お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『機動武闘伝Gガンダム』ちょっとした感想 巻之十一(第30話~32話)

今回は、機動武闘伝Gガンダム』の感想記事第11回目です。

 

続々と現れる新要素、混沌を極めるガンダムファイト勝戦今回ご紹介の3話では、そのデザインで有名なノーベルガンダム/アレンビーの登場や、第1話で倒されたはずのミケロの再登場など、30話台への突入にふさわしい、新要素・新展開がモリモリ挿入。その一方で、第31話のような、チボデーの内面に迫るほろりとさせられるお話ありと、もうどのお話も見逃せないものばかりとなりました。『G』の面白さが、さらに加速していくぜ!

 

なお、前回(第27~29話)の感想記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

第30話「美少女ファイター!デンジャラス・アレンビー」

1994年11月11日放送

登場した敵他:ノーベルガンダム/アレンビー・ビアズリー(ネオスウェーデン

「あたし、猛烈にファイトがしたい!だって…ゲームの決着、ファイトでつけようね!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!アルゴのボルトガンダムを48秒で下した驚異のガンダム、その名はノーベルガンダム/アレンビー・ビアズリー!ネオホンコンのゲームセンターで、偶然彼女と格闘ゲームを楽しんだドモンは、その実力に舌を巻くのです。やがてお互いの正体を知った2人は、戦士としての友情を深めます。そして迎えたガンダムファイト当日。実力を出し切って戦う両者でしたが、突然アレンビーが苦しみ始め、異常なパワーを発揮し始めたではありませんか!鬼神のごとく戦いに魅入られる彼女に対し、ドモンは、明鏡止水の心で挑むのです。果たして彼は、彼女を救い勝利することができるのでしょうか!?

 

本作のレギュラーキャラとなる、アレンビーの初登場回。彼女の内面・外面ともに良く描写されているほか、後半のガンダムファイトではしっかりと激しいぶつかり合いやその後の立ち直りも描かれており、このお話だけでアレンビーというキャラの魅力が存分に描かれているのがGoodです。ドモンも明鏡止水の心でゴッドガンダムのパワーを引き出し(今までも使ってたけど、これをハイパーモードというらしい)、ノーベルガンダム バーサーカーモードとなって暴走する彼女に応戦。今までシュバルツ等に教えられる立場だった彼が、今度は相手のファイターに戦いを教える立場に逆転しているのが、興味深いところです。

 

アルゴの次なる対戦相手は、ネオスウェーデン代表のノーベルガンダム/アレンビー。ガンダムファイト勝戦開幕までは、全く注目されていない無名ファイターでしたが、何と凄まじいパワーでボルトガンダムをわずか48秒で下し、一気にその名を広めます。記者団に囲まれながら護送車に戻ったアルゴたちは、そこでドモンと遭遇。ノーベルガンダムに興味を示すドモンは、アルゴの忠告を前に、アレンビーというガンダムファイターがタダ者ではないことを痛感するのでした。序盤では、ノーベルガンダムに敗北するボルトガンダムが描写。本作の序盤で唯一本格的にドモン/シャイニングガンダムを追い詰めていたあのボルトガンダムが、わずか48秒で、しかもセーラー服に金髪という明らかにセーラ―ムーンを意識しているであろうふざけたデザイン(ほめてます)のガンダムに負けるというのが、視聴者に強烈なインパクトを与えてくれます。アルゴが負けた理由は、のちの描写でノーベルガンダム バーサーカーモードによるものというのが明らかになりますが、もともと彼のファイトスタイルはパワー系であり、対するアレンビーは技重視のもの。もともとスタイルが真逆でしたから、一度主導権を相手に握られると、バーサーカーモードがなくとも厳しかったのかなぁともちょっと感じました。そんな一連の状況を、アルゴから訊きだしたのがドモン。試合を見に来ると既に終わってしまっていたことから、護送車の運転手に変装してまでアルゴと話そうとします。ドモンなら、別にこんな手の込んだことをしなくても、会いに行けばアルゴと話せそうな気がしないでもなけど…?

