お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第16話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20221225121341j:image

ギーツとタイクーン、本気のぶつかり合い!

 

 

 

化かすのは、キツネだけじゃない。タヌキだって、やるときはやるんだよ。今回の『仮面ライダーギーツ』は、一連のデザイアグランプリの真の最終戦次回予告では、ギーツ/英寿とタイクーン/景和の激突に焦点が当てられるかのような演出になっていましたが、実際には祢音含む3人が、それぞれのやり方でギロリを追い詰めるさまがドラマの中心となりました。

 

バトルの連続でクリスマス回にふさわしいハデさを誇っていた一方で、デザイアグランプリがリアリティーショーと判明する等、ストーリー的にも大きく動いた今回。ただ、こうした設定自体は大して珍しくもなんともないので、ここからどうドラマを広げていくかに注目したいですね。「運営が悪だから、とりあえずぶっ潰す」な~んて、ありがちなドラマはやってほしくないなぁ。

 

なお、前回(第15話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

グレアに操られた、大量のライダーに追われるギーツ。それもそのはず、今回のデザイアグランプリの最終戦は、キツネ狩りゲームであり、ギーツを倒した者がデザ神となる仕組みだったからでした。ギロリに促されるまま戦闘フィールドに転送された景和と祢音は、まだ迷いを捨てきれていませんでしたが、そうしているうちに、操られていたパンクジャックが、ギーツの手により倒され退場します。今回は、キツネ狩りゲームが既に始まっているところからスタート。景和たちが戦う前に、グレアに操られた他のライダーがギーツと戦っていましたが、ちゃんと過去に登場したレイズバックルを使用しているのが、よく販促のことを考えているなと唸らされました。多分、実のところは、使えそうなスーツを引っ張り出してきて撮影に投入してただけなんだろうけど、それでもこの構図はなかなか考えられているなと感じましたね。こうした中で、ギーツと戦うことに迷っていた、景和と祢音。そうこうしているうちに、パンクジャックが、操られたままギーツに倒され退場していきます。2人の迷うシーンは、特に景和の方が印象に残ったなという感じ。「そもそもデザグラって、世界を救うゲームでしょ?なんでライダー同士で戦わないといけないんだよ!」という発言からもわかるとおり、ギーツと戦うことをためらう理由を、「ギーツが強くて勝ち目がないから」ではなく「デザイアグランプリのルールに反しているから」に重きを置いているのが、過剰に英寿を持ち上げず、また景和の強さを表現できていたので、Goodでしたね。

 

英寿・景和・祢音、3人がそれぞれしばしの休息をとったのち、最終戦は再開。真っ先にギーツに戦いを挑んだのはタイクーンであり、両者ともにコマンドツインバックルを用いて、激戦を繰り広げます。しかし、戦局はややギーツの優勢。ギーツの勝利をなんとしても阻止したいギロリは、我慢できずにグレアに変身し戦闘に介入します。しかし、これこそが、タイクーンそしてナーゴ/祢音の狙いでした。中盤では、英寿・景和・祢音の、彼らをそれぞれ取り巻く人々とのやり取りを挿入したあと(ここでミツメとツムリに何らかの関係があることも判明しましたね)、ギーツとタイクーンの戦闘が挿入。コマンドツインバックルを両者使用しての真っ向勝負は、CG合成を多用したなかなかのアクション描写が展開されました。ギーツがジェット、タイクーンがキャノンを使っていたのは、スーツの数の都合なのでしょうが、ギーツに負けずタイクーンもちゃんと食らいついていたのがよかったですね。タイクーンも、かなり戦闘が上手くなってきたじゃん!このように、ギーツとタイクーンの戦闘は続きますが、戦局はやや前者の優勢。ギロリは思わず戦闘に介入しますが、このときこそ、タイクーンそして祢音の狙っていたものでした。ギーツに気づかれないうちに、ギロリをハメる作戦を進めていた2人。やってること自体は、それほど珍しくありませんが、ギーツを出し抜いたという意味では、強く印象に残るシーンだったと言えるでしょう。

 

ニラムに一部始終を目撃され、後がなくなったグレア。そんな彼を倒すべく、ギーツ・タイクーン・ナーゴが、力を合わせて挑みます。単体ではかなりの力を誇るグレアも、さすがにギーツたちの一斉攻撃の前には押され気味。このままギーツたちがグレアを打ち破るかに思われましたが、ニラムの止めが入り、グレアはギロリに戻されたうえ、消滅させられてしまいます。こうして、今回のデザイアグランプリは、打ち切りという形で終了。英寿たちは、次回のゲームに優先参加することになるのでした。終盤では、ギーツたちとグレアの戦闘が展開。CG合成が画面上で浮きまくりであり、雑だなと感じましたが、その分アクションと実際の爆破のインパクトで補っている感じでした。特に、爆破演出はかなり多用されており、クリスマス回にして年内最終放送にふさわしい迫力とハデさがありましたね。こうして展開されたグレアとの戦闘は、ニラムの一声で強制終了。英寿たちには次なるデザイアグランプリへの参加が約束されますが、同時に多くの運営側のキャラたちが、彼らを見続けていることに、気づききれていませんでした。ラストでは、デザイアグランプリの運営側として、新キャラ:ジーン(鈴木福さん!)も登場。「準レギュラーキャラ」とされていることから、期間限定ゲストではなく、しばらくは出番があるのでしょう。そして、ジャマトの肥料になりそうな道長の運命やいかに―!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3回目となるデザイアグランプリの幕が上がる。またも新たなライダーたちが参戦し、第1回戦が始まり、いつものごとくジャマトとの戦いが開始されるが、そこには驚愕の新ルールがあって…?

 

元日1月1日の放送休止を挟んだ次回は、デザイアグランプリ第3戦の開始回。ギーツの無敗神話が崩壊しかねない新ルールって、何なんでしょうね。まあ、そうしたことも、彼なら軽々と乗り越えていくんだろうけど…。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン42話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitter Instagramやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

Twitter https://twitter.com/CTF_bongore_A

Instagram https://www.instagram.com/bongore200706/