「なんだその姿は！？ 光と闇が交わるなど、あり得るものか！」今回は、6月23日（金）よりTAMASHII NATIONS TOKYOのみにて限定販売されている、「S.H.Figuarts トリガートゥルース」のレビューです。
『ウルトラマントリガー』最終回でサプライズ登場を果たし、その回のみの活躍だったにもかかわらず、多くのファンを虜にしてくれたトリガートゥルースが、ついに、ついに待望のS.H.Figuarts化！『トリガー』最終回からおよそ1年半越しに、私の夢がかなう形になりました。
毎回毎回希少品の販売形態で荒れるバンダイ界隈ですが、今回もこのトリガートゥルースは、秋葉原の高架下にあるTAMASHII NATIONS TOKYOのみでの限定発売という、地方民殺しのトンチンカンな販売形態に。一応の転売対策として、会計時に何重ものチェックをするのですが、その影響でひどいときは入店のみで約2時間待ちという、非効率の極みともいうべき有様でした。
幸い、私が並んだのは列がかなり落ち着いていたときだったうえ、在庫も潤沢に用意されていたので入手できましたが、この販売形態はひどいよなぁ。しかも、外人転売ヤーはチームプレーで攻めてくるから、いくら1人1個の個数制限つけたって、焼け石に水なんだよね…。
なお、今まで入手した、トリガートゥルースの各フィギュアにかかる記事は↓コチラです。
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また、通常版の「S.H.Figuarts ウルトラマントリガー マルチタイプ」の記事は↓コチラです。
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パッケージから取り出すと、こんな感じ。金型はおそらくマルチタイプのものをベースに改修したものを使用しており、それと同様少しだけボテッとした造形に。ただし、トリガートゥルースはマルチタイプに比べてブラックの塗色が多く使用されていることから、シルエットが引き締まって見えるようになっており、それがマルチタイプよりも精悍な印象を与えてくれています。
個体差はあるのでしょうが、私が入手した個体は、造形・塗装ともに文句なしの出来。若干の塗装のはみ出しは見受けられますが、まあ許容範囲というべきものでした。
何よりさ、トリガートゥルースのフィギュアーツを手に入れられたことが嬉しくてさ、もう存在するだけで感涙モノなんだよ…。
可動箇所および可動域は、従来のウルトラマン系フィギュアーツと同程度。トリガーの場合、胸部プロテクターのせいで両腕を上にあげるポーズに一部制限がかかってしまうのですが、軟質素材を使うことで、その影響をできるだけ少なくする工夫がなされています。
マルチタイプのときは、腕を上げるポーズは割と何とも言えない仕上がりだったんだけど、トリガートゥルースは、上の画像の通りしっかりとポージングがつけられる形に。正確な比較はしていないのですが、両肩部の関節の引き出し幅が広くなり、それによりこの可動域を実現しているように感じられます。フィギュアーツとして進化している。やはりトリガートゥルース、君はスゴいぞ―。
交換用手首も豊富に付属しており、様々なポージングをつけてみた結果がこれ。最初は『トリガー』最終回を意識しながらやっていましたが、途中から楽しくなって、もう関係なしにいろいろとポーズをつけてみました。
マルチタイプのときと大きく違う点は、顔部分にラインが多く入ったことで、顔の角度によって表情がより多彩に変化するようになったこととと、光線エフェクト（トゥルーゼペリオン光線）があること。これにより、繊細ながら大胆なトリガートゥルースの持つデザインの魅力を、余すことなく堪能することができます。本当、顔の角度を変えるだけで、こんなに表情が変わるなんて、ビックリだよ。
ちなみに今回は、いつも使っている撮影ブースのほか、ミラーレス一眼レフカメラを使用して撮影。ブログ向け画像はいつもスマホで済ませてしまうのですが、今回はちょっと凝ってみました。スマホでは撮りにくい、煽りアングル等もやってみてますが、いかがでしょうか。
シズマ会長「そうだ…。“笑顔”には、世界を救う力があるんだ！」
トゥルーゼペリオン光線のエフェクトでポージングをつけていると、『トリガー』最終回を思い出します。本当、印象深い最終回だったよね。あれは―！
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さて、この「S.H.Figuarts トリガートゥルース」は、冒頭で述べた通り、秋葉原にあるTAMASHII NATIONS TOKYOのみで限定販売。在庫は思った以上に確保されており、しかも日毎に出荷量を決めているようであるため、土休日でも昼下がりくらいに店舗に行って並んでいれば、十分入手できることでしょう。
でもさ、皆が皆秋葉原にホイホイ行けるわけじゃないんだからさ、1人1個上限の限定受注生産でよかったんじゃないかな？結局、案の定転売ヤーにしてやられてるしさ…。
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