 

レインたちと合流後、ネオホンコンの街を歩いていたドモン。そこで彼は、ホイたちに連れられ、ゲームセンター内にある「バトルアニキ2」という筐体を目にします。そこでは、1人のプレイヤーが16連勝中。しかもその正体は可憐な美少女。純粋に興味を持ったドモンは、彼女と一戦交えますが、彼女の攻撃ラッシュは凄まじく、ドモンも本気を出さざるを得なくなり、やがて機械の方が2人についていけなくなり大破。勝負はつかずに終わってしまいます。少女の去り際に彼女の名前を「アレンビー・ビアズリー」と聞いたドモンは、時間差で彼女こそアルゴを倒した相手であることに気づくのでした。ゲームセンターのシーンで、アレンビーが初登場。青緑色のショートカットと瞳、そしてかなりラフな格好から、快活な女性であろうことが窺えます。しかし、その技術は本物であり、対戦格闘ゲーム上ですらドモンを本気にさせるほどでした。このシーンは、ドモンとアレンビーが、お互いの実力を知るという重要なところ。さらに、ゲームなのでどちらかが勝つまでは続くことになるはずですが、「ゲーム機が故障してしまう」という過程を挟むことで、両者の決着は終盤までお預け…という構成にしているのがまたGoodです。

 

ネオスウェーデンのキャンプから逃げ出したアレンビーは、偶然ドモンと再会。彼やレイン、そしてハンたちと交流することで、人間らしい心を取り戻していきます。そして迎えた翌日のガンダムファイト。純粋にドモンと戦いたいという気持ちから、ガンダムファイトを楽しむように戦っていた彼女でしたが、しびれを切らしたホルベイン少佐の手により、バーサーカーモードを発動。正気を失った彼女は、ノーベルガンダムでドモンのゴッドガンダムに襲い掛かります。Bパート前半において、アレンビーの内面やその過去が判明。早くに両親を亡くした彼女は、その後ネオスウェーデン軍に引き取られガンダムファイターとなるべく英才教育を受け、今はホルベイン少佐の研究チームの下、毎日のようにあらゆるチェックを受けながらガンダムファイトを行うという日々でした。ネオスウェーデン軍のいわば兵器として、徹底的な管理に置かれてきたアレンビー。彼女の快活な性格は、それへの反発というのもあるのかもしれませんね。そんな彼女は、今までガンダムファイトがあまり好きではありませんでしたが、ドモンには興味を示し、彼とのガンダムファイトに期待大。そうしてそのガンダムファイト当日を迎え、激しく拳をぶつけ合う両者でしたが、勝利を優先するホルベイン少佐以下ネオスウェーデンは、禁断のバーサーカーモードを発動させ、アレンビー/ノーベルガンダムを戦闘マシンにしてしまいます。アルゴを倒したアレンビーの力とは、このバーサーカーモードのこと。ガンダムファイター、そしてガンダムそのものをかなり強化させますが、ガンダムファイター自身の意識を奪うという弊害がありました。

 

ノーベルガンダムの拳からアレンビーの心が感じられないと悟ったドモンは、そうした彼女とは戦いたくないという思いをきっかけに明鏡止水の心へ到達。これによりゴッドガンダム ハイパーモードを発動し、爆熱ゴッド・フィンガーを繰り出し、ノーベルガンダムバーサーカーモードを維持できなくなったことで、アレンビーは正気を取り戻します。その後2人は、改めてガンダムファイトを始めますが、ノーベルガンダムの機体の方がすでに限界であり、ドモン/ゴッドガンダムが勝利。アレンビーは初めて敗北を経験することになりますが、彼女の顔は晴れやかでした。ノーベルガンダムの怒涛の攻撃ラッシュに苦しむゴッドガンダム/ドモン。彼が打ち出したのは、明鏡止水の心でした。ゴッドガンダムに乗るようになった辺りから、明鏡止水の心を完全に使いこなせるようになったドモンですが、今回はそれにプラスして、相手を導くという役回りをしているのが見逃せないポイント。今まではシュバルツなどに引っ張られてばっかりだったからなぁ。彼のガンダムファイターとしての大きな成長を、ひしひしと感じましたね。そんな状況下で発動させた爆熱ゴッド・フィンガーにより、ノーベルガンダムバーサーカーシステムは負荷に耐えきれなくなり大破。これによりアレンビーは正気に戻ります。その後、ドモンと正々堂々の勝負をしようとしますが、既に機体の方が限界であり、一発拳を繰り出しただけで倒れてしまうのでした。アレンビーとの勝負を制したドモン。今回は、ガンダムファイト面、そしてガンダムファイターの交流面双方において、見ごたえのある一編でしたね。

