お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマントリガー』第25話(終) ちょっとした感想

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輝けるものたちの奇跡!

 

 

 

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そうだ…。笑顔には、世界を救う力があるんだ!特別編を挟みつつ、歴代ニュージェネレーションヒーローズ作品の中で最長の放送期間となった『ウルトラマントリガー』も、今回で最終回。『ティガ』オマージュが随所にちりばめられていた一方、その『ティガ』とは逆の考え方で生まれた最終フォームや結末など、『トリガー』らしい世界観がきちんと作られていたように感じました。

 

描写が不足気味だったり、『ティガ』オマージュを挿入するため若干展開に無理があったりというところもありましたが、制作陣の「『トリガー』でやろうとしたこと」は、間違いなく「New Generation TIGA」でしたね。しかし、ラストがああ終わるとは思わなかったなぁ。3月の新作配信&映画公開が楽しみだよ。

 

なお、前回(第24話)の感想記事は、↓コチラです

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

◎ストーリー面

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メガロゾーア(第二形態)が明らかにガタノゾーアモチーフのデザインであること、そして『トリガー』自体が『ティガ』をベースにして作られていることから、「どう『ティガ』オマージュを挿入しつつ最終回を作っていくんだろう」と思いながら観ていた今回。『ティガ』に過度にとらわれず、きちんと『トリガー』らしいドラマと答えを作り出していたのはGoodでしたね。でも、やっぱりそれに構成と描写が追いついてなかったなぁ…。

 

前回より続く、メガロゾーア(第二形態)とのバトル。トリガーダークが力尽きて撤退した一方、ガッツファルコンやガッツウイング1号が出撃しトリガーを援護する中、トリガーは、エタニティコアの力を利用してグリッタートリガーエタニティで渾身の一撃を発射。しかしそれでもメガロゾーア(第二形態)を撃破することはできず、変身解除して撤退せざるを得なくなります。前回の感想記事で「なんでタイプチェンジを使わないんだろう」と書いていましたが、今回でそのシーンが登場。最終的にはどちらもメガロゾーア(第二形態)には及びませんでしたが、最後の最後まできっちり戦い抜いてくれました。最後がパワータイプ→グリッタートリガーエタニティの順番になっていたのも、やっぱり『ティガ』の最終決戦を意識してたのかなぁ?そんな序盤の戦闘では、早々にトリガーダークが変身解除させられてしまったことで、トリガーはさらに苦しい戦いを強いられることに。エタニティコアの力を利用して攻撃を放ちますが、それでもメガロゾーア(第二形態)を倒すことはできませんでした。かなりの大爆発が起こったので、どちらかが大ダメージ食らったか倒されたのかと思いましたが、案外お互いピンピンして生きてたのには、ちょっと拍子抜けしました(ケンゴはかなりダメージを受けてたけど)。

 

メガロゾーア(第二形態)、そしてカルミラを倒すにはどうすべきか―。「倒す」ことよりも「封じ込める」ことに重きを置いたケンゴたちは、光と闇の力を中和させることに着目し、トリガーとトリガーダークの光と闇を合わせ、ナースデッセイ号からエタニティコアの光を発射する作戦を提案。トリガーはトリガートゥルースとなって、メガロゾーア(第二形態)の前に立ちはだかります。しかし、力一歩及ばず海底に沈んで…。闇を排除すべき存在ではなく、それすらも受け入れて力にし立ち向かっていくというのは、『ティガ』では見られなかった『トリガー』オリジナルの発想。それは素晴らしいですし、それによって生まれたトリガートゥルースもカッコいいのですが、サラッと流しちゃってたのはもったいなかったですね。こうして誕生したトリガートゥルースは、グリッタートリガーエタニティよりもいい戦いを見せますが、それでもメガロゾーア(第二形態)を圧倒するまでには至らず、むしろ劣勢に。攻撃を受けて足元をすくわれ、海に沈んでいきます。トリガートゥルースが、TV本編におけるトリガー最終形態であるため、ガツンとメガロゾーア(第二形態)を倒すかと思いきや、そうスパッといかないのが今回の展開。ギリギリまでハラハラさせる構成は、トリガーそしてGUTS-SELECTの活躍を最後まで堪能できたので、Goodでした。

 

海底に没したトリガートゥルース。闇の力の増幅により、ナースデッセイ号内にダーゴンやヒュドラムを現れ窮地に立たされる中、彼らを救ったのは、笑顔と子供たちの光でした。完全復活を遂げたトリガートゥルースは、ゼペリオン光線とタイマーフラッシュスペシャルのコンボで、ついにメガロゾーア(第二形態)を撃破します。海の中でもメガロゾーア(第二形態)の攻撃は止まず、依然劣勢のトリガートゥルース。「もしやこのまま石像化するのか?」と思いましたが、その前に子供たちの光の力でトリガートゥルースが完全復活。怒涛の反撃を見せ、メガロゾーア(第二形態)を撃破。残されたカルミラも、トリガートゥルースの腕の中で消滅していきます。クライマックスのトリガートゥルース大逆転シーンは、「『ティガ』のオマージュをやるぞ!」という意識が先行しすぎており、それに『トリガー』の世界観を足したため、ちょっとしっちゃかめっちゃかになっていた印象。1つ1つの展開はいいのに、そのつなげ方に理由がなさ過ぎましたね。なんで子供たちから光が生まれたのかわからないし、シズマ会長の「そうだ…。笑顔には、世界を救う力があるんだ!」というセリフも、メチャクチャ素晴らしいのに、なんか言うタイミングがイマイチだったし…。でも、総合的観れば…やっぱり感動しちゃったよね。

