シロンがカーラス毒殺のために使用した毒は、ゴッドスコーピオンのものと同一であり、これにより、神の怒りは人為的なものであり、シロンがカーラス毒殺に関わった可能性は限りなく低くなります。この展開自体はいいのですが、1つ猛烈に引っかかったのは、リタが、今の今まで毒の解析を一度もしていなかった様子であること。ゴッドスコーピオンの毒自体、最近発見されたものであることから、事件発生直後に解析してもおそらく正体はわからなかったんだろうけど、一言でいいからその旨のセリフを入れてくれていると、もっと良かったですね。こうしたリタによる証拠の提示と、無罪判決により、シロンはついに真実を白状。カーラスは完全には死んでいないこと、そして神の怒りの犯人をカーラスは認知していたことが判明します。カーラスが「生きているとも言えるし、死んでいるとも言える」という状態なのは、おそらくコールドスリープ状態にあるということなのでしょう。でも、「ゴッカン史上裁けなかった犯人がいる」という秘密を隠すためだけにしては、彼女の負担というか、犠牲が大きすぎるような気がします。カーラスと、彼女が隠した秘密、これにはまだもう1つか2つ、裏がありそうですね。

 

15年前の神の怒りは、やはり何者かにより引き起こされた“事件”だった―。リタとヒメノがそれを確信したとき、シロンを抹殺しようとするヲケラジームが出現。しかし、力を合わせたパピヨンオージャー/リタとカマキリオージャー/ヒメノの敵ではなく、それほど時間をかけずに撃破。続いて現れた巨大ヲケラジームも、スパイダークモノス/ジェラミーのタランチュラナイトの手で撃破されます。こうして、カーラス毒殺事件にひと区切りをつけ、ヒメノとの仲を深めることもできたリタ。しかしその一方で、ギラとヤンマは、ンコソパを襲撃するバグナラクの攻勢に苦しめられており―!終盤で、パピヨンオージャーとカマキリオージャーによる、ヒロインコンビの戦闘が描写。ヲケラジーム程度に苦戦する彼女らではなく、割とストレートに勝利してくれていました。本当だったら、彼女らのタッグでキングオージャーを召喚して、巨大ヲケラジームと戦ってほしかったんだけど、タランチュラナイトが出てきちゃったのは、間違いなく販促の都合だよね。こうしたゴッカンでの戦いの一方で、ジリジリ追い詰められていたのが、ンコソパのクワガタオージャー/ギラたち。サナギムたちの数が多いほか、その様子もおかしく、いくら倒しても倒してもキリがないという状況でした。まるでゾンビのように襲い掛かる、明らかに今までのサナギムとは様子が違う、ンコソパに出現した今回のサナギム。ラクレスの名前を口走っていたあたり、バグナラクとの和平交渉の件と関係があるのでしょうね。ラクレスめ、シュゴッダムの平和と引き換えに、ンコソパを差し出したのか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バグナラクの大攻勢を受け、危機に陥るンコソパ。ギラたちの奮戦虚しく、バグナラク側では新たな幹部:ダイゴーグが現れ、彼らは完全に追い詰められてしまう。和平交渉をしたにも関わらず、ンコソパを襲撃するバグナラク側の意図とは何か?そして、チキューを脅かすラクレスの新たな企みとは!?

 

次回は、ヤンマが主役のお話にして、エクストリームキングオージャーの初登場回。ラクレスの黒い欲望が明かされることになりそうですが、同時にそれは、ギラたちとジェラミーが力を合わせることで、阻止してくれることでしょう。この事件を通じて、ジェラミーもどちらかといえばギラたち側につくようになる…のかな。

 

さあ、次回の『キングオージャー』は、↓こんなお話…だったとさ。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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