 

 

 

第31話「ピエロの幻惑!怒れガンダムマックスター

1994年11月18日放送

登場した敵他:ジェスタガンダム/ロマリオ・モニーニ(ネオポルトガル)

「シャリー、キャス、バニー、ジャネット。そうか、今はお前たちがママの代わりを…冗談じゃねぇ、お前たちに坊や扱いされてたまるか!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ジョルジュのガンダムローズを破った相手。それはネオポルトガル代表で、本業はサーカスのピエロだというロマリオ・モニーニの駆るジェスタガンダムでした!相手の実力を知るべく偵察に来たドモンは、そこでロマリオのコピー能力の恐ろしさと、ピエロに異常におびえるチボデーを目の当たりにします。チボデーの恐れの原因は、過去の記憶にあったのです。そして、明確な打開策もないままガンダムファイトに臨む彼でしたが、案の定、ファイトの最中にピエロへの恐怖が再燃してしまったではありませんか!おびえる彼を救うのは、歌の力と、彼自身の自分に打ち勝つ力!果たしてチボデーは、ジェスタガンダムに勝利することができるのでしょうか!?

 

ドモンのライバルとしては最も長く登場している、チボデーを主役に据えたお話。彼の過去、そしてジェスタガンダムを通してそれに打ち勝つさまが濃密に描かれており、ドモンは登場するもののゴッドガンダムはその姿すら見せないという異色回になりました。しかし、そんなことを全く持って忘れさせてくれるほど、チボデーの焦点を当てたお話の展開は秀逸。彼がなぜピエロにおびえるのか、そしてロマリオ/ジェスタガンダムをなぜ乗り越える必要があるのかもしっかりとお話の中に組み込まれており、終盤の展開はもう感動的なものになっていましたね。

 

ガンダムローズとジェスタガンダムガンダムファイトは、何と前者の敗北。ジョルジュを打ち負かした相手:ロマリオの実力を探るべく、ドモンたちは、彼が本業として働くというサーカスを訪れます。そこにはチボデーがいましたが、同じ目的のくせにどうも乗り気ではない様子。ドモンによってムリヤリ会場内に連れ込まれた彼は、そこでドモンとともに、自分たちの技や行動を100%コピーするロマリオの実力を目の当たりにし、圧倒されるのでした。前回の展開と似て、今回もドモンのライバルがゲストキャラに敗北するところからスタート。ガンダムローズはジェスタガンダムの技のコピー能力に翻弄され、まるで自分と戦っているような感覚に陥った末、負けてしまいます。ジェスタガンダム/ロマリオの技のコピー能力はかなりのもので、それは生身のままガンダムに乗っていない状態)でも使用可能。このあと展開されるサーカスのシーンでは、ドモンのキックやパンチを完全にコピーしたほか、ロマリオの前では一度も披露していないはずの明鏡止水の心、そして爆熱ゴッド・フィンガーまで繰り出され、さすがのドモンも脅威を覚えます。考えようによっちゃあ、今までのガンダムファイターの中で一番ヤバい能力持ちだと言えるロマリオ。ジェスタガンダムに乗ってなくてもこれをやってのけてるのだから、完全に彼のセンスと、サーカスの中で培ってきた技術(?)の賜物でしょう。もしドモンと対戦することになってたら、彼の勝利も危うかったかもなぁ。