 

戦いは終わり、晴れた世界の闇。しかし、エタニティコアの暴走は止まっておらず、世界を守るため、ケンゴはある決断をします。ティガの力を捨て人として生きることを決めた『ティガ』に対し、「光であり人である」とし、トリガーの力をそのままに世界を守るため身を投じる決意をした『トリガー』。『ティガ』とはある種逆を行ったラストになりましたが、ちゃんとケンゴがそうした考え・行動に至った理由が描かれていたため(短かったけど)、納得できる展開でしたね。「主人公が仲間たちと別れて孤独に世界を守り続ける」って、普通に考えたらバッドエンドだよなぁ。まあ、3月の新作ドラマ(劇場版)で帰ってくるのが確定してるから、そこまで不安はないんだけどさ…。

 

 

 

◎特撮面

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最終決戦らしく、ハデな特撮描写が連続し、戦闘もドラマも盛り上げてくれた今回の特撮パート。何より注目すべきは、『ジード』第1話以来約5年ぶりに本格導入された水上戦の描写でしょう。ジード』のそれ以上にシーンの時間が長く、アクションも豊富でしたが…、いかんせん海が浅すぎるのが難点だったなぁ。スーツの傷みとかアクションを考えたら、今は大プール使った水上戦とかって、やりにくいんですかね。

 

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メガロゾーア(第二形態)を倒すべく、総力を結集して立ち向かうトリガーとトリガーダーク、そしてGUTS-SELECT。しかし、相手の力は強大であり、今までの技や武装ではほとんどは歯が立たず、エタニティコアをムリヤリ利用したグリッタートリガーエタニティですら、倒すことはできませんでした。序盤の市街地戦では、ミニチュア破壊描写が豊富に挿入されたほか、トリガーのタイプチェンジやガッツファルコン&ガッツウイング1号の出撃等、今まで出てきた要素をこれでもかというほど詰め込んだ戦闘が特徴的。各要素の活躍もしっかり描きつつ、それらが全く通用しないさまを利用してメガロゾーア(第二形態)の異常な強さを表現しているのは、シンプルながら巧みだなと感じました。

 

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トリガーダークの力を受けたケンゴは、トリガートゥルースへと変身。海上でメガロゾーア(第二形態)相手に奮闘します。最初こそテンポよく攻撃を叩き込んでいたトリガートゥルースでしたが、メガロゾーア(第二形態)はなおも攻勢を強め、じょじょに追い詰められていきます。中盤より、今回の目玉アクションシーンともいえる、海上での戦闘シーンが挿入。トリガーもメガロゾーア(第二形態)もよく動き、いったんトリガートゥルースが追いつめられるシーンを作ることでお話の盛り上がりをさらに高めていてくれていて素晴らしいのですが…、何より!海が浅いのが惜しい!ジード』第1話でもかなり浅く感じましたが、それよりもさらに浅い感じでしたね。おそらく、プールなどを利用できなかったため、スタジオを防水加工して水を張るのはこの水深が限界だったんだろうけど…うーん、やっぱり『ティガ』最終回並みの海の深さが見たかったなぁ。

 

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海底で追い詰められ、大ピンチのトリガートゥルース。彼を救ったのは、子供たちの光と笑顔でした。完全復活を遂げたトリガートゥルースは、怒涛の反撃を見せ、完全に形勢逆転。最後はゼペリオン光線と、ナースキャノンの支援砲撃を利用したタイマーフラッシュスペシャルのコンボで、メガロゾーア(第二形態)を木っ端微塵に吹き飛ばすのでした。後半の戦闘は、まさに『ティガ』最終回におけるグリッターティガの戦い方のオマージュ。徒手空拳で光のエフェクトが使用されていたため、「これ最後はゼペリオン光線とタイマーフラッシュスペシャルのコンボでフィニッシュだな」と思ったら、その通りになりました。きちんとGUTS-SELECTのアシストが入ったことによる勝利という演出がなされていたのが、良かったですね~。そんな連続攻撃を受けたメガロゾーア(第二形態)も、ついに敗北。第1話以来の人形爆破が使用されていたのには、唸らされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トリガーの長きにわたる戦い。そして25年前、地球を守った巨人:ウルトラマンダイナの戦い。そんな彼らの活躍を中心に、歴代ウルトラマンたちの活躍を振り返ってみよう!

 

次週からは、毎年恒例となった『列伝』系番組『ウルトラマンクロニクルD』が放送開始。これをおそらく6月末までやって、7月からは新作ウルトラマン放送開始…って流れなんだろうなぁ。

 

というわけで、『ウルトラマンクロニクルD』第1話の感想記事はこちらだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

さらに、後日譚である『ウルトラマントリガー エピソードZ』も、スマイルスマイル!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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