お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンデッカー』第13話 ちょっとした感想

斬新な着ぐるみの汗っかき表現

 

 

 

俺たちって、寄せ集めなぶん、必死で…泥まみれなんッスよ!今回の『ウルトラマンデッカー』は、「ニュージェネレーションヒーローズ」では恒例となっている、折り返し地点の総集編回。前回の総集編(こちらは話数に含めない特別編)でも登場した、メトロン星人マルゥルがゲストとして登場し、インパクトを残してくれました。

 

お話の構成自体は、ほとんど総集編感を覚させないつくりになっており、カナタたち登場キャラクターたちの回想が、違和感なく挿入されているのがGood。今までの「ニュージェネレーションヒーローズ」作品の中で、最も総集編感の無い総集編になりました。こうしたノリでの作劇も、なかなか楽しいもんですね。

 

なお、前回(第12話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

ムラホシ隊長がテラフェイザーの報告会に出席し、事件もないことから、落ち着いた状態のGUTS-SELECT。ところが、そんな彼らを、ナースデッセイ号の突然の停電が襲います。ロッカールームの配線に問題があることを突き止めたカナタたちが、そこへ向かうと、いたのは先代GUTS-SELECTの一員だったマルゥル。突然の先輩の登場に驚くカナタたちは、マルゥルのノリにどんどん押されていきます。ナースデッセイ号の停電は、度重なる新兵器や新システムの投入に伴う不調。マルゥルはメンテナンス等のためにナースデッセイ号に戻ってきていましたが、それが完了する前に、ナースデッセイ号側がダウンしてしまっていました。マルゥルの毒舌っぷりは相変わらずで、カナタたちのことをそれぞれ「生真面目サイボーグ(ソウマ)」・「天然爆弾(イチカ)」・「ノープランゾンビ(カナタ)」と表現。いやいや、『トリガー』の頃よりも口悪くなってないか!?そんな、このパートでの彼の一連のシーンでは、彼がカナタたちの情報や印象を振り返るという形で、過去のカナタたちの活躍シーンが挿入。違和感のない総集編パートへの移行は、Goodでした。

 

ナースデッセイ号の停電を復旧させるため、三手に分かれて作業にあたるカナタたち。偶然マルゥルと組むことになったカナタは、そこで自分の正体を指摘されてしまいます。驚きながらも、ケンゴのことも知っているマルゥルに、カナタは自分がデッカーになった経緯とその経験を話し始めるのでした。中盤では、デッカー側の振り返りが挿入。どうやってこの状態でデッカーパートの総集編を挿入するんだろうと思いきや、マルゥルがカナタの正体に気づいていて、それにつられてカナタが心を開く形で語るというのは、ちょっと予想外でした。マルゥルはケンゴ=トリガーであることも知っているので、ハネジローを除けば、デッカー側の振り返りのキッカケを作るキャラとしては最適。ですが、カナタ=デッカーと気づいた理由が「行動パターンが似ているから」というのは、分からなくもないけどちょっとムリヤリかなと感じました。どうせなら、「アサカゲ博士の入手したデータ(前回参照)で気づいた」でもよかった気がするけどなぁ。まあ、アサカゲ博士のことは今後の話で取り上げることになるだろうから、その関係もあって使えなかったのかな。

 

カナタたちのいるロッカールームで、消火装置が誤作動。カードホルダーを司令室に置き忘れたカナタは、デッカーになることもできずピンチに陥りますが、最後まであきらめずに作業を続行。最終的には、イチカやソウマの協力もあって、電源復旧と消火装置の停止に成功します。見事自分たちの力で事態を収拾してみせたカナタたちを見て、マルゥルは―。終盤では、カナタによるイチカやソウマの回想を挟みながら、彼らが底力を見せて危機を乗り越えるさまが描写。マルゥルすらをも納得させ、そして認めさせるその突貫っぷりは、目を瞠るものがありました。短い時間内でよく魅せてくれていたなぁと思ったけど、あのパートの時間がもっと長ければ、さらにドラマチックになっていたことでしょうね。ですがやっぱり…、あのときの彼らはカッコよかったなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪獣ノイズラーが出現した。迎え撃つは、もちろんテラフェイザーとデッカー。しかし、テラフェイザーは容赦ない攻撃を見せるうえ、スフィアザウルスも出現する!そして、何者かの存在が忍び寄り―!?

 

次回より、『デッカー』の物語は後半戦に突入。次回予告でチラッと映った、謎の手の正体が気になるところです。しっかし、このペースで行くことを考えると、テラフェイザーは完全に敵側につくことはなく、「一時的に敵になるけどすぐ味方に戻る」というパターンも、ありえそうな気がしてきたなぁ。

 

読むしかねぇ…。第14話の感想記事も、読むしかねぇんだ!

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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