お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第37話 ちょっとした感想

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女神の“涙”は奇跡を起こすか?ギーツ ブーストマークⅢ!

 

 

 

ありえない…。こんなライダーが、存在するはずがない!今回の『仮面ライダーギーツ』は、TV版最終フォームとなるギーツ ブーストマークⅨの登場回前編。その前段階のフォームとなるブーストマークⅢが登場しますが、その活躍はラストのみに絞られ、基本的には、佳境に差し掛かったデザイアロワイヤルとグランドエンド、そして英寿出征の秘密のドラマが中心に展開され、物語が大きく進む結果となりました。

 

戦闘シーン等ではCG合成を多用し(いつもの東映クオリティーだけど)、よく見るロケ地でのドラマが多かったものの、視覚的にも話的にも、視聴者を飽きさせない工夫がなされていたなぁという印象。若干「スエルをはじめとする運営側がとにかく悪いのだ」という流れに持っていきたい感が思い切り出ていましたが(実際悪いんだけど)、まあ今後のお話の着地のさせ方を考えると、仕方ないでしょう。

 

なお、前回(第36話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

デザイアロワイヤルのIDコア集めは、沙羅/ハクビと道長/バッファのタイに終わり、延長戦に突入。引き続き自分の願いをかなえるべく、戦うことを誓う沙羅たちでしたが、祢音がキューンから運営側の動きを聞かされたことで、状況は一変します。しかし、一方のバッファは、グランドエンドが進んでいることなどお構いなしに襲い掛かってきて、祢音と沙羅はここで脱落。景和も何とか踏ん張るも、窮地に立たされます。中盤以降で英寿の話に重きを置くため、景和たちの描写は前半に集中。キューンからグランドエンドの情報がもたらされたときは、「まあタイミングとしてはこんなもんかな」と思って観ていましたが、同じAパートの間に一気に沙羅と祢音が退場してしまうとは、ちょっと驚きでした。せっかくデザロワの中でかなりの存在感を見せていたんだから、その散り際ももっとドラマチックかつ時間をかけて描くかと思ってたから、かなりアッサリしてたと感じたなぁ。ちょっと巻き気味ではありましたが、バッファがIDコアを砕いて落とすシーンをスローで演出したり等から、「限られた時間内で最大限印象に残るシーンを作り出そうとしてるんだな」という努力が感じられましたね。その後は、バッファとタイクーン/景和の戦闘が描写。バスの中から飛び出すシーンでは、その前段階から屋根がベコベコに変形する等、CG合成で細かな変化がつけられていたのが、とても興味深かったです。

 

ニラムのもとに、ベロバたちから返してもらったビジョンドライバーを持ってきたジーン。しかし、彼がそう易々とニラムにそれらを渡すはずがなく、うち1つを英寿が強奪。そのまま創世の女神のもとへ行ってしまいます。そこで英寿が知ったのは、創世の女神の限界。怒りにかられた英寿でしたが、スエルたちの力でバッファたちのもとへ転送されてしまいます。そこに今度は、パンクジャック/ウィンが登場。いったんデザイアロワイヤルに一区切りつけさせた彼は、デザイアグランプリの歴史の調査結果を話始めるのでした。中盤では、創生の女神と英寿の出生の秘密がより詳細に判明。しかし、そのほとんどは、英寿が自力で見つけ出したものではなく、スエルやウィンから教えられて知ったものでした。できればここでは、もう少し英寿に頑張ってもらいたかったけど、本編時間の都合上そこまで割けないから、こうした形になったのかなぁ。このあたりも、若干巻き気味な感じがあり、スエルが「創生の女神は願いを叶える道具だ」と言った直後にスベる(創生のの女神が「英寿を消す」という願いを拒否する)のには、ちょっとズッコケました。実際に何か1つ願いを叶えるというワンクッション置いてくれれば、より「英寿を消す」という願いを拒否するシーンが映えたと思うんだけどね…。そうそう、ウィンが英寿の出生の秘密を明かすシーンも、なんかもう一押し足りないかなぁという印象。英寿の父親の話には、今回わざと触れていなかった感じもあるから、ここのことは今後のドラマor劇場版で触れられることになるのかな?

 

スエルたちが、ついにグランドエンドを決行。ウィンの話から、やはり敵は運営であると確信した英寿は、母ミツメを救うため戦いを挑みます。彼に立ちはだかるニラムは、ゲイザーに変身し応戦。そのパワーは相変わらず凄まじく、ギーツはレーザーブーストの力をもってしても、ほとんど歯が立ちません。やがて、創成の女神の崩壊が始まり、英寿がそのかけらを手にしたとき、誰もが予想しなかった新たな力が生まれて―!ラストは、ギーツとゲイザーの戦闘が描写。乗り気ではなさそうなゲイザー/ニラムでしたが、やはり元の力が強いため、レーザーブーストは追い詰められ気味。ブーストマークⅢの覚醒がなければ、負けているところでした。運営が予想だにしなかった、ギーツ ブーストマークⅢその誕生理由は、英寿の思いが生んだ奇跡か、それともまた別の何かがあるのか―!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グランドエンドが着々と進む中、ブーストマークⅢへと変身したギーツは、ゲイザーを押し返した。しかし、変身解除直後、英寿は不思議な空間で、狐の面の男性と対峙する。男の正体は、一体誰だ!?

 

次回も引き続き、ブーストマークⅨの誕生にかかるお話に。早ければ、次回のラストとかで出てきそうなものだけど…もう少し焦らしてくるかな。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『王様戦隊キングオージャー』第13話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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