お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーギーツ』第23話 ちょっとした感想

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早くも実現!ギーツとジーンの共闘

 

 

 

ギーツと戦えるなんて、ちょっと感動だからね。今回の『仮面ライダーギーツ』は、デザイアグランプリの運営側の真実がついに解明されるお話。今まで浮世離れしているような感じの運営&オーディエンス側でしたが、彼らが未来人であり、英寿たちの世界は、3.5次元にある、運営側からすれば異世界を舞台にしたゲームであることが判明しました。

 

敵が異世界からやってくるという設定はよく見かけますが、自分たち(主人公側)の世界こそ異世界=本来の世界とは別の架空の世界という設定にしてきたのは、まあまあひねってきてて面白いかなという感じ。英寿の勘が若干鋭すぎる印象も受けましたが、運営側に1から10までわざとしゃべらせない構成にしたのにも、好感が持てました。さて、ここからどうドラマをまとめ上げていくのかな。

 

なお、前回(第22話)の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

前回、チラミのヴィジョンドライバーを強奪したベロバ。ジーンの攻撃もかいくぐり、創世の女神のもとにたどり着きますが、そう簡単に彼女の野望が実現することはありませんでした。しかし、それでもベロバはヴィジョンドライバーを持ったままであったことから、運営側であるニラムは、この事態を重く見て、英寿たちにデザイアグランプリの中止とヴィジョンドライバーの奪還を通達。様々な疑問が浮かびまくる彼らでしたが、「理想の世界をかなえられないかもしれない」ということを引き合いに出された彼らに、ニラムの要求を断ることはできませんでした。ジーンは、英寿/ギーツと同じ銃使いのライダー。ですが、重力を操るように自分や相手の位置を自由に変えて戦うという、なかなかトリッキーな技を見せてくれました。でも、この後のドラマ展開の都合上、ベロバには結局いいように逃げられちゃったのは、ちょっともったいない気もしたなぁ。そしてこのあと、ベロバは創世の女神を覚醒させることに失敗するも、ヴィジョンドライバーは以前彼女の手元のまま。どうしてもそれを取り返したいニラムは、英寿たちにその役割を任せ、無理矢理ジャマ―エリアへと向かわせます。ここでのニラムは、英寿たちを手玉に取るような感じを出していてGoodなのですが、もうひと押し何か欲しかったなという印象。「理想の世界をかなえられない」は、確かにヴィジョンドライバーを取り返せない場合の大きな代償ですが、英寿にはそこまで効かないようにも思えるんですよね。ここで英寿だけに耳打ちするように、「君の本当の願い(母親のこと等)もかなえられなくなる」みたいなことを言っていれば、英寿を精神攻撃している感じで、ニラムのヒール感がより引き立ったのではないでしょうか。もっとも、「それをされて、英寿があからさまに動揺するか?」と言われたら、そうでもなさそうな気がしますけどね。

 

景和と祢音が自分たちのオーディエンスの部屋に行っている間、英寿は先行してジャマーエリアへ。そこにはジーンがおり、英寿は彼とともに変身して戦うことになります。ギーツとジーンは、初めての共闘ながら驚くほどの連係プレーを見せて、迫りくるジャマトを一掃。遅れて駆け付けた景和/タイクーンと祢音/ナーゴも、ジャマトをなぎ倒していきます。祢音がオーディエンスの部屋に立ち入るシーンで、彼女の支援者が、前回から登場のキューンであることが判明。彼が彼女を支援する理由は、今後明かされていくのでしょう。そして、このシーンの後は、ギーツ&ジーン、タイクーン&ナーゴの戦闘シーンが挿入。森を舞台に、皆のびのびとしたアクションをしており、それぞれの仮面ライダーとしての強さがきちんと引き立っていたように感じました。どうしても、ギーツとジーンの共闘に目が行きがちだけど、個人的にはタイクーンの巧みな戦闘スタイルに注目したいところ。最初のころはあれだけ振り回されていたブーストレイズバックルを、ニンジャレイズバックルと組み合わせて完璧に使いこなせてるんだよ?もっともっと、彼の活躍は褒められていいと思うんだけどなぁ。

 

ギーツたちの前に道長が現れ、彼がバッファへと変身したため、ジーンは自ら手を引き、勝負はギーツとバッファの一騎打ちへ。その中で、戦いを見つめるジーンとベロバの会話から、ギーツは運営&オーディエンスの正体にたどり着きます。その直後、ベロバは仮面ライダーベロバへと突然変身し、その圧倒的なパワーで、ジャマ―エリアを吹き飛ばして…。ギーツの推測を受けて、ジーンたちがしゃべった、運営側の真実。それは、運営側は遥か未来の人間たちであり、3.5次元上に作られた過去の世界を舞台に、デザイアグランプリを楽しんでいるというものでした。どこまで意図して挿入したのかはわかりませんが、「君たちが戦国時代を舞台にゲームをしているようなものだ」という表現は、運営側と英寿たち側の関係性を端的に表現していてGood。これを聞いた瞬間に、私も「なるほど!」と膝を打ちました。こうした事実が明かされた直後、今度はベロバまでもが仮面ライダーへと変身し、ジャマ―エリアの破壊を開始。ギーツたちはみな爆風に巻き込まれ、生死不明となってしまいます。ツムリのラストのセリフなどから察するに、今後『ギーツ』の物語は、自分たちの世界(作られた3.5次元世界)を守ろうとする英寿たちVS運営の構図になっていくのでしょうね。でもその前に、英寿たちは生きているのかどうかだけど…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベロバの工作により、続行不可能となったデザイアグランプリ。時間を稼いで場をつなぐため、ニラムは、緊急放送特番を敢行する。次々と新たなる真実が明らかになる中、この特番すらもジャックしてきたベロバは、新たなるジャマトによる野望を宣言してきて…?

 

次回は、今回に引き続き、デザイアグランプリの真実に迫る重要なお話になりそう。俊道光利さん(ケケラ役)もチラッと映っていたので、各ライダーのオーディエンスも出てくる感じみたいだけど…、やっぱりケケラも変身するのか?

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

…というワケで、記事は「『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン49話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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