 

ロマリオを目にしてからというもの、明らかに本調子ではないチボデー。彼を心配したシャリーたちチボデーギャルズは、チボデーの戦闘データにロマリオがアクセスした形跡を発見します。同じ頃、チボデー本人はロマリオに誘導され、サーカスで精神攻撃を受けることに。ドモンたちが駆け付けたことで何とか救われますが、彼はすっかりピエロにおびえきっていました。ロマリオは、サーカスでドモンたちに出会った時点で、既にチボデーの過去や戦闘力データについて調べていた様子。後ほど明かされる彼のピエロへのトラウマを最大限利用し、ことあるごとに彼に精神攻撃を仕掛けてきます。ロマリオの行動は、ガンダムファイターとしては全然正々堂々としてないし、そもそもガンダムファイトの規程に違反するんじゃないかとも思えますが、「相手を倒す手段」としては、なかなか有効なもの。敵ながらかなり巧みだなぁと感じました。それにしても、相手のガンダムの戦闘データを調べるのは、本来ならタブーのはず(ギアナ高地編で触れられてましたよね)。ロマリオは、ハッキング技術も有してるのか…!

 

シャリーたちから頼まれ、チボデーを見守ることになったレイン。そのうちに彼女は、チボデーの抱える悲しい過去を知ります。彼の頼みを受け、歌を歌ってあげたレイン。それによりチボデーは立ち直ったかに見えましたが、その夜のガンダムファイトではピエロに対する恐怖心が再燃してしまい、ジェスタガンダムとまともに戦えなくなってしまいます。シャリーたちは、その助けをレインに求めますが…。Bパートが始まり、チボデーとレインの1対1のシーンで語られるのが、チボデーの過去。彼がニューヨーク出身ということは以前触れられていましたが、今回は彼が5歳のとき、コロニー行きのチケットをめぐる暴動に巻き込まれ、サーカスに母と来ていた彼は人質に。その際のピエロの笑いが頭にこびりついており、それがトラウマとなっていました。チボデーはこの一件で母と生き別れになり、その生死はわからないとのこと。「母が生きているかもしれない」と希望を持てるという意味では救いのある展開かもしれませんが、そのわずかな可能性にいつまでもすがりたくなってしまうという意味では、暴動中に死んだという展開以上に残酷なものだ…とも言えるなと感じました。そんな彼を励ましたのが、彼が母からよく聞かされたという設定のレインの挿入歌「夢のはざまで〜In my dream〜」。これで一度は立ち直ったかに見えたチボデーでしたが、いざジェスタガンダムとのガンダムファイトの際、恐怖心が再燃してピンチに陥ります。シャリーたちはレインに助けを求めますが、彼女自身は「ネオジャパンのクルーだから」という理由で拒否。まあ、そりゃそうなるよね。

 

レインの助けを受けられなくなってしまったシャリーたちは、自らでレインの歌っていた歌を合唱。それに勇気づけられ、そして戦意を取り戻したチボデーは、ジェスタガンダムの拘束を破り、怒涛の反撃を開始。最後はガンダムマックスターによる渾身の必殺パンチが、ジェスタガンダムの顔に命中し、ロマリオの仮面が割れてガンダムの頭部も大破。これによりチボデーは勝利をつかみ、同時に過去の記憶に決着をつけたのでした。シャリーたちは、レインの代わりに、チボデーに向かって「夢のはざまで〜In my dream〜」を合唱。これで戦う勇気を取り戻したチボデーは、怒濤の反撃を見せます。今回のクライマックスは、やはりこのチボデーの立ち直りシーン。シャリーたちの歌声を受けるというところもそうですが、個人的にはこのあとの彼のファイトスタイルにも、重要な意味が込められているなと感じました。チボデー/ガンダムマックスターは、猛烈なパンチのラッシュでジェスタガンダムを圧倒。最後にはあえてジェスタガンダムの顔に真正面からストレートパンチをお見舞いし、ロマリオのピエロの仮面ごとジェスタガンダムの頭部を破壊。完全勝利をおさめます。チボデーが最後に頭部を狙ったのは、もちろんそこを破壊すれば一発KOが狙えるからというのもそうですが、ピエロの顔を自ら叩き潰す=過去との決別を意味していたからでしょう。今回の一件を通して、成長した感のあるチボデー。もう今後彼が、ピエロに対し恐怖心を抱くことはないでしょう。

 

 

 

第32話「危険な罠!ネロスガンダムの大逆襲」

1994年11月25日放送

登場した敵他:ネロスガンダム、天剣絶刀ガンダムヘブンズソード、デビルガンダムガンダムゼブラ

「この戦いに隠された何かが、動き出したということだ!」

 

STORY:皆さんお待ちかね!ガンダムゼブラを下したゴッドガンダム/ドモンの次なる相手は、なんとかつて倒したはずのネロスガンダム。そのガンダムファイターであるミケロは、ドモンや彼のライバルに敗れたガンダムファイターたちを集めて、怪しげな計画を練り始めていたのです。アレンビーやカルロス・アンダルシアの協力でそれに気づいたドモンでしたが、核心に迫れずにガンダムファイト当日を迎えることに。そして、ゴッドガンダムの力でネロスガンダムを破りますが、なんと爆炎の中から、全く形の違うガンダムが現れたではありませんか!その名は天剣絶刀ガンダムヘブンズソード!ドモンはそれを打ち破ることができるのか?そして、第13回ガンダムファイトの裏でうごめくたくらみとは何かぁ!?

 

第1話で敗れたはずのミケロ/ネロスガンダムとの再対決回。ドモンとミケロの因縁を存分にドラマの中に組み込んだうえ、ガンダムファイト勝戦も開幕してしばらくたったことから、ウォンたちのたくらみもじょじょに明らかになっていくなど、物語の後半戦が次の段階へ移行したことを感じさせてくれる一編でした。終盤まで敵として立ちはだかる天剣絶刀ガンダムヘブンズソードとも真正面から相手にすることになりますが、そこはドモン、上手く爆熱ゴッド・フィンガーを使って撤退に追い込むことに成功。しっかりとその活躍も描かれていました。

 

ガンダムゼブラを何とか下したゴッドガンダム/ドモン。その次の対戦相手は、かつて倒したはずのネロスガンダム/ミケロでした。ドモンへの恨みに燃える彼は、ドモンやチボデーたちに敗北したマーキロット・シジーマ・ロマリオ・カルロスを集めて、何やら作戦会議。しかし、カルロスがその内容に異を唱え、ミケロの目的をドモンに伝えようとしますが、その夜、彼は宿舎で何者かの襲撃を受け重体に。ドモン、そして別ルートでそれをかぎつけたアレンビーが駆け付けた時は、時すでに遅しでした。序盤で描かれるのは、ゴッドガンダムガンダムゼブラのガンダムファイト。思ったより追い詰められるゴッドガンダムでしたが、爆熱ゴッド・フィンガーで逆転勝利します。まあ、かつてガンダムマックスターが勝利してるんだから、そりゃゴッドガンダムが負ける可能性は低いよね。そんな戦いを乗り越えたドモンの次の相手は、ミケロ。ドモンへの復讐に燃える彼は、ドモンと因縁のあるガンダムファイターたちを集め、一計を案じます。しかし、それを偶然断片的にアレンビーが聞いていたほか、ネオスペインのカルロスが計画に異を唱え脱退。ドモンにそのことを伝えようとしますが、その前に何者かの襲撃を受けるのでした。ドモンへの復讐を誓うガンダムファイターとして、カルロスのほか、マーキロット・シジーマ・ロマリオが登場。いや、ロマリオはドモンと戦ってないんだけど…。まあ、あとのシーンでちゃんとチボデーを襲撃してたし、「シャッフル同盟に恨みを持つ者」というくくりで集められたのかな。

 

ネオスペインの宿舎前で、ミケロの姿を見つけ、追跡するドモン。しかし、ミケロは以前よりも強大な力を身に着けており、取り逃がしてしまいます。ミケロの力の源は何か、そして彼のたくらみとは?アレンビーの証言で、ミケロたちが集まっていた場所に向かったドモンは、そこで初めてウォンと対面。自分の過去を詳細に知る彼に驚くも、結局ミケロにつながる手掛かりは得られませんでした。第1話の時点では、生身ではチンピラ程度の戦闘力しか持ち合わせていなかったミケロでしたが、今回はドモンのように、体術をパワーアップさせ衝撃波を発生させるまでに進化。デビルガンダムがらみなのは間違いないけど、お前、えらくパワーアップしたなぁ…。そんなミケロの行動や能力に、当然疑問を持ったドモンは、直接彼が集まっていたという場所へ乗り込み聞き込みを開始。そこはウォン首相が管理しているところであり、ドモンは初めて対面を果たします。そして、話し合う機会を得ますが、思うような情報を引き出すことまではできませんでした。Bパート始まった直後のシーンでは、ウォン首相がドモンの過去について語るシーンが存在。視聴者たちの復習の意味も込めており、過去のシーンを使って構成されていました。

 

ロマリオら他のガンダムファイターにチボデーたちが奇襲される中、ゴッドガンダムとネロスガンダムガンダムファイトがスタート。最初こそ力が拮抗していた両者でしたが、途中からネロスガンダムが今までにないパワーを発揮し、執拗にゴッドガンダムの頭部と腹部を狙う汚い攻撃を仕掛けてきます。窮地に立たされるドモンでしたが、アレンビーのアドバイスにより、一瞬のスキを突くことに成功。爆熱ゴッド・フィンガーを使うまでもなく、ネロスガンダムの頭部を破壊しますが…。いよいよ始まった、ゴッドガンダムとネロスガンダムガンダムファイト。最初こそかなりの勢いでネロスガンダムが攻め込んできますが、やはり恨みだけの拳は力を持たず、結局戦いはドモンが制することになります。一度は追い詰められたものの、アレンビーのアドバイスをもとに、返り討ちにしたドモン。爆熱ゴッド・フィンガーを使わずに勝利というのが、かなりインパクト大でした。

 

ネロスガンダムの爆発により、爆炎に包まれた会場内。視界が効かない中、突然ゴッドガンダムに向かって飛び出してきたのは、別のガンダム=天剣絶刀ガンダムヘブンズソードでした。未知の相手に苦戦し、頭部の破壊寸前まで陥るドモンでしたが、最後の最後で攻撃を受け止め、爆熱ゴッド・フィンガーを逆に食らわせることに成功。それにより撤退に追い込みます。訳が分からないまま戦いを制したドモンの姿を見て、ウォンたちはほくそ笑みます。彼が持っていた秘策は…。終盤では、ゴッドガンダムと天剣絶刀ガンダムヘブンズソードの戦闘シーンが挿入。空を自由に飛び回る相手に、ゴッドガンダム/ドモンは苦戦を強いられますが、先ほどのネロスガンダムとのガンダムファイトの時と同じく、一瞬のスキを突いて反撃します。天剣絶刀ガンダムヘブンズソードの足のツメが迫り、あわやゴッドガンダム大破か!?と思われた矢先、しっかりと右手でそれをガードし爆熱ゴッド・フィンガーを発動させるドモンがメチャクチャカッコよかったぞ!こうし戦いを踏まえ、いよいよ彼の実力を認め始めたのがウォン首相たち。彼らは密かに、世界の実権を握り続けることを画策していました。そのカギとなるのは、なんと、ギアナ高地で倒されたはずのデビルガンダムだ―!

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は、第33話から第35話をご紹介予定です。『機動武闘伝Gガンダム』!次回もこのブログで、レディ・ゴーッ!!

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機動武闘伝Gガンダム』の本編は、各種サイトで公式配信中!↓コチラもチェックだ!

 

 

 

 

 

ガンプラ Pick Up!

Gガンダム』に登場したモビルスーツガンプラの一部を、ピックアップしてみよう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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