何もかも超ド級!パワードビルダーフォーム
校長室が無ければ、作ればいい。今回の『仮面ライダーギーツ』は、3回目のデザイアグランプリの開幕編。よりショーであることが強調されたゲームになったほか、ギーツ パワードビルダーの登場、追加キャラクターのインパクトの強さ、ジャマトにかかる描写等、新年一発目の放送にふさわしい一編となりました。
新たなるデザイアグランプリのシステムは、ほぼ人狼ゲームそのまんま。誰がデザスターなのか気になるところですが…、個人的には景和な気がするなぁ。
なお、前回(第16話)の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
三度デザイアグランプリに参加することになった、景和と祢音。英寿はもちろん、新たなる参戦者:大智と冴が登場しますが、彼らは英寿と因縁のある相手でもありました。そうした中で始まった、第1戦:学園ゲーム。ひとまず戦いを乗り越えた英寿たちでしたが、現れた新たなゲームマスター:チラミにより、デザイアグランプリの新ルールが解説され、それに衝撃を受けるのでした。前回までのデザイアグランプリと同じく、今回も新規参戦者が登場。しかし、どちらともデザイアグランプリ経験者であり、かつデザ神あと一歩まで行ったメンバーでした。大智は知能面で、冴は身体能力面で高い能力を発揮するタイプ。そのポテンシャルは、序盤の学園ゲームでの戦闘でも遺憾なく発揮されていましたが、相手との協調性がまるでないのが玉に瑕でした。英寿も我が道を行くタイプだけど、(裏の思惑があったとはいえ)序盤は仲間たちとそこそこ連携取ってたぞ。能力は高くても、これじゃあ景和たちには一歩及ばないかな…。そんな彼らとともに、英寿たちが学園ゲームの第1ウェーブを乗り切った後、現れたのがチラミ。彼は、強烈な個性を発揮しながらデザイアグランプリの新ルールを語り、それに英寿たちは驚きます。今回からデザイアグランプリは、より見世物感が強くなり、さらに人狼ゲームの要素も加わってくることに。メンバーの仲にデザスター(運営側のスパイ)がおり、最終戦までそれがバレずに生き残れられれば、デザ神の座を横取りできるというものでした。誰がデザスターか気になるところですが、今回の後の描写を見る限りだと、英寿は運営側にとっても邪魔なので除外。大智もあまりに多くを語りすぎている(彼がデザスターなら、目立つような行動はしなさそう)ので可能性は低め。冴は勝ちにこだわっており(デザスターなら、そこまでムキになって校長ジャマトと戦わなくてもいいはず)、祢音はどちらかと言えば運営側のスタンスに懐疑的。そう考えると、一番デザスターっぽいのは景和しかいないんですよね。もし景和がデザスターなら、今回のところどころ不可解な描写もある程度説明がつくし、「今まで英寿英寿と言ってずっとついてきたヤツが裏切りものだった」なんて、ゲームの観戦者的には面白いですもんね。でも、祢音の可能性も捨てきれないんだよなぁ。彼女、目的のためには利用できるものも利用するってタイプだし…。
デザスターは、誰か―。大智は英寿に疑いを向けますが、当の本人は、一番のスポンサーを自称するジーンと面会していました。その後、再び学園ゲームがスタート。不良ジャマトをなぎ倒していくタイクーン/景和たちでしたが、ボスである校長ジャマトをなかなか発見できません。そんな中、ナッジスパロウ/大智のアシストで、ギーツ/英寿が編み出した作戦は…。今回より、鈴木福さん演じるジーンが登場。彼は運営側とはまた違ったスポンサー側であり、最新のレイズバックルを英寿に与え続けていたのは彼でした。主人公が都合よく次々と新アイテムを入手する理由として、「自分の知らないところで太客がついていたから」というのは、シンプルながらそこそこ面白いアイデア。高橋脚本にしては、悪くないのではないでしょうか。そんなジーンの熱烈な語りに対し、英寿はどこか冷めた様子。そうした中で、学園ゲームの第2ウェーブが始まります。第2ウェーブでも、不良ジャマトの攻撃ばかりが続くのは同じ。それの打開策として、ナッジスパロウのアシストをもとにギーツが繰り出したのは、シークレットミッションをクリアして、パワードビルダーバックルを入手し、その力で校長室を作ってしまうというものでした。「校長室が無ければ、作ればいい」として、校長室を作り始めるギーツには大変驚かされましたが、まあこのシーンはツッコミどころ満載。普通不良じゃないジャマトを倒したら減点されそうなものだし(同じ敵というカテゴリーではあるけど)、校長室を作ったからと言って、校長が必ず来るという保証は全くありません。なんか、こう…なんなんだよ!?
おびき出された校長ジャマトに、真っ先に食らいついたのはロポ/冴。しかし、地上に降りて混戦状態となり、校長ジャマトを倒すこと自体は、ギーツに取られてしまいます。しかし、今回のデザイアグランプリには支持率のシステムも導入されており、大智と冴が優勢。英寿たちは、未だかつてない苦境に立たされることになります。一方、アルキメデルのもとで、奇跡的に息を吹き返した道長が見たものは…!終盤では、ギーツ パワードビルダーフォームの無双っぷりが描写。何でもかんでも武装を超巨大化させ、圧倒的な力で、校長ジャマトを含む敵たちをなぎ倒していくさまは、爽快でしたね。でも、せっかくロポが真っ先に食らいついてたんだから、もう少し彼女の見せ場も欲しかったかも?こうして戦いを潜り抜けたものの、支持率システムの導入もあり、むしろ苦しい状況に立たされる英寿たち。一方の道長は、アルキメデルのもとで、ボス級ジャマトの真実を見ていました。第1話で秒で退場した武/シローが、ここで再登場。描写的には、彼がジャマト化したというより、ジャマトがどんどん人間に擬態できるようになっている…ということなんでしょうね。それにしても、結局道長が生き返った理由は、具体的に明かされなかったな。アルキメデルの話だと、全くの偶然っぽかったけど、マジのガチでそうなのか?
くデザイアグランプリ第2戦は、チームの連携力が試されるジャマーボール対決。しかし、景和のある行動が英寿たちの連携を乱し、デザスターへの疑いを加速させる。果たして景和は、本当にデザスターなのか?
次回は、今のメンツでやるには面白いゲームになるであろう、ジャマーボール対決。景和が早くも疑われちゃうってことは、やっぱり彼はデザスターではないってことかなぁ。いやいや、まだわからないぞ…。
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…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン43話 ちょっとした感想」に続きます